このところドイツでも非常に不順な天候が続いている。極端な暑さ(日中の温度が40℃以上)がしばらく続いた後、今度はまた湿度の高い「じめじめ」した日にちが何日も続き、ドイツ各地にGewitter(小台風)による大雨(ところに
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
ヴァイマルのフリードリッヒ・シラーの家を訪れて
著者: グローガー理恵7月10日、私はテューリンゲン州のヴァイマルにある、フリードリッヒ・フォン・シラー(Friedrich von Schiller)が1802年から1805年まで住んでいたという「ヴァイマルのシラーの家(Schillerh
本文を読むまずは伊方原発と川内・玄海原発をとめよう
著者: 広瀬 隆○8月18日(日)、シンポジウム「もうがまんできない」 DAYS JAPAN/3・11DAYS行動する会共催。「行動する会」設立・第一回集会。 横浜市開港記念会館にて、開場18:30 、開演19:00 、入場料500 円
本文を読む(メール転送です) (1)ガンダーセン・松村昭雄-事故収束についての最近の議論,(2)元東京電力社員・木村俊雄が告発する福島原発事故の真相
著者: 田中一郎以下,2つのメールは,原子力ドンキホーテの藤原節男様からのものです。 転送いたします。 (その1)—–Original Message—– Subject: [原子力安全:
本文を読む爪切りのあちら側、こちら側
著者: 木村洋平爪切り、というのは、100円でも売っているあの爪切りのことで、パチパチ爪を切る道具のことなのだが、今回は、旅と爪切りの話をしたい。 僕は、長い旅に出ることがたびたび、あった。いまは、2泊3日くらいが多いが、以前は、10日
本文を読む青山森人の東チモールだより 第245号(2013年8月5日)
著者: 青山森人<オーストラリアによる難民政策の大転換> ボート難民受け入れ完全拒否 オーストラリアの与党・労働党のケビン=ラッド氏は今年6月に、三年振りに党首の座に返り咲き第二次首相時代を迎えるや、第一次首相時代(2007年11月~2
本文を読む青山森人の東チモールだより 第244号(2013年7月29日)
著者: 青山森人<資源開発の直接参加、試合の流れを一気に変えられるか> チモール海開発にかんする三大話題 前号・前々号の「東チモールだより」で東チモールとオーストラリアによる「グレーターサンライズ」田をめぐる“攻防”について述べましたが
本文を読む青山森人の東チモールだより 第243号(2013年7月25日)
著者: 青山森人<領海を画定しないチモール海の開発話は終わりにすべき> なぜ東チモールはオーストラリアの不正行為を 非難しなければならなかったのか? 前号の「東チモールだより」では、東チモールがオーストラリアにたいし2006年に結ばれ2
本文を読む青山森人の東チモールだより 第242号(2013年7月19日)
著者: 青山森人<チモール海の新たな展開> タウル大統領の外交活動が始動 タウル=マタン=ルアク大統領は、去年7月にモザンビークで開かれたCPLP(ポルトガル語諸国共同体)会議出席と今年3月の新ローマ法王就任式出席は例外として、今年6月
本文を読む青山森人の東チモールだより 第241号(2013年7月1日)
著者: 青山森人<道を誤らないでほしい> 六月の洪水 早いもので今年も半分が過ぎ7月になりました。先月半ばに帰国しましたが、今回の東チモールで得たネタを書き続けたいと思います。 前号の『東チモールだより』で「6月7日、朝から雨が降り出し
本文を読む移動劇団桜隊の原爆忌に参加して
著者: 醍醐聡8月6日、10時半から目黒区の五百羅漢寺で開かれた桜隊原爆殉難者追悼会に参加した。昨年も同じ8月6日に行われた慰霊忌に参加の申し込みをしたが、急きょ、社会保障と税の一体改革に関する参議院中央公聴会に公述人として出席するこ
本文を読む子ども代表の「平和への誓い」に同感 -2013年原水爆禁止世界大会で-
著者: 安原和雄毎年のことながら、今夏も原水爆禁止世界大会の季節となって、猛暑にめげず、沢山の人々が日本国内だけでなく世界中から広島へ、さらに長崎へ集まった。多彩な催しの中で同感したいのは広島市平和記念式典での子ども代表の「平和への誓い
本文を読む支持率低下は、権力奪取と流血の弾圧を合理化できない
著者: 坂井定雄― クーデター後のエジプト(5)- 苦しい1か月のラマダン(断食月)の間も、ムスリム(イスラム教徒)が1年間、最も楽しみにしてきたイード・アルフィトル(ラマダン明けのお祝い)の間も、クーデターで権力を奪われ、拘束されたま
本文を読む物は作ってきたけど
著者: 藤澤 豊百年ちょっと前に脱亜入欧、富国強兵の掛け声のもとに近代工業化、半世紀ちょっと前から追米で高度大衆消費時代の大量生産と大量消費。七十年代のオイルショックで省エネ化が始まって、八十年代半ばから身の程知らずのバブルで沸いたかと
本文を読む従業員は朝礼の唱和を拒否できるか?
