評論・紹介・意見の執筆一覧

第19回「福島県民健康調査検討委員会」結果について/(メール転送です) Sメール7 : 東日本一帯での検査のすすめ (甲状腺検査や「めまいやメニエール病、難聴」についての記事から言えること) (第19回「福島県民健康調査検討委員会」結果関連の続報です)

著者: 田中一郎

さる2015年5月18日に、第19回「福島県民健康調査検討委員会」が開催されました。遅くなりましたが,その結果について、コメントを含めて下記に取りまとめましたのでお送り申し上げます。   1.第19回福島県民健

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巨きな足跡を遺した「生涯平和運動家」 -吉川勇一さんを悼む-

著者: 岩垂 弘

吉川勇一さんが慢性心不全で5月28日に亡くなった。84歳だった。戦後平和運動における傑出したリーダーの1人で、まさに「巨星墜つ」の感を禁じ得ない。  根っからの大衆運動家だった。  満州事変が勃発した1931年に東京で生

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(89)

著者: 本間宗究(本間裕)

史上最大の金融バブル 「バブル発生」の歴史は、「マネー大膨張」と、ほぼ同じ軌跡をたどっていたようだ。つまり、西暦1600年頃に、「時は金なり」という思想が誕生し、その後、さまざまなバブルが発生したが、この原因としては、過

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青山森人の東チモールだより 第302号(2015年5月31日)

著者: 青山森人

変化を求めない保守的な現政権 珍しくなくなった曇りときどき雨  5月26日、朝は快晴でしたが、気がつくといつの間にか空は雲におおわれていました。山岳部ではさぞかし雨が降っていることだろう、こちらもすぐに雨だなと思わせる首

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ビデオ:イスラエルの暴徒、反-パレスチナの狼藉で「エルサレムの日」を祝う

著者: 松元保昭

イスラエルは東西エルサレムの「統合」(じつは強奪)を希うとして「エルサレムの日」を設けている。実際には、東エルサレムを含む西岸、ガザ、シナイ、ゴラン高原を占領した「六日戦争」(第三次中東戦争)の祝勝記念日である。例年続い

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安倍首相のエ・イ両国訪問そのものが要因 ―目をつぶったIS人質事件検証委報告

著者: 坂井定雄

 「イスラム国(IS)」が日本人二人を人質にし、虐殺した事件への政府の対応を検証した委員会が21日に公表した報告書。「政府の判断や措置に人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と結論した。初めから、政府支

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天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(4) ―明仁天皇が国防軍を観兵する日―

著者: 半澤健市

 天皇のペリリュー訪問に関して私はこれまで3本書いた。回り道ではあったが、私としては「最終回(4)」を含めてどうしても全部を書きたかったのである。是非、全4編をまとめて読んで頂きたい。 《天皇夫妻のペリリュー島慰霊訪問》

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青山森人の東チモールだより 第301号(2015年5月24日)

著者: 青山森人

大統領の演説におもう 素手とビーチサンダルでは良い工事は望めない  5月18日から立ち込めてきた雲が19日にはベコラ地区に蒸し暑さを呼び込み、山岳地方で雨が降ったとききます。「独立回復」記念日の5月20日、首都は日中は晴

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天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(3) ―中野重治・安藤鶴夫・臼井吉見―

著者: 半澤健市

《おい皆んなパラオ島帰りの兵隊をよく見ろ》 作家中野重治(なかの・しげはる,1902~79)のエッセイ「冬に入る」にパラオの帰還兵が出てくる(月刊誌『展望』、1946年1月号)。正確にいうとパラオ帰還兵は、中野が引用した

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チュニジア・テロ共謀者はモロッコ人 -アフリカ移民の中継点、モロッコ-

著者: 平田伊都子

 2015年5月20日、イタリア警察がモロッコ人アブデル・マジードを逮捕しました。 容疑は2015年3月18日に北アフリカにあるチュニジアの首都チュニスで起こったバルド博物館銃乱射テロの共謀者ということです。 記憶に新し

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(88)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国の陽動作戦 最近、中国は、巧妙な「陽動作戦」を遂行しているようにも思われるが、具体的には、表面上、「軍事力の脅威」を見せつけながら、その裏側で、「金融支配の強化」を目論んでいる可能性のことである。つまり、「孫子の兵法

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【拡散希望】グリーンピース・オンライン署名「あなたのおうちから脱原発へ!あなたの声がいま必要です 」

著者: 紅林進

来年2016年4月から、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりますが、その電力が原子力によって作られたのか、自然エネルギーによって作られたのか、それとも石炭や天然ガスなどの化石燃料よって作られたのか等の電源構成が表

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変貌するキューバ(中) -軌道に乗る「経済改革」-

著者: 岩垂 弘

 キューバは急速に大きく変わりつつある。それをもたらした要因の一つが、昨年暮れから始まった米国との国交正常化交渉であることは前稿で触れたが、キューバ政府が2011年から本格的に取り組み始めた「経済改革」がようやく軌道に乗

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ドキュメンタリーフィルム・メーカーのイアン・トーマス・アッシュ氏と鎌仲ひとみ氏が 「放射能、秘密、生活」について対談

著者: グローガー理恵

The Japan Timesの依頼を受けて、2014年9月18日、イアン・トーマス・アッシュ氏が鎌仲ひとみ氏をインタビューしました。 その動画 (日本語字幕つき) へのリンクです。:https://www.youtub

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翁長知事への提言:埋め立て承認撤回をした上での訪米こそ効果があります。(『琉球新報』5月16日別刷版)

著者: ピースフィロソフィー

5月16日、翌日の辺野古移設反対の沖縄県民大会に向けての『琉球新報』の特集に掲載されたブログ管理人の記事です。     追記:   この数か月急に非常に忙しくなってしまいブログの更新がなかな

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変貌するキューバ(上) -対米交渉は国交回復を優先-

著者: 岩垂 弘

 「山雨来たらんと欲して風楼に満つ」。1年ぶりにキューバを訪れたが、8日間の滞在を終えて首都ハバナから帰途についた私の脳裏に浮かんできたのは、そんな唐詩であった。日本の本州の約半分の島に1100万人が住むキューバは、今、

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福島第1原発事故時の民主党政治家を責める前に,東京電力,原子炉メーカー,原子力安全委員会と原子力ムラ御用学者,原子力安全保安院,経済産業省の委員,御用学者や官僚どもの責任を問え

著者: 田中一郎

昨今発売された下記新刊書(下記(1))の最後の部分には,2011年3月11日 に起きた東日本大震災が契機となった福島第1原発事故の現場の様子を,3月16日以降,すなわち,1~4号機がそれぞれ爆発した後の(但し,2号機格納

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豚のように食って牛のように飲んで―はみ出し駐在記(18)

著者: 藤澤豊

一人で出張にでも行かない限り、一人で気楽な夕食はあるようでなかった。応援者と一緒に出張にゆくことも多かったし、事務所にいればいたで出張に出ていない応援者と一緒にどこかに出かけた。おとなしい応援者とだけなら夕食でちょっと飲

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