1月4日のヘーゲル米国防長官と小野寺防衛大臣の電話会談について日本のメディアの報道では誤解を招く部分があるのでここに国防総省の発表の翻訳をしておく。 これを読めば、共同が首相靖国参拝問題について「ヘーゲル氏からの言及はな
本文を読む時代をみるの執筆一覧
天皇夫妻発言の「重さ」 ―「戦後レジーム」を忘れないために―
著者: 半澤健市2013年12月23日の「天皇誕生日」に先立ち18日に天皇の記者会見があった。 私が強い印象を得た天皇の発言は次の三つである。 一つ。八〇年間の最大関心事は「先の戦争」であったこと。戦争は多くの若い夢と未来を奪ったこと
本文を読む日中と北朝鮮-東アジアの緊張は激化の一途 -2014年の国際情勢をどう読むか-
著者: 伊藤力司甲午2014年が明けた。本来なら伝統の新年を寿ぐ特別の時期である。ところが安倍晋三首相が昨年末靖国神社を参拝したことで、2012年9月から表面化した尖閣諸島の領有権をめぐる日中関係の緊張がいっそう深まった。このまま推移す
本文を読む「人間中心の国づくり」めざして ー2014年元旦社説を批評するー
著者: 安原和雄大手紙の元旦社説のキーワードとして、民主主義、日本浮上、長期の国家戦略、人間中心の国づくり、などを挙げることができる。これらのキーワードは「強い国」志向にこだわる安倍首相の姿勢と果たしてつながるのか。率直に言えば、首相の
本文を読む「強い国」への全面対決は一紙のみ ―2014年の元旦6紙を読む―
著者: 半澤健市元旦の大手6紙を読んだ感想を書く。 もう5回目になった。能力と時間の制限があり社説中心となった。 《「強い国」論への強い支持》 産経新聞の現状分析は明確かつ一面的である。「国守り抜く決意と能力を」と題して、危機感を煽り
本文を読む謹賀新年、というより原発再稼働・軍国日本の始まりか?
著者: 加藤哲郎2014.1.1 新年ですが、今年も松飾りはつけません。2011年3.11を経て、3回目の正月です。改めて東日本大震災・福島第一原発事故の被害を、確認しておきましょう。震災・津波による死者・行方不明者は1万8526人、建
本文を読む2014年年頭のご挨拶 -正念場の年になりそうな予感の中で-
著者: リベラル21編集委員会リベラル21をお読みくださっている皆さん、寄稿してくださっている皆さんに新年のご挨拶を申し上げます。あけましておめでとうございます。 本ブログがスタートしたのは2007年春のことでしたから、おかげさまで7回目の新年を
本文を読むエドワード・スノーデン「声なき人間になるくらいなら国なき人間になる」 Edward Snowden: I Would Rather Be without a State than without a Voice.
著者: 「ピースフィロソフィ―」Edward Snowden 米国のプログレッシブニュースサイト、『コモン・ドリームズ』12月17日付に掲載された、元CIA職員で米英による世界中での個人情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン氏のブラジル国民に向け
本文を読む「沖縄の平和創造と人間の尊厳回復を求める100人委員会」の仲井真知事への抗議声明
著者: 「ピースフィロソフィ―」「沖縄の平和創造と人間の尊厳回復を求める100人委員会」からの抗議声明です。 新たな軍事基地建設を容認した仲井真知事に満腔の怒りをもって抗議する 12月25日、「100人委員会」は、知事のこれまでの公約及びしっかりとした
本文を読む姿を変えるアメリカの帝国主義戦争
著者: 童子丸開2013年も押し詰まり日本では厳しい寒さが続いていると聞きます。お風邪など召しませんようご自愛ください。 正月も近いのにちっともめでたい気がしないのはあの日本国首相の愚行のおかげでしょうか。(この点ではスペインも似たよう
本文を読む名護市稲嶺市長から仲井真知事の埋め立て承認への抗議文 (英訳付) A letter of protest from Mayor of Nago to Governor of Okinawa
著者: 「ピースフィロソフィ―」名護市稲嶺市長から仲井真知事の埋め立て承認への抗議文 (英訳付) A letter of protest from Mayor of Nago to Governor of Okinawa (12月29日英訳を追加掲載)
本文を読む情けない首相を持った! 論理なしの「決断」は匹夫の勇にすぎない
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(128) また「靖国」である。安倍首相は26日午前、靖国神社に参拝した。7年前の第1次安倍内閣の時に「靖国神社参拝を果せなかったのは痛恨のきわみ」と繰り返していた本人にとっては、この決断は「どうだ、やった
本文を読む「反中・反日米同盟」に舵を切ったか――安倍靖国参拝
著者: 矢沢国光12月26日の安倍首相の突然の靖国参拝は、今年最大の衝撃的なニュースとなった。 中国・韓国の怒りは当然として、アメリカの「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動をとったことに失望している」とのコメントは、問
本文を読む安倍首相の突然の靖国神社訪問: 米国からの批判
著者: 「ピースフィロソフィ―」12月26日、安倍首相が突然靖国神社訪問を行ったことで世界に衝撃が走っている。中国や韓国からの批判は広く報道されているので、まず米国メディアから抜粋して紹介。 ウォール・ストリート・ジャーナルは「この訪問は日米関係に支障
本文を読むEcoWatchから─Harvey Wasserman著: 日本の新しき「フクシマ・ファシズム」
著者: グローガー理恵反核活動家/環境保護者/ライター/ジャーナリスト/民主主義アクティヴィストであるハーヴィー・ウァッサーマン氏著の「日本の新しきフクシマ・ファシズ ム」と題された、日本で現在論争の的となっている「特定秘密保護法」がもたらす
