今、日本中を、原発の安全性についての色々な意見が飛び交っている。 安全だというもの、危険だというもの、わからないというもの。この現象は日本国内にとどまらず、世界中にも言えることだ。 2011年3月11日の東京電力福島原発
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
JA(全中)、全漁連、日本医師会は緊急に共同行動を
著者: 醍醐聡今朝方(2月28日)、全国農業協同組合中央会、全国漁業協同組合連合会、日本医師会の各会長ほか宛てに、次のような要望書を発信した。 ——————
本文を読むスノードロップとアンジェリーナ─あべ菜穂子の花エッセイ
著者: あべ菜穂子【イギリス 花もよう 人もよう】 ~イギリスに咲く季節折々の花と、花にまつわる人もよう、歴史、文化をつづります 暗い日々の続いていたイギリスでも、日照時間が少しずつ長くなり、日の暮れるのは夕方5時過ぎになりました。春は
本文を読む忘却の民となった日本人 -3・1ビキニデーを前に考える -
著者: 岩垂 弘2月初めのことだ。東京へ出かける時に利用する西武池袋線ひばりヶ丘駅の改札口の手前で足が止まった。かたわらの無料雑誌棚に、ビキニ水爆実験で被災した「第五福竜丸」の写真を表紙にあしらった雑誌が置かれていたからだ。それは、広
本文を読む3月3日(日曜) 福島を忘れない! 福島を風化させない! -福島原発災害に学ぶ 福島・首都圏の集い
著者: 経産省前テントひろば(渕上太郎)来電福島第1原発の大事故から、2年が経過しようとしています。今でも5万人以上の母と子を中心とする人々が県外避難を余儀なくされています。福島に残った人々も放射能と将来の生活を巡って恐怖と不安の中での生活が強いられ、30万人
本文を読むテント日誌2/20日経産省前テントひろば529日目…いつの間にかプロ野球もオープン戦に
著者: 経産省前テントひろば子どもが小さい頃は球春が聞こえてくると落ち着かなかった。子供をつれてまだジャンボスタンドだった後楽園に行くのが楽しみだったからだ。春のキャンプを宮崎まで見に行こうと誘ってくれた友人もいたが、オープン戦に出掛けるというのが
本文を読む自著を語る 『野にも山にも炭を撒く』 炭の力で緑の地球に
著者: 宮下正次『野にも山にも炭を撒く』 炭の力で緑の地球に 宮下正次著 五月書房 はじめに 私は中学生のころから兄に誘われて、ロッククライミングの真似事をしたり、冬の谷川岳に登って、吹き付けるガスを小枝に受けて美しく輝く氷の芸術にいた
本文を読む体罰はなくならない
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(59)―― 大阪・桜宮高校のバスケットボール部顧問(コーチ)の体罰から自殺に至った深刻な事態が明らかになったのをきっかけに、「勝つために必要」と黙認されてきた体罰=暴力的指導の実態がつぎつぎに明るみ
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(39)
著者: 本間宗究アメリカのプレッパーズ 最近、アメリカでは「プレッパーズ(PREPPERS)」と呼ばれる人の数が多くなっているようだが、この言葉は「将来の危機や混乱に備えようとする人々」のことを意味している。そして、彼らは、現在の「
本文を読む先見の明あった演劇「臨界幻想」 -30年前に3・11原発事故を予測-
著者: 岩垂 弘2月14日、東京・六本木の俳優座劇場で『臨界幻想2011』を観た。ふじたあさや作・演出による青年劇場の公演だった。初演は1981年だが、2011年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて
本文を読む木下恵介という地雷
著者: ナンパせんグローガー理恵さんのベルリン映画祭での木下恵介監督作品の特別上映の記事を拝見しました。 海外の映画祭では、日本の映画監督が定期的に「再発見」されるのが流行りなのでしょうか。リアルタイムの黒沢監督、溝口監督、から、亡くなっ
本文を読むドル体制を揺るがすドイツの金地金引き揚げ
著者: 岡田幹治月例世界経済管見 4 ドイツの中央銀行(連邦準備銀行)が1月16日、米国とフランスに預けてある金地金(金塊)の一部を今後8年かけて本国に引き揚げると発表した。 この動きは日本のマスメディアではほとんど報じられなかったが、
本文を読む書評、ロナルド・ドーア著『日本の転機—米中の狭間でどう生き残るか』(ちくま新書、2012年11月)
著者: 矢吹晋碩学ドーアさんの新著を紹介したい。北京から一時帰国した友人がいきなり、ヤブキ先生の本をドーアさんが引用していましたよ、と語りかけた。まさか、そんな話は間違いに決まってるよ、とまぜかえしたところ、鞄から『日本の転機』を取り
本文を読むフォーラム2013:特別上映―ベルリン映画祭プレスリリース―木下恵介監督
著者: グローガー理恵ベルリン映画祭のプレスリリースから木下恵介監督に関する記事です。:英文のリンク(この英文は解りやすいです。): http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/f
本文を読むベルリン映画祭「Berlinale2013」について―日本映画界における風潮転換
著者: グローガー理恵フクシマがまたもやフォーラムでのテーマとなっている。災害が日本映画をどこまで変えたのだろうか?: 池谷薫作「先祖になる(Roots)」は、ある年老いた木こりの話である。彼は実際に何が起こったのかを信じたくない。日本の伝統
