2019.5.1 二つの理由から、今回更新は、前回のマイナーチェンジにとどめます。一つは、世界史上の5月1日=メーデーを考え、日本でのみ仕切られた「新元号」の狂騒曲と、安倍首相と日本会議演出による神話復活の神道儀式に乗ら
本文を読む時代をみるの執筆一覧
改元の狂騒の中で~「寄り添う」という言葉のうらおもてを考える
著者: 内野光子きょう、4月30日の朝日新聞は、異様な紙面構成だった。これは丸ごと保存しておかねばならない!一面トップと二面とにおいて、新元号に安倍首相が関与したことを示す記事と「退位の日『象徴』と『統合』模索は続く」と題した社説で一見
本文を読む本日退位する天皇夫妻が客観的に果たした役割とは
著者: 澤藤統一郎本日(4月30日)をもって天皇(明仁)が退位する。明治につくられた制度を伝統という保守派からみれば、明らかに伝統に背いての退位である。憲法尊重派からみれば、国政に関する権能を一切有しないはずの天皇が、自らの意思で皇室典範
本文を読む天皇の権威に恐れ入らない「反権威の精神」を
著者: 澤藤統一郎本日(4月29日)は「昭和の日」である。昭和天皇と諡(おくりな)された裕仁の誕生日。この人1900年4月29日の生まれで、1926年に現御神(あきつみかみ)となった。つまり、天皇教の祭神でもあり教祖でもある地位に就いた。
本文を読む本日(4月28日)沖縄『屈辱の日』に、国家・国民・天皇を考える。
著者: 澤藤統一郎一国の国民は、栄光と屈辱、歓喜と無念、慶事と凶事を共有する。それであればこその国民国家であり、国民である。もちろん、これはタテマエであって現実ではない。しかし、統治をする側がこのタテマエを壊しては、国民国家はなり立たない
本文を読む「民主とは!」早くも舌戦始まる? ―台湾総統選の蔡英文・郭台銘の両氏
著者: 田畑光永一昨日の本欄で来年初めの台湾総統選に立候補を表明した台湾1の富豪経営者、郭台銘氏について紹介した。その際、大陸と台湾の対立のはざまにあって大陸で事業を経営する台湾の経済人はどちらからも睨まれないように細心の注意でノンポ
本文を読む北京が打ったとっておきの秘策? ―台湾総統選へ「鴻海」郭台銘氏が出馬
著者: 田畑光永先週書いたアメリカ・フロリダに中国人の奇妙な女スパイが現れた一件にも驚かされたが、今度は17日、台湾の鴻海精密工業の郭台銘(68)董事長が来年1月の総統選へ向けて、野党国民党の候補者選びの予備選挙に参加を表明したのには
本文を読む「今だけ、金だけ、自分だけ」に傾斜した社会 - 平成とはどんな時代だったか -
著者: 岩垂 弘あとわずかで「平成」時代が終わり、「令和」時代となる。平成は30年で幕を閉じるわけだが、平成とは結局、どんな時代だったのだろうか。そうした設問に答えるには、多面的な角度から総合的に分析すべきだろうが、そうした作業は専門家
本文を読む海峡両岸論 第101号 2019.04.15発行 - 安上がりなナショナリズム製造装置 なぜ「改元狂騒曲」に踊るのか -
著者: 岡田 充これほど見事に成功した「政治ショー」を見たことはない。指揮者は「一丸となって」が大好きな安倍晋三首相。彼が振るタクトにメディアが合奏し、多くの人々が踊りまくった。これで「日本人としての誇り」や「一体感」を“実感”できれ
本文を読む5月1日は「メーデー」、8時間労働と国際連帯の日!
著者: 加藤哲郎2019.4.15 次回更新予定の5月1日はメーデー、世界的には労働者の祭典です。ウィキには、「労働者の日」としてのメーデーは、「1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカ
本文を読むIPPNW共同会長/ICAN創立者・ティルマン・ラフ医学博士の論評 「フクシマ原子力災害から8年」
著者: グローガー理恵はじめに IPPNW (核戦争防止国際医師会議)は、1980年に設立されて以来、核戦争を医師の立場から防止するために活動してきた国際組織であり、1985年にはその功績を認められてノーベル平和賞を受賞した。2007年、IP
本文を読むAMLO政権の100日 2019年3月12日の論説
著者: 山端伸英以下にメキシコの新聞「ラ・ホルナダ」の本年3月12日の社説を翻訳する。この時点で昨年12月1日からの新政権はほとんどすべての石油スタンド経営者を巻き込む石油横流しマフィアとの戦いの一段落を国民の圧倒的な支持の下で終えてい
本文を読む上滑りする日本の世論
著者: 盛田常夫外国に居て日本のニュースに接するたびに、日本の政治家の意見や世論があまりに上滑りしているのが気になる。政治家が未来社会の方向性を示すのではなく、次の選挙の人気取りのために、あらゆる問題や機会を自らの知名度の向上のために
本文を読むスペイン情勢の急展開とその背後
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。しばらくのあいだ筆(キーボード?)が進みませんでしたが、久しぶりに新しい記事を作りましたのでお知らせします。スペインでは、この4月28日に総選挙、5月26日に統一地方選・欧州議会選のダブル選挙が
本文を読む「トランプ再選」のカギ握るか - 「Z世代」の時代が始まった 党派またいだリベラル傾斜 -
著者: 金子敦郎米国ではスマホで育ったZ世代と呼ばれる若者が大きな発言力を持ち始めていることに注目が寄せられている。彼らは「Z世代」と名付けられ、それまでの世代と比べて、社会や政治の問題についてはるかにリベラルで、行動力にも富んでいる。
本文を読む私が「令和」を使わないわけ。
著者: 澤藤統一郎4月1日、私は当ブログで下記のとおり、「令和不使用宣言」をした。 「私は、けっして『令和』を使わない。令和不使用を宣言する。」 http://article9.jp/wordpress/?p=12341 この宣言は、政府
本文を読む「令和」の元号はいらない、米軍基地もオスプレイもいらない!
