〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14047:250114〕
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
大きい話と小さい話
著者: 田畑光永―トランプの大風呂敷 対 習近平の「蠅貪蟻腐」? 日鉄がUSスチールを買収するという一件が日米間に波紋を広げた。なんと大きな会社が売り買いされるものだと、感心していたら、グリーンランドを米のトランプ次期大
本文を読む「人間」イエス・キリストとは?-ルナン著『イエス伝』を読む(その1)
著者: 合澤 清テクスト:『イエス伝』ルナン著 津田 穣訳(岩波文庫1941/57) 1.「神と呼んでもよいほどに偉大なる『比類ない人間』」 キリスト教にも、キリスト教史にも縁遠い評者=私が読んでも、よくこのような思い切ったことが書けた
本文を読む迫りくる世界戦争の危機と反戦闘争の課題 ①中国論
著者: 大谷美芳新左翼各派の機関紙・新年号を読んだ。「戦争と分断・対立」(『戦旗』)など、それぞれの情勢認識で、米国・日本と中国の戦争の危機に対して反戦闘争を呼びかけている。①両方が帝国主義戦争 戦争の真実を批判しないと反戦闘争は組織で
本文を読むアメリカに「包容」を求める? 中国
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(504)― アメリカ次期大統領トランプ氏の最新の記者会見での発言は、America Firstそのものであった。パナマ運河を取り戻す、カナダはアメリカの1州にする、グリーンランドをアメリ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(494)
著者: 本間宗究(本間裕)2024.11.21 世界的な流動性の枯渇 現在、世界的に危惧され始めたこととして、「流動性の枯渇」が挙げられるが、このことは、「約600兆ドルのOTCデリバティブ」と「約300兆ドルの世界債務残高」に関して、「債務の借
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(最終回)
著者: 野上俊明<福沢諭吉の「学問のすゝめ」> 日本の文明化の障碍になっているものについて、諭吉はなお突っ込んで論じます。これは諭吉独特の見解といっていいのですが、諭吉によれば「官」の優勢な気風―官尊民卑―が、逆にいうと民間の力の弱さ
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(5)
著者: 野上俊明<福沢諭吉の「学問のすゝめ」> 福沢諭吉は、大分県人というより近代日本の代表的人物といえます。つまり啓蒙思想家として天賦人権論を紹介したという意味でも、また日本国の独立と国民一人ひとりの独立自尊を促したという意味でも、県
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(4)
著者: 野上俊明<諭吉と「蘭学事始」> 杉田玄白著「蘭学事始」という書物の運命について、書誌的に興味ある事実が福沢諭吉によって明治半ばに明らかにされました。(以下、岩波文庫改訂版の解説で紹介されている諭吉の言による) 「蘭学事始」という
本文を読む中国は日本に何を求めているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(503)―― 昨年12月25日、中国環球時報紙は黒龍江省社会科学院東北アジア研究所研究員の笪志剛(たんしごう)氏の「日本に対中国外交の『確定』を求む」という論評を掲載した。 まず笪氏は
本文を読む正月NHK 西高東低
著者: 岩田昌征今年の正月、一日に上野の東照宮、二日に地元の代田八幡、四日に明治神宮に初詣をした。願い事の主筋は、以下の腰折れ二首に示されている。 冬牡丹元和偃武の神柱烏露のいくさを止めさせ給へ 木漏れ
本文を読む情弱選挙ーアメリカと日本
著者: 藤澤豊アメリカの大統領選が気になって毎日ニュースを読み漁っていた。あと一月もすれば投票日という日になって、なんか見えてきてしまったような気がしてきて読むのを止めた。ゴロツキの口から吐き出されるゴタクを報道し続けているマスコミが
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(3)
著者: 野上俊明梅園の経済書「価原」を読む 三浦梅園の「価原」(1773年)をはじめてひも解きました。三枝博音 (さいぐさ・ひろと)教授の編集になる岩波文庫版で、昭和 42年発行のものです。注釈もほとんどなく、現代語訳なしの読み下し文
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(2)
著者: 野上俊明三浦梅園(1723~1789)について(テキストとしては、梅園哲学入門 ともいうべき「多賀墨郷君にこたふる書」や「手びき草」など、岩波文庫版 「三浦梅園自然哲学論集」に編まれている諸論文を扱います) 近代初頭の科学と哲
本文を読む続・ 秋篠宮家の進学問題
著者: 小川 洋皇室問題を考える 奇妙な援護論 秋篠宮の悠仁親王の筑波大への推薦入学決定の報道があった直後、雑誌編集者の元木昌彦氏はウエブサイトなどで「親王が東大を目指していたとの見方は誤りで、筑付(高校)に入った時点で筑波
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1075号/長谷川如是閑 「ある心の自叙伝](2)
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14032:250105〕
本文を読む近代の夜明けー大分県人(賢人)の事績に触れて(1)
著者: 野上俊明<はじめに> 1998年3月、初めてミャンマーの地に降り立ちました。それから数か月たったころでしょうか、或る人から現地で日本語の通訳ガイドをしているチョーソーさんという青年を紹介されました。チョーソーさんは京都の大学に留
本文を読む党組織の空洞化問題をスルーして「希望ある未來」を大いに語るのか、赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その46)
著者: 広原盛明全国紙でも元旦の特集記事は分量が多いだけでつまらないものが多いが、今年の赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」のインタビューは、大仰でしかも場違いな感じを抱いただけだった。国民生活に関わる記事
本文を読む「全米民主主義基金(NED)とは何か、そして何を行っているのか」
著者: ピース・フィロソフィー和訳 “The National Endowment for Democracy: What It Is and What It Does” Japanese Translation NEDのウェブサイト 22年5月に出
本文を読む●戦後80年にあたって!――世界を覆う戦争に抗し、今こそ、すべての戦争を否定し、憲法第9条を堅持する ために「生命権」を主張しよう!
