評論・紹介・意見の執筆一覧

政府は、専門家は、何をしているのか~いわれるまでもなく、私たちは

著者: 内野光子

身近なことでいえば、4月半ば、通院している大学病院へ行くのに、最寄りの駅から乗ったバスの最前席は、立入禁止となって、座れないことになっていた。乗客と運転席の距離を少しでも離す手立てだろう。病院では、予約受付票などを入れる

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これが行政の行うPCR検査の実態。この貴重な情報を削除せよとは。

著者: 澤藤統一郎

表現はまことに多種多様である。社会に有用な表現もあれば無用な表現もある。人畜無害の表現もあれば、特定の人や組織を傷つける表現もある。歴史における経験が教えるところによれば、社会に有用有益な表現は、多くの場合特定の人の耳に

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【パブコメ出そう】トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!

著者: 木村(雅)

「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する書面での意見募集」の締切があと2週間に迫りました。 一昨年夏の公聴会で大多数の参加者から厳しく批判された後、経産省・東電は巧みに小委員会を続けて、いよいよ海洋放出又は水蒸気放出を実

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憲法記念日に訴える - 「憲法を活かしてこその有効なコロナ対策だ」

著者: 澤藤統一郎

例年のごとく、はつなつの風薫る季節に憲法記念日である。しかし、今日吹く風にはコロナの臭気が混じっている。そのコロナ風のおかげで、メーデーも改憲反対大集会も「オンライン集会」となった。 正式な集会名は、「平和といのちと人権

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元号変更から1年。あらためて、「令和」の不使用を再宣言する。

著者: 澤藤統一郎

昨年(2019年)5月1日に天皇が交替して本日がちょうど1年目。天皇の交替にさしたる意味はない。念のために申し添えれば、誰が天皇でも天皇の個性に意味をもたせてはならないとするのが憲法の立場である。国民生活への問題として意

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(256)

著者: 本間宗究(本間裕)

ハイパーインフレ的な大恐慌 海外では、最近、「ハイパーインフレ的な大恐慌」という、意味不明の言葉が散見される状況となっているが、このことは、「今後、ハイパーインフレと大恐慌が同時に発生する」という理解のことである。そして

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輝く”夜明けのスキャット” から煌めく” Agape “へ

著者: 川端秀夫

解題:私のブログは動画とエッセイの組み合わせから成っているのが特徴です。北一輝をテーマの記事に由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」を添付した際の韃靼人さんとの対話を掲載します。これは<詩と革命>を主題とする対話でした。

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「バリバラ」 負けるな、くじけるな。がんばれ、明るく、しなやかに。

著者: 澤藤統一郎

NHK・Eテレに、「バリバラ」というユニークな番組がある。これがいま、俄然注目の的。毎週木曜夜8時からの放送。今夜の視聴率は、さぞかし跳ね上がるものと思われる。 バリアフリーの「バリ」と、多様性のバラエティの「バラ」を組

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トランプ大統領、最後の1年(12) 新型コロナ感染症対応で国際協力に害悪(上) 米国民の支持は低下

著者: 坂井定雄

昨年末、中国武漢から始まった新型コロナ・ウイルスのパンデミック(世界的大流行)、との国際社会の戦いに、トランプ米大統領は少なからぬマイナスの役割を果たした。トランプは中国との協力、互助を拒否し、パンデミックとの戦いの国際

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コロナが去ったあと― 経験したことは消えない ―

著者: 内田 弘

[コロナ経験の存続] コロナ災禍で苦しんでいる最中、表題「コロナが去ったあと」のようなことを論じることは不適切なことであると思われるかもしれない。しかし、コロナ災禍の最中、今を生きる自己を客観的に見つめなければならない。

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「昭和の日」に戦争と戦争責任を考える。

著者: 澤藤統一郎

コロナ禍のさなか、世の人の憂いをよそに季節はめぐる。里桜も終わってツツジが咲き、蓮の浮き葉が水面を覆い始めた。少し歩くと汗ばむ陽気。天気も申し分ない本日、「昭和の日」だという。いったい、それは何だ。 1948年制定の「国

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コロナ禍超えて「日韓」共生へ交流拡大こそ 知日派の大統領候補誕生に注目

著者: 小田川 興

 新型コロナウィルス非常事態のなかで争われた韓国総選挙(15日投開票)は文在寅(ムン・ジェイン)政権の感染拡大防止策が成果を挙げたことから、進歩派の与党「共に民主党」が圧勝した。残り任期2年余の政権は中間評価を得て、今後

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マチュー・ポット=ボンヌヴィル著「もう一度・・・やり直しのための思索」(原題はRecommencer)と本に収録できなかった講演

著者: 村上良太

  数日前に完成したばかりの翻訳書を受け取りました。マチュー・ポット=ボンヌヴィル著「もう一度・・・やり直しのための思索」(原題はRecommencer)です。筆者にとって55歳で出した人生初の翻訳書です。当初はアンステ

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嗚呼、『屈辱の日』に「テンノーヘイカバンザイ」とは。

著者: 澤藤統一郎

68年前の今日1952年4月28日は、敗戦によって占領下にあった日本が「独立」したとされる日。右翼勢力の策動に乗る形で、第2次安倍政権は閣議決定でこの日を「主権回復の日」とした。右翼ナショナリズムにとって、対外的国家主権

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ドイツ通信第153号  コロナ流行の中でドイツはどう変わるのか

著者: T・K生

皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。すっかりご無沙汰してしまいましたが、私たちは元気にしています。 この二か月間は、息の詰まる思いで過ごしてきました。私たち二人は、「リスク・グループ」(60-70歳代で持病あり)に属して

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憲法と落語(その8) ―「柳田角之進」を教訓として聞いてはならない。

著者: 澤藤統一郎

「柳田角之進」は、志ん生の持ちネタとしてよく知られた講釈噺。たくさんのテープやCDがあるような気がするが、音源は3種だけだという。いずれも晩年の録音で、彼自身が「50年前に師匠の圓喬に教わったのではない。高座の袖で聞いて

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