評論・紹介・意見の執筆一覧

「民主主義社会では許されない蛮行」では、事態の本質を隠ぺいする怖れ ――日本の主要メディアの惨状を憂う

著者: 野上俊明

 わが学生時代、「ブル新」と人なみに貶してはみたものの、朝日新聞はやはりわが教養になくてはならないものであった。しかしそれから半世紀、今般の安倍元首相暗殺事件の扱いを見て、わが朝日はルビコン川を越えてしまったのではないか

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政治を私物化した、あのウソつきを国葬に? それこそ民主主義の危機だ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年7月14日)  安倍晋三は、政治を私物化したウソつき政治家だった。生前の功績など、一つとして私は知らない。罪科の方なら、いくつも数え上げることができる。端的に言えば、彼は日本民主主義を壊した。その意味で大きな

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NNAFJおしらせ 東電株主代表訴訟、勝訴おめでとうございます! 10年間、本当にご苦労さまでした

著者: SATO Daisuke

●「大飯原発再稼動を許さない!緊急行動」 7月15日(金)12時30分 おおい町大島半島「しーまいる」前集合、13時デモ出発 大飯原発ゲート前で抗議行動(13:40~14:30) ●「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全

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ご通行中の皆様、この選挙結果に表れた民意は本当に改憲を望んでいるのでしょうか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年7月12日)  本郷通りの皆様、春日通りの皆様、そしてご通行中の皆様。こちらは「本郷・湯島9条の会」です。少しの間、9条と平和の訴えに、耳をお貸しください。  参院選の開票結果が出ました。厳しいものと受けとめ

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改憲に用心 ウクライナと改憲を結び付けるな ―米中はすでに両国関係をウクライナ以前に修復した

著者: 田畑光永

 今回の参院選で自民(119)、公明(27)、維新(21)、国民(10)のいわゆる改憲4党の参議院での議席数が合わせて177、改憲発議に必要な議席数の3分の2(167)以上を維持した。衆議院でもその条件は満たされているの

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民意 なんぞかくも気まぐれなる かくも酷薄なる

著者: 澤藤統一郎

(2022年7月11日)  凡人に、一喜一憂するなと言うのは無理な話。今日は、「一憂」の日だ。朝から気が重い。  肺ガンを患って手術を受けたとき、柄にもなく「歌のようなもの」を詠んだことがある。その30首ほどの中に次の一

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改憲4党圧勝でも望み無きにしもあらず 護憲派にまだチャンスはある

著者: 岩垂 弘

 「改憲4党」の圧勝だった。7月10日に行われた参院選挙。この結果、自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の改憲4党は衆参両院で3分の2以上の議席を占めることになり、衆参両院で憲法改正を発議し、これを国民投票にかけるこ

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DHCスラップ訴訟・「反撃」訴訟の顛末が間もなく出版になります。 ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第201弾

著者: 澤藤統一郎

(2022年7月10日)  DHCスラップ訴訟・DHCスラップ「反撃」訴訟では、多くの皆様に、お世話になりました。1914年4月に始まったこの訴訟は、まずは私が被告にされた訴訟が、東京地裁から最高裁まで3ラウンドで私が勝

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】485 西サハラ国連特使の足踏み、パレスチナ和解大前進

著者: 平田伊都子

 スタファン・デ・ミストラ国連事務総長西サハラ個人特使が、西サハラ第2弾視察を目前にして、「前任者たちを踏襲したい」と表明したそうです。 しかし、特使がモロッコ占領地・西サハラに入ろうとしたら、モロッコが又、妨害!  一

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再びウクライナ戦争を考える  煽られた民族の分断は、何を生み出したか

著者: 松井和子

私は教師になった時、障害を抱えた子どもたちの教育に携わろうと考えていた。そして今から20年程前退職するまで、その仕事に携わって来た。 1970年代の初め、まだ日本では障害を抱えた子どもたち全員が学校教育を受けられる状況に

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(366)

著者: 本間宗究(本間裕)

秩序からカオスへの転換メカニズム 「複雑系の科学」では、「秩序とカオス」や「画一性と多様性」などの関係性が重要視されているが、この点に関して、参考となるのが、「バブルの発生と崩壊のメカニズム」のようにも感じている。つまり

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【ネット署名】土地規制法「基本方針案」に市民の意見を!パブコメの実施を求めます

著者: 杉原浩司

9月に土地規制法が全面施行されるにもかかわらず、今に至ってもなお、住民 ・市民に対する調査と行動の規制・処罰にかかわる重要な事項が明らかになっ ていません。法律で明らかにされていないことを基本方針や政省令で政府が意 のま

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】484 アフリカ移民を虐殺するモロッコとスペイン

著者: 平田伊都子

 2022年6月24日、モロッコから国境フェンスを越えてスペインの飛び地領土メリリャ市に入ろうとしたアフリカ黒人移民に向け、モロッコ警備隊が催涙弾と鉄棒で虐殺しました。 国連は6月27日に死者約23人重傷者多数としていま

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これからどう生きていったらいいのだろう? レイバー映画祭2022

著者: リベラル21

 恒例の「レイバー映画祭」が、7月23日(土)、東京の全水道会館4階大会議室(JR水道橋駅東口、都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口下車)で開かれます。  レイバー映画祭は、一般の映画館ではなかなか上映される機会のない労働を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(365)

著者: 本間宗究(本間裕)

究極理論の追求 現在、「複雑系の科学」から、大きな刺激を得るとともに、「究極理論の追求」という概念に対して、新たな挑戦意欲を燃やし始めている状況でもあるが、この時に気になる点は、「予測と説明」に対する考え方である。つまり

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中国はウクライナ戦争をめぐる西側の対応をどう見ているか

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(383)――  6月17日ロシアのプーチン大統領は、サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムの全体会合で演説し、「欧米が狂ったようにロシアに制裁を加えているが、そのもくろみは失敗した」と述べ、

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