評論・紹介・意見の執筆一覧

これが自衛隊の実態 ― 防衛大学校の暴行・イジメ・いやがらせ

著者: 澤藤統一郎

都立高の教員と話し合う機会が多い。ときに、進路指導としての自衛隊への就職が話題となる。幹部教育機関としての防衛大学校への『進学』と、一般自衛官としての隊員募集にどう対応すべきか。 現場では、「自衛隊違憲論」や「軍への就職

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おしつけないで!6.30 リバティ・デモ 報告

著者: 澤藤統一郎

東京「君が代」裁判・4次訴訟原告の先生方を励ますために、ご参集いただいた皆様に感謝申しあげます。限られた時間ですので、お話しできることも限られたものになることをご容赦ください。 私たちの裁判での主張は、日の丸の否定でも、

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「モノ書きはすべて無頼の徒」──周回遅れの読書報告(その61)

著者: 脇野町善造

 先日、偶然書棚で見つけた有吉佐和子『開幕ベルは華やかに』を読んだ。もっとも、この著名な作家の推理小説のあらましを語ろうとは思わないし、その内容を評価する力量も私にはない。一つだけ気になる言葉あった。それについて述べたい

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財界の意を受けた、企業のための「働かせ方改革法」が今後のルールだ。

著者: 澤藤統一郎

うふふ。アベだよ。えへへ。シンゾーさ。今国会の最重要法案が通ったよ。 ほら、「働かせ方改革法案」、いや間違えた「働き方改革法案」だったっけ。今日成立した。いや、むりやり通したよ。公明党も義理がたい。こんな不人気な法案に付

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1968年は何処へいった(2) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 小熊英二による〈提起〉に次いで、今回は鼎談本体の紹介である。 四六判で26頁にわたる長文を要約するのは難儀だった。分かりやすいようにと心懸けたが、自分で読んでも分かりにくい。更に興味をもつ読者は原文に当たられたい。 《

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国政私物化の張本人、公正であるべき行政をねじ曲げた当の人物が、エラそうに「ルール守んなきゃ」とはチャンチャラおかしい。

著者: 澤藤統一郎

国会での「ルール守んなきゃ」って発言が話題になってるね。 「ルール」は大切だよね。たしかに「ルールは守んなきゃ」。アベかアソウが、また何かしでかしたんだろう。 そうじゃない。「ルール守んなきゃ」って言ったのが、アベ晋三。

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昔アヘンで、いまバクチ。さすが血筋は争えない。

著者: 澤藤統一郎

良く知られているとおり、戦前の日本は戦費調達のために、植民地や占領地で大規模な「アヘン政策」を実行した。「大東亜共栄圏を通ずる大アヘン政策」は、国家機関である興亜院が推進した。麻薬を禁止する国際条約を締結しながら、「漸禁

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「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。

著者: 澤藤統一郎

「日の丸・君が代をおしつけないで」という集会とデモを行います。名付けて「リバティ・デモ」。ぜひご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代に反対」ではなく、「日の丸・君が代をおしつけないで」ということです。「日の丸

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1968年は何処へいった(1) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 2018年は、明治150年である。 それを記念する公的な行事が計画され実施されている。(内閣府のサイト参照) 《忘れられた「1968年」》  しかし、「1968年」は、忘れられている。 1968年とは何であったのか。

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マンション生活で知り得た社会問題を考える(23) 「不起訴」は不起訴、「起訴」ではありません

著者: 羽田真一

「人間の歴史は、侮辱された人間が勝利する日を辛抱強く待っている」(タゴール) 司法の結果が出たにも関わらず、権力を持つ管理側の大勢の力で「文書配布止めろ」の大合唱。それが数百人規模のマンションで組合が起こした刑事告訴問題

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絵本『花ばぁば』の作者が語る日本軍従軍慰安婦問題のとらえ方

著者: 澤藤統一郎

足を踏んだ程度のことでも、踏まれた側と踏んだ側とのとらえ方は大きく異なる。往々にして、踏まれた側の痛みは大きく、当然に大きな事件、大きな責任問題と考える。しかし、なかなか踏んだ側には痛みが伝わらない。往々にして、たいした

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】268 国連個人特使と米国務副長官が北アフリカ視察

著者: 平田伊都子

 6月20日、モロッコはポルトガルに1対0で負けました。 が、「負けた~!」でおさまらないのがモロッコ国王陛下のようです。 モロッコ・ナショナルチーム<アトラス・ライオン>をけしかけFIFAに噛みつかせました。 なんでも

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絵本『花ばぁば』が語る「戦争のおぞましさ」と「出版の不自由」

著者: 澤藤統一郎

私の手許に、「花ばぁば」という絵本がある。やさしい筆使いのやわらかい絵。たくさんの花が描かれている。子どもたちに読んでもらおうという、紛れもない上質の絵本。しかし、内容はこの上なく重い。日本軍慰安婦だった一人の女性の人生

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ガザ抵抗の2か月,死傷者1万3千人以上(3) ―生き、戦い続ける住民、人口増加、教育熱心

著者: 坂井定雄

▼学校はすし詰め、二講制 ガザの学校制度は困難に直面している。国連難民救済機関(UNRWA)によると、94%の学校が学生を午前、午後の授業に分ける2講制。 UNRWAはガザで約250校を運営しており、識字率を97%にまで

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「経済学の目的と経済学の本の書き方」──周回遅れの読書報告(その61)

著者: 脇野町善造

 古いメモを整理していたら、「経済学の目的」という、いささか肩ひじ張ったメモが出て来た。もうそんなことを考えなければならない年でもないのだが、もう少し若い頃はかなり真面目にこのことを考えていたようだ。メモにはこうある。

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この上なく感動的な「平和の詩」と、この上なく凡庸なアベ来賓挨拶と。

著者: 澤藤統一郎

以下は、沖縄県の広報である。 平成30年沖縄全戦没者追悼式の開催について 毎年、6月23日は「慰霊の日」です。県では、糸満市摩文仁の平和祈念公園にて「平成30年沖縄全戦没者追悼式」を開催します。 多くの県民及び関係者の皆

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沖縄戦終結73年記念日に・小田実対論『正義の戦争はあるか』を紹介します

著者: 梶村太一郎

本日6月23日は沖縄では悲惨な沖縄戦終結73周年を記念して島民をあげての追悼式典が行われました。 以下のビデオは、今から18年前の2000年8月15日の日本の敗戦55周年記念日の前日の14日にNHK・BSで放送されたもの

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アベ政権よ、北朝鮮との相互信頼のチャンスを逃がしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

「我が国を巡る安全保障環境が大きく変化している」「時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要」「新たな時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」と、アベ内閣が一犬として虚を吠え、右翼の万

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「護憲のハガキ」をどうぞ - 個人で憲法9条擁護を訴える -

著者: 岩垂 弘

 改憲をめぐる論議が盛んだが、こうした状況に危機感を抱き、1人で護憲の運動を起こした人がいる。東京都立川市在住の竹内良男さん(68)。日本国憲法第9条全文が刻まれた碑の写真を刷り込んだハガキをつくり、「憲法と戦争と平和を

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