今アメリカでは20日(米東部時間、日本時間21日)のバイデン新大統領の就任式を前に、13日(日本時間14日)下院で民主党のペロシ下院議長が提出したトランプ弾劾決議案が成立した。一方、右翼過激グループによる20日の就任式襲
本文を読む時代をみるの執筆一覧
キューバが米国政府を糾弾する声明を発表 米国によるテロ国家再指定に対抗して
著者: 岩垂 弘キューバ外務省は1月11日、「キューバをテロ支援国家として不正に指定、これに対する断固たる全面的な糾弾」と題する声明を発表した。 メディアによると、ポンペオ米国務長官は11日、キューバをテロ支援国家に再指定すると発表
本文を読むやっと武漢へ、注目されるWHOコロナ調査団の結論 ―あらためて考える中国(3)
著者: 田畑光永すでに世界をまる1年、「コロナ・パンデミック」に陥れた、その新型ウイルスのモトを突きとめる使命を担ったWHO(世界保健機関)の調査団が14日、いよいよ中国、そして武漢へ入ることになった。ぜひともこれまでのもやもやを晴ら
本文を読む核禁条約不参加の日本政府への批判強まる 条約発効を前にして
著者: 岩垂 弘核兵器を全面禁止する核兵器禁止条約が1月22日に発効するが、それを前にして同条約に参加しない日本政府に国内各界から批判が強まっている。戦争で使われた核兵器で甚大な被害を受けた唯一の国の政府がこの条約にそっぽを向くという
本文を読む反原連が「金曜官邸前抗議」の休止へ 福島第1原発事故10周年を前に休止を惜しむ声
著者: 岩垂 弘東日本大震災に伴って生じた東京電力福島第1発電所事故以来、毎週金曜日に東京・霞ヶ関の首相官邸前で続けられてきた首都圏反原発連合(反原連)による「原発再稼働反対!首相官邸前抗議」(金曜官邸前抗議)が、今年3月末に休止する
本文を読む変わるか中国の対米態度 あらためて考える中国(2)
著者: 田畑光永「今は民主の大時代である。民主、自由、人権のない国家には市場経済の繁栄はありえない。経済の真の活力は民主が実在するかどうか、正しく役立っているかどうかの目安である」 これはある国の新聞の社説の一部である。どこの国かお
本文を読むCOVID-19のパンデミック化と、それを災禍としたものー総合病院勤務の思い出から
著者: 半澤ひろし直接自分がその中にいて体験したことではないが、新自由主義とグローバリズムが席巻した夢の間の50年に垣間見た風景の中から、80歳になった今、一とつながりになって思い返されることがある。 もう半世紀も前になるが、わたしが精神
本文を読む争点はどこに?米中対決の今 あらためて考える中国(1)
著者: 田畑光永新しい年の世界の課題といったメディアの特集記事には必ず米中両国の対立、ないし対決はどうなるか、というテーマが登場する。たしかに米の中間選挙をその年の秋に控えた2018年の春、トランプ大統領が米の対中貿易赤字が大きすぎる
本文を読む梅棹忠夫の「妻無用論」「母無用論」再考 ―『女と文明』2020年6月、中公文庫化に際して
著者: 池田祥子「梅棹忠夫」という名前を知っている人は、もはや多くはないだろうから、簡単に略歴を紹介しておこう。 1920(大正9)年京都市生まれ、2010(平成22)年逝去、享年90。学生(京都大学)時代より白頭山登山を始め、世界
本文を読む2021年を「時代閉塞の現状」から理性的に脱出する年に!
著者: 加藤哲郎2021.1.1 2021年は、2020年と一続きの、人類史上の転換点になりそうです。新型コロナウィルスの「世界的大流行=パンデミック」は止まりません。ジョンズ・ホプキンス大学のデータによる年末の世界の感染認定者数は、ひ
本文を読むコロナ禍がつきつけたもの ー「共生」を真剣に考えるべき時
著者: 田畑光永この「リベラル21」は2007年3月のスタート以来、ここに14回目の新年を迎えた。ここまで続けてこられたのは、同人のみならず多くの執筆者のご協力、そしてなによりもわれわれの地味な原稿を読んでくださった読者の皆様のご支持
本文を読む「人間に襲い掛かったウイルス」 新型コロナウイルス禍の2020年を送る
著者: 岩垂 弘コロナ禍に始まり、コロナ禍で終わる。2020年の世界と日本は、まさに、しつこい新型コロナウイルスにほんろうされ、混乱の日々だった。しかも、年末になっても新型コロナウイルス感染拡大は世界でも日本でも収まらず、人々は不安と
本文を読むマスクの冬
著者: 笠井和明本当であれば、この夏場に東京オリンピックが開催され、観光客も東京に押し寄せ、なんだかんだと人混みだらけとなる東京であったが、思わぬ「コロナ禍」の中、「緊急事態宣言」「入国制限」「営業自粛」「外出自粛」となり、今年前半は
本文を読む労働者が企業の主人公に 労働者協同組合法が国会で成立
著者: 岩垂 弘労働者協同組合法が12月4日、参院本会議で可決、成立した。労働者自身が出資、経営し、働く事業体を協同組合の一形態として認めようという法律だ。日本の歴史に初めて登場する新しい労働形態、新しい協同組合の形態で、まさに日本社
本文を読む「家族の間に秘密があるのは当たり前」― 内田樹・内田るん『街場の親子論』(中公新書ラクレ)から
著者: 池田祥子内田樹と言えば、『街場の現代思想』(2004)から始まって、『街場の教育論』(2008)や『街場の戦争論』(2014)、『街場の天皇論』(2017)など、『街場の・・・』というタイトルの本が目に付く。これまでに、共著2
本文を読む地獄への道は、嘘で塗り固められている!
