評論・紹介・意見の執筆一覧

混迷から抜け出せない ―最新の社会主義研究を読んで

著者: 阿部治平

―八ヶ岳山麓から(80)― むかし、私はマルクス主義のアホな信奉者であった。 ソ連のすばらしさを信じた時代があった。レーニンをあがめた。スターリン批判はあったが、彼がやった「大テロ」の半分も知らなかった。中国革命に感動し

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半沢直樹のいないみずほ銀行 ―「元金融機関勤務」者の感想―

著者: 半澤健市

 金融機関に40年勤めた私は退職してすでに18年経った。現場を離れるとカンが鈍るのはどの商売も同じである。倍返しドラマは一回しか見ていない。むしろ一般人の感覚で感想を書いておく。 半沢直樹がいない三つの理由  だれもが半

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2013.10.13日比谷公会堂集会とデモに参加しての記(三輪祐児さんの動画つき)

著者: 山川 哲

連日の真夏を思わせるような猛暑にもかかわらず、この日の集会、デモには大勢の人々が参加されていました。会場の日比谷公会堂に入りきれない人たちが大勢、公園内のあちらこちらで集会をやり、楽器演奏などで気勢を上げていました。 こ

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駐米中国大使、崔天凱(Cui Tiankai)のジョンズ・ホプキンス大学講演での発言を日本政府は「プロパガンダ」と言うが

著者: 「ピースフィロソフィ―」

10月8日、米国ワシントンのジョンズ・ホプキンス大学のSAIS(School of Advanced International Studies 高等国際関係大学院)で、同大学院卒業生でもある、駐米中国大使の崔天凱(Cu

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大地に法権利を与えるという画期的 なボリビアの「パチャママ(母なる大地)法」

著者: 松元保昭

先日投稿した拙稿「日本人の倫理を問う」で触れた、大地に法権利を与えるという画期的 なボリビアの「パチャママ(母なる大地)法」の紹介記事を拙訳ですがお届けいたします。 法文の抄訳はここにありますが全訳はまだ見ておりません。

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Oliver Stone and Peter Kuznick interview in Tokyo reposted widely 「米国はベトナムで化学兵器を使った」-ストーン&カズニック東京でのインタビュー記事、米国のオンラインメディアに次々と転載。

著者: 「ピースフィロソフィ―」

The Asia-Pacific Journal: Japan Focus and Shukan Kinyobi interview on August 11 in Tokyo with Oliver Stone and

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期待はずれの凡作 -話題の映画『風立ちぬ』を観る-

著者: 岩垂 弘

 映画界の今夏の最大ヒット作は、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』だった。7月20日に全国で封切られたが、まだ上映が続いている。9月半ばまでの観客数は800万人と報道されており、観客動員数はまだ伸びそうだ。私もこのアニメーション

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テント日誌10月9日 経産省前テントひろば760日目~むかし話に花も咲き

著者: 経産省前テントひろば

テントにと泊ってもいいと言う人が二人程見えて何となく雰囲気が和んだ。今回は一人だけ泊って頂いたのだが、福島から避難している方で今後も継続していただけそうである。もう一人はいつから泊り込みに加わるか決めてもらうことになるの

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青山森人の東チモールだより 第250号(2013年10月9日)

著者: 青山森人

<若者に愛の手を> 乾季の涼しい日々  一年を通じて一番過ごしやすい季節を迎える東チモールですが、8月~9月が過ぎて10月に入ると一ヶ月前と比べてやはり少しは暑くなってきているようです。9月28日の午後にはかすかながら霧

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日本右傾化の根本原因――ある中国社会科学者の見方についての感想

著者: 阿部治平

―八ヶ岳山麓から(79)― 8・15敗戦記念日にかかわって、日本の右傾化の原因を追究する論文が「人民日報」の「人民網・日本語版」(2013・8・16)に掲載された。「日本政治右傾化の歴史的根本原因 単独占領と間接統治」で

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金子勝 on Twitter 10月6日~7日 世界の厳しい眼:福島原発の汚染水問題

著者: 金子勝

【世界の厳しい眼1】福島原発の汚染水問題を契機に厳しい批判が続々。クリスチャン・サイエンス・モニター紙は福島原発事故に関して5つの疑問を出し、安定しておらず、安全でもなく、状況はコントロールされておらず、事故は人為的なも

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子安宣邦 on Twitter 9月16日〜10月6日:三木清「親鸞」、慰戯、全体主義的プロパガンダ、福島とオリンピック

著者: 子安宣邦

10月6日 稲葉剛さんがいっている:国を信じてはいないが上手にだまされるならいい、という空気が日本に蔓延しているように思えてなりません。それは現実逃避です。消費税であれ、社会保障や労働政策であれ、政府がこう言うが、事実は

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画期的な米国務、国防長官揃っての千鳥ヶ淵墓苑訪問の意味は、「米国のアーリントン墓地に相当するのは靖国ではなく千鳥ヶ淵である」という、安倍政権へのメッセージ

著者: 「ピースフィロソフィ―」

米国の国務長官と国防長官がそろって来日したことが初めてで「日米同盟」の強化を強調する報道が目立つが、何が画期的だったかというと、この二人が3日の午前に国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑に揃って献花したことである。外国の要人としては1

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自著(訳書)紹介:「カール・マルクス あるいは世界精神」ジャック・アタリ著 的場昭弘訳

著者: 的場昭弘

マルクスは、なぜマルクスになったか。いくつもの伝記の中で、唯一マルクスの実像を描きえた伝記。 「20世紀にカール・マルクスほど読者をもった作家はいない。彼以上に希望を集めた革命家もいない。彼の著作ほどに注釈が書かれたイデ

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10.2 JAグループほか主催のTPP全国代表者集会での連帯あいさつ~読み上げ原稿全文~

著者: 醍醐聡

 昨日(10月2日)、日比谷野外音楽堂で全国農業協同組合(JA)グループ主催の「TPP交渉から『食と暮らし・いのち』を守り、『国会決議の実現』を求める全国代表者集会」が開かれた。あいにく開会中(11:00~12:30)は

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