著者: 醍醐聡ネット上で、次のような記事を見つけた。すぐに日の丸・君が代強制のことを思い浮かべたが、記事の後半でもこの点に触れている。ただし、この弁護士の「回答」は判例をなぞっただけで説明になっていないと思う。 「朝礼の『唱和』はダサ
本文を読む住友化学が危険な「農薬蚊帳」の売り込みに躍起
著者: 岡田幹治不都合な真実は伏せ、NPOでキャンペーン 6月に横浜市で開かれた第5回アフリカ開発会議は、住友化学が独自に開発したマラリア予防用の蚊帳(オリセットネット)を宣伝する格好の機会になった。同社はオリセットネットを、関連イベン
本文を読むミャンマーでの民主化運動とは何か
著者: 岡本磐男私はミャンマーの社会、政治や経済の現況について本格的に調査、研究したことは一度もない。それでもここ数年のミャンマーの社会情勢については少なからず関心を抱いてきた。それというのも新聞等のマスコミの報道によれば、この国を支配
本文を読む原爆投下への抗議に関する一考察 ―「戦後レジーム」を忘れないために―
著者: 半澤健市《原爆投下に対する「帝国政府」の対米抗議》 1945年8月6日の広島、同8月9日の長崎への原爆投下に対して、日本政府(「帝国政府」)は、8月10日に中立国スイス経由で米国政府へ抗議した。抗議の要旨は、「原子爆弾が国際法
本文を読む麻生副総理の「ナチスの戦術を手本に」発言の波紋
著者: 合澤清当然のことながら、この麻生副総理のナチス発言はドイツでは大変な波紋を起こしている。すぐさま「DIE ZEIT」紙が連日にわたってこの記事を載せて批判、「Die Welt」紙も同じく直ちに批判を掲載、そのほか各紙が、この麻
本文を読む「赦して、忘れまい」と「赦して、忘れよう」の間
著者: 岩田昌征椎名重明『カタリスとアモール』(御茶の水書房)の「Ⅴ.自己愛 友愛 隣人愛」に言う。日中戦争を「侵略」と見なし、検挙され、教団から資格剥奪されたまま2007年に至り「名誉回復」された真宗大谷派僧侶「竹中彰元が生きていたら
本文を読む革命を管理する軍。自らの巨大利権も
著者: 坂井定雄― クーデター後のエジプト(4)― シーシ軍最高評議会議長に率いられる軍がクーデターを起こした論理あるいは信念は「革命の管理」だといえる。 選挙で選ばれたモルシ大統領の政権は、「1月25日革命」後1年4か月間の軍政を
本文を読むTPP交渉の秘密性に国民的反撃を
著者: 醍醐聡甘利TPP担当大臣のフランクな解説 7月23日から日本が参加したTPP交渉の秘密性が大きな問題になっている。この件について、甘利明担当相が去る7月26日に放送されたフジテレビのプライムニュースに出演してフランクに実情を語
本文を読む文学渉猟:この世は不条理から成る―「極限状況」において知る不条理の遍在
著者: 合澤清アルベールカミュ著『ペスト』上・下 宮崎嶺雄訳(新潮社文庫1962) この本の舞台設定は、194x年、当時フランス領だったアルジェリアのオラン県の県都であるオラン市(当時20万人ほどの人口を擁していた港町)での出来事であ
本文を読む憲法改定で「ナチスの手口」など使わせないようにしよう ―麻生副総理の発言撤回に見る政治家の言葉の軽さ―
著者: 丹藤佳紀参院選は自民党圧勝に終わり、自民・公明の与党連合が衆参両院で過半数を占めるに至った。そうした状況に安堵し、気がゆるんでのことだろう、麻生太郎副総理が7月29日講演し、憲法改定に関して「ナチスの手口学んだら」(『読売新聞
本文を読む国家百年の計
著者: 藤澤 豊遠くに探検旅行にゆくとき、誰もがその地域に関する出来る限りの情報を集めようとする。もし、その地域の地図があれば、たとえ大雑把なものでも参考にはなる。呆れるほど拙い地図にもかかわらず、十分役に立った地図があった。ヨーロッパ
本文を読む「出し物」はつきた、サアどうする3代目―北朝鮮、漂流の行方は?
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(126) 先週の7月27日は朝鮮戦争休戦協定が調印されてから60周年にあたった。今年に入ってから、この日のことをいったい何度、われわれは北朝鮮から聞かされてきたことか。この日に向かって、北朝鮮は
本文を読むセルビアのNATO加盟反対論
著者: 岩田昌征『ポリティカ』(ベオグラード、2013年7月21日)に「私達は『民族主義者』であると非難される」なる記事があった。かの有名な旧ユーゴスラヴィアの反チトー主義者の異論家ミロヴァン・ジラスの息子、社会学者アレクサ・ジラスへの
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(47)
著者: 本間宗究イタリア政府のデリバティブ 6月26日付の「英紙フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、「イタリア政府が、1990年代後半に金融機関と結んだ国債取引などのデリバティブ(金融派生商品)契約に絡み、80億ユーロ(約1兆20
本文を読むコピーされて得るもの
著者: 藤澤 豊個別民間企業のレベルに留まらず、国家政策として先進工業国の技術を盗用してコピーを作り続けている国がある。あたかもその国独特のこととして非難されているが、コピー製品製造は、今に始まったことでもなければ、その国に限ったことで
本文を読む世界の懸念材料となった「中国リスク」とは何か
著者: 岡田幹治月例世界経済管見 8 ◆年3割も伸びた投資 国際通貨基金(IMF)のブランシャール調査局長は7月9日の記者会見で、世界経済の「新たな懸念材料」の筆頭に「中国の金融システム不安と成長の鈍化」を挙げた。ちなみに第2の懸念は「
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