7月19日の、再雇用拒否第2次訴訟最高裁判決。各紙の社説を見てきたが、朝日・毎日・東京・道新などが確乎とした批判の論陣。これに対し、判決を肯定的に評価したのは産経一紙のみだった。 本日(7月30日)、読売社説が産経に与し
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
KTX女性乗務員解雇事件 12年ぶりの完全勝利!!
著者: 小原 紘韓国通信NO566 韓国高速鉄道KTX( Korea Train Express 2004年開業) の解雇事件についてはこれまで何回か取り上げてきた。JR東日本労組が東京と盛岡で開いた支援集会に参加(2007年3月)。
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】273 セウタへ、アフリカ移民大脱走
著者: 平田伊都子ジブラルタル海峡を泳いで、モロッコから脱出を企てたモロッコの若者二人が救助され、 モロッコ北部のスペイン領セウタの不法移民施設に収容されています。 2017年1月1日には、モロッコとセウタの国境フェンスを越えて、モロッ
本文を読む青山森人の東チモールだより…証人Kとコラリー弁護士を守れ!
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第375号(2018年7月29日) 「常軌を逸した展開」に 今年2018年3月6日、チモール海を挟んで向きあう東チモールとオーストラリアの長年の対立の火種となってきた領海画定にかんする基本合
本文を読む文京区議会「『辺野古新基地』建設中止請願」を採択
著者: 澤藤統一郎下記が7月11日(10時43分)にアップされた、琉球新報(デジタル版)の記事。「新基地中止へ要望書 東京・文京区議会『地方自治反する』」という見出し。この請願者が「文京9条の会連絡会」なのだ。 東京都の文京区議会(名取
本文を読む1968年は何処へいった(4) ―闘争当事者の発言を読む―
著者: 半澤健市前回までの1968年論は研究者の冷静な分析であった。同時代の当事者の発言を知りたい。それで『ピープルズ・プラン』誌の80号(2018年春号)の特集「再考 1968」から対談「『1968年』・『全共闘』反乱とは何か」を紹
本文を読む「マサオ・ミヨシのこと」──周回遅れの読書報告(その66)
著者: 脇野町善造マサオ・ミヨシというのが著者の名前である。名前から分かるように、日系の学者である。10年ほど前に死んだという。何度か日本に来たことがあるようだが、会ったことはついに一度もなかった。 ミヨシはサイードやチョムスキーの友
本文を読む沖縄は、いまだにアメリカと日本の二重の占領支配を受けているのか。
著者: 澤藤統一郎昨日(7月27日)、翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設のための海面埋立承認を撤回の意向を表明しその手続が始まった。仲井眞前知事の大浦湾埋立「承認」を、承認時とは事情が変わったとして「撤回」することになる。当然、工事は続行で
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 596号
著者: 中瀬勝義お江戸舟遊び瓦版 596号 望月衣朔子 「戦争とメディア 武器輸出と日本」 第154回海洋フォーラム 「日本で初めての国立自然史博物館を沖縄に!」 を紹介します。
本文を読む青山森人の東チモールだより…「政府計画」の審議が始まる
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第374号(2018年7月27日) 「政府計画」の審議が始まる シャナナ、閣僚名簿から身を引く 公金着服と公文書偽造、管理行政の怠慢、権力濫用の容疑で前の公共事業・交通・通信大臣であったガス
本文を読む社会的弱者を差別し侮蔑する言論の自由はない
著者: 澤藤統一郎いま話題の政治家といえば、杉田水脈。つい先日まで、表舞台では殆ど無名だったこの人の名が、今や各紙に大きく躍っている。まさしく、注目度ナンバーワンの話題の保守政治家。いや、極右の政治家。 なんと、本日(7月27日)の赤旗一
本文を読む押し合いと引き合い
著者: 藤澤 豊トランプの嘘までついての手前勝手な主張を見聞きするたびに、タイで遭遇した日タイ米の交渉を思い出す。伝え聞く北朝鮮での対談結果に対する両者の評価の違いなど、生まれるべくして生まれたとしか思えない。それはなにもトランプだから
本文を読む国旗・国歌(日の丸・君が代)の強制は、この社会の根幹にある自由の価値を貶めるものだ。
著者: 澤藤統一郎7月20日最高裁「再雇用拒否」判決の当否を論じた社説として、 21日朝日「君が代判決 強制の追認でいいのか」 22日毎日「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」 23日産経「『不起立教員』敗訴 国旗国歌
本文を読む平和の足音が聞こえないか
著者: 小原 紘韓国通信NO465 歴史的な米朝会談から1ヶ月が過ぎたが展望が見え難くなっている。朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結宣言、拉致問題の解決の目途は見えてこない。伝えられるニュースは悲観材料が多く、既に米朝交渉は失敗だったと
本文を読む自衛隊の実像ー防大に横行する常軌を逸したイジメ・暴行
著者: 澤藤統一郎本日の赤旗トップ記事。大見出しの「防大 いじめ・暴行」。少しポイントを下げて、「月平均 規律違反10人・処分5人」「背景に『命令と服従』」。「幹部自衛官養成」「上級生から下級生へ」。3面に続いて、「防大『指導』の名で容認
