さる2015年5月18日に、第19回「福島県民健康調査検討委員会」が開催されました。遅くなりましたが,その結果について、コメントを含めて下記に取りまとめましたのでお送り申し上げます。 1.第19回福島県民健
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
巨きな足跡を遺した「生涯平和運動家」 -吉川勇一さんを悼む-
著者: 岩垂 弘吉川勇一さんが慢性心不全で5月28日に亡くなった。84歳だった。戦後平和運動における傑出したリーダーの1人で、まさに「巨星墜つ」の感を禁じ得ない。 根っからの大衆運動家だった。 満州事変が勃発した1931年に東京で生
本文を読む【集団的自衛権問題研究会 News&Review :特別版 第1号】 (2015年6月2日)
著者: 杉原浩司集団的自衛権問題研究会では、「安全保障法制」の国会審議がスタートしたことに伴い、今までの「News&Review」から、速報性重視の発行体制に転換させていくことにしました。まずは、衆議院特別委員会をウォッチして、
本文を読むマスコミ支配に乗り出した安倍首相と自民党
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第40号 自民党が、4月にテレビ朝日とNHKの幹部を呼んで異例の事情聴取をした。NHKについては「クローズアップ現代」でやらせがあったという問題だが、自民党の真の標的はテレビ朝日であろう。
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(89)
著者: 本間宗究(本間裕)史上最大の金融バブル 「バブル発生」の歴史は、「マネー大膨張」と、ほぼ同じ軌跡をたどっていたようだ。つまり、西暦1600年頃に、「時は金なり」という思想が誕生し、その後、さまざまなバブルが発生したが、この原因としては、過
本文を読む青山森人の東チモールだより 第302号(2015年5月31日)
著者: 青山森人変化を求めない保守的な現政権 珍しくなくなった曇りときどき雨 5月26日、朝は快晴でしたが、気がつくといつの間にか空は雲におおわれていました。山岳部ではさぞかし雨が降っていることだろう、こちらもすぐに雨だなと思わせる首
本文を読む伊方原発審査書案に対するパブコメ
著者: 八木伊方の家・八木です。 伊方原発3号機の審査書案に対するパブコメの受付が始まっています。 ここはなんとしても数を集めることが勝負です。 原発さよなら四国ネットの小倉さんがハガキ用に内容例を作成されました。6月7日に松山の集
本文を読むビデオ:イスラエルの暴徒、反-パレスチナの狼藉で「エルサレムの日」を祝う
著者: 松元保昭イスラエルは東西エルサレムの「統合」(じつは強奪)を希うとして「エルサレムの日」を設けている。実際には、東エルサレムを含む西岸、ガザ、シナイ、ゴラン高原を占領した「六日戦争」(第三次中東戦争)の祝勝記念日である。例年続い
本文を読む川内テント通信(5月23日、24日)より
著者: 脱原発川内テント5月23日 ―久見崎海岸にアカ海亀の孵化場が設けられた― 5月16日、原発南側寄田浜にアカ海亀が初上陸、産卵が始まった。 昨22日川内市役所環境課の職員立ち会いのもと、ウミガメ監視員の中野さんらの手で、久見崎海岸に孵化場
本文を読む推進派せいぞろい「原子力損害賠償制度専門部会」
著者: chibaご存じの方もあるかと思いますが、 先日、原子力委員会(内閣府)配下に「原子力損害賠償制度専門部会」 というものが設置され、初会合がありました。 メンバー全員が「推進派」で、各方面の広告塔として活動する人物 ばかり。福島事
本文を読む安倍首相のエ・イ両国訪問そのものが要因 ―目をつぶったIS人質事件検証委報告
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」が日本人二人を人質にし、虐殺した事件への政府の対応を検証した委員会が21日に公表した報告書。「政府の判断や措置に人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と結論した。初めから、政府支
本文を読む朝飯食わなかったろうな―はみ出し駐在記(20)
著者: 藤澤豊活動家仲間がデュッセルドルフ駐在の辞令を拒否して身分保全の訴訟を起こした。旧態依然とした会社だったが、さすがに辞令一本で従業員を海外に出すのを躊躇わざるを得なくなった。そこで駐在員公募制が出てきた。表向きは公募制。実質は
本文を読む春が人になった母
著者: 熊王信之*今回は、極めて個人的な内容になっております。 ですが、大阪都構想が崩壊した最近の情勢にもなんらかの関連性はある筈と思い、あえて投稿いたします。 都構想が敗れた陰には、こうした個人的な思い出があり、歴史と伝統がそれに重な
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(4) ―明仁天皇が国防軍を観兵する日―
著者: 半澤健市天皇のペリリュー訪問に関して私はこれまで3本書いた。回り道ではあったが、私としては「最終回(4)」を含めてどうしても全部を書きたかったのである。是非、全4編をまとめて読んで頂きたい。 《天皇夫妻のペリリュー島慰霊訪問》
本文を読む青山森人の東チモールだより 第301号(2015年5月24日)
著者: 青山森人大統領の演説におもう 素手とビーチサンダルでは良い工事は望めない 5月18日から立ち込めてきた雲が19日にはベコラ地区に蒸し暑さを呼び込み、山岳地方で雨が降ったとききます。「独立回復」記念日の5月20日、首都は日中は晴
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(3) ―中野重治・安藤鶴夫・臼井吉見―
