正治安岡の執筆一覧

既成政党不信と「れいわ新選組」の半永続性ー半澤論考を読んで

著者: 箒川兵庫助

半澤健市氏の『山本太郎政権の可能性 - 参院選2019の結果をみて -2019年7月26日』を拝読した。半澤氏は問う:《山本太郎政権は夢物語だろうか》。しかし「実際は,山本内閣というより野党連合政権への「れいわ」の少数名

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交代すべきは衆議院議長ではない。政権こそ交代を。

著者: 澤藤統一郎

今朝(7月28日)の毎日新聞朝刊の記事。「萩生田・自民幹事長代行が、『改憲滞れば衆院議長交代』異例の言及」という見出し。「国会での改憲手続きが滞るようなら、衆院議長を交代させるぞ」という恫喝なのだ。なんたることか。 「自

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やまゆり園事件をきっかけに、障がい者に肩身の狭い思いをさせることない社会を

著者: 澤藤統一郎

相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」での、あの忌まわしい殺傷事件が2016年7月26日のこと。事件当初の驚愕はこの上ないものだったが、あれから3年が経過した今も、その衝撃は消えない。むしろ、さらに重く深く沈潜している。

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ポーランド「連帯」政治の語られざる実相――労働者階級の人権は守られたか――

著者: 岩田昌征

日本における「連帯」論  まことに興味深い資料をポーランド文化研究家から戴いた。2010年11月20日東京のポーランド大使館で開催された「フォーラム・ポーランド2010年度会議『連帯』運動とその遺産」で配布された報告要旨

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司法の門を狭めた、現役自衛官の戦争法違憲訴訟最高裁判決

著者: 澤藤統一郎

7月22日(月)、注目の最高裁判決(第一小法廷)が言い渡された。現役自衛官の戦争法(安保関連法)違憲訴訟である。この判決において争点とされたものは、「戦争法が、違憲か合憲か」ではない。当該の自衛官に、このような訴訟を提起

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緊急用能書だより20190726 福島県の検討委員会決定について みなさまへ

著者: 田島直樹

7月25日の新聞に、安倍晋三首相がハンセン病の患者家族の方々と官邸で面会し謝罪したことが,大きな写真入りで報じられていました。東京新聞の記事を一部引用しますと、 >首相は「本当に長い間、皆さまの大切な人生において大変な苦

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首相の、ハンセン病患者家族への面会謝罪を評価する

著者: 澤藤統一郎

首相・安倍晋三は、昨日(7月24日)官邸でハンセン病家族訴訟原告団と面会し謝罪した。この謝罪は、所詮は参院選対策、政治的打算のパフォーマンスとの醒めた批判もあるが、積極的に評価して良いと思う。  被害者に対する加害者の謝

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【近況報告】宮崎早野論文に「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査報告の調査不正の問題点&記者会見動画(柳原)

著者: 柳原敏夫

先週末の事件の報告です。 先月の福島県の「被ばくと小児甲状腺がんの関連性なし」の公表(健康被害を「なかったことにする」キャンペーン第1弾)に続いて、 昨年暮れ、伊達市民が東大と医大に申し立てていた宮崎早野論文の研究不正の

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「理不尽なことに怒ることを忘れた」 ― 有権者さんとの対話

著者: 澤藤統一郎

 ようやく探し当てました。アナタですよ。アナタが加重平均的有権者その人なんです。どうしてって? いろんな指標で国民の意見分布を数値化して、それぞれの中位点を見定める。数ある中位点群のちょうど重心に位置しているのがアナタ。

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近況報告&ご相談:オリンピック間近の総仕上げとして、被ばくによる健康被害は「なかったことにする」福島県の統計不正疑惑の報告書、これに代わるシンプルな解決策の提案(柳原)

著者: 柳原敏夫

*都合により掲載が大幅に遅れてしまいましたことを心よりお詫びいたします(編集部) 今週、私どもの裁判で山下俊一と鈴木眞一の証人喚問が内定するなど、福島の水面下で地殻変動の兆しが起きていることの報告とご相談です。 長ったら

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「政治家とは人々が政治を行うのを手助けする職業である」

著者: 村上良太

 今回の選挙で山本太郎氏を左派のポピュリストと言う人もいるようですが、筆者はそういう風に見ていません。欧州で筆者が最近、耳にした言葉を1つ挙げさせてください。それは現代の哲学者が政治について語った言葉です。  「政治家と

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7.29 (月)トークイベント「とことん話そう、ここがオカシイ!日本の選挙!」(宇都宮健児、畠山理仁、李小牧、宮原ジェフリー)(@高円寺グレイン)

著者: 紅林 進

7.29 (月)トークイベント「とことん話そう、ここがオカシイ!日本の選挙!」 (宇都宮健児、畠山理仁、李小牧、宮原ジェフリー)(@高円寺グレイン) 選挙制度や無頼系独立候補を取材してきたフリーランスライターの畠山理仁さ

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ドイツ通信第142号 EU委員会議長選出を終えて思うこと――ヨーロッパの問題点を浮き彫りにした選出過程――

著者: T・K生

 昨日7月16日(火)、EU委員会の議長が、長い混沌とした政党駆け引きの末に選出されました。EU議会で行われた投票では、ドイツCDUの女性候補者(Ursula von der Leyen)が過半数に必要な374票をわずか

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「要望書だより0723」 甲状腺検査結果の評価見直しは廃案もしくは継続審議とし 患者・家族・県民の皆さんの理解を最優先とした説明会開催を!! パブリックコメントの実施を!!

著者: 田島直樹

「緊急要望書」は、慌しいなか、多くの方の御賛同をいただき、速達郵便36通、レターパック1通をもって、7月19日に委員各位の一人ひとりまで無事発送することができました。 その後も賛同は増えています。添付いたしましたので、お

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【再掲載】2019年7月27日 五味久壽「米中「新冷戦」・中国社会の変化・ディジタル革命」 世界資本主義フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

主催 世界資本主義フォーラム 日時 2019年7月27日(土)午後1時30分~5時 (1時受付開始) 会場 文京区立湯島地域活動センター 多目的室  *最寄り駅は同じですが、いつもの場所(本郷会館)ではありません。文京総

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参院選、自民の後退で、改憲には一応の歯止め。

著者: 澤藤統一郎

参院選が終わった。開票結果はけっして得心のいくものではない。祭りの後は大抵淋しいものだが、今回はまた一入。森友問題の追及にあれ程活躍した辰巳孝太郎(大阪選挙区)、弁護士として緻密な質疑を重ねてきた仁比聡平(比例区)両候補

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