本文を読むすべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -
著者: 岩垂 弘「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト
本文を読む「浜の一揆」訴訟控訴審の始まりに当たって ー 仙台高裁101号法廷で
著者: 澤藤統一郎控訴人ら漁民側の訴訟代理人となっている弁護士の澤藤大河です。 漁民が「浜の一揆」訴訟とネーミングした、本件サケ刺網漁不許可取消・許可義務付け請求控訴事件控訴審の審理開始に当たり、貴裁判所に控訴人らの主張をご理解いただきた
本文を読むパレスチナの今を見た⑤完 - イスラエル占領下ゴラン高原に高級別荘地 -
著者: 坂井定雄今回のパレスチナの旅の最後に、シリアとイスラエルの国境地域にあるゴラン高原とレバノンとの国境地帯を見に行った。 イスラエルは、67年の第3次戦争、73年の第4次戦争でシリア領のゴラン高原を占領、領土とすることを一方的
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】272 スペインVSイタリア
著者: 平田伊都子スペインとイタリアは何かと似た者同士です。 イタリア語が喋れるようになったら、スペイン語も喋れるようになります。 歌うのも踊るのも大好きで、熱しやすく冷めやすいスペイン人とイタリア人。 左派思想にも右派思想にもすぐ染ま
本文を読む最高裁と都教委の応援団・産経社説を批判する
著者: 澤藤統一郎7月20日最高裁「再雇用拒否」判決に、朝日が素早く反応した。翌21日の社説「君が代判決 強制の追認でいいのか」。次いで毎日が22日付で続いた。「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」という的確な判決批判の内容
本文を読むパレスチナの今を見た④ - JICAの理数教科書改訂支援、支援団体の「心のケア」活動 -
著者: 坂井定雄以前からの実感だが、パレスチナでは日本人への好意、好感があり、居心地が良い。 今回もそうだった。治安に対する誤解から、日本人旅行者はほとんどいないが、JICAはじめ経済協力・援助に携わる公的機関の人々と民間のパレスチ
本文を読むヤンゴンー岐路に立つ都市計画・都市改造
著者: 野上俊明NLD政権が国民・市民の立場に立って政治経済社会の改革を進めるのかどうか、その一つの試金石がヤンゴンの都市計画問題です。市民的公共圏に関心の高い欧米とちがって、アジア諸国では民主派を自認する人々においても、公共圏のハー
本文を読む代替わりの宗教行事は天皇家の私事だ。けっして、国家行事としてはならない。
著者: 澤藤統一郎遠い神代の昔のことだ。高天原という神々の世界があった。その高天原には八百万の神々がおったが、ここも階級社会じゃった。エライ神もあり、えらくないも神もあって、いろいろでな。その神々のトップが、アマテラスという太陽の神で、こ
本文を読む今国会を締めくくる言葉 ― 「憲政史上最悪の国会」「国民を愚弄するにも程がある」
著者: 澤藤統一郎第196通常国会が、昨日(7月20日(金))事実上閉会した。思い起こせば、アベ政治の醜態極まれりという、「憲政史上最悪の国会」。これでいよいよアベ政権も終わりかと思わせる事態は何度もあった。が、膿にまみれ満身創痍となりな
本文を読む「夜の闇の中に希望を持つこと」──周回遅れの読書報告(その65)
著者: 脇野町善造今日もまた古い話である。講談社のPR誌『本』1999年9月号を読んでいたら、山城むつみという未知の人物が小熊秀雄のことを書いていた。小熊秀雄は私にとっては懐かしい名前である。私はほとんど詩心を持たないし、したがってまた詩
本文を読む最高裁は、憲法を正しく理解していない。
著者: 澤藤統一郎昨日(7月19日)、「日の丸・君が代強制」問題での新たな最高裁判決があった。後世に、最高裁の汚点として記憶されるべき判決。 運動体が「再雇用拒否撤回第二次訴訟」と名付けている元都立校教員(当初原告数24人)が、都教委を被
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 595号
著者: 中瀬勝義江東区地域・ボランティア活動紹介誌 『あなたもできる助け合い~地域・ボランティア活動~』 こうとう社会貢献福祉大学(仮称) 設立に関する意見交換会 を紹介し
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(197)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレが発生しなかった原因 6月13日に、「米国の利上げ」が実施され、「政策金利(FFレート)」が「1.75%から2%」に変更された。そして、今後も、更なる金利上昇が見込まれているが、一方で、「インフレ率」については、
本文を読むコンパクトな優れもの 書評:『原発はどのように壊れるか - 金属の基本から考える -』
著者: 川弾降雄目次をみれば、その内容がいかに盛りだくさんであるか一目瞭然である。 Ⅰ 金属の基本(1章:金属と合金、2章 結晶、3章 拡散と格子欠陥、4章 組織形成とその変化 凝固 加工 再結晶、5章 鉄と鋼) Ⅱ 金属の強さと弱さ
本文を読む《健全なカジノ事業》とはいったい何のことだ?
著者: 澤藤統一郎自民党としてお願いしたい。名は体を表すと思われているではないか。「カジノ実施法案」とか「カジノ推進法案」では人聞きが悪い。聞こえのよいように「IR法案」と言ってもらいたい。あるいは「統合型リゾート整備法案」とね。 えっ?
本文を読む