著者: 半澤健市《おい皆んなパラオ島帰りの兵隊をよく見ろ》 作家中野重治(なかの・しげはる,1902~79)のエッセイ「冬に入る」にパラオの帰還兵が出てくる(月刊誌『展望』、1946年1月号)。正確にいうとパラオ帰還兵は、中野が引用した
本文を読む報告;5/24ひだんれん設立集会@二本松
著者: 植松青児きのうの「ひだんれん」(原発事故被害者団体連絡会)設立総会@二本松市の報告をいたします。 構成団体10、オブザーバー団体3、合計で2万人超の原告がつながる、画期的な集会でした。(団体リスト添付します) NHKニュースで報
本文を読むトラベラーズチェックとID―はみ出し駐在記(19)
著者: 藤澤豊七十年代後半から八十年代初頭、日本ではクレジットカードなどその存在すら知らなかった。海外出張と言えばトーマスクックのトラベラーズチェックが必需品だった。応援者は誰もが多少の現金にトーマスクックのトラベラーズチェックを持っ
本文を読むチュニジア・テロ共謀者はモロッコ人 -アフリカ移民の中継点、モロッコ-
著者: 平田伊都子2015年5月20日、イタリア警察がモロッコ人アブデル・マジードを逮捕しました。 容疑は2015年3月18日に北アフリカにあるチュニジアの首都チュニスで起こったバルド博物館銃乱射テロの共謀者ということです。 記憶に新し
本文を読む変貌するキューバ(下) -活気づく観光業-
著者: 岩垂 弘キューバを1年ぶりに訪れてみて印象に残った点の一つは、この国の観光業が前年より一層活気を呈していることだった。 私は昨年3月、16年ぶりにキューバを再訪した。帰国後、本ブログに「16年ぶりに見たカリブ海の赤い島」と題
本文を読む屈しない――5・17県民大会に参加して
著者: 市来哲雄沖縄小景5 沖縄に暮らすようになって20年が過ぎた。この間、大規模な「県民大会」のほとんどに個人として参加してきたが、今回の大会には感慨深いものをいくつか感じた。「大阪都構想」の住民投票などの影響で、さほど詳しく報道さ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(88)
著者: 本間宗究(本間裕)中国の陽動作戦 最近、中国は、巧妙な「陽動作戦」を遂行しているようにも思われるが、具体的には、表面上、「軍事力の脅威」を見せつけながら、その裏側で、「金融支配の強化」を目論んでいる可能性のことである。つまり、「孫子の兵法
本文を読む【拡散希望】グリーンピース・オンライン署名「あなたのおうちから脱原発へ!あなたの声がいま必要です 」
著者: 紅林進来年2016年4月から、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりますが、その電力が原子力によって作られたのか、自然エネルギーによって作られたのか、それとも石炭や天然ガスなどの化石燃料よって作られたのか等の電源構成が表
本文を読む変貌するキューバ(中) -軌道に乗る「経済改革」-
著者: 岩垂 弘キューバは急速に大きく変わりつつある。それをもたらした要因の一つが、昨年暮れから始まった米国との国交正常化交渉であることは前稿で触れたが、キューバ政府が2011年から本格的に取り組み始めた「経済改革」がようやく軌道に乗
本文を読む原子力規制委のパブコメ2件 本日~6/19(金)締切り
著者: chiba5/20開催の原子力規制委定例会合で、2件のパブコメ案が 確定し公示されたので、ひとまず概要をお知らせします。 (伊方3号の審査書案と、緊急作業時の被ばく関係規則の改正) こんな作文で、ひとの生命を簡単に左右する行政にあ
本文を読むドキュメンタリーフィルム・メーカーのイアン・トーマス・アッシュ氏と鎌仲ひとみ氏が 「放射能、秘密、生活」について対談
著者: グローガー理恵The Japan Timesの依頼を受けて、2014年9月18日、イアン・トーマス・アッシュ氏が鎌仲ひとみ氏をインタビューしました。 その動画 (日本語字幕つき) へのリンクです。:https://www.youtub
本文を読む翁長知事への提言:埋め立て承認撤回をした上での訪米こそ効果があります。(『琉球新報』5月16日別刷版)
著者: ピースフィロソフィー5月16日、翌日の辺野古移設反対の沖縄県民大会に向けての『琉球新報』の特集に掲載されたブログ管理人の記事です。 追記: この数か月急に非常に忙しくなってしまいブログの更新がなかな
本文を読む変貌するキューバ(上) -対米交渉は国交回復を優先-
著者: 岩垂 弘「山雨来たらんと欲して風楼に満つ」。1年ぶりにキューバを訪れたが、8日間の滞在を終えて首都ハバナから帰途についた私の脳裏に浮かんできたのは、そんな唐詩であった。日本の本州の約半分の島に1100万人が住むキューバは、今、
本文を読む福島第1原発事故時の民主党政治家を責める前に,東京電力,原子炉メーカー,原子力安全委員会と原子力ムラ御用学者,原子力安全保安院,経済産業省の委員,御用学者や官僚どもの責任を問え
著者: 田中一郎昨今発売された下記新刊書(下記(1))の最後の部分には,2011年3月11日 に起きた東日本大震災が契機となった福島第1原発事故の現場の様子を,3月16日以降,すなわち,1~4号機がそれぞれ爆発した後の(但し,2号機格納
本文を読む豚のように食って牛のように飲んで―はみ出し駐在記(18)
著者: 藤澤豊一人で出張にでも行かない限り、一人で気楽な夕食はあるようでなかった。応援者と一緒に出張にゆくことも多かったし、事務所にいればいたで出張に出ていない応援者と一緒にどこかに出かけた。おとなしい応援者とだけなら夕食でちょっと飲
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