評論・紹介・意見の執筆一覧

断捨離のさなか(1)何を基準に捨てていますか

著者: 内野光子

 二・三年前から始めていた、本や資料の整理なのだが、さっぱり片付かない。新型ウイルス蔓延のさなか、断捨離に専念できるかと思ったが、それもうまくいかない。引っ張り出すものに見入ってしまい、先に進まない。個人的にどうしても手

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「司法はこれでいいのか」と問い続けた50年

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月24日) 本日は、下記のとおりの「司法はこれでいいのか」(現代書館)出版記念集会。望外の多くの人々にご参加いただいた。改めて50年前のことを思い出し、あのときの怒りを抱きつつ過ごした50年であったと思う。

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自治会、住民の高齢化とコロナ禍の中で、どうなっていくのか

著者: 内野光子

 新年度、自治会の班長の番が回ってきた。私たちの自治会は、かつての新興住宅地、三つの丁目が併さっての650世帯、35班ほどがある。私たちの班は、17世帯。かつては20数世帯だったのが、ぽつぽつと自治会自体を脱ける世帯も現

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お願いだからバッハさん、東京に来ないでください。あなただけは来ちゃいけない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月23日) 今東京は、新型コロナ蔓延の第4波。非常にきつい最中なんですよ。あなたが来ると、確実にこの波は高く大きくなるばかり。重症者も死者も増える。あなたは、東京のコロナ対策に邪魔なんです。言わば疫病神。で

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“タリバンは厳しすぎる”とのひそかな訴えも アフガニスタン、BBCの現地取材から(3)

著者: 坂井定雄

 私たちの取材には、常にタリバンが同行していた。わたしたちがインタビューした住民たちはすべて、タリバンへの支持を口にし、治安が良くなり、犯罪が減ったと話した。一人の年長の住民は「政府軍が支配していた時には、彼らは私たち住

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「夫婦別姓確認訴訟」判決が、「婚姻届出のない(別姓)婚」成立を認めたインパクト

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月22日)  注目されていた東京地裁「夫婦別姓確認訴訟」。想田和弘さんと柏木規与子さんの夫妻が原告になって、被告国に対して、「両原告が夫婦であることの確認」を求めた訴えに、昨日(4月21日)判決が出た。報道

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ハンガリーのコロナ禍のその後 そしてあの国との利権?

著者: 盛田常夫

ハンガリーのコロナ感染者はようやく減少に向かっています。病院での治療者数も1万人を切り、人工呼吸器装着者数も千名を切りました。もっとも、人工呼吸器に繋がれた患者の多くが死亡しているので、装着者数が減少していると考えられま

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国連支給の教科書で女子生徒も熱心に学習 アフガニスタン、BBCの現地取材から(2)

著者: 坂井定雄

 BBC取材チームの求めに応じ、まず、説明役のハジ・ヘクマット首長(市長)が案内したのは、初級学校。女子生徒と男子生徒と教室は別で、女子生徒教室はヒジャーブ(イスラム教徒の女性が頭からすっぽりかぶる服装)で満員。先生も女

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緊急声明 万が一にも原子力災害で犠牲者を出してはならない ―福井県は、危険極まりない老朽原発の再稼働に同意しないでくださいー

著者: 木原壯林

新聞各紙は、4月21日の福井県議会全員協議会で、最大会派・自民党は、杉本県知事に、経産相にエネルギー政策での原発の位置付けを確認するように求め、老朽原発を動かすべきでないという知見が得られれば、運転停止を要請することなど

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】420 国連事務総長、西サハラ個人特使指名に失敗、

著者: 平田伊都子

  最近、国連定例記者会見にAFP(フランス通信社)などのフランス人記者が出没しています。 「国連事務総長が西サハラ個人特使の指名に失敗」のニュースはフランス系メデイアが発信元だったので、4月20日の国連定例記者会見を覗

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近づく米軍全面撤退。「イスラム首長国」めざすタリバン アフガニスタン、BBCの現地取材から(1)

著者: 坂井定雄

 2001年9月11日の国際テロ組織アルカイダによる米国への同時多発テロ攻撃から20年。アルカイダが根拠地としていたアフガニスタンに対する米国はじめ同盟国の戦争の20年間が、今年9月11日までに終わる。最盛時1万3千人以

