評論・紹介・意見の執筆一覧

首相の辞任記者会見をみて~危機的な民主主義の行方、「安倍憎し」の破綻

著者: 内野光子

後任がだれになろうと、安倍首相の「病気辞任」と「禅譲」なるシナリオは、絶望的な悲劇に向かう日本の現実である。数々の政府の失政を、首相の犯罪的行為を、ここでシャッフルして、なかったことにするつもりである。8月29日の大方の

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関弁連から、アパホテル問題についての「公開質問状に対する回答」

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月30日) 関東弁護士会連合会が発行する、「関弁連だより」に掲載されたアパホテル専務インタビュー記事。何の問題意識もなく、あたかもアパホテルグループを普通の企業のように扱うその編集者の感覚に驚愕せざるを得な

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【報告】イージス・アショアを止めた市民運動に学ぶ(櫻田憂子さん講演でアクション2020発足集会)

著者: 杉原浩司

遅くなりましたが、8月23日に行った集会の報告をお伝えします。 イージス・アショアの配備を撤回に追い込んだ市民運動がどのように作ら れていったのかを、率直な語りを通して伺うことができました。学ぶべき ところが多々あり、一

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トランプ政権、最後の1年(21) やった!大坂なおみの全米オープン前哨戦準決勝拒否・・・

著者: 坂井定雄

やった!大坂なおみの全米オープン前哨戦準決勝拒否 怒りを込めて暴虐なトランプ政権への抗議 世界ランキング現在10位、昨年はトップにもなったテニス選手大坂直美さんが、警察官による黒人市民殺傷続発に対して全米で広がる抗議運動

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中国の圧力による香港教科書の改悪ー「愛国教育」とは政権に従順たれと教え込むこと

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月27日)  香港教育当局が「愛国教育」を重視する中国の習近平指導部の意向を受け、学校で使う教科書への管理を強化している。今年の検定では複数の出版社が当局の修正要求を受け、香港に「三権分立」の仕組みがあると

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(270)

著者: 本間宗究(本間裕)

米中の対立激化 米中の対立が、再び、激化し始めているが、今回は、貿易戦争ではなく、根本的な理念の対立のようにも感じている。あるいは、「国家」と「国民」との関係性において、劇的な変化が発生している可能性も想定されるが、この

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】384 コロナ禍の、西サハラ難民キャンプ、占領地、モロッコ

著者: 平田伊都子

 2020年8月25日、5人の大学院生が仕切る米国ションズ・ホプキンス大学COVID19ダッシュボード・チームによると、新型コロナウィルス感染者数累計は世界で2,350万人、死者が80万人に上ったそうです。 感染者数累計

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天皇批判言論についての「法的自由」と「現実の不自由」の落差

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月25日) 一昨日(8月23日)、私のブログに醍醐聰さんから、「苦言」をいただいた。私のブログに目を通していただき、わざわざコメントをいただいたことをありがたいと思う。が、一言釈明をしておかねばならないし、

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「政権長きが故に貴からず」ー 無能な政権の長きを以て迷惑と為す

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月23日・連続更新1701日) 通俗道徳を説く『実語教』の冒頭に、  山高きが故に貴からず 樹有るを以て貴しと為す  人肥えたるが故に貴からず 智有るを以て貴しと為す とある。これに、以下のように続けよう。

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「リツィート」も「いいね」も法的責任追及の対象となる。ネトウヨ諸君、中傷誹謗は慎まれよ。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月22日) 伊藤詩織さんの大逆襲が始まった。私は、その勇気を称え、その行動を強く支持する。 弱い立場の者が被害に遭ったとき、泣き寝入りをしてはならない。泣き寝入りは破廉恥な加害者を図に乗らせることになる。社

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証人買収容疑で秋元司逮捕。安倍晋三の、首相・総裁としての幾重もの責任。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月20日) カジノの建設が、アベ政権経済政策の目玉のひとつとなっている。情けない経済政策ではないか。カジノとは賭博以外の何ものでもない。賭博とは、互いに相手の金をむしり合うゲームである。ゲームに加わるのは人

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メデイアの中の「知識人」たちー清水幾太郎を通して考える(2)

著者: 内野光子

 1960年代前半、清水幾太郎は、思想的にも活動にも、大きな転換期を迎えていたことになるのは、前述の二著からも明らかである。1959年3月に結成されて安保改定阻止国民会議は構成団体が多いだけに、さまざまな軋轢があった。と

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