評論・紹介・意見の執筆一覧

国歌とは本来内発的に歌われるもので、法で強制されて歌うべきものではない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月5日)  中国国歌「義勇軍行進曲」は、抗日戦争のさなかに作られ、侵略者である皇軍との闘いの中で唱われたものである。それが、中華人民共和国成立後に国歌となった。刑事罰をもって国民に国歌の尊重を強制する国歌

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愚民とてパンのみにて生くるものに非ず。サーカスとナショナリズムを与えておかねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月4日)  私はSNSというものとは無縁である。そのうえ、サッカーにもワールドカップにも何の興味もない。どこの国が勝とうが負けようがどうでもよいこと。だから、日本共産党の中野区議・羽鳥大輔のツィッターが「

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】506 46年間西サハラ支援を続けるEUCOCO

著者: 平田伊都子

 師走になると、恒例になっているEUCOCO開催のお報せが、西サハラ難民キャンプのネットを賑わせます。 EUCOCOとは<西サハラ人民を支援し連帯する欧州会議>のことで、ヨーロッパ最大の西サハラ支援NGO団体らしいです。

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大軍拡ごり押し閣議決定にNO!12.9官邸前アクション~壊憲・戦争増税・ミサイル大量導入を許さない

著者: 杉原浩司

12月2日、ついに自民・公明両党は、”戦後平和主義”を根底から覆す「敵基地 攻撃能力」保有で合意しました。本来、憲法違反であり無効なものです。国会議論も素通りして、攻撃兵器の増強へひた走る自公両党

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Let’s Join Hands  12月4日  添付2点 戦争に巻き込まれてよいのか ヘルパーがいなくなる 

著者: 江口千春

「台湾をめぐって中国と米国が戦争を始めれば、日本は米国と一緒に戦うしかない。」「ミサイルが日本各地にふり注ぐことになるだろう。」という 推測を読みました。岸田政権は膨大な予算をつぎこんで「敵基地攻撃能力」を用意する道へ進

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ブレジンスキー昇天直前の大変身(心)――嫌露反露から米中露欧大々連立構想へ――

著者: 岩田昌征

 ある研究会で面識を得たK.W氏からブレジンスキーの思想的大変身を教えられた。K.W氏は、国際政治情勢の専門家成澤宗男がISF独立言論フォーラム電子面で7月13日に発表した論文で知る事を得たと言う。  私=岩田は、成澤宗

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二冊の遺稿集に接して(2)長沼節夫著『ジャーナリストを生きる 伊那谷から韓国・中国そして世界へ』

著者: 内野光子

 長沼節夫(1942-2019)さんの名前を知ったのはいつのことだったのだろう。何がきっかけだったのかが思い出せないでいる。ともかく、今回、遺稿集が出されたと聞いて、求めたのが457頁に及ぶ大冊であった。飯田高校同窓生、

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ドイツ通信第194号 ドイツの「寒い冬」を前に サッカーW杯と人権を考える

著者: T・K生

11月未というのに、周辺の木々にまだ葉っぱのついているのを眺めながら、「温かいのだなあ?」と感心しています。 10月、11月と気温が15~20度近くの日が続き、「寒い冬」をなんとか持ちこたえられるのではと一安心していたそ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(387)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融ツインタワーの崩壊 「2001年の9・11事件」では、「目に見える金融ツインタワー」がテロ攻撃により崩壊したが、その21年後の現在では、「目に見えない金融ツインタワー」が、崩壊寸前の状況のようにも感じている。具体的に

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書評 塩原俊彦『復讐としてのウクライナ戦争 戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』(社会評論社、2022年11月)―現状分析と思想史的考察を繋ぐ壮大な試み

著者: 嶋崎史崇

 2022年2月に開始され、いまだ終わりが見えないウクライナ戦争。そのウクライナ、ロシア、そしてとりわけ米国との関係について、多数派の研究者とは全く異なる視点から、客観的な研究を積み重ねてきたのが、「ちきゅう座」にも度々

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Let’s Join Hands  11月30日  添付1点 独裁の陰りを喜ぶ 「教育権」を疑う

著者: 江口千春

–◎独裁・強権の陰りが拡大 トランプが共和党内でそっぽを向かれ、プーチンは末路が想像され、習近平政治の硬直があらわに批判されています。 ☆中国 「ゼロコロナ」への大規模抗議活動 北京 上海 広州などで &nb

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【報告】<東京・名古屋同時行動>三菱重工は憲法違反の長距離ミサイル開発をやめろ!申し入れ

著者: 杉原浩司

昨日11月29日に取り組んだ東京・名古屋での三菱重工への同時行動の報告を まとめましたのでご覧ください。さっそく東京新聞のウェブ版で、動画を含む 記事も配信されています。「死の商人になるな」ミサイル長射程化に市民団体が抗

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宇宙空間の戦争=サイバー戦争=ウクライナ戦争 (4) ーーー日本人もウクライナ戦争に参戦、愚かな!ーーー

著者: 柏木 勉

軍民一体化へ、「総合防衛費の創設」で生活・経済活動全体を軍事化  防衛省は、宇宙・サイバー・電磁波の領域における対応強化にむけて、その基本スタンスを「我が国への攻撃に対しては宇宙・サイバー・電磁波の領域を活用して攻撃を阻

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青山森人の東チモールだより…祝! 47年目の「独立宣言の日」

著者: 青山森人

「独立宣言の日」にW杯の横やり 11月20日から始まったサッカーのワールドカップは、開催前は東チモールでもあまり盛り上がっていないようでしたが、路上でのヨーロッパや南米の国ぐにの旗売りがポツリポツリと出現し、そして増えて

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】505 弱者の頼るところは国連

著者: 平田伊都子

 部屋の入口を開けて、ムハンマド六世モロッコ国王陛下が訪問者と握手をする写真が、MAPモロッコ国営通信に掲載されました。 写真の提供はモロッコ王室で、通常、訪問者と国王陛下のツーショットは横向きか並んだ握手シーンですが、

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二冊の遺稿集に接して(1)和田守著『徳富蘇峰 人と時代』

著者: 内野光子

萌書房、2022年10月20日 帯の表には、つぎのように紹介されています。 等身大の蘇峰の生涯を思想的変遷にも重きを置きつつ辿ることから始め,これまであまり論じられることのなかった社会事業家としての側面にもスポットを当て

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ギグワーカーを労働者として保護すべきは、民主主義社会の責任である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年11月26日)  昨日、東京都労働委員会は、ウーバー配達員が結成した労働組合の申立を認め、「ウーバーイーツ」運営法人の団体交渉拒否を不当労働行為とする救済命令を出した。いわゆる「ギグワーカー」を労働組合法上の

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