商品市場のデフォールト 現在、海外では、「商品市場における債務不履行(デフォールト)」が、大きな注目点になっている。具体的には、「シカゴ」や「ロンドン」などで、「現物の受け渡しができなくなる可能性」が指摘され始めているの
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
【俳文】札幌便り(11)
著者: 木村洋平誰もいない秋夕焼の広場かな 雑木林の向こうは色に染まって。この秋は空から降りてくる、だんだんに。 数えればひふみよいくつ星月夜 なんの日か秋桜みんな咲いている 都会の夜空は星も見つからないようでいて、探せば増える。「今日
本文を読む周回遅れの読書報告(2-1) 「野垂れ死にする自由」と経済ジェノサイド
著者: 脇野町善造中山智香子の『経済ジェノサイド』は、フリードマン流の新自由主義がいかに経済弱者を皆殺しにしていったかを、読みやすく書いた好著である。ただ、次の文章は気になった(282頁)。 自由を謳う統治が社会の一部分を見棄て、見殺し
本文を読む青山森人の東チモールだより 第249号(2013年9月25日)
著者: 青山森人<開発のひずみ> 東チモールのうち水 いま東チモールを歩くとドブ川の水をすくって庭や道端にまく光景をよくみかけます。これは日本のように涼しさを求めるためではありません。東チモールはいまとても涼しい季節を迎えているのです
本文を読むおすすめ本『原発ホワイトアウト』
著者: ootomi akira================================== 電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times 2013年9月26日号 転送/転載/拡散歓迎 ==================
本文を読む【ライブ中継あり】 9/25 愛媛県議会で伊方再稼働問題の質疑
著者: 杉原浩司現在、原子力規制委員会は毎週3日間(火、水、木)という驚くべきハイ ペースで、新規制基準への適合性審査会合を続けています。その中で再稼 働第一号の最有力候補と目されているのが、愛媛県の伊方原発3号機です。 伊方原発を抱え
本文を読むヤツコ氏「汚染水は制御不能」 米規制委の前委員長+脱原発に踏み込んだヤツコ前NRC委員長+「アースポリシー研究所「米国の原子力発電、減少中」
著者: uchitomi makoto記者会見する米原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ前委員長(右)=24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会 米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ前委員長は24日、日本外国特派員協会で記者会見し、東京電力福島第
本文を読む事件の核心を衝いた名著 矢吹晋著『尖閣衝突は沖縄返還に始まる――日米中三角関係の頂点としての尖閣』
著者: 星加 泰尖閣諸島をめぐる日中対立は次第に抜き差しならぬ事態になりつつあるように見えます。しかし、この問題に対して多くの日本人は「中国はけしからん」と漠然と思いつつ、しかし、中国の国内問題はあるにしても、なぜかくも強硬なのか、ど
本文を読む夏の知合い、冬の友人
著者: 藤澤 豊社会人になって十年も経つと、何かの機会に級友に会っても話題に困る。あったとしても、話題の多くは昔話で、盛り上がりも間歇的で続かない。去る者日に疎し、気が付いてみたら、知り合いのほとんどが働き始めてからお会いした方々になっ
本文を読む恥を知れ
著者: 藤澤 豊三十そこそこのとき友人の労働争議に関わった。彼は欧州駐在員の辞令を受けて断った。優秀な技術屋だったが、欧州駐在員の候補は他にいくらでもいたし、彼が適任とも思えなかった。一人っ子として彼は高齢のご両親の健康を気にかけ、ちょ
本文を読む戦没者の追悼の歴史に新たな道が
著者: 三上 治靖国神社問題に関心を寄せる度にいつも湧く疑問があった。西郷隆盛等が何故に靖国神社に祀られないのか、ということだった。これは一般的にもよく語られることでもある。明治維新後の内戦において反政府側の戦死者は靖国神社に祀られてい
本文を読む脱被曝の理解を深める4冊 お勧めいたします
著者: 田中一郎昨今出版された図書から,脱被曝の理解を深める4冊をご紹介いたします。 (1)『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(岩波新書:日野行介著) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/ 発足当
本文を読むヘゲモニーの支配
著者: 藤澤 豊雇った方は、組織を構成するただの一社員として雇ったのだったろう。ところが、雇われた方は傭兵の意識で、ぼんやりとではあってもある期間内に、仕事を進めてゆく組織と文化を作って、後任に引き継いでいなくなるつもりでいた。退社しな
本文を読む青山森人の東チモールだより 第248号(2013年9月18日)
著者: 青山森人<19年振りの再会> いまがいい季節 猛暑・酷暑、ただちに命を守る行動をとらなければならないほどの豪雨、竜巻、そして台風18号と、まるで自然が人間に挑戦しているかのような厳しい自然の脅威にさらされている日本に比べ、8~
本文を読む傭兵稼業
著者: 藤澤 豊まさか傭兵のような稼業になるとは考えてもみなかった。フツーに学校を卒業して、フツーに就職した。ただ、就職先が構造不況と言われて久しい業界のなかでも遅れをとっていた会社だった。定年までなんとかなどと言う気もなかったが、願っ
