引っ越しの前後、数か月休んでいましたので、世話人の方たちとは久しぶりでした。会報の編集中で、2月にでかけた明治大学生田キャンパスにある登戸研究所資料館見学の感想集です。私は参加できませんでしたが、皆さんの関心の向けどこ
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
共産党はいま存亡の岐路に立っている(その51)
著者: 広原盛明独左翼党の総選挙躍進を大きく取り上げた「しんぶん赤旗」(3月4日)はいったい何を伝えようとしたのか 3月4日の赤旗は興味深い紙面だった。1つは1面と3面で大きく取り上げた独左翼党の総選挙躍進の記事、もう1つは6面全紙を使
本文を読む原発事故の責任はだれがとるのか
著者: 岩垂 弘福島原発事故から14年、東京で「さようなら原発全国集会」 世界を震撼させた東京電力福島第一原子力発電所の事故から14年を経た3月8日(土)、東京の代々木公園で、「さようなら原発3・8全国集会」が開かれた。集会を主催したの
本文を読むミャンマーで奮闘する女医さん(2)
著者: 野上俊明ミャンマーのイラワジデルタの奥深くにあるミャウンミャというまちを拠点に、保健医療や野菜作り指導で孤軍奮闘する女医の名知仁子さん。内戦の戦火が及んでいなかったイラワジ管区にも、砲声が聞こえるようになっています。現地での生
本文を読む中国が考えるウクライナ問題
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(512)ーー 2月25日、中国共産党準機関紙「環球時報」は3人の研究者を招き、「バランスの取れた効果的で持続可能な欧州の安全保障構造はどのように構築されるか」というテーマでウクライナ問題を論じさせた。
本文を読む中国・アセアンの恥部、広がる魔界のネットワーク
著者: 野上俊明タイと国境を接するミャンマー側のミャワディ近郊のシュエコッコという急造都市が、この2月以降国際ニュースの見出しを飾るようになった。話の発端は、中国の映画俳優王星氏が犯罪組織によってタイからシュエコッコ―にある犯罪拠点に
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(502)
著者: 本間宗究(本間裕)2025.1.31 日銀のQT 「植田日銀総裁の思惑」として、以前に述べたことは、「最終的に1945年以降に発生した日本敗戦時のハイパーインフレを覚悟しながら、その時までは、できるだけ時間稼ぎを行う可能性」でもあったが、
本文を読むトランプ・ゼレンスキー会談をどう見るか
著者: 盛田常夫ハンガリー通信 先日のトランプ・ゼレンスキー会談をどう見るか。トランプ大統領の登場によって、ウクライナ和平が近づくと予感された。少なくとも「毒をもって毒を制する」効果があると考えた人は多いだろう。ところが、トランプ大統領
本文を読むトランプ現象
著者: 小原 紘韓国通信NO765 トランプ大統領にウンザリする毎日。何を言い出し、何をしでかすか目が離せない。オーマイゴッド!大統領に選んだ国民の気が知れない。 アメリカ・ファーストーMAGA(アメリカを再び偉大な国に)は、自信をなく
本文を読む「新聞歌壇」の選者ということ~馬場あき子の退任をめぐって
著者: 内野光子2月25日の朝日新聞は、馬場あき子が47年間務めた「朝日歌壇」の選者を退任すると報じた。半世紀近くも選者であったことに改めて驚いた。97歳、「元気なうちに幕を」と3月をもって引退を決めたとも記事にはあった。そして後任
本文を読む中国上層部で内紛?
著者: 田畑光永―27年党大会以降の布陣が争点か (下) 前回の続きとして、習近平政権内部で抗争があるとすればその中心は誰と誰との争いか。目に見える証拠はなくとも該当範囲内の人間関係から、抗争のありそうなところの見当をつけてみたい。
本文を読む緑内障目薬の日米価格差
著者: 藤澤豊二〇一四年だったと記憶しているが、健康診断で白内障の初期症状がみえるから、進行を防ぐ点眼薬をといわれた。白内障?たいしたことないだろうと高をくくってはいても気にはなる。翌年の健康診断を前に眼科で処方箋もらって薬局によって
本文を読む中国の政権上層部で内紛?
