評論・紹介・意見の執筆一覧

フランス人のアンヌ=ローレ・ボネル監督によるドキュメンタリー映画『ドンバス』(2016)と、「ウクライナ戦争に関するノート」Documentary Film Donbass (2016) by Anne-Laure Bonnel, and her notes on the war in Ukraine

著者: ピースフィロソフィー

日本の大学で教鞭を取っている友人のDennis Riches さんから一つのドキュメンタリー映画を教えてもらった。フランス人の アンヌ=ローレ・ボネルAnne-Laure Bonnel監督による『Donbass ドンバス

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ウクライナ問題 ナショナリズムのバカバカしさ(後編)

著者: 柏木 勉

■2014年のマイダン革命――米国政府の謀略とネオナチの跳梁  ところで、先に物事と物事の間には媒介項があると述べたが、次にその点に触れたい。 今回のロシア侵攻までは何年かにわたる経緯、またプーチンの行動を支配するロシア

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「政教分離」とは、いったい何なのだ。那覇地裁の判決は?

著者: 澤藤統一郎  

(2022年3月28日・連続更新9年まであと3日)  先週の水曜日、3月23日に那覇地裁(山口和宏裁判長)で、政教分離に関する訴訟の判決が言い渡された。市民2人が原告となって那覇市を訴えた住民訴訟でのこと。請求の内容は、

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〝連合の将棋のコマ、泉立憲代表〟のままでは、野党は参院選を戦えない

著者: 広原盛明

2022年度当初予算が3月22日に成立した。一般会計の歳出規模は過去最大の107兆円超、それでいてほとんど論戦らしい論戦もないままに戦後4番目の速さでの成立となった。野党第1党の立憲民主党が予算追及のイニシアチィブを取れ

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ウクライナ問題 ナショナリズムのバカバカしさ(前編)

著者: 柏木 勉

■ 日本社会のボロボロ劣化が露呈した  現在、日本のほとんどのマスコミ、政府・自治体、政党、国民の大多数が「ウクライナがんばれ、ウクライナかわいそう、ロシア憎し」で一色に染まっている。何か大きなことがおこると思考停止。一

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「安倍やめろ訴訟」判決に思う ー 警察を官営の暴力団にしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月27日・連続更新9年まであと4日)  誰がなんと言っても言わなくても、もう春ですな。   世の中は三日見ぬ間の桜かな   銭湯で上野の花のうわさかな  今日が満開の、のどやかな上野の桜でございますが、あの

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何べんでも「戦争でウクライナのこどもをころすな」と言う

著者: 米田佐代子

 19日の土曜日、吉祥寺の駅前で「ロシアのウクライナ侵攻に抗議しよう」というアピールをしている人たちに会いました。ちいさなチラシを配っていたので「ご苦労様」と挨拶して、もらいました。ロシア大使館の住所やメールアドレスが記

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】470 美男サンチェスの裏切り

著者: 平田伊都子

 美男のペドロ・サンチェス・スペイン首相が西サハラの難民と被占領民を捨て、モロッコの王様に忠誠を誓いました。 一体、サンチェスに何があったのでしょうか? モロッコは何を仕掛けたのでしょうか?  サンチェスを信じていた西サ

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宝田明の他界を悼む ―「ゴジラ」と「反戦平和」―

著者: 半澤健市

《金融マンの私と東宝の関わり》  1950年代に、東宝の青春スターとしてデビューし、多様なジャンルで活躍した俳優宝田明(たからだ・あきら)が逝った。2022年3月14日であった。  東宝と、私が務めていた東洋信託銀行(現

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(351)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融界のブラックホール 金融業に携わって、今年で46年目を迎えるが、この期間を振り返りながら、現在の「金利上昇」を考えた時、痛切に感じることは、「金融界のブラックホールが形成され、そして、蒸発している展開」のことである。

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オペラハウス支配人がハンガリー首相へ引退勧告 ここにも1人、プーチンに頭の上がらない首脳

著者: 盛田常夫

 3月12日に、ブダペストでオペラハウスの改装記念ガラコンサートが開かれました。アーデル大統領、オルバン首相、ノヴァーク次期大統領が列席する中、オペラハウス支配人のオーコオヴァチ・スィルヴェスターが発した挨拶話題になって

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ウクライナ危機の背景:2014年、米国のベテラン諜報専門家たちがメルケル独首相に出した書簡

著者: グローガー理恵

2014年、米国のベテラン諜報専門家たちがメルケル独首相に警告   ウクライナ危機は今に始まったことではない。プーチンをウクライナ侵攻に至らせるまでには、様々な因が絡み合って要因となっている背景があるはずである

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『津田梅子―科学への道、大学の夢』(古川安)を読む~津田梅子は何と闘ったのか

著者: 内野光子

 東大出版会のPR誌「UP」3月号に載っていた著者古川安氏の「ブリンマーと津田梅子と私」という執筆余話を読んで、本書を読みたくなった。新刊なので、どうかなと思ったが、市立図書館ですんなり借りることができた。 1892年6

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銃をおけ! 人を殺すな! 家を壊すな! せっかく咲いた花を軍靴で踏みにじるな!

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月22日)  最近落ち着かない。なんとなくウロウロ、という心もちなのだ。3・11のときもこんな感じだったが、あれ以来のこと。いま、戦争の惨禍が現実のものとなって人々を苦しめている。恐怖、飢餓、家族の離散、そ

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「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!」 東京で、さようなら原発緊急集会

著者: 岩垂 弘

 「ウクライナに平和を」「原発に手を出すな」。2500人を超える人々のコールが、花冷えの会場に響き渡った。快晴の下、東京・代々木公園で3月21日(月・祝日)に開かれた「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!3・21市民ア

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