NKH朝のテレビ小説『あまちゃん』が終わった。舞台となったのは、岩手県北東部の久慈市。近来まれにみる人気沸騰のテレビ小説だっただけに、これから数多くの観光客が久慈市を訪れるにちがいない。まことに慶賀すべきことだが、久慈
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
海と海産物の放射能汚染はこうして測れ,今から60年も前に見本はあった(NHK-ETV特集 「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~」より)
著者: 田中一郎NHK教育TVのETV特集で,久しぶりに素晴らしいドキュメンタリーが放送され ました。 2013年9月28日(土)午後10時からの「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事 件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~」です。 再放送
本文を読む「米帝国主義の管理人」オバマ大統領の失態 -イスラム圏への軍事介入はもう不可能-
著者: 伊藤力司「振り上げたこぶし、ひとまず下し。逆風のオバマ氏、渡りに船とばかり」-信濃毎日新聞9月21日夕刊の短評である。内戦中のシリアの首都ダマスカス近郊ゴウタ村で8月21日未明化学兵器が爆発、米発表では1429人が死亡するという
本文を読む懲りずに4度目―ピョンヤン管見記(1) -「一物三価!」経済が招くものは?-
著者: 田畑光永9月上旬、今年もまたピョンヤンを覗いてきた。そうとしか言いようのない訪れ方で、これが4年連続の4度目である。受け入れ機関の案内役とは勿論、毎日言葉を交わすし、ほかの人との会話もなかったわけではない。でも、なるほどこの国
本文を読むいきいきと立ちのぼってくる漱石の全体像 ―書評:森まゆみ著『千駄木の漱石』―
著者: 阿部浪子夏目漱石が駒込千駄木町57番地の借家に引っ越したのは、明治36年のこと。英国留学から帰国した年であった。漱石はこの地で「吾輩は猫である」を書き作家デビューする。やっと、嫌でたまらなかった講師業から足を洗ったという。
本文を読む「わるいやつら、わるい政治」を告発 -貧困と格差を解消する政治めざして-
著者: 安原和雄善人もいれば悪人もいる。双方が混在しているのがこの世の常でもあるだろう。しかし日本という国の政治、経済、社会に大きな影響力を行使する政権の座に、仮にも悪人が居座っているとしたら、「現実はそんなものだ」と笑って済ますこと
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(50)
著者: 本間宗究商品市場のデフォールト 現在、海外では、「商品市場における債務不履行(デフォールト)」が、大きな注目点になっている。具体的には、「シカゴ」や「ロンドン」などで、「現物の受け渡しができなくなる可能性」が指摘され始めているの
本文を読む【俳文】札幌便り(11)
著者: 木村洋平誰もいない秋夕焼の広場かな 雑木林の向こうは色に染まって。この秋は空から降りてくる、だんだんに。 数えればひふみよいくつ星月夜 なんの日か秋桜みんな咲いている 都会の夜空は星も見つからないようでいて、探せば増える。「今日
本文を読む周回遅れの読書報告(2-1) 「野垂れ死にする自由」と経済ジェノサイド
著者: 脇野町善造中山智香子の『経済ジェノサイド』は、フリードマン流の新自由主義がいかに経済弱者を皆殺しにしていったかを、読みやすく書いた好著である。ただ、次の文章は気になった(282頁)。 自由を謳う統治が社会の一部分を見棄て、見殺し
本文を読む青山森人の東チモールだより 第249号(2013年9月25日)
著者: 青山森人<開発のひずみ> 東チモールのうち水 いま東チモールを歩くとドブ川の水をすくって庭や道端にまく光景をよくみかけます。これは日本のように涼しさを求めるためではありません。東チモールはいまとても涼しい季節を迎えているのです
本文を読むおすすめ本『原発ホワイトアウト』
著者: ootomi akira================================== 電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times 2013年9月26日号 転送/転載/拡散歓迎 ==================
本文を読む【ライブ中継あり】 9/25 愛媛県議会で伊方再稼働問題の質疑
著者: 杉原浩司現在、原子力規制委員会は毎週3日間(火、水、木)という驚くべきハイ ペースで、新規制基準への適合性審査会合を続けています。その中で再稼 働第一号の最有力候補と目されているのが、愛媛県の伊方原発3号機です。 伊方原発を抱え
本文を読むヤツコ氏「汚染水は制御不能」 米規制委の前委員長+脱原発に踏み込んだヤツコ前NRC委員長+「アースポリシー研究所「米国の原子力発電、減少中」
著者: uchitomi makoto記者会見する米原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ前委員長(右)=24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会 米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ前委員長は24日、日本外国特派員協会で記者会見し、東京電力福島第
本文を読む事件の核心を衝いた名著 矢吹晋著『尖閣衝突は沖縄返還に始まる――日米中三角関係の頂点としての尖閣』
著者: 星加 泰尖閣諸島をめぐる日中対立は次第に抜き差しならぬ事態になりつつあるように見えます。しかし、この問題に対して多くの日本人は「中国はけしからん」と漠然と思いつつ、しかし、中国の国内問題はあるにしても、なぜかくも強硬なのか、ど