本文を読む「トラ・トラ・トラ」と「ミッドウェイ敗戦」 ―歴史は逆順で繰り返す―
著者: 半澤健市《「ユーフォリア」はいつでもやってくる》 「東京五輪2020」決定で国中が「ユーフォリア(陶酔感)」にはまった。壮大な国民的錯誤の発生である。1941年12月8日に、帝国臣民が陥ったユーフォリアと同質である。いずれも2
本文を読む去りゆく米外交官の告白と、日本市民からの返答 A US diplomat’s confession and a Japanese response
著者: 「ピースフィロソフィ―」This text is a letter to Japan from D. H. Garrett, a former U.S. State Department official, and a response fro
本文を読むサーバント(リーダー)
著者: 藤澤 豊サーバントリーダーやサーバントリーダーシップについては、既に語り尽くされた感がある。随分前から、いまさら、付け足すこともないだろうと思っていたが、なんとなく気になって、どのように説明されているのか、改めて軽く調べてみた。
本文を読むリーダシップ
著者: 藤澤豊何時頃からかしらないが、妙にリーダシップという言葉を耳にするようになった。リーダシップがなんたるや、それを手っ取り早く身につけることをうたい文句にしたセミナーもあるし、ノウハウ本の類まである。ビジネス系というのも変なカテ
本文を読むBroken English
著者: 木村洋平表題のブロークン・イングリッシュとは、でたらめな英語、あやふやな、はっきりしない英語のこと。 いま、グローバリゼーションとともに世界中で英語が話され、学ばれている。英語の一極支配、英語への一極集中だ。だが、他方で、とりあ
本文を読む衰退するマスメディア -お粗末だった反核平和運動の報道-
著者: 岩垂 弘9月9日付の本ブログに載った半澤健市氏の「私のメディア時評」を読んで、私も「メディア時評」を書きたくなった。半澤氏は、新聞各紙に載った、元日本火災海上保険社長で経済同友会終身幹事の品川正治氏の死亡記事を取り上げ、同氏が
本文を読む周回遅れの読書報告(番外その4) 古い百科事典のこと
著者: 脇野町善造2010年の秋から2011年の3月にかけて「周回遅れの読書報告」という雑文を合計20回近く投稿した。最後は3月5日付けになっている。その6日後の大きな災害のあと、雑文を書く状況ではないと思い、投稿は控えてきた。30か月
本文を読む学校教育が破壊されていく -教育行政の幼児化-
著者: 小川 洋百年の計とも言われ、何ごとも慎重であるべき教育の世界で、教育行政の幼児化がひどい。以下、高校授業料無償化の見直し、教育委員会による教科書採択妨害、民間出身校長の不祥事の三点を取り上げる。 「財政には所得の再分配機能が
本文を読む朝鮮学校の良さを知ってもらいたい: 原京子レポート&映画「ウリ・ハッキョ」紹介
著者: 原 京子朝鮮学校ってどんなところ? (横浜朝鮮学校訪問記と映画“ウリ・ハッキョ”のご紹介) 東京・新大久保、大阪・鶴橋で“凱旋”を行っている一部団体の常軌を逸した行為が問題となっている。また、“ネトウヨ”(ネット右翼)と呼ばれる
本文を読む関東大震災の子どもの証言集における朝鮮人虐殺の記述は改ざん・削除されていた-国会図書館にあった原本からわかったこと(西崎雅夫)
著者: 「ピースフィロソフィ―」8月30日『週刊金曜日』の特集「ネットとデマと大震災 関東大震災虐殺事件から90年 」は、日本人が学び、語り継がなければいけない歴史を正面から扱った圧巻の特集である。ぜひ読んでほしい。特に、「いま甦った歴史の真実 作
本文を読む評論 非戦の条件
著者: 宮内広利かつての大東亜戦争が、なぜ、あのようにナショナリズムを高揚させ、あたかも破滅への道筋をまっしぐらに進むかのように国民を駆り立てたのであろうかと考えるとき、現在のわたしたちなら、かつてのソ連邦や現在の北朝鮮など社会主義を
本文を読む原発問題3冊の書評
著者: ootomi akira================================== 電気代一時不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times 2013年9月10日号 転送/転載/拡散歓迎 ================
本文を読む私のメデイア時評 ―「書かないこと」と「書くこと」―
著者: 半澤健市《品川正治氏の死亡記事の意味》 元日本火災海上保険社長で経済同友会終身幹事の品川正治氏が8月29日に89歳で亡くなった。氏は財界人としては珍しく護憲と反戦を公然と訴えていた。武器輸出三原則の緩和にも反対であった。新自由主
本文を読む評論 柳田國男と転向
著者: 宮内広利柳田國男の民俗学は、山人や漂白民に対する関心からはじまったとされているが、彼が山の生活に興味をもちはじめたのは、法制局の参事官になり犯罪の特赦に関する事務を担当していた頃、のちに『山の生活』の中で知られている事件に遭遇
本文を読む同胞団弾圧に軍事裁判も動員
著者: 坂井定雄―クーデター後のエジプト(7) クーデターで打倒されたモルシ政権の与党ムスリム同胞団と支持者への、エジプト軍と治安警察、暫定政権の徹底的な弾圧が続いている。非常事態下の軍事法廷は3日、スエズ市でのデモ・座り込みを8月1
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