護憲団体が結集する「9条改憲NO!全国市民アクション」と「戦争させない・9条壊すな!総かがり行動実行委員会」が、11月24日から、新しい署名運動を始めた。新署名のタイトルは「憲法改悪を許さない全国署名」で、署名の宛先は
本文を読む時代をみるの執筆一覧
大賞に日韓問題を論じた「歴史認識 日韓の溝」 2021年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、ジャーナリストの田畑光永・鎌田慧の両氏ら)は12月2日 、202
本文を読むオミクロン株にそなえて、今こそ全国でPCR無償検査体制を!
著者: 加藤哲郎2021.12.1 前回更新は、総選挙開票直後で、ドイツと対比しながら、「この国では直前の自民党総裁選という擬似政権交代で、安倍・菅政権の基本政策継承ばかりでなく、モリ・カケ・サクラ等数々の権力犯罪の隠蔽と不訴追が決ま
本文を読む当事者からの、「率直な意見」! ―ブローハン聡『虐待の子だった僕』(さくら舎、2021)より
著者: 池田祥子長年『人権と教育』でお世話になった石川愛子さんから頂いた本、『虐待の子だった僕』のサブタイトルは「実父義父と母の消えない記憶」である。虐待を受けた当事者からの率直な意見を紹介したいと思う。 名前の「ブローハン聡」から
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(8) 無数の文字の羅列から何を読むか
著者: 田畑光永私はこのシリーズの報告を10月末までに7本書いて、11月初旬(8~11日)の中国共産党第19期6中全会の成り行きとかねて同会議で採択されると予告されていた中国共産党にとって3回目となるいわゆる「歴史決議」を待ち受けた。
本文を読む19期六中全会の概略はどんなものか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(349)―― 中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(19期六中全会)は、2021年11月8日から11日まで北京で開催された。ここで新たな毛沢東と鄧小平の時代につぐ「歴史決議」が40年ぶりに採択
本文を読むどうする被爆国日本 核兵器禁止条約に後ろ向き
著者: 岩垂 弘核兵器を全面的に禁止した「核兵器禁止条約」が今年1月に発効したが、その第1回締結国会議が来年3月にオーストリアのウイーンで開かれる。条約の運用について検討する会議で、世界の核軍縮史上画期的な国際会議として注目されているが
本文を読む小説『つみびと』(山田詠美、中公文庫、2021.9)を読む ―「大阪2児置き去り死事件」をモデルに
著者: 池田祥子コロナの第5波が終息か?・・・と多くの人にとりあえずの安堵をもたらしていた9月末、大阪府摂津市で新村桜利斗(おりと)ちゃん(3歳男児)が全身やけどを負って死亡したというニュースが飛び込んで来た。母親の交際相手の男性が、
本文を読む巣ごもりの中で縮みあがる日本政治の閉塞!
著者: 加藤哲郎2021.11.1 この更新、総選挙結果を見ながら書き始めたのですが、日本の「失われた四半世紀」を裏付けるような、憂鬱な政治の継続です。投票率は55.9%、直近のドイツ連邦議会選挙は76.6%でしたから、この国の主権者
本文を読むあまりに無内容、しかも厚顔 ー自民党の政策パンフレットを読んでみた
著者: 田畑光永明日は衆院選の投票日となったので、自民党の「令和3年 政策パンフレット」という小冊子を読んでみた。縦横ともに21センチの正方形、42頁。表紙は岸田総裁の上半身写真に「新しい時代を皆さんとともに」という文字が配されている
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(7) ―本気で実現するか不動産税
著者: 田畑光永一昨10月23日、北京では中国の議会にあたる(と言っても野党はいないのだが)全国人民代表大会の常務委員会というのが開かれ、子供たちの受験勉強の負担をなるべく軽くし、愛国精神を強めようという「家庭教育促進法」を成立させ、
本文を読む首相は民主主義の危機に正面から応え、国民は投票を通じて意思表示を 世界平和七人委が総選挙を前にアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は10月18日、「『民主主義の危機』を克服するために」と題するアピールを発表した。 アピールは、岸田文雄首相が9月29日の自民党総裁選挙で勝利が決まった直後の記者会見で、「今まさにわが国の民
本文を読む政治家も官僚ももっと本気で ―「ばらまき」が失礼などと言ってる場合か
著者: 田畑光永11日の本ブログで岸田新首相の所信表明演説を論評した際に、岸田氏が「危機に対する財政支出はちゅうちょなく行い、万全を期します。経済あっての財政であり、順番を間違えてはなりません」という言葉を批判した。その際に、財務省事
本文を読むドイツ連邦議会選挙が終わって:連立政権形成に向けて政党間の交渉が進行中
著者: グローガー理恵ベルリン・ミッテ区にある国会議事堂 (Reichstagsgebäude) CC BY-SA 3.0 撮影者:Hofe 選挙結果ー快勝者なし 2021年9月26日に行われたドイツ連邦議会選挙への関心は一般的に高く、
本文を読む不思議の国・日本 ―すこし離れて自分を見れば
著者: 盛田常夫人は自分のことより他人のことがよく分かる。誰でも自分自身を客観視するのは難しい。それは人に限らず、国も同じだ。 民間人になりたいという眞子さんの結婚に、小姑さながらに意見する国民が多いのに驚いた。もちろん、声を上げて
本文を読む【放射能汚染水を海に流すな】独・米・仏からの汚染水「海洋放出」反対メッセージ