著者: 加藤哲郎2020.12.1 2020年は、100年前の「スペイン風邪」に匹敵する疫病、新型コロナウィルス「世界的大流行=パンデミック」の年として、歴史に刻まれるでしょう。本サイトが毎月参照してきた米国ジョンズ・ホプキンス大学のデ
本文を読む大賞に信濃毎日の日韓関係続きもの 「記憶を拓く 信州 半島 世界」 2020年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、ジャーナリストの田畑光永・鎌田慧の両氏ら)は11月30日 、2
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(下) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎「敵ではない、同じ米国人だ」 バイデン氏は投票から4日経った7日夜(日本時間8日午前)、ようやく勝利宣言をした。バイデン氏の勝利演説の内容は日本でも新聞で詳しく報道されている。そのなかでバイデン政権がトランプ政権とは違
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(中) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎「ラストベルト」の「身元証明」 2016年選挙でトランプ大統領に勝利をプレゼントしたのは、歴史的に民主党の州とされた中西部の工業地帯の有権者が多数トランプ支持に転向したからだ。米国経済発展を担った鉄鋼や自動車など花形産
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(上) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎米大統領選挙は民主党バイデン候補が接戦を制し、トランプ大統領の再選阻止に成功した。しかし民主党はトランプ氏の固い支持基盤を切り崩すことはできず、上院の多数奪還は来年1月の再選挙に持ち越し、下院も多数は確保したものの議席
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】396 速報!西サハラ停戦合意破棄!!砂漠戦争再燃か!!?
著者: 平田伊都子2020年11月12日の夜から13日未明にかけて、モロッコは重装備のモロッコ王立軍をモロッコ占領地・西サハラとモーリタニアの国境ゲルグァラトに展開させ、抗議する西サハラ住民を強制排除しました。アメリカ上院議員ジム・イン
本文を読む「能力はないが、人気はある」を実証したミャンマー総選挙
著者: 野上俊明11月8日に行われたミャンマーの総選挙は、NLDが2015年を上回る圧勝を遂げました―11/13現在、642議席中399議席獲得(総議席の1/4は、選挙なしで国軍に指定されている)。ただ世界の世論の関心をほとんど引かな
本文を読む菅首相のメディアと学会統制術
著者: 隈井孝雄安倍首相(当時)退陣表明のあとは菅義偉官房長官(当時)が引き継ぐと聞いた8月下旬、私は日本の政治は更に悪い方向に進むという予感を持った。案の定就任早々赤旗のスクープ「菅首相、学術会議人事に介入」(9/29)によって、政
本文を読む学術会議への政府介入は「人間存在の否定」 ―保阪・上野対談の衝撃―
著者: 半澤健市日本学術会議会員任命への政権の介入に対して多数の意見が表明されている。 多くは政権への批判、介入への反対である。 それらの中で、月刊誌「世界」(20年12月号)に掲載された、保阪正康・上野千鶴子両氏(以下敬称略)の対談
本文を読む大阪「都」構想の惨めな現実
著者: 熊王信之大阪「都」構想は、維新の思惑どおりにはならず、大阪市民の良識が示される結末となりました。 大阪市を複数の「区」と巨大な「一部事務組合」に分かつという維新の構想が住民投票の結果否定された訳でした。 この「都」
本文を読む警察公安国家への道に踏み込んだ菅内閣!
著者: 加藤哲郎2020.11.1 今週は、アメリカ合衆国大統領選挙の投票があります。しかし、郵便投票の多い開票が、スムーズに進むとは思われません。投票所得票開票だけでのトランプの勝利宣言、開票結果をめぐっての銃を持っての内戦状態さえ
本文を読むベルリンに設置された「平和の少女像」をめぐる論争
著者: グローガー理恵垣根越しの会話 この頃は、コロナ危機のため、近所の人たちとの会話は「垣根越し」で済ますことが多くなった。 最近、たまたま庭仕事をしていた隣人と言葉を交わすことがあったのだが、これも例に漏れず、垣根越しの会話となった。 隣
本文を読むいま改めて、三砂ちづる『不機嫌な夫婦』への批判 ―揺らぎのなかの「性」「男/女」「父性/母性」
著者: 池田祥子菅義偉首相の漸くの所信表明では、日本学術会議委員6名の任命拒否についての説明は一貫して曖昧なまま、「少子化対策」として、新婚世帯への補助金額の増額や、不妊治療への保険適用などが示された。 新婚世帯にはこれまでの上限3
本文を読むトランプ大統領の再選を強く望む外国首脳は誰か? ― 急に強気になったあの男だ
著者: 田畑光永さしもの米大統領選もいよいよ大詰め、投票日まではあと百時間余りとなった。世論調査は最後まで民主党のバイデン候補の優勢を示していたが、なかなか信じる気になれない。4年前のあの予想外の結果がまだ記憶に新しいからだ。われわれ
本文を読む核兵器禁止条約批准50か国達成を祝う 世界平和アピール七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は10月25日、「核兵器禁止条約批准50か国達成を祝す」と題するアピールを発表した。 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)によると、前日の24日、中米・ホンジュラスが、核兵器禁止条約を批准
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