正治安岡の執筆一覧

最高裁と都教委の応援団・産経社説を批判する

著者: 澤藤統一郎

7月20日最高裁「再雇用拒否」判決に、朝日が素早く反応した。翌21日の社説「君が代判決 強制の追認でいいのか」。次いで毎日が22日付で続いた。「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」という的確な判決批判の内容

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ヤンゴンー岐路に立つ都市計画・都市改造

著者: 野上俊明

 NLD政権が国民・市民の立場に立って政治経済社会の改革を進めるのかどうか、その一つの試金石がヤンゴンの都市計画問題です。市民的公共圏に関心の高い欧米とちがって、アジア諸国では民主派を自認する人々においても、公共圏のハー

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代替わりの宗教行事は天皇家の私事だ。けっして、国家行事としてはならない。

著者: 澤藤統一郎

遠い神代の昔のことだ。高天原という神々の世界があった。その高天原には八百万の神々がおったが、ここも階級社会じゃった。エライ神もあり、えらくないも神もあって、いろいろでな。その神々のトップが、アマテラスという太陽の神で、こ

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<祝・三菱電機&安倍政権がタイへのレーダー輸出に失敗!>

著者: 杉原浩司

朗報です。7月21日の毎日新聞朝刊の国際面に、ベタ記事ながらも「三菱電機が参加していたタイ空軍の防空用警戒管制レーダーの入札で、スペイン企業が落札」「オーストラリアへの潜水艦輸出計画に続き、大型案件の受注に失敗したことに

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【要申込】グローバル社会経済フォーラム(GSEF)2018ビルバオ大会に向けた7月学習会

著者: 紅林 進

グローバル社会経済フォーラム(GSEF)は、社会的経済の発展を支援することをめざした地方自治体と市民社会のステークホルダーを結びつける国際的なネットワークですが、その世界大会が、今年10月にスペイン・バスク地方のビルバオ

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今国会を締めくくる言葉 ― 「憲政史上最悪の国会」「国民を愚弄するにも程がある」

著者: 澤藤統一郎

第196通常国会が、昨日(7月20日(金))事実上閉会した。思い起こせば、アベ政治の醜態極まれりという、「憲政史上最悪の国会」。これでいよいよアベ政権も終わりかと思わせる事態は何度もあった。が、膿にまみれ満身創痍となりな

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「夜の闇の中に希望を持つこと」──周回遅れの読書報告(その65) 

著者: 脇野町善造

今日もまた古い話である。講談社のPR誌『本』1999年9月号を読んでいたら、山城むつみという未知の人物が小熊秀雄のことを書いていた。小熊秀雄は私にとっては懐かしい名前である。私はほとんど詩心を持たないし、したがってまた詩

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イスラエル軍事エキスポ反対のいろいろ案内(緊急アピール、相談会、8.3シンポなど)

著者: 杉原浩司

  「ISDEF JAPAN」=イスラエル軍事エキスポに反対する取り組みが本格的に動き出し、反響も形になり始めました。この勢いでドンドン押していきたいと思います。 申し入れの報告から、フロンターレのサッカーゲー

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西日本豪雨・水害の甚大な犠牲は安倍を告発している

著者: 水谷(槇)けい子

西日本豪雨・水害の甚大な犠牲は安倍を告発している ――住民の命と安全をないがしろにしてきた積年の自民党政治が招いた人災、安倍首相による早期救援の放棄・妨害が人的被害を拡大 (1)広域にわたる豪雨・水害と想像を絶する被害

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最高裁は、憲法を正しく理解していない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(7月19日)、「日の丸・君が代強制」問題での新たな最高裁判決があった。後世に、最高裁の汚点として記憶されるべき判決。 運動体が「再雇用拒否撤回第二次訴訟」と名付けている元都立校教員(当初原告数24人)が、都教委を被

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【公正な税制を求める市民連絡会 設立3周年記念集会】希望と連帯の社会をめざして~格差社会を乗り越える財政とは~

著者: 紅林 進

公正な税制を求める市民連絡会では、これまで社会保障の切り捨てを止めさせて、人間らしい暮らしを支える税制、財政とは何かを求めて活動してまいりました。今、急速に進む少子高齢化と広がる格差社会に対して、実効性のある税制と財源が

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コンパクトな優れもの 書評:『原発はどのように壊れるか - 金属の基本から考える -』

著者: 川弾降雄

 目次をみれば、その内容がいかに盛りだくさんであるか一目瞭然である。 Ⅰ 金属の基本(1章:金属と合金、2章 結晶、3章 拡散と格子欠陥、4章 組織形成とその変化 凝固 加工 再結晶、5章 鉄と鋼) Ⅱ 金属の強さと弱さ

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《健全なカジノ事業》とはいったい何のことだ?

