時代をみるの執筆一覧

福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その2】: 太平洋諸島フォーラム(PIF)に任命された科学者たちによる科学評価から

著者: グローガー理恵

はじめに          福島第一原発敷地に保管された放射能汚染水   Source:Peakoil 4月18日、ドイツIPPNW(核戦争防止国際医師会議)はホームページで、ドイツ政府は日本が計画している福島第一原発の

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福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その1】: 中国常駐国連代表のワーキング・ペーパーから

著者: グローガー理恵

はじめに   「核廃絶と脱原発こそ日本の歴史的使命だ」と訴えられている、元駐スイス大使の村田光平氏は、フクシマ原子力災害についてこう述べられている: 「福島事故の反省が皆無になることは許すべきではありません。

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被爆78年、広島は再び立ち上がった 核抑止論に固執したG7批判の大合唱

著者: 岩垂 弘

 広島は8月6日、「被爆78年」を迎えた。ウクライナ戦争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中、広島市では、この日を中心に、市当局や平和団体などによるさまざまな催しが行われたが、それらに共通していたの

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「子育て」支援ではなく「子育ち」支援へ—「家族」を考える(2)

著者: 池田祥子

 岸田文雄首相によって「異次元の少子化対策」が打ち上げられた時、「異次元」?!という言葉に一瞬、眼が奪われた。これまでの日本の子ども・保育に関わる根強い「家庭・家族」「母」依存の息苦しい状況が、根底から問い返されるような

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秦剛外相解任事件 ―いずれ元のさやに、という身もふたもない話か?

著者: 田畑光永

 私は先月27日の本欄に「秦剛外相の解任―中国外交に何が起こったのか?」という一文を掲載した。  その主旨は、今回の同外相の解任理由として女性問題あるいは健康問題が取りざたされているが、じつは昨秋、権力の集中度を強めて3

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しなやかにそしてしたたかに 玉城・沖縄県知事の中国訪問

著者: 宮里政充

玉城知事の動向  沖縄タイムスは7月6日の一面トップで、中国訪問中の玉城デニー・沖縄県知事の動向について次のように伝えた。  「 日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆議院議長)の訪中団の一員として北京を訪問し

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労働者協同組合法に基づく新・日本労協連が発足 法制化運動開始から44年にして実現

著者: 岩垂 弘

 豪華なシャンデリアが輝く大広間を埋めた約200人の参会者が、「おめでとう」と叫んで一斉に祝杯を挙げた。6月4日夜、東京都豊島区・大塚駅前のホテルベルクラシック東京の4階の大広間。これまで任意団体として活動してきた日本労

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