本文を読む夏の知合い、冬の友人
著者: 藤澤 豊社会人になって十年も経つと、何かの機会に級友に会っても話題に困る。あったとしても、話題の多くは昔話で、盛り上がりも間歇的で続かない。去る者日に疎し、気が付いてみたら、知り合いのほとんどが働き始めてからお会いした方々になっ
本文を読む恥を知れ
著者: 藤澤 豊三十そこそこのとき友人の労働争議に関わった。彼は欧州駐在員の辞令を受けて断った。優秀な技術屋だったが、欧州駐在員の候補は他にいくらでもいたし、彼が適任とも思えなかった。一人っ子として彼は高齢のご両親の健康を気にかけ、ちょ
本文を読む戦没者の追悼の歴史に新たな道が
著者: 三上 治靖国神社問題に関心を寄せる度にいつも湧く疑問があった。西郷隆盛等が何故に靖国神社に祀られないのか、ということだった。これは一般的にもよく語られることでもある。明治維新後の内戦において反政府側の戦死者は靖国神社に祀られてい
本文を読む脱被曝の理解を深める4冊 お勧めいたします
著者: 田中一郎昨今出版された図書から,脱被曝の理解を深める4冊をご紹介いたします。 (1)『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(岩波新書:日野行介著) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/ 発足当
本文を読むヘゲモニーの支配
著者: 藤澤 豊雇った方は、組織を構成するただの一社員として雇ったのだったろう。ところが、雇われた方は傭兵の意識で、ぼんやりとではあってもある期間内に、仕事を進めてゆく組織と文化を作って、後任に引き継いでいなくなるつもりでいた。退社しな
本文を読む青山森人の東チモールだより 第248号(2013年9月18日)
著者: 青山森人<19年振りの再会> いまがいい季節 猛暑・酷暑、ただちに命を守る行動をとらなければならないほどの豪雨、竜巻、そして台風18号と、まるで自然が人間に挑戦しているかのような厳しい自然の脅威にさらされている日本に比べ、8~
本文を読む傭兵稼業
著者: 藤澤 豊まさか傭兵のような稼業になるとは考えてもみなかった。フツーに学校を卒業して、フツーに就職した。ただ、就職先が構造不況と言われて久しい業界のなかでも遅れをとっていた会社だった。定年までなんとかなどと言う気もなかったが、願っ
本文を読む「トラ・トラ・トラ」と「ミッドウェイ敗戦」 ―歴史は逆順で繰り返す―
著者: 半澤健市《「ユーフォリア」はいつでもやってくる》 「東京五輪2020」決定で国中が「ユーフォリア(陶酔感)」にはまった。壮大な国民的錯誤の発生である。1941年12月8日に、帝国臣民が陥ったユーフォリアと同質である。いずれも2
本文を読む去りゆく米外交官の告白と、日本市民からの返答 A US diplomat’s confession and a Japanese response
著者: 「ピースフィロソフィ―」This text is a letter to Japan from D. H. Garrett, a former U.S. State Department official, and a response fro
本文を読むサーバント(リーダー)
著者: 藤澤 豊サーバントリーダーやサーバントリーダーシップについては、既に語り尽くされた感がある。随分前から、いまさら、付け足すこともないだろうと思っていたが、なんとなく気になって、どのように説明されているのか、改めて軽く調べてみた。
本文を読むリーダシップ
著者: 藤澤豊何時頃からかしらないが、妙にリーダシップという言葉を耳にするようになった。リーダシップがなんたるや、それを手っ取り早く身につけることをうたい文句にしたセミナーもあるし、ノウハウ本の類まである。ビジネス系というのも変なカテ
本文を読むBroken English
著者: 木村洋平表題のブロークン・イングリッシュとは、でたらめな英語、あやふやな、はっきりしない英語のこと。 いま、グローバリゼーションとともに世界中で英語が話され、学ばれている。英語の一極支配、英語への一極集中だ。だが、他方で、とりあ
本文を読む衰退するマスメディア -お粗末だった反核平和運動の報道-
著者: 岩垂 弘9月9日付の本ブログに載った半澤健市氏の「私のメディア時評」を読んで、私も「メディア時評」を書きたくなった。半澤氏は、新聞各紙に載った、元日本火災海上保険社長で経済同友会終身幹事の品川正治氏の死亡記事を取り上げ、同氏が
本文を読む周回遅れの読書報告(番外その4) 古い百科事典のこと
著者: 脇野町善造2010年の秋から2011年の3月にかけて「周回遅れの読書報告」という雑文を合計20回近く投稿した。最後は3月5日付けになっている。その6日後の大きな災害のあと、雑文を書く状況ではないと思い、投稿は控えてきた。30か月
本文を読む学校教育が破壊されていく -教育行政の幼児化-
著者: 小川 洋百年の計とも言われ、何ごとも慎重であるべき教育の世界で、教育行政の幼児化がひどい。以下、高校授業料無償化の見直し、教育委員会による教科書採択妨害、民間出身校長の不祥事の三点を取り上げる。 「財政には所得の再分配機能が
本文を読む朝鮮学校の良さを知ってもらいたい: 原京子レポート&映画「ウリ・ハッキョ」紹介
著者: 原 京子朝鮮学校ってどんなところ? (横浜朝鮮学校訪問記と映画“ウリ・ハッキョ”のご紹介) 東京・新大久保、大阪・鶴橋で“凱旋”を行っている一部団体の常軌を逸した行為が問題となっている。また、“ネトウヨ”(ネット右翼)と呼ばれる
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