時代をみるの執筆一覧

日本の就学前教育=保育制度は、なぜややこしいのか?  ― 「幼保一元化」って何?・・・(1)

著者: 池田祥子

 前回、私は〝「子育て」支援ではなく「子育ち」支援を”という観点を提示した。文字にすればたった一文字の違いでしかないが、しかし、日本の子ども達の「育ち」の困難さと、親、とりわけ母親達の「育児」の負担と悩みの根源に、この一

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汚染水を海に流すな:キャラバン 第1日目の簡単な報告(第一弾)

著者: 黒田節子/三上治

いくら叫んでも、汚染水はついに「放出」されました。何かせずにはいられなくて、友人と共に行く『キャラバン』を思い立ちました。新しい風景と人との出会いを期待し、元気をいただいて帰りたい。あきらめずに、フクシマを闘うために!

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ていこう原理 21 学業成績とは〈公定知識の受容度〉だ!

著者: 長谷川孝

◆教師が教えていない知識はテストで✕ 小学校5年の時の算数の余りの出る割り算の小テストで、0 点だった時の衝撃は、個人的な小さな出来事ですが、教育不信の原点になった精神的な大きな傷となりました。教科書を授業前に読み終えて

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福島第一原発の放射能汚染水の海洋放出に物申す(その3):ドイツ反核団体の抗議声明

著者: グローガー理恵

2023年8月25日、フィジーのスバで日本の核汚染水海洋放出に抗議するフィジーの人たち   Photo: VCG   日本政府が遂行する汚染水の海洋放出についてドイツの反核市民団体 ”アオスゲシトラールト (.ausge

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福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その2】: 太平洋諸島フォーラム(PIF)に任命された科学者たちによる科学評価から

著者: グローガー理恵

はじめに          福島第一原発敷地に保管された放射能汚染水   Source:Peakoil 4月18日、ドイツIPPNW(核戦争防止国際医師会議)はホームページで、ドイツ政府は日本が計画している福島第一原発の

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福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その1】: 中国常駐国連代表のワーキング・ペーパーから

著者: グローガー理恵

はじめに   「核廃絶と脱原発こそ日本の歴史的使命だ」と訴えられている、元駐スイス大使の村田光平氏は、フクシマ原子力災害についてこう述べられている: 「福島事故の反省が皆無になることは許すべきではありません。

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被爆78年、広島は再び立ち上がった 核抑止論に固執したG7批判の大合唱

著者: 岩垂 弘

 広島は8月6日、「被爆78年」を迎えた。ウクライナ戦争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中、広島市では、この日を中心に、市当局や平和団体などによるさまざまな催しが行われたが、それらに共通していたの

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「子育て」支援ではなく「子育ち」支援へ—「家族」を考える(2)

著者: 池田祥子

 岸田文雄首相によって「異次元の少子化対策」が打ち上げられた時、「異次元」?!という言葉に一瞬、眼が奪われた。これまでの日本の子ども・保育に関わる根強い「家庭・家族」「母」依存の息苦しい状況が、根底から問い返されるような

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秦剛外相解任事件 ―いずれ元のさやに、という身もふたもない話か?

著者: 田畑光永

 私は先月27日の本欄に「秦剛外相の解任―中国外交に何が起こったのか?」という一文を掲載した。  その主旨は、今回の同外相の解任理由として女性問題あるいは健康問題が取りざたされているが、じつは昨秋、権力の集中度を強めて3

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