評論・紹介・意見の執筆一覧

沖縄「一中健児の塔」を「顕彰碑」とした歴史教科書が検定を通過?!

著者: 内野光子

 4月3日の『東京新聞』によれば、沖縄戦に動員された沖縄県立一中の学徒隊の慰霊碑が、「顕彰碑」と紹介され、戦争を美化するような表記がある教科書が、文科省の検定をパスしていたというのだ。2022年度から使用される高校の新し

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打ち破るべき「あしき前例主義」の最たるものは天皇制である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月10日) 菅義偉内閣は、昨年(2020年)9月16日に発足した。この日の午後9時から首相官邸で新首相として記者会見に臨んだ菅はこう言っている。 「行政の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打ち破って規制改革

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青山森人の東チモールだより…都市封鎖と感染をかき乱す大洪水

著者: 青山森人

感染の急拡大 先月3月は感染拡大が急増した月でした。前号の「東チモールだより」と一部重なりますが、その3月の日付ごとに登録された新規感染者数を以下に示します。カッコ内の数字は記録が始まった去年3月からの累計数です。 【2

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【緊急行動】「若狭の老朽原発をうごかすな」全国から声をあげよう  Fwd: 緊急事態です

著者: 木村雅英

木原壯林さん(「老朽原発うごかすな!実行委員会」)の呼びかけを転送します。 大至急、福井県議会・福井県知事に声を届けてください。私は2回電話しFAXしました。 また、オール福井反原発連絡会の呼びかけの中の県外向けP7とP

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総務省官僚の「NHKの経営には自主自律なんてない」発言の真意を問わねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月8日) 総務省とNHKと朝日新聞の三題噺である。「権力」と「その膝下にある公共放送」と、その「二者の関係を論評するメディア」の、それぞれの立ち位置のお話なのだ。主たる批判の対象は総務省であるが、問題はそれ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】418 ラマダン・チャンスを逃がすな!

著者: 平田伊都子

 インドネシアのラマダン・断食月は、2021年4月12日(月)に始まる予定です。 但し、お月さまが姿を消す新月の確認は世界各地で異なったり、独自の暦で断食月を設定する所もあったりで、2日や3日のずれが生じます。 マグレブ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(302)

著者: 本間宗究(本間裕)

人生の意味 ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という著書では「人生の意味のコペルニクス転換が説明されている」と述べられており、具体的には、「人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわ

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「司法はこれでいいのか―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」 出版と出版記念集会

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月6日) 昨日のブログに、1971年4月5日の原体験を書いた。その原体験を共有する同期の仲間が、50年目にあたってそれぞれの思いを語る書籍を刊行した。題して、「司法はこれでいいのか。一裁判官任官拒否・修習生

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忘れることのできない1971年4月5日 ― あれから50年。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月5日) 私にとって、4月5日は特別な日である。私は、1971年の春4月に司法修習を終えて弁護士となった。その司法修習の終了式が、ちょうど50年前の今日、4月5日であった。その日、私は怒りに震えた。あの日の

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YouTubeチャンネル「フランスを読む」を立ち上げました 第一線の識者が語るこの一冊

著者: 村上良太

この春、YouTubeチャンネルを立ち上げました。「フランスを読む」というシリーズで、毎回、約10分で1冊、フランスの本を中心に識者にその魅力を語っていただくものです。日仏間の翻訳者たちや文学者、出版人やジャーナリスト、

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戦没学徒を「顕彰」する、右翼教科書の記述は戦争を美化するものだ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月3日) 本日の東京新聞第6面に、以下の見出しの記事。 「沖縄戦慰霊碑を『顕彰碑』」「高校教科書 元学徒ら『戦争美化』」「批判受け訂正へ」 見出しをつなげるとこういう意味だ。「ある高校教科書が、沖縄戦犠牲者

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国旗・国歌の強制とは、リンゴ箱の中の籾殻が大切なリンゴを傷付けている図である

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月2日) 憲法の全体像をどうイメージし、どんな形のものとして把握し説明するか。それは、憲法の理念をどう捉えるか、各理念の関係をどう捉えるか、つまりは体系としてどう理解するかに関わる。 憲法の全体像をタマゴの

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】417 西サハラ難民アスリート第2号・バシール

著者: 平田伊都子

ええカッコしいのサラーが、「僕はフランス人になるんだ!」と、メールをよこしてバシールのメールアドレスを<僕の後がま>とばかりに、付け加えました。 続くメールは、「もう僕は難民じゃない!!」と、三行半でした。 一か月ほど前

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戦いの前線に立つフェイスブック(ミャンマー) 苛烈なデモ規制、メディア規制の国軍

著者: 隅井孝雄

▼ミャンマー国軍VSフェイスブック  ミャンマーではフェイスブックが国軍を相手に果敢に戦っている。  フェイスブックは2月21日、国軍の運営するページを「暴力行為を扇動している」という理由で閉鎖した(2/21AFP)。

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『産経』が新たに「沖縄戦」歪曲の言説の展開に着手?

著者: 高嶋伸欣

皆さま          高嶋伸欣です。 1 3月28日の『産経』がオピニオンのページに、添付のように編集委員・川瀬記者によるコラムを掲載し、沖縄戦学習での新たな「お勧めしたい『平和学習』」なる提案をしています。 2 現

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(301)

著者: 本間宗究(本間裕)

プラトンと聖アウグスティヌス 今から1600年前に「西ローマ帝国の崩壊」という歴史的な大事件が発生したが、この時に著わされた「聖アウグスティヌス(西暦354年-430年)」の「神の国」を読むと、「西洋の物質文明が、どのよ

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