正治安岡の執筆一覧

日の丸・君が代強制を合理化する最高裁「間接制約」論の構造

著者: 澤藤統一郎

東京「君が代」裁判・4次訴訟の上告理由書提出の締め切りが間近である。 多様な上告理由を述べてはいるが、最も中心的なテーマは、最高裁が発明した奇妙な判断枠組み「間接制約論」をどう批判するかという課題。憲法上の基本的人権は最

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これが自衛隊の実態 ― 防衛大学校の暴行・イジメ・いやがらせ

著者: 澤藤統一郎

都立高の教員と話し合う機会が多い。ときに、進路指導としての自衛隊への就職が話題となる。幹部教育機関としての防衛大学校への『進学』と、一般自衛官としての隊員募集にどう対応すべきか。 現場では、「自衛隊違憲論」や「軍への就職

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7・5盧溝橋事件81周年「明治150周年」徹底批判! 7/5 侵略と植民地支配の歴史を直視し、アジアに平和をつくる集い

著者: 藤田高景

日時:2018年7月5日(木)18:00~21:00 会場:文京区民センター3階 3A会議室 基調講演:纐纈厚(明治大学教授)「『明治150年』に隠された日本 の侵略思想を問う」 発言:王 選(NPO法人731部隊細菌戦

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7・7 シンポジウム  いま日本の政治をどう変えるかさよなら 安倍政権

著者: 石川愛子

とき  2018・7・7 13:30~16:30(13:00開場) ところ 明治大学 リバティタワー1011教室 シンポジスト 浜矩子 水島朝穂 大沢真理 遠藤誠二 西谷修 佐藤学 主催  安全保障関連法に反対する学者の

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おしつけないで!6.30 リバティ・デモ 報告

著者: 澤藤統一郎

東京「君が代」裁判・4次訴訟原告の先生方を励ますために、ご参集いただいた皆様に感謝申しあげます。限られた時間ですので、お話しできることも限られたものになることをご容赦ください。 私たちの裁判での主張は、日の丸の否定でも、

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「モノ書きはすべて無頼の徒」──周回遅れの読書報告(その61)

著者: 脇野町善造

 先日、偶然書棚で見つけた有吉佐和子『開幕ベルは華やかに』を読んだ。もっとも、この著名な作家の推理小説のあらましを語ろうとは思わないし、その内容を評価する力量も私にはない。一つだけ気になる言葉あった。それについて述べたい

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財界の意を受けた、企業のための「働かせ方改革法」が今後のルールだ。

著者: 澤藤統一郎

うふふ。アベだよ。えへへ。シンゾーさ。今国会の最重要法案が通ったよ。 ほら、「働かせ方改革法案」、いや間違えた「働き方改革法案」だったっけ。今日成立した。いや、むりやり通したよ。公明党も義理がたい。こんな不人気な法案に付

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7/11 「変えよう選挙制度の会」7月例会「議員のまいにち~市民の代弁者として、一市民として」

著者: 紅林進

「変えよう選挙制度の会」7月例会 日時:7月11日(水)18:30~20:30 テーマ:「議員のまいにち~市民の代弁者として、一市民として」   報告者:小平市議会議員 日向美砂子さん 日向さん報告の後に参加者

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国政私物化の張本人、公正であるべき行政をねじ曲げた当の人物が、エラそうに「ルール守んなきゃ」とはチャンチャラおかしい。

著者: 澤藤統一郎

国会での「ルール守んなきゃ」って発言が話題になってるね。 「ルール」は大切だよね。たしかに「ルールは守んなきゃ」。アベかアソウが、また何かしでかしたんだろう。 そうじゃない。「ルール守んなきゃ」って言ったのが、アベ晋三。

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【報告会】~大企業を監視するドイツのNGOに聞く~グローバル企業と貿易協定の真実ー日EU経済連携協定(JEFTA)の最新報告ー

著者: 紅林 進

【報告会】   ~大企業を監視するドイツのNGOに聞く~    グローバル企業と貿易協定の真実   ー日EU経済連携協定(JEFTA)の最新報告ー    経済のグローバリゼーションが進む中、国際機関や貿易協定、そして各国

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昔アヘンで、いまバクチ。さすが血筋は争えない。

著者: 澤藤統一郎

良く知られているとおり、戦前の日本は戦費調達のために、植民地や占領地で大規模な「アヘン政策」を実行した。「大東亜共栄圏を通ずる大アヘン政策」は、国家機関である興亜院が推進した。麻薬を禁止する国際条約を締結しながら、「漸禁

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「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。

著者: 澤藤統一郎

「日の丸・君が代をおしつけないで」という集会とデモを行います。名付けて「リバティ・デモ」。ぜひご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代に反対」ではなく、「日の丸・君が代をおしつけないで」ということです。「日の丸

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絵本『花ばぁば』の作者が語る日本軍従軍慰安婦問題のとらえ方

著者: 澤藤統一郎

足を踏んだ程度のことでも、踏まれた側と踏んだ側とのとらえ方は大きく異なる。往々にして、踏まれた側の痛みは大きく、当然に大きな事件、大きな責任問題と考える。しかし、なかなか踏んだ側には痛みが伝わらない。往々にして、たいした

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抗う島のシュプレヒコール 山城博明 OKINAWAのフェンスから

著者: 村尾知恵子

練馬―中野―武蔵野・三鷹  巡回写真展&講演会 練馬 6月29日~30日 / 中野 7月1日 / 武蔵野・三鷹 7月6日~7日 (詳細は下記のチラシにあります) 沖縄は、今年5月15日「本土復帰」から46年、6月23日「

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絵本『花ばぁば』が語る「戦争のおぞましさ」と「出版の不自由」

著者: 澤藤統一郎

私の手許に、「花ばぁば」という絵本がある。やさしい筆使いのやわらかい絵。たくさんの花が描かれている。子どもたちに読んでもらおうという、紛れもない上質の絵本。しかし、内容はこの上なく重い。日本軍慰安婦だった一人の女性の人生

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「経済学の目的と経済学の本の書き方」──周回遅れの読書報告(その61)

著者: 脇野町善造

 古いメモを整理していたら、「経済学の目的」という、いささか肩ひじ張ったメモが出て来た。もうそんなことを考えなければならない年でもないのだが、もう少し若い頃はかなり真面目にこのことを考えていたようだ。メモにはこうある。

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この上なく感動的な「平和の詩」と、この上なく凡庸なアベ来賓挨拶と。

著者: 澤藤統一郎

以下は、沖縄県の広報である。 平成30年沖縄全戦没者追悼式の開催について 毎年、6月23日は「慰霊の日」です。県では、糸満市摩文仁の平和祈念公園にて「平成30年沖縄全戦没者追悼式」を開催します。 多くの県民及び関係者の皆

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アベ政権よ、北朝鮮との相互信頼のチャンスを逃がしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

「我が国を巡る安全保障環境が大きく変化している」「時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要」「新たな時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」と、アベ内閣が一犬として虚を吠え、右翼の万

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新自由主義的危機のなかでのマルクス生誕200年―人間マルクスと非人間的マルクスのはざま―

著者: 野上俊明 

日本ではここ数年来芸能人・文化人らの不倫スキャンダルでマスメディアは大賑わいです。かつて昭和の始め、政治のファッショ化とエログロ・ナンセンスの大衆文化の隆盛が歩調をそろえていたように、今日腐敗と強権の安倍政治と不倫スキャ

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