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「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の採決に反対し、改憲手続法抜本改正の慎重審議を求める声明

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月20日) いま、国家・国民の全力を上げて新型コロナの蔓延を防止すべきときである。いたずらに不要不急の課題に注力すべきではない。ましてやこの時期に、火事場泥棒さながらに、疑問点だらけの「改憲手続き法」の審議

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【規制委批判】発足直後から東京電力を甘やかし続けた原子力規制委員会! ~東電に原発稼動の「適格性」無し、他の電力会社も~

著者: 木村雅英

 発足直後から東京電力を甘やかし続けた原子力規制委員会! ~東電に原発稼動の「適格性」無し、他の電力会社も~ 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会・被曝強要委員会! その244 木村雅英  4月14日午前の原子力規制委

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ドイツ通信第171号  新型コロナ感染の中でドイツはどう変わるのか(19)

著者: T・K生

感染の勢い止まらないドイツ   立て続けに予定されていた接種勤務がキャンセルされた直後に、また新たに緊急動員の呼びかけが入ってきたりで、このところ現場はその日、その日の日常業務に追われて振り回されているようです

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東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきでない 世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は4月20日「今夏の東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきではない」というアピールを発表した。  アピールは、まず、新型コロナウイルス感染症が拡大し続けているのに、政府による科学の軽視・

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(304)

著者: 本間宗究(本間裕)

ヨハネの黙示録 20世紀最大の歴史学者と言われる「トインビー」は、「近代西洋文明の父的な文化はギリシャ文明であり、また、母的な文明はユダヤ文化である」と述べている。そのために、われわれ日本人が西洋人を理解するためには、「

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木村三浩氏 戦争犯罪裁判論の実例――『情況』(2021年春)を読む――

著者: 岩田昌征

新左翼系季刊誌『情況』2021年春号が「国防論のタブーをやぶる」なる特集を組んでいる。20世紀末、平成19年度と平成20年度、千葉大学博士課程大学院=社会文化科学研究科(「日本研究専攻」と「都市研究専攻」から成る)の科長

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東京と大阪のコロナ猖獗の事態は、無能な人物を首長に選んだ民主主義の劣化が招いたものだ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月19日) 「苛政は虎よりも猛し」という。無能無策な政治も「苛政」と言わざるを得ない。アベ・スガ政権の無為無策ぶりもさることながら、今や東京都と大阪府、東西両都の為政者の無策の責任が誰の目にも明らかになって

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山本武利『検閲官-発見されたGHQ名簿』(新潮新書) 書籍紹介:GHQによる郵便物の検閲体制の研究

著者: 小川 洋

 著者の山本武利は、軍事機密情報(防諜)の研究者で、『陸軍中野学校』(筑摩選書)など、多数の著書がある。『日本兵捕虜は何をしゃべったか』(文春新書)では、高級将校から兵士までの各レベルの軍事情報の漏洩事例を紹介し、日本軍

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「アンダーコントロール」という言葉によってコントロールされてきた福島の現状

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月18日) 「白い土地」を読んだ。集英社からの出版だが、朝日新聞(南相馬支局)の現役記者・三浦英之の著書である。「ルポ 福島『帰還困難区域』とその周辺」という副題がついている。 タイトルの『白い土地』とは、

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なんの風の吹きまわしか、料理に目ざめた!

著者: 内野光子

若いときは、自炊の生活も長かったはずなのだが、以降、食事や料理にはあまり関心を示さなかった連れ合いが、突然、料理に目覚めたのである。昨年の夏、日テレの3分クッキングを偶然目にして、「これおいしそう、作れるかな」で始まった

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『経産省前テント村村長・渕上太郎の思い出に寄せて』 

著者: 合澤 清

情況出版から『脱原発 経産省前テントここに在り!渕上太郎遺稿集』が贈られてきた。表紙裏の最初のページに裏表二枚、渕上がアジっている写真が掲載されていた。懐かしさというよりも、ついこの前別れた友人と再会したような感覚を覚え

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「関東防空大演習を嗤う」から88年 ―半藤一利の「遺言」に共感する―

著者: 半澤健市

 1933年の関東地方防空大演習に当たり『信濃毎日新聞』主筆の桐生悠々(きりゅう・ゆうゆう)は「関東防空大演習を嗤(わら)う」を書いた。その一部を次に掲げる。 ■将来もし敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったな

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