評論・紹介・意見の執筆一覧

ミャンマー、アウンサンスーチー氏、監獄/独房に収監へ ――軍部打倒の国民的決意はますます固く

著者: 野上俊明

 過去1988年から2010年までの間、断続的に、合計すると15年にもおよぶ自宅軟禁の刑罰を科されても耐え抜いたアウンサンスーチー氏。そしてこの間30年でNLDとして臨んだ三度の国政選挙では、いずれも圧勝。一昨年2020

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西側支援は間に合うか?ー中国から見たウクライナ戦況

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(382)――  中国「環球時報」紙は、6月16日ウクライナの戦況について、中立的で客観的な分析記事を載せた。中国共産党機関紙人民日報の国際版の記事にしてはめずらしく宣伝臭がない。NATO批判もロシアび

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忘れてはいけない、覚えているうちに(1)「戦後短歌史とジェンダーを研究する会」の最後の会計係

著者: 内野光子

あまり好きな言葉ではないが、「断捨離」のさなか、身辺整理を始めてはいるが、なかなか片付かない。この間は、台所の食器類を整理した。まるで使ってないワイングラスのセットやコーヒーカップ、菓子皿や茶たくなどを取り出してみた。近

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白井聡 講演「戦後秩序の展開」 (2022.6.11 広島県三原市)

著者: 6.11白井聡講演会実行委員会

これは6月11日に広島県三原市の「三原リージョンプラザ第2研修室」で行われた講演会の報告です。主催者の鵜飼さん、古賀暹さんの話では、約20数名が参加されたとのことです。こういう地域での活動をこれからも大いにやりながら、都

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】483 大巡礼解禁、人蠢く

著者: 平田伊都子

 コロナが止めていたサウジアラビア・メッカへの大巡礼が、2年ぶりに解禁されました。  そして、大巡礼解禁と共に、サウジアラビアの実質的指導者であるムハンマド・ビン・サルマン・サウジアラビア皇太子が外交活動を再開しました。

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(364)

著者: 本間宗究(本間裕)

共産主義者の階級闘争 「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」や「中国共産党の帝国主義的な行動」などを見ると、かつての共産主義国では、いまだに、「共産主義の亡霊」が存在しているようにも感じている。具体的には、「ブルジョア階

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「べたなぎ国会」(与野党対決なし)は「きれいな空振り」(内閣不信任案否決)で終わった、立憲民主党の〝あいまい路線〟は墓穴を掘るにちがいない

著者: 広原盛明

 2022年6月15分、第208回通常国会が閉会した。各紙の見出しは驚くほど似通ったものだった。  〇日本経済新聞(6月15日)、「国会、異例の与党ベース、政府提出法案 26年ぶり全て成立へ」「会期中 内閣支持は上昇、決

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最高裁に告ぐ! 「こんなんじゃ、現場はやってられませんよ。裁判所の信頼を失墜させているのは、あなたたちでしょ」

著者: 澤藤統一郎

(2022年6月21日)  昨夜、ネットを検索して、たまたま岡口基一判事のブログに遭遇し、本日のタイトルの書き込みに衝撃を受けた。  「岡口基一の『ボ2ネタ』」という連続ブログ。「2003年から続いている老舗「司法情報」

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【お知らせ】共同声明「老朽原発をうごかすな」 と 各党公開質問(参議院議員選挙を前にして)

著者: 木村雅英

【プレスリリース】 共同声明「老朽原発をうごかすな」 と 各党公開質問 (参議院議員選挙を前にして) 再稼働阻止全国ネットワーク 東電本店合同抗議 とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 反原発自治体議員・市民連盟 若狭の原

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ミャンマー、著名な議員・活動家に死刑執行迫る――国際世論で暴挙にストップを!

著者: 野上俊明

 昨年2・1クーデタから1年4か月、ミャンマー内戦の戦況は膠着状態にあるといえるが、軍事政権にしてみれば、安定した統治にはほど遠く、焦りから反政府組織の牙城であるサガイン地方では村ごと焼き討ちする残忍な焦土作戦を展開して

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死せる孔明生ける仲達を走らす――ブレジンスキー対プーチン――

著者: 岩田昌征

 今日、全世界が眼前に目撃する露宇戦争、すなわちプーチン侵略は、社会主義ソ連と社会主義ユーゴスラヴィアの解体、それに続く資本主義移行期のロシア連邦と新ユーゴスラヴィア(セルビアとモンテネグロからなる連邦国家)が北米西欧の

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今、「自治会と寄付金」はどうなっているのか~日赤、社協、消防団、地域の祭り・・・、佐倉市は?!

著者: 内野光子

 定着しつつあった「寄付は個人の自由」! 昨年度、十数年ぶりで、地域の自治会の班長の役が回ってきた。コロナ禍のため、活動は極端に縮小し、月一回の班長会の参加とそのときに手渡される会報と行政からの配布や回覧物を班の人たちに

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細田博之による文春への提訴もスラップである。その違法の追及が必要だ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年6月19日)  18日付の各紙が、「細田博之衆院議長が文芸春秋社を提訴 『セクハラ報道、事実無根』」と報じている。細田は17日、女性記者へのセクハラ疑惑を報じた週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元

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#FreeAssange ジャーナリストたちよ、見て見ぬふりをするな!ジュリアン・アサンジの身柄引き渡し問題は世界中のすべてのジャーナリストの死活問題だ。Caitlin Johnstone: Assange Is Doing His Most Important Work Yet (Japanese Translation)

著者: ピースフィロソフィー

多くのメディア、報道の自由や人権を守ろうとする団体が声を上げたにもかかわらず、多くの署名運動や街頭デモが行われたにもかかわらず、6月17日、英国で収監されている、「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジの米国への

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】482 地中海ゲーム(通称・地中海オリンピック)

著者: 平田伊都子

 「 第19回地中海ゲーム(通称・地中海オリンピック)を、2022年6月25日から7月6日までアルジェリアのオランで開催」と、アルジェリアが2022年6月始めに正式発表しました。 日本では、殆どマークされませんでした。 

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司法とは所詮は権力の一部なのだから、この最高裁判決は宿命というべきものなのだろうか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年6月18日)  3・11福島第1原発事故に関しての「避難者訴訟」。昨日、注目の国の責任に関する最高裁判決が言い渡された。結果は、ニベもない請求棄却(自判)で終わった。この判決は、誰の意を体してのものなのだろう

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スマホのアプリが突然「赤」となって、デモ参加者は隔離され追い払われた。

著者: 澤藤統一郎

(2022年6月17日)  これは恐ろしい話である。今のところは中国のエピソードだが、もしかしたら明日の人類全体の様子を物語っているのかも知れない。  ジョージ・オーウェルのデストピア小説「1984年」は、1948年に書

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日本が武力をふやせば、まわりの国も武力ふやして悪循環に 「いのみら通信」No.115号から

著者: 水野スウ

<(リベラル21)編集委員会から>  石川県津幡町在住の水野スウさんは、40年近くにわたって「紅茶の時間」という名で毎水曜午後、自宅を開放し、誰でも気軽に社会のことを話しあえる場を開いているほか、2005年ごろからは、日

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