2018.10.15 14日昼のNHKニュースには、びっくりしました。すでに日本政府の造語であることがはっきりした「日米物品貿易協定(TAG)」が、トップニュースの見出しに出てきたのです。 9月26日の日米共同声明の正
本文を読む時代をみるの執筆一覧
カタルーニャ「血まみれの住民投票」から1年
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 世界中を驚かせたカタルーニャ独立の住民投票から1年がたちました。この間に、本当に信じられないくらいの出来事が目まぐるしく私の周辺で繰り広げられてきました。多くのことが変わりました。それは今までお
本文を読む外交は四面楚歌、内政は唯我独尊でも盛者必衰の安倍内閣
著者: 加藤哲郎2018.10.1 ニューヨーク国連総会・首脳会談での日本の首相、国内メディアでは、おおむね米国の自動車関税圧力を逃れて好評ですが、外から見ると、醜態です。トランプ大統領の総会演説は、各国首脳ら満員の聴衆の 失笑を買
本文を読む沖縄県、新知事誕生、私たちがやらなければいけないこと
著者: 内野光子沖縄の県知事選挙では運動の在り方とその結果に、いろいろと考えさせられている。 佐喜真候補は、政権与党の政党色を前面に押し出しながら、肝心の辺野古新基地建設への対応を回避した、というより隠ぺいした。公明党を佐喜真支持へ引き
本文を読むガソリン代値上げはトランプのイラン制裁の余波 - 問われる日本の対イラン外交 -
著者: 伊藤力司経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した9月10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3日時点の前回調査と比べて1円ちょうど高い153円10銭となった。値上がりは2週連続で、2014年12月8
本文を読む突然現れたサンチェス社会労働党政権の謎
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 欧州とスペインでは、多くの異なる出来事が、同時並行的に、激しく進行していて、まとめるのに苦労しています。 今回は、発足して4カ月を迎えようとしているスペインのペドロ・サンチェス社会労働党政権と、
本文を読むフクシマ事故と東京オリンピック
著者: 小出裕章2011年3月11日、巨大な地震と津波に襲われ、東京電力・福島第一原子力発電所が全所停電となった。全所停電は、原発が破局的事故を引き起こす一番可能性のある原因だと専門家は一致して考えていた。その予測通り、福島第一原子力発
本文を読む9条改憲反対署名の締め切り迫る - 安倍発言で危機感高まり、署名達成呼びかけ -
著者: 岩垂 弘護憲派の市民、団体が目指す「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の第4次締め切りの9月30日が迫った。20日に行われた自民党総裁選で9条改憲を悲願とする安倍晋三首相(党総裁)が3選され、選出後の記者会見で「自民
本文を読む私たちの未来は……辺野古隠しに騙されてはならない
著者: 宮里政充9月16日、安室奈美恵さんの25年間に及ぶ歌手活動は終わりを告げた。「ネバーエンド、ネバーエンド 私たちの未来は…」と口ずさむぐらいしかできない老人の私ではあるが、彼女のこれまでの生きざまや音楽活動に心から拍手を送りたい
本文を読む『なぜ「官僚」は腐敗するのか』
著者: 塩原俊彦10月5日に潮出版社から拙著『なぜ「官僚」は腐敗するのか』が出版されます。日本という国が絶望的な状況にあるなかで、その腐敗の要因を分析し、若干の提案を綴ったものです。 8月になって明らかになった、中央官庁、地方自治体、裁
本文を読む旧東独ケムニッツで起こった右翼デモ:混乱は収まったが…
著者: グローガー理恵ザクセン州のケムニッツ市で起こった刺殺事件とデモ抗議 8月26日(日曜日)早朝3時15分頃、ケムニッツ市の中心街のブリュッケン通りで、数人の男性の間で争いが始まり、三人がナイフで刺され重傷を負い、その中の一
本文を読む「首都圏を壊滅させる東海第二原発の再稼働を許すな」 -さようなら原発全国集会が気勢 -
著者: 岩垂 弘「首都圏を壊滅させる東海第二原発の再稼働を許すな」。9月17日(月・休日) 午後、東京の代々木公園で「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に 9・17さようなら原発全国集会」が開かれたが、日本原子力発電の東海第二
本文を読む安保法制と日本 「存立危機事態」の場合、新聞やTVなどのメディアは国家にどこまで協力を要請されるか
著者: 村上良太2015年に安倍政権が安保法制を強行採決で可決させた当時、学生をはじめ多くの市民が反対のデモに参加したり、憲法学者を始め多くの人が憲法違反だとして反対を繰り広げたことは記憶に新しいことです。今、自民党総裁選の話題の中
本文を読む中国から見ても、日本は「忍び寄るファシズム」
著者: 加藤哲郎2018.9.15 2週間ほど、中国東北部、旧満州の各地を旅行してきました。覚悟はしていましたが、Google, Wikipedia, you tube, blog, twitter, amazonなどがノートパソコン
本文を読むワシントンのパレスチナ代表部を閉鎖へ ―トランプ政権、和平案交渉拒否に報復
著者: 坂井定雄米国のトランプ政権は10日、ワシントンのPLO(パレスチナ解放機構)代表部の閉鎖要求を通告したと発表した。米国務省によると、その理由は、(1)トランプ政権がイスラエルとPLOに提示している未公表の最終的和平提案に基づく直
本文を読むアメリカの覇権を放棄するトランプ大統領 - 失業した白人労働者層が支え -
著者: 伊藤力司トランプ米大統領は昨年1月ホワイトハウス入りして以来、第2次世界大戦後アメリカが指導的役割を果たしてきた国際機関から脱退を繰り返し、米国内はおろか世界を驚かせてきた。ユネスコ(国連教育科学文化機構)、パリ協定(気候変動抑
本文を読むシリコンバレーの軍事協力にー石 -グーグル従業員3000人、国防総省との提携に抗議声明 -
著者: 隅井孝雄NYタイムズ紙はこのほど、IT大手企業グーグルで上級社員を含む3100人の社員が軍事技術の開発にかかわる政府との協力に抗議する声明にサインしたと伝えた。またネットニュースの「ギズモード」は、10数名のグーグル社員が抗議
本文を読む「忍び寄るファシズム」の足音に耳を澄まして!
