二十歳で工作機械の技術屋を目指して就職したのに七年後には海外技術課課員という便利屋になり果てて、海外から入ってくるクレームの窓口担当として工場中を走り回っていた。誰も日常業務で忙しいから、飛び込みで入ってくるクレームなん
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
東大での学費値上げ反対闘争
著者: 「学費値上げ反対緊急アクション」https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/06b3cecd4d424dc36f311e443ff6243b.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座
本文を読む韓国通信748 世直し選挙だ
著者: 小原 紘もう後がない日本。小手先のゴマカシは通用しなくなった。金と自己保身にうつつを抜かす政治家たちにまかせておけないで。マスメディアは選挙と自民党総裁の「予想屋」、世論調査の「分析家」に成り下がった。こうなったら本気になって
本文を読むGlobal Headlines:現下のヨーロッパ危機について語る代表的ドイツ人
著者: 野上俊明<はじめに> EUヨーロッパは、近年の気候変動危機をベースに、ウクライナ戦争やガザ紛争、そしてドイツのAfDをはじめとする極右勢力の抬頭に苦しめられて、危機意識を募らせている。そういうなか、EUの盟主ドイツにおいて、か
本文を読む――八ヶ岳山麓から(474)――「一強政治」はこうして生まれ、こう存在している
著者: 阿部治平今年も、1989年6月4日天安門事件(六四学運)の記念日を迎えた。この日はわたしの凡庸な人生にとっても、忘れがたいものである。事件当時、わたしは北京の隣の天津にいて大学生から中高生までのデモを見たし、それに市民が共鳴し
本文を読む沖縄の離島の悲劇を忘れてはいけない―「慰霊の日」に(2) ハンセン病者の人体実験が続けられていた!
著者: 内野光子ハンセン病者の人体実験が続けられていた! この稿を終わろうとしたとき、「ハンセン病開発中の薬、療養所で 副作用確認後も投与試験」の報道に接した(『朝日新聞』2024年6月25日)。熊本県「菊池恵楓園」の調査報告書の公表
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(467)
著者: 本間宗究(本間裕)1%の長期金利 5月22日の「日本の債券市場」では、「10年国債の金利が、11年ぶりに1%に乗せた」というニュースが、大きな話題となったが、この点については、「今までの債券市場が、どれほど異常な状態に陥っていたのか?」を
本文を読む日本は本当に「民主主義国家」なのか?(その1)
著者: 合澤 清「民主主義」「自由」を守れ!という大号令の下で、実際に行われているのはその真逆のことではないだろうか?公的文書の破棄(密約、裁判の証拠、など)、黒塗り、改竄など。一方で、国民一人一人の人権は全て掌握したいという動きがある
本文を読む沖縄の離島の悲劇を忘れてはいけない―「慰霊の日」にふたたび(1)
著者: 内野光子沖縄は、6月20日に梅雨が明けて、6月23日の慰霊の日前後の新聞は、『沖縄タイムス』と『琉球新報』はもちろん各新聞は、温度差があるものの、さまざまな形の特集や記事を掲載している。手元の四紙に目を通して思ったのは、式典の
本文を読む自民の後退が共産の前進に繋がらない地方選挙の動向、党派選挙と野党共闘の狭間で、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その27)
著者: 広原盛明RDD方式(コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかける方式)で世論調査が行われる中で、個別面接方式で有権者の意向を尋ねる時事通信調査はコストもかかるが精度が高いとされている。調査
本文を読む《原発再稼働に反対する全国各地の闘い vol.2》
著者: 「経産省前テントひろば」【むつ中間貯蔵施設・六ヶ所再処理施設】 むつ中間貯蔵の安全協定締結の判断に向け、住民説明会7月2日から始まる。 ・青森県むつ市・中間貯蔵施設の操業に反対する署名にご協力くださ> ネット署名「青森県むつ市の使用済み核
本文を読む窒素を自分で固定する植物の開発
著者: 藤澤豊食物連鎖(Food Chain)を大雑把に説明すれば、「自然界における生物が、食うか食われるかの関係で鎖状につながっていて、植物は草食動物に、草食動物は肉食動物に食われる」になる。私たち人間は雑食で植物も食べるが肉も食べ
本文を読むさて、シュミットです ~カール・シュミット「レヴィアタンーその意義と挫折」を読む~
著者: 川端秀夫▼まえがき▼ ミクシーのコミュニティ「橋川文三を考える」に連載した「さて、シュミットです」の総集編を公開します。全体理解に役立つと思い旧約聖書列王記下第五章のナーマンの逸話の引用を補いました。 カール・シュミットの「ユダ
本文を読むチベットから未来を見据える ツェリン・ヤンキー著『花と夢』を読む
著者: 宮里政充4人の女性たち この『花と夢』は今年4月20日、春秋社から「アジア文芸ライブラリー」の第1作として出版されたものである。訳者は東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の星泉教授。チベット語からの翻訳である。 物語は
本文を読む青山森人の東チモールだより…指導者は自らのプチブルジョワ根性に抗え
著者: 青山森人さらさらした季節を迎える 5月下旬、コルメラ地方に大雨が発生し、500棟以上の住民が避難する事態になりましたが、東チモールはおおむね雨の日がめっきり少なくなり、じめじめ感のない湿気の低いさらさらした天候にいま恵まれていま
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1041号/安達智則、鈴木享子、野中郁江「豊かな財政の活用で取り戻そう!私たちの東京」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(466)
著者: 本間宗究(本間裕)激化する米中対立 5月14日に米国が発表した「中国からの輸入品に対する関税の大幅引き上げ」については、「米中の対立激化」を象徴し、また、「ロシアのプーチン大統領の訪中」については、「東西冷戦構造の激化」を表す出来事の一つ
本文を読む女川原発2号機、9月に再稼働か―電気料金が安くなる?