本文を読む軍事的独裁体制下の政敵殺害をどう理解するか -軍事的独裁体制下の政敵殺害をどう理解するか-
著者: 盛田常夫北朝鮮におけるNo.2張成沢の抹殺は、冷戦が終わった時代には奇異な違和感を抱かせるものであるが、北朝鮮が20世紀社会主義の「どん詰まった」戯画的な姿だと考えると良く理解できる。筆者が『ポスト社会主義の政治経済学』(日本
本文を読むNHK会長職を財界人の指定席にしてはならない
著者: 醍醐聡『毎日新聞」社説に注目 12月20日に開かれたNHK経営委員会で新しいNHK会長に日本ユニシス特別顧問の籾井勝人氏が選ばれた。これを受けて、昨日(12月21日)の各紙朝刊はいっせいに、この人事をめぐる論説・解説・社説を
本文を読む無人機、誤爆拡大の恐ろしさ
著者: 池田龍夫無人機が国際的問題になってきたが、その流れをつくったのは米国だ。ベトナム戦争で米兵の大量犠牲に批判が高まって以降、米軍は戦死者をできるだけ減らすことを重視して新兵器開発に拍車をかけた。まず巡航ミサイルが開発され、ついに無
本文を読む「秘密保護法」反対の声を粘り強く
著者: 池田龍夫安倍晋三内閣は「特定秘密保護法案」を10月25日閣議決定し、第185国会に提出。衆参での審議時間はわずか60時間余、強行可決を重ねて12月6日成立、13日公布という暴挙をやってのけた。国民の知る権利などお構いなしで、戦前
本文を読む遺訓統治の虚実:金正恩≠金日成
著者: 森 善宣はじめに 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で去る12月12日、張成澤に特別軍事裁判を通じて死刑判決が下り、それが当日に執行されたという報道は、世界中を驚かせたと言って過言ではない。確かに彼に対する粛清は、昨年末に脱北して
本文を読むニューヨーク・タイムズ社説で安倍政権批判-「日本の危険な時代錯誤ぶり」 New York Times Editorial Criticizes Japan's "Dangerous Anachronism"
著者: 「ピースフィロソフィ―」「ニューヨーク・タイムズ」が12月16日、再び痛烈な安倍政権批判の社説を出しました。 Japan’s Dangerous Anachronism http://www.nytimes.com/2013/12/
本文を読む米上下両院、14年度グアム移転予算を認める
著者: 池田龍夫沖縄に駐留する米海兵隊のグアム移転に関し、米政府の2014年度(13年10月~14年9月)関連予算が12月9日、米上下両院軍事委員会で合意に達した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設進展につながるかどうか、日
本文を読む特定秘密保護法が通って、戦争準備と原発再稼働に向かう憂鬱な年の瀬!
著者: 加藤哲郎◆2013.12.15 はや、年の瀬ですが、なにやらきな臭い、憂鬱な師走です。思えば去年の今頃、総選挙で民主党野田内閣がオウンゴールで大敗し、自民党が大勝して第二次安倍内閣が成立したのが始まりでした。東京都知事選挙での猪
本文を読むFrankfurter Rundschauオンライン:日本は 論争の的となっている法案を可決
著者: グローガー理恵国会で制定された特定秘密保護法案に対して、ドイツのメディアは主に日本における報道の自由を懸念しているようです。保守的メディアであるフランクフルター・アルゲマイネでさえも、「Japan schränkt Pressefre
本文を読む中国の防空識別圏設定 危険回避の話合いを急げ -「不作為」による事故は共同責任だ-
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(127) 尖閣問題は打開の道が見えないどころか、ますます危険の度を増して年を越すことになりそうだ。危険が増したのは中国による防空識別圏設定と言う新たな要因が加わったためである。 これが発表された11月2
本文を読む疑問だらけの「エネルギー基本計画」
著者: 池田龍夫経済産業省は12月6日、「エネルギー基本計画」の原案を発表した。原子力発電を「重要なベース電源」として、原発再稼働に向けた〝地ならし〟的印象が気がかりだ。 野田佳彦・民主党政権時代の2012年9月、「30年代に原発稼働ゼ
本文を読む民主国家で最悪の秘密保護法 ―日本を傷つけた安倍政権―
著者: 坂井定雄幅広い人道活動や民主化支援を続け、国際的に大きな発言力を持つ、米国の有力財団オープン・ソサエティ(ジョージ・ソロス会長)は、日本の国会が特定秘密保護法案を強行採決した6日、同法が、国民の知る権利を制限する法律の国際的基準
本文を読む「1票の格差4・77倍」に違憲状態の判決相次ぐ
著者: 池田龍夫「1票の格差」が最大4・77倍だった今年7月の参院選を無効として、弁護士グループが全国で選挙無効を求めた訴訟で、札幌高裁(山崎勉裁判長)は12月6日、「違憲状態」との判断を下した。 議員1人当たりの有権者数は最小の鳥取県
本文を読む反戦・民主主義を守る闘いに確信を深めよう - 『安倍ファシスト政権』反対の基盤は広がった-
著者: 伊藤力司日本国憲法の基盤である民主主義を掘り崩しかねない稀代の悪法「特定秘密保護法」は、12月6日深夜参議院で強行可決された。採決強行を懸念した老若男女はこの日、首都圏を中心に全国から1万5000人が日比谷野外音楽堂に結集して大
本文を読む「武器出三原則」の歯止めが揺らぐ輸
著者: 池田龍夫安倍晋三政権は、野党、国民の多くが猛反対していた「特定秘密保護法」を、12月6日深夜強行可決した。国会審議時間わずか60時間余で質疑を打ち切っての暴挙で、その責任をめぐって混乱が続いている。この混乱のすきを狙ったように、
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