著者: 田畑光永―27年党大会以降の布陣が争点か (上) こんなタイトルをつけてはみたが、「なるほど」と読者に膝を叩かせるほどの材料があるわけではない。なんだ、これしきのことか、と叱られるかもしれないのだが、気にはなるので、一応、文章に
本文を読むいまこそ「加害」を考える 戦後80年: 沖縄県戦後80年シンポジウム「日米安保体制と沖縄-沖縄の歴史から考えるアジア太平洋地域の平和構築-」より Satoko Oka Norimatsu’s speech from the Okinawa Symposium, Feb 5, 2025
著者: 乗松聡子アメリカン大学のピーター・カズニック教授を迎え、2月5日に開催された、沖縄県戦後80年シンポジウム「日米安保体制と沖縄-沖縄の歴史から考えるアジア太平洋地域の平和構築-」での乗松聡子の発表原稿をここに掲載します。実際は他
本文を読む倍賞千恵子さん、60年前のこと覚えていますか
著者: 岩垂 弘下町担当の記者たちとの交流 「えー、彼女が芸術院会員に」。2月21日(金)の朝、新聞各紙を読んでいたら、朝日新聞の社会・総合面の下段に「芸術院新会員に15人」という見出しの記事が載っており、3月1日付で文部科学相が発令す
本文を読む【報告】「侵略反対!」~ウクライナに平和を!集会・デモに600人(チラシも紹介)
著者: 杉原浩司2月24日に東京で、「ウクライナに平和を!核兵器をつかうな、原発に手を出すな」を掲げた日比谷野音集会・銀座デモが600人の参加で開催されました。 少し時間が空きましたが、簡単な写真報告と「ウクライナ民衆連帯募金」が配布し
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(501)
著者: 本間宗究(本間裕)2025.1.22 量的緩和とインフレ税 今後の「日本の金融政策」を考える時に避けて通れない点は、今までに実施された「量的緩和(QE)」に関して、「経済的、および、歴史的意味合い」を考えることとも思われるが、実際には、「
本文を読む混乱と衰退のアメリカ
著者: 小川 洋第二次トランプ政権の一ヶ月 第47代アメリカ大統領に就任したD.トランプ氏は、就任演説で「これからの四年間、アメリカは黄金時代を迎える」と豪語したが、筆者は彼の当選直後から、トランプの四年間は「混乱と衰退の時代」になると
本文を読む米露の「頭越し外交」は世界を変えるか
著者: 阿部治平--八ヶ岳山麓から(511)-- 帝国主義戦争は20世紀とともに終わったと思っていたから、3年前ロシアによるウクライナ侵略が公然と行われたときには文字通り仰天した。しかも、今年に入ってアメリカのトランプ政権は、当事者不在
本文を読む2月24日『怒りをうたえ』(ダイジェスト版)上映会を終えて
著者: 東條 守1)第6回現代史研究会(ちきゅう座)討論集会を無事に終えて安堵しております。予約していた3名がお見えになれず、予想外に日大闘争の仲間が一人駆け付けてくれたハプニングもありました。30名の参加者と友好な交流が持てたことが嬉
本文を読むユニクロ中国撤退のニュース
著者: 藤澤豊ユニクロが中国から撤退して、東南アジアに生産基地を移すというYouTubeのニュースをみて驚いた。こんなことが起きているとは知らなかった。新聞はとってないし、テレビもめったに見ない。人と会うことも少なくなって世事に疎くな
本文を読むアジア・太平洋地域の2025国際協同組合年がスタート
著者: 岩垂 弘東京でキックオフイベント 東京・渋谷の国連大学で2月19日、「2025国際協同組合年キックオフイベント」が開かれた。日本の協同組合によって結成された「2025国際協同組合年(IYC2025)全国実行委員会」、国際協同組合
本文を読む天皇制とは、この世に必要な存在ではない。いや、国民の主権者意識涵養には、まことに有害な存在である。にもかかわらず、この社会の隅々になんと蔓延ってしまった恐るべき存在なのだろう。
著者: 澤藤統一郎(2025年2月23日) 2月23日、天皇(徳仁)の誕生日。もちろん、とりたてて目出度い日ではない。思惑ある人だけが大袈裟に空虚な祝辞を述べ合う日なのだが、その空虚さにシラける日。そして、国民一人ひとりの主権者意識や、人
本文を読むGlobal Headlines:ミャンマー、学生師団の指導者が決意と展望を語る
著者: 野上俊明<はじめに> トランプの再登場が引き起こす激震は、大西洋を越えてヨーロッパを直撃し、かつユーラシア大陸を縦断してアジア地域にも及びつつある。就任早々、大統領はアメリカ国内の社会政策関連だけではなく、海外援助に関わる様々な
本文を読む田村智子委員長は共産党の代表ではないのか、志位議長が衆院本会議、予算委員会で代表質問に立つ不思議、田村委員長就任1年を顧みて(3)
著者: 広原盛明共産党はいま存亡の岐路に立っている(その50) 何度も目を疑ったが、共産党機関紙「しんぶん赤旗」が連日1面トップで報じているのだから、やはりこれが共産党の真実の姿なのだろう。他でもない。志位議長が2月13日の衆院本会議で
本文を読むミャンマー、イラワジ・デルタで奮闘する日本人の女医さん
著者: 野上俊明内戦が拡大し、いままで平穏だったイラワジ・デルタ地帯にも戦火が及び始めています。4年前から始まった内戦は、抵抗勢力がますます支配地域を拡大し、軍事政権を追い詰めています。なるほど抵抗勢力の前進は歓迎すべきことではありま
本文を読む青山森人の東チモールだより…摩訶不思議、マクア語の話者がまだいたとは?
著者: 青山 森人国勢調査ではマクア語の話者は56人 前号の「東チモールだより」の終わり部分でわたしは、「東チモール東端部に位置するラウテン地方自治体のそのまた東部のトゥトゥアラという村で話されていたマクア語という言語は、『独立回復』をし
本文を読む中国は日米首脳会談をどう見たか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(510)ーー 石破総理大臣とトランプ大統領は日本時間の2月8日にワシントンで首脳会談を行い、共同声明を発表した。中国外務省は共同声明の自国に関する部分に鋭く反応した。これをロイター通信は次のように報道
本文を読む「岩波の本は、返品できないんですよ、いいですね」~歌集『ゆふすげ』をめぐって
著者: 内野光子転居先に出入りの本屋さんからの確認の電話だった。やはり、読んでおかねばと、注文した『ゆふすげ』(美智子著 岩波書店 2025年1月)の件である。著者「美智子」は、平成期の美智子皇后、美智子前皇后のこと。苗字のない著者と
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(500)
著者: 本間宗究(本間裕)2025.1.16 人類史上最大のバブル 1600年代初頭に「オランダのチューリップ」から始まった「人類社会のバブル相場」については、その後、「南海泡沫事件」などを経て、「20世紀から21世紀における本格的なバブルの時代
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