本文を読む自著を語る:日米同盟が隠した化学兵器の正体
著者: 原田和明この度、五月書房から「真相・日本の枯葉剤/日米同盟が隠した化学兵器の正体」(2013年1月刊、¥2000+税)を上梓させていただきました。本書は、米軍によるベトナム枯葉作戦を支えた枯葉剤の供給システムにスポットを当て、そ
本文を読む女子柔道界で起きていること―再論
著者: 三上 治華やかにもてはやされているのかと思っていた女子スポーツ世界である。女子サッカーチーム「なでしこジャパン」の活躍に続いてロンドンオリンピックで目覚ましい成果を上げたのは女子柔道だった。総じていえば、近年、男子のスポーツ競技
本文を読む傑出した生協運動家・中澤満正さんを悼む -共同購入に代わる「個配」を創始-
著者: 岩垂 弘空が澄み切って風が冷たかった日曜日の1月27日、東京都府中市の多磨葬祭場で告別式があった。亡くなったのは元生活協同組合首都圏コープ事業連合(パルシステム生活協同組合連合会の前身)理事長の中澤満正さん。享年68歳。すい臓が
本文を読む書評:「猥雑な」イエス伝―小嵐九八郎著『天のお父っと、なぜに見捨てる』
著者: 山川哲「猥雑」という言葉の本来の意味は「入り混じる」ということだが、この本はあえてそのような視座をとりこんでいるようだ。そして、世間一般に流布している「イエス伝」(新約聖書の世界)を大胆に書き換えて独自に物語化している。もっと
本文を読む女子柔道選手たちの異議申し立て
著者: 三上 治いじめや体罰の問題に続いてロンドンオリンピックの日本代表も含めた女子柔道選手たちの監督やコーチに対する告発問題が話題を呼んでいる。かつて金メダリストでもあった内柴監督の選手への性的暴行事件の判決も出たところだ。 いじめや
本文を読む【緊急反対署名】岐阜で核融合実験
著者: 高橋幸子いわきの高橋幸子です。 岐阜で今年度内にも核融合実験が行われ、放射性物質拡散の危険があることから反対している人たちがいます。 緊急署名(2月20日まで)にご協力頂ければと思います。 拡散お願い致します。 —&
本文を読むデフレ不況脱出のカギは賃上げ -企業内部留保の還元を社員にも-
著者: 安原和雄信用金庫の経営トップが「デフレ不況脱出のカギは賃上げであり、逆に給与を削減すれば、消費が減り、企業の業績も悪化する」と指摘している。これは大企業経営者たちの「賃上げは、コスト負担増となって経営を圧迫する」という賃金抑制
本文を読むデフレ不況脱出のカギは賃上げ -企業内部留保の還元を社員にも-
著者: 安原和雄信用金庫の経営トップが「デフレ不況脱出のカギは賃上げであり、逆に給与を削減すれば、消費が減り、企業の業績も悪化する」と指摘している。これは大企業経営者たちの「賃上げは、コスト負担増となって経営を圧迫する」という賃金抑制
本文を読む米国産牛肉は本当に安全なのか -TPP関連の「食の規制緩和」の第一弾を検証する-
著者: 岡田幹治米国産牛肉の輸入が、2月中旬ごろから急増しそうだ。BSE(牛海綿状脳症)対策として実施されている規制を厚生労働省が2月1日づけで大幅に緩和するからだ。マスメディアは無邪気に牛丼チェーンや流通業界の対応を伝えるだけだが、
本文を読むベルリン国際映画祭開幕 ―60年後の『東京物語』と「3・11」―
著者: 半澤健市2013年2月7日から17日まで、第63回「ベルリン国際映画祭2013」が開催される。ベネチア(伊)、カンヌ(仏)と並び、世界三大映画祭の一つと呼ばれる。最近の発展はめざましく「ベネチア」を凌いだという論もある。 日本
本文を読む1985年夏・メットで観た「暫」 ―十二代市川団十郎の他界を悼む―
著者: 半澤健市1985年8月、十二代目団十郎襲名披露米国公演を観た。 私がみた演し物は、団十郎が主役を演ずる「暫」、「口上」、孝夫(現仁左衛門)・玉三郎の演ずる「色彩間苅り豆」(通称かさね)であった。団十郎の若すぎる他界を知り茫々た
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(38)
著者: 本間宗究1兆ドルのプラチナ硬貨 1月8日のマスコミ報道によると、「ノーベル経済学者のクルーグマン氏」などが、「額面が一兆ドル(約90兆円)のプラチナ硬貨を鋳造し、連邦準備制度に預ける」という案を提唱したそうである。ただし、こ
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(38)
著者: 本間宗究1兆ドルのプラチナ硬貨 1月8日のマスコミ報道によると、「ノーベル経済学者のクルーグマン氏」などが、「額面が一兆ドル(約90兆円)のプラチナ硬貨を鋳造し、連邦準備制度に預ける」という案を提唱したそうである。ただし、こ
本文を読む【猛抗議を!】規制委・名雪審議官の情報漏えい事件は氷山の一角
著者: 杉原浩司【原子力規制委員会に猛抗議を!~名雪審議官の情報漏えい事件は氷山の一角】 「原子力ムラ」の変わらぬ体質を露呈させる事件が発覚しました。原子力 規制委員会は2月1日(金)夕方、「緊急会見」を開き、事務方である原子 力規制庁
本文を読む新自由主義を考える人の必読書 ―経済生活にもある大量虐殺― 書評 中山智香子著『経済ジェノサイド―フリードマンと世界経済の半世紀』(平凡社)
著者: 半澤健市《三つの観点からフリードマンをみる》 本書はミルトン・フリードマンを教祖とする新自由主義批判の書である。 見事な出来映えである。気鋭の論客である著者・中山智香子(なかやまちかこ)は1964年生まれ、早稲田大とウィーン大の
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