著者: 澤藤統一郎

自民党としてお願いしたい。名は体を表すと思われているではないか。「カジノ実施法案」とか「カジノ推進法案」では人聞きが悪い。聞こえのよいように「IR法案」と言ってもらいたい。あるいは「統合型リゾート整備法案」とね。 えっ?

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8/10講演会@吉祥寺「国家主義を突き破る人道主義〜被爆者・栗原貞子の思想と沼田鈴子の実践から学ぶべきもの」

著者: 植松青児

植松です。ここ数年、アジアの人々と共有可能な「ノーモア・ヒロシマ/ナガサキ」は可能なのか、というテーマで学習会を重ねてきました。そして8月10日に田中利幸さんをお招きして、下記の講演会を行います。日本の平和主義の「これか

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AI、ゲノム編集、ナノテクノロジーに代表されるニューテクノロジーについて

著者: 野上 俊明

 ともすれば文系の教養しかない人間には、新テクノロジーの抬頭はあたかもレバイアサン(怪物)の出現のように感じて恐れおののくか、過度に期待可能性をみてユートピアを描きがちです。現在の新しいテクノロジーの「めざましい」発展は

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安保法制違憲訴訟 第8回国賠訴訟期日(東京地裁)& 報告集会(衆議院第一議員会館)東京地裁103号法廷を満席に! 安保法制違憲訴訟

著者: 紅林進

国賠訴訟では、原告本人尋問を終了し、裁判所に対し以下の証人を申請しています。 元内閣法制局長官の宮崎礼壹(れいいち)氏 元最高裁判事の濱田邦夫氏 参議院議員の福山哲郎氏 ジャーナリストの半田滋氏 軍事評論家の前田哲男氏

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いかなる団体も、そのメンバーの思想・信条・良心を蹂躙することは許されない。

著者: 澤藤統一郎

本日(7月18日)の毎日新聞夕刊社会面に、「『政治連盟自動加入は違憲』栃木の税理士会員 宇都宮地裁」の記事。 「税理士会に入っているだけで政治団体「栃木県税理士政治連盟(栃税政)」に加入させられ、憲法で保障された思想・信

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写真展「抗う島のシュプレヒコール」に参加して

著者: 村尾知恵子

 7月6日、山城博明さんの写真展「抗う島のシュプレヒコール OKINAWAのフェンスから」を見た。沖縄のおかれている状況を復帰前後から現在まで現場にいて撮り続けてきた写真家の視線とカメラがとらえた瞬間瞬間の映像が切り出す

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学習指導要領の暴走を止めよう!(4)

著者: 青木茂雄

 高校で学習する内容は一国の基礎的素養を形作っている。今回の学習指導要領改定のねらいは、その基礎的素養を大きく改変することである。まさに文科省の官僚が言うように「本丸は高校」なのである。       高等学校新学習指導要

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350:追悼:クロード・ランズマン氏・20世紀絶対無二の記録映画『ショアー』作者

著者: 梶村太一郎

日々の雑用にかまけているうちにかなり遅くなりましたが、日本ではあまりにも情報が少ないと思われるので、ぜひとも読者の皆様にお伝えしたいことがあります。 先の7月5日、クロード・ランズマン氏がパリで亡くなりました。92歳。

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【NPO法人原子力資料情報室 声明】日米原子力協力協定自動延長、核燃サイクルは放棄すべきだ / 【イベントご案内】 8月2日14時半-17時 「再処理政策の経済性を問う」

著者: 松久保 肇

ご多忙のところ失礼致します。原子力資料情報室の松久保と申します。 NPO法人原子力資料情報室は日米原子力協力協定が自動延長期間にはいったことをうけて、以下の声明を発表いたしました。どうぞご一読下さい。 また、8月2日には

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野村修也懲戒。橋下徹の責任をこそ思い起こそう

著者: 澤藤統一郎

野村修也という弁護士がいる。もともと商法の研究者で中央大学法科大学院教授とのこと。特例弁護士(「司法試験に合格し司法修習を終えた者」以外の弁護士)として、2004年に第二東京弁護士会に登録されている。その野村弁護士が、本

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