著者: 木村雅英経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その187 放射能汚染水を海に流すなー追6 独・米・仏から汚染水「海洋放出」反対メッセージ ~「希釈は汚染の解決にはならない」、「五大湖に放出されるトリチウムも危
本文を読む始まった?習近平の文化大革命 (5) ―公安・司法部門になにが起こっているのか
著者: 田畑光永8月に「共同富裕」を新時代の目標として打ち出す前後からの動きを「スワ!習近平が文化大革命を発動か」ととらえて始めたこの連載だが、習近平はこんなことを考えているのではないかという以上にはなかなかくっきりとした輪郭が見えず
本文を読むよくも言ったものだ!「新しい資本主義の実現」などと・・・ ―岸田首相の所信表明の無内容に驚く
著者: 田畑光永岸田新首相の所信表明演説(8日)を読んだ。翌日の新聞(『毎日新聞』)が1面トップに「分配重視の『新資本主義』」と大きな活字を並べたからだ。ここ何年も首相の演説などにはまったく興味はなかったが、今度の人はいくらかましかな
本文を読む「性の商品化社会」を批判しうる思想とは?(Ⅲ)
著者: 池田祥子鈴木涼美理解の困難さを超えて 私は、8月、9月の月初めの投稿で、上野千鶴子・鈴木涼美の往復書簡『限界から始まる』(幻冬舎)の紹介をしながら、「性の商品化」とは何か?を考える緒口を探りたいと思った。 しかし、1999年
本文を読む「監視資本主義」「デジタル・ファシズム」下でのパンデミック対策と人間の安全保障
著者: 加藤哲郎2021.10.1 8月のオリンピックとコロナ・デルタ株第5波感染爆発のあとは、自民党総裁選挙という擬似政権交代イベントでした。それも結果は世代交代でも人心一新でもなく、安倍・麻生が背後から支えコントロールする、岸田新
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(4) ―狙いのストーリーが見えてきた
著者: 田畑光永さる8月17日、中国共産党の最高レベルの会議、中央政治局財経委員会に「共同富裕を促進する問題」という議題がかかり、習近平が「これまで目標としてきた『小康社会(ゆとりのある生活)』はすでに達成されたから、これからの中国政
本文を読む安倍政治の恥ずかしさ思い出そう 日本の再生は安倍政治を許したことを反省するところから
著者: 小川 洋平気で嘘をつく、友達を優遇して店に損害を与える、地道な努力は嫌い数字を誤魔化して商売が順調だと見せかける。自分の不始末は番頭たちに帳簿を書き替えさせて無かったことにする。さらに太鼓持ちたちに頻繁に酒食を提供し、自分を有
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(3) ―学習塾、ゲーム、芸能界・・・
著者: 田畑光永前回は8月に習近平が打ち出した「共同富裕」という目標に向かって最初に動き出したIT活用産業というかネット業界というか、とにかくインターネットによる情報伝達の速さ、広さを活用するネット販売や食品デリバリー、配車サービスと
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(2) ―広範囲の揺れの震源はどこだ
著者: 田畑光永文化大革命の再来を予感させるような「共同富裕」という掛け声が8月半ばに発せられた後、中国社会には様々な動きが伝えられるが、その分野はIT産業、教育産業、不動産業、芸能界と幅広い。それぞれがどういうふうに習近平政権の目指
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(1) ―呪文は得体の知れない「共同富裕」
著者: 田畑光永中国共産党は今年結成100周年を迎え、7月1日に北京の天安門広場では盛大な記念式典が開かれた。人民服姿で登場した習近平総書記が、近年、米を中心とする西側諸国から、中国の香港、新疆、台湾に対する強権的、反民主的政策が批判
本文を読む日本の政治家はもっと知性を
著者: 盛田常夫ハンガリーでも来年の総選挙に向けて、与野党が激しい攻防を続けています。9月中旬には野党の共同首相候補が選出されます。これにたいして、与党は「ストップ・ジュルチャーニィ、ストップ・カラチョニィ」の署名活動を始めました。
本文を読む菅首相、辞任へ 民衆に嫌われた権力政治
著者: 岩垂 弘「民信なくば立たず」。そのニュースを聴いた時、言い古されたフレーズだが、私の脳裏をよぎったのは、この語句だった。そのニュースとは、9月3日正午直前に流れた、菅義偉首相(自民党総裁)が自民党総裁選に出馬しないと言明したと
本文を読むデルタ株で感染爆発・医療崩壊したこの国の行方は?
著者: 加藤哲郎2021.9.1 予想通りとはいえ、あまりにも残酷です。一方でオリンピック・パラリンピックを「祝祭」として強行しながら、緊急事態宣言の発動と連日2万人を越えるコロナウィルスの新規感染爆発。「オリパラ関連」感染者数は、4
本文を読む「性の商品化」の行方(そのⅡ) ― 『限界から始まるー鈴木涼美・上野千鶴子、往復書簡』から
著者: 池田祥子並大抵ではない「性の商品化」批判 私は前回、「次は『性の商品化』に焦点を当て、お二人の意見を追って行こう」と書いてしまったが、その後、密かに後悔している。 なぜなら、「性の商品化」とは具体的に何を、どこまでの現象を意
本文を読む国民こぞって熱狂した大会と国民的祝福から遠かった大会 2つの東京オリンピックを“経験”して
著者: 岩垂 弘2つの東京オリンピックを“経験”した。最初は今から57年前の1964年の東京大会、2度目は今回の東京大会2020である。前者では新聞記者として大会を取材したが、後者は大会が「無観客」で行われたから専らテレビ観戦だった。
本文を読む