著者: 加藤哲郎2019.4.1 4月1日は、世界的にはエイプリルフールです。由来については各国に諸説がありますが、現代日本にふさわしいのは、最も有力な、16世紀フランス起源説でしょう。曰く、<昔々、ヨーロッパの新年は3月25日で、4
本文を読む新元号発表狂騒でシャッフルされてはならないこと
著者: 内野光子きのう、4月1日、午後の数時間、家を空けていたが、10時半頃から、新聞やテレビを飛び飛びに読んだり、見ていたりした。元号発表が何で「秒読み」までされて報道されなければならないのか。政府は、これまでの、山と積まれた失
本文を読む平成最後の冬も終わり…
著者: 笠井和明今から25年前、1994年の2月17日、新宿駅から都庁へと続く4号街路で、東京都と特別区による初の「路上生活者対策」が、「強制排除」として行われた。 時は鈴木都政末期。有楽町から西新宿への都庁移転は彼の功績であるが、
本文を読む新元号を考えるーー惜しかった!
著者: 田畑光永私は昨年12月28日の本欄に「年末雑記 2」として「あらためて聞きたい、『元号』は必要ですか」という一文を載せた。その趣旨は、「国際性を持たない元号は今やほとんど実用性はない。その証拠には旅券にすら西暦年号しか記載されて
本文を読む新制度下の就学前教育・保育 ― それを支える思想の問題
著者: 池田祥子私はすでに、「降ってわいた『幼児教育・保育無償化』」というタイトルで、ここちきゅう座の論壇に書かせていただいた(2019.3.4)。しかし、複雑な新制度の構造の中で、充分に理解してもらえなかったのではないかと危惧してい
本文を読む私は、けっして「令和」を使わない。令和不使用を宣言する。
著者: 澤藤統一郎本日(4月1日)、内閣が天皇の交替に伴う新元号(予定)を「令和」と公表した。私はこの内閣の公表に対抗して「令和不使用宣言」を公表する。主権者の一人として、厳粛にこの元号を徹底して無視し、使用しないことの決意を明確にする
本文を読む問題の多い水道の民営化 - 水道料金、高騰のおそれ -
著者: 岩垂 弘ちょっとした驚きだった。高知市に住む、知り合いの元共同通信記者から「小生、4月21日の高知市議選にエントリーすることになりました。スローガンは『ちょっと待て!水の民営化』です」とのメールが届いたからである。あの彼が、「
本文を読む原発推進の安倍政権を打倒しよう - 事故から8年、今年も「さようなら原発全国集会」 -
著者: 岩垂 弘東京電力福島第1原子力発電所の事故から8年周年を記念して、「3・21さようなら原発全国集会」と銘打った集会が祝日の3月21日午後1時30分から、東京の代々木公園で開かれた。福島第1原発の事故後、毎年この時期に催されてい
本文を読む元号はいらない、「平成生れ」が「大正生れ」 の悲劇を繰り返さないように!
著者: 加藤哲郎2019.3.15 1 月の運転免許書き換えに続いて、今日締切の確定申告で、またまた憂鬱な体験。マイナンバーカードなど持ち合わせていないのですが、ナンバーのコピーを付けないと受理されないとのことです。ほとんど使ったこと
本文を読むドイツ社会の現実:女性の年金生活者の貧困問題 《3月8日の”国際女性デー(International Women’s Day)”を記して》
著者: グローガー理恵はじめに 国際女性デー (International Women‘s Day)とは: 男女権利平等 と女性権利の庇護を訴える国際的なムーブメント。1904年3月8日にアメリカのニューヨークで起こった婦人参政権を要求する
本文を読む改憲と天皇代替わりー「(明文)改憲」も「(解釈)壊憲」も許さない
著者: 澤藤統一郎天皇代替わりの直前の時期に、改憲問題との関わりでお話しをさせていただきます。 憲法上、天皇は何の権限も権能も持ってはいません。内閣の助言と承認のもと、言われたとおりの国事行為をすることだけが職務。けっしてひとり歩きを
本文を読む文在寅大統領演説(全文) (3.1独立運動100周年記念式)
著者: 小原 紘「韓国通信NO593」 3月1日にソウルで行われた3.1運動100周年記念式で行った文大統領演説の全文を翻訳した。ヴェトナムのハノイで開かれた米朝首脳会談が不調に終わった翌日、日韓関係が悪化するなか、大統領の演説は例年
本文を読む侵略国だった日本の、東アジアへの「向き合い」方
著者: 加藤哲郎2019.3.1 一回パスして、ひと月ぶりの更新です。国内では、基本統計改竄の仕組みが次々に明るみに出ても、安倍首相は、官僚の責任にして涼しい顔。沖縄の辺野古基地についての民意が、これ以上ないかたちで県民投票で表明され
本文を読むトランプ米大統領が北朝鮮制裁の解除を拒否 - ハノイの米朝首脳会談が決裂 -
著者: 伊藤力司2月27、28日の両日、ベトナムの首都ハノイで開かれたトランプ米大統領と金正恩・北朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談は28日に事実上決裂、北朝鮮に対する国際的な制裁の解除は実現しないことになった。北朝鮮にとっては期待外れの
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