著者: 内野光子6月13日、東北電力は、 女川原発2号機の安全対策工事を完了したと、報道陣に公開した。多くの新聞は、翌日、高さ29メートル、長さ800mの防潮堤の写真とともに報じている。9月の再稼働を目指しているという。 海抜29m、
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(76) ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』――新大陸の住民はなぜ旧大陸の住民に征服されたのか(下)
著者: 横田 喬?八種の「起原作物」(続) 肥沃三日月地帯で食料生産が早期に始まるのに好都合だったもう一つの点は、「狩猟採集生活」対「農耕生活」という生活様式の競合が、地中海西部や他の地域に比べて少なかったことだろう。狩猟採集生活に
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(75) ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』――新大陸の住民はなぜ旧大陸の住民に征服されたのか(上)
著者: 横田 喬著者(1937~)は上掲の著書を1997年に刊行し、ピューリッツァ賞・国際コスモス賞などを受けた。アメリカ大陸の先住民はなぜ、旧大陸の住民に征服されたのか?(なぜ、その逆は起こらなかったのか?)を考察。人類史のダイナミ
本文を読む事務屋が決めて、技術屋が作る
著者: 藤澤豊製造業をあちこち渡りあるいてきただけの実に個人的な経験ととるに足りない知識からの話で、複雑な世の中をそんな稚拙な理解でと自分でも思う。個人の経験から一般論を展開するのもどうかと思うが、巷の状況を調査する能力がない。愚考に
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1040号/カーリ・ロースヴァル、ナオミ・リネハン、速水望訳「私はカーリ、64 歳で生まれた」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む――八ヶ岳山麓から(473) ――中国の軍事演習は常態化する、革新政党は対策を!
著者: 阿部治平台湾の民進党は、議会選挙では敗北し総統選挙では勝利した。5月8日、頼清徳氏は、新総統就任演説を行った。これに対して中国の外交・台湾関係機関は、「民進党は完全な台湾独立組織である」と厳しく非難した。 23・24 日に中
本文を読むGlobal Headlines:グローバル・サウスの盟主インド総選挙の結果
著者: 野上俊明<はじめに> ミャンマーと西に国境を接する大国インドは、いまや人口世界一であり、経済力GDPもここ数年で日本やドイツも抜き去るという。ミャンマーと北東部で隣接する人民中国とは異なり、新興国としては珍しく、独立以来一貫し
本文を読む1960年6月15日、その頃何を考えていたか・・・。
著者: 内野光子数年前にも、当ブログに以下の記事を書いた。状況としては、何も変わってはいない。内閣支持率が10%台になっても(6月の時事通信世論調査16.4%)、国の行方に対して、危機感というものがなく、議員たちは自分の選挙での当落だ
本文を読む映画「関心領域」を観る ナチス時代の裕福な中流家庭の生活
著者: 小川 洋不吉な始まり この映画の主人公たちが、アウシュヴィッツ収容所長のルドルフ・ヘス(副総統のヘスとは別人)の家族であることを予め知っていなかったら、上映開始後しばらくは、なんの映画なのか困惑していたはずだ。上映開始から1
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(465)
著者: 本間宗究(本間裕)マネーとクレジット(3) 「1913年の米国FRB創設」から「現在」までの「100年余りの期間」については、「1600年前の西ローマ帝国の末期」と同様に、「マネーの大膨張」が発生した時期だったものと考えている。具体的には
本文を読む韓国通信NO747 日本国憲法―第2章第9条 戦争の放棄
著者: 小原 紘憲法公布から3カ月後、文部省は教科書『あたらしい憲法のはなし』を発行した。だが、わずか3年後に「副読本」に格下げされ、その翌年からは使われなくなった。 戦後の混乱期、生徒も教師も新生日本への期待に胸ふくらませて読んだ
本文を読む海外との契約書はなんで英語なの?
著者: 藤澤豊いくつも渡り歩いてきたなかで日本の会社も数社でお世話になった。年もいってそれなりの立場になっても、契約書を取り交わすようなことはなかった。機器や装置の単体販売では見積(書)と注文(書)の間に納期と価格交渉があれば十分と
本文を読む――八ヶ岳山麓から(472)――都会の人の考え方を、百姓の目から見ると
著者: 阿部治平有機農法を求める人々 この3月、珍しくも村の共産党が「農業を知る会」をやった。参加者は40人くらいで、共産党の集りとしてはびっくりするほど多かった。元国会議員という人が、基調報告として、地球温暖化・食糧自給率・農業基盤
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