評論・紹介・意見の執筆一覧

1月7日「改憲NO!文京アクション 新春学習会」 講師は澤藤大河

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月3日)  2022年の年開けは、少しも目出度くない。寒さが厳しいだけではない。思いがけなくも憲法をめぐる状況についての厳しさも痛感せざるを得ない。  邪悪な改憲勢力の首魁(実は単なる無能)の安倍晋三をよう

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ああ、香港。ああ、新疆。嗚呼、「中国的民主」。そして、ああ日本。

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月31日)  2021年が暮れていく。その歳の境目で考える。いったい、世界は進歩しているのだろうか。実は、恐ろしく退歩してしまったのではないだろうか。ロシアはウクライナの国境に10万の軍を集結して一触即発

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立憲民主党と共産党がこのままの状態では参院選で〝共倒れ〟する

著者: 広原盛明

「政治対決の弁証法」ではなく「国民世論の弁証法」による総括が必要だ  こんな後ろ向きの感想を年末に書く破目になるとは夢にも思わなかった。2021年10月衆院選が終わって以降、立憲と共産との間で野党共闘に関する総括の話がま

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Let’s Join Hands 添付1点 12月29日  注目記事と番組です

著者: 江口千春

◎“上位1%富裕層 世界の個人資産 4割近く保有”仏研究グループ この半世紀、難民の問題を始め、世界中で、貧困・分断・憎しみ・抑圧を生み増大させた土壌は、国家権力も使い災害にも便乗して富を獲得する「自由」をのさばらせる「

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今年も暮れに被告発人安倍晋三を不起訴処分とする通知

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月29日)  午過ぎに、伊藤文規という差出人からの簡易書留郵便を受領した。「ハテ、伊藤文規さん、お名前に覚えのあるようなないような」。封を切ってみると、東京地検特捜部からの処分通知書。下記のとおりのなんと

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各地で市民たちの活動が活発化(8) パジュワク通信社が伝える現状

著者: 坂井定雄

 11月1日から、七回連載でアフガニスタンのパジュワク通信社の、全世界に向けた英語報道(他に現地2語もある)の一部を転載してきた。驚嘆するのは、この報道が、日々改善し、取材、記事の内容で、ロイター、APなど国際的な通信社

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】457 年を越す国連和平工作の失敗

著者: 平田伊都子

  クリスマス直前の国連事務総長定例記者会見で、明るい笑顔と明るい声のファラファン副報道官が数々の国連失敗談を報告しました。 新型コロナウィルス変異株オミクロンの感染者が激増するニューヨークの国連本部では、再び在宅勤務が

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中国ウルトラ・ナショナリズムを批判する(四)

著者: 柏木 勉

「天命をうけた皇帝」と「人民を代表する共産党」は同じもの  前回紹介した王岐山、スターリン、ピャタコフの一党独裁論は、三つとも、法の上に立ち何ら制約がない無制限の権力を行使する「人治」という点で共通しています。また、中国

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「命」が尊いので、「戦死」は尊くない。兵の死を美化する思惑に乗せられてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月28日)  菅原龍憲という方がいる。浄土真宗本願寺派の僧侶で、政教分離や靖国問題に関心を持つ人たちの間では著名な存在。右顧左眄することのない、その発言の歯切れの良さが魅力である。公開されているFaceb

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日本政府は核兵器廃絶に踏み出せ 新年を前に世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は12月27日、「2022年を日本政府が核兵器廃絶に踏み出す年に!」と題するアピールを発表した。  年が明けるとすぐに核兵器不拡散条約(NPT)の第10回運用検討会議が、3月には核兵器禁止条約

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岸田政権は卑劣で汚い。- 沖縄を愚弄するな。「米軍再編交付金」を使っての名護市長選挙介入をやめよ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月26日)  街中に参院選予定候補のポスターが目につくようになった。我が家にも、山添拓のポスターが2枚。今年10月の総選挙の結果が革新の側に厳しかっただけに、来夏の参院選の重みが一入である。  とりわけ来

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三度「世界記憶遺産」への登録を目指す 原爆文学の保全を願う広島の市民団体

著者: 岩垂 弘

 広島の市民団体「広島文学資料保全の会」(土屋時子代表)と広島市は、被爆作家3人の日記や手帳などを、「広島の被爆作家による原爆文学資料」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録するよう

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歴史修正主義は日本政府の専売特許ではなくなった。中国共産党よ、お前もか。

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月25日)  クリスマスである。キリスト教徒にとっては神の子生誕の聖なる日であり、キリスト教文化圏では社会全体が習俗としての安息日となる。香港は長くイギリスの統治下にあって、クリスマスは祝日なのだそうだ。

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小林清親―光線画のパイオニア、あるいは、アレゴリーの名手

著者: 髭郁彦

 板橋区立美術館で1988年に開催された「絵描きがとらえたシャッター・チャンス~日本のルポルタージュ・アート~」という展覧会の図録を現代哲学がご専門の宇波彰先生にお借りしたのは去年の今頃だった。その時、先生はこの展覧会の

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「人間はみな平等やいうのに、なんで天皇だけは別やねん?」

著者: 澤藤統一郎

(2021年12月24日)  「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」とは、福沢諭吉の「学問のすゝめ」冒頭の一節として知られる。その福沢が、「帝室論」においては、「帝室は尊貴にして全ての臣民に等しく君臨する」趣

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ドイツ通信第183号  信号連立政権とオミクロン感染対策――何が新しくて、何が問題か

著者: T・K生

ドイツ―ヨーロッパは、オミクロン変異株に見舞われています。それをメディアでは、【「TUMAMI」= 津波】と表現するほどです。イギリスの現状はドイツの3週間後の姿だといわれ、加えてクリスマス休暇、年末年始にかけて感染率の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(339)

著者: 本間宗究(本間裕)

50年ぶりの水準に低下した円の実質実効為替レート 11月17日に「BIS(国際決済銀行)」が発表した「円の実質実効レート」によると、「日本の円安は、50年ぶりの水準にまで低下している状況」とのことである。つまり、通貨の総

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