著者: 小西誠――沖縄には「命どぅ宝」という、古くからあるすばらしい言葉がある。これは沖縄戦という凄まじい犠牲を強いられた人々が、心の底から血肉化した真理だ。 今、ウクライナー欧州戦争、バレスチナーイスラエルー中東戦争、そして「台湾
本文を読む歌壇時評を書きました。
著者: 内野光子『ポトナム』2025年1月号に「歌壇時評」を書きました。短歌総合誌の『短歌研究』と『現代短歌』が、来年から、その出版形態を大きく変えるということです。この時評を執筆時には、『短歌研究』が隔月刊になることしか知らなかったの
本文を読むEconomistのビジネス臭さが鼻について
著者: 藤澤豊二十代の半ばにニューヨークに左遷されて、毎週のように中西部まで出張していた。そのたびにフライト待ちで、空港内のショップに入っては出てをくりかえして時間をつぶしていた。チェーン店がならんでいるだけで、どこに入っても目新しい
本文を読むミャンマー、うち続く国軍の戦略的敗北――シャン州に続き、ラカイン州でも地域司令本部陥落
著者: 野上俊明8月にシャン州にある北東司令本部が陥落したのに続き、この12月20日、ベンガル湾に面するラカイン州にある西部司令本部が陥落した。ラカイン州で国軍が支配するのは、州都シットウェイ周辺と中国が巨額の投資をして石油や天然ガス
本文を読むジャック・ボー氏著の論考「アレクセイ・ナワリヌイ氏について」
著者: グローガー理恵2017年3月、モスクワのトゥヴェルスカヤ通りを行進するナワリヌイ氏 CC BY-SA 4.0 撮影:Evgeny Feldman氏 はじめに ご紹介させていただくジャック・ボー氏著の論考「アレクセイ・ナワリヌイについて
本文を読むGlobal Headlines:戦争は地球環境への最悪の負荷
著者: 野上俊明<はじめに> ウクライナ戦争とガザ戦争は、地域紛争の枠を超えてユーラシア大陸東西にわたる地政学的な緊張を高めたという意味で、2024年の重大な政治トピックであり続けた。しかし戦争のもたらす被害は、人的物的な直接的な損耗に
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1074号/長谷川如是閑 「ある心の自叙伝(1)」
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/〔opinion14022 241228〕
本文を読むパンなどでなくお米を選ぶ理由は「おいしいから」
著者: 岩垂弘日本生協連がお米についてアンケート調査 日本生活協同組合連合会(日本生協連・組合員3000万人)は、主食であるお米の利用実態を把握し、生産者と産地の取り組みや応援に役立てることを目的に、2021年度から毎
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(493)
著者: 本間宗究(本間裕)2024.11.11 トランプ元大統領の再選 2024年の米国大統領選挙は、「トランプ元大統領の再選」という結果に終わったが、「これから、どのような変化が訪れるのか?」を考えると、たいへん厳しい情勢も想定されるようである
本文を読む石田隆至「西欧的近代化の限界とグローバルサウスの創新」:Chinadaily.com 英語論考の日本語版 Ishida Ryuji: The decline of the Western model and the rise of the Global South 石田隆至:西方式现代化已走到尽头,“全球南方”开拓全新道路
著者: 「ピース・フィロソフィー」上海交通大学人文学院副研究員の石田隆至さんによる、Chinadaily.com に12月10日付で出た英語の論考は日本を含む「グローバルノース」「西側」の人々にとって必読ではないかと思い、日本語版を提供してもらいました。
本文を読むMBS毎日放送ドキュメンタリー「ミサイル弾薬庫がやってくる」!
著者: 小西誠「島々シンポジウム」の小西です。 大阪のMBS毎日放送が素晴らしいミサイル弾薬庫問題のドキュメンタリー(亘佐和子ディレクター)を創りました。南西シフト下で現在、全国で大増設が始まっているミサイル等弾薬庫の建設を阻むた&g
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