著者: 加藤哲郎2018.9.1 政治支配の究極は、時間と空間の支配です。時間と言えば選挙やイベントの日程、首相の任期、祝祭日の制定、労働時間の上限等が浮かびますが、究極は暦日の支配です。太陰暦から太陽暦、自然の時間から時計の時間へ、
本文を読む生き続けるフランコ(2)
著者: 童子丸 開バルセロナの童子丸開です。先日の『生き続けるフランコ(1)』の続編です。ものごとが、大きく激しく動き始めたようです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ http://bcndoujimaru.web.fc2.c
本文を読む元号が変わるというけれど、73年の意味(4)<侍従日記>公開記事と1946年元旦詔書
著者: 内野光子このシリーズ記事の小休止として、思い出話に少々のめり込んでしまった。敗戦直後の池袋の小さな薬屋で育った子どもとして、なんとか記憶を呼び起こし、ネットの力も借りながら、記録にとどめておこうと思ったからだ。調べていくと、なか
本文を読む生き続けるフランコ
著者: 童子丸 開生き続けるフランコ(1) 当サイトの『自滅しつつあるスペインの二つのナショナリズム(8)』にある《高まるスペイン・ナショナリズム》でも触れたことだが、スペインでは「ナショナリスト」というとカタルーニャやバスクなどの分離
本文を読む米中貿易戦争とは何なのだ・・・本当の対立軸はどこに? - 3、トランプは習近平の救いの神 -
著者: 田畑光永新・中国管見(42) 米中間の貿易インバランスをめぐる貿易戦争はいよいよ23日から双方が新たに相手からの輸入品160億ドル分に25%の追加関税(すでに追加関税の対象となっている340億ドル分と合わせると各500億ドル分
本文を読む大学生の「国策動員」に思うこと~オリンピックは国家の事業ではない(2・完)~
著者: 醍醐聡2018年8月21日 オリンピックの主役は国家ではなく選手 上記の『毎日新聞』の記事では「国家的事業というだけで明確な根拠があるとは思えない」という大学生の声が紹介されている。しかし、オリンピックは国家的事業ではない。
本文を読む大学生の「国策動員」に思うこと~オリンピックは国家の事業ではない(1)~
著者: 醍醐聡2018年8月20日 大学生の国策動員 昨日の『毎日新聞』朝刊の5面に次のような見出しの記事が掲載された。「学生頼みの『国策動員』」「授業より五輪ボランティア 通知」 「長期拘束 休日返上も」「強制参加 懸念の声」 通
本文を読む元号が変わるというけれど、73年の意味(3)皇室とマス・メデイアとソーシャル・メディアと
著者: 内野光子2016年8月8日、午後3時、天皇のビデオ・メッセージが、一斉に各テレビ局から流された。その内容も大きな問題を抱えているが、どのテレビ局を回しても同じ画像と声が流れている事態に、驚いたのである。まさにメディア・ジャック
本文を読むなんとお久しぶり「世論による監督」が復活 - 報道統制緩和? それにしても、なぜ今ごろ? -
著者: 田畑光永新・管見中国(41) 注目を集めている「米中貿易戦争」は7月6日から双方が相手の輸出品目340億ドル分に追加関税25%の徴収を始めたのに続いて、8月1日、トランプ大統領が第2弾として新たに160億ドル分に同じく25%の
本文を読む原爆投下の日 加害責任・戦禍拡大責任不問の祈りの日にしてはならない
著者: 醍醐聡2018年8月17日 長崎の被爆者の安倍首相への怒りの声を伝えた報道ステーション 2週間ほど前、幾人かの知人から、「報道ステーション」がおかしくなっている、という話を聞いた。その頃、私は「報道ステーション」を視ていな
本文を読む元号が変わるというけれど、73年の意味(2)象徴としての天皇の仕事とは
著者: 内野光子天皇という一人の人間の死去によって、あるいは退位の意思表示によって、元号、時代表示が変わるということが、この現代の日本で、当たり前のように受け入れられようとしている。これは、いったい何を意味するのだろうか。 2016年8
本文を読む元号が変わるというけれど、73年の意味(1)全国戦没者追悼式と天皇
著者: 内野光子きのう、8月15日、日本武道館において「全国戦没者追悼式」が行われた。安倍首相の式辞、天皇の「おことば」の中では「平成最後の」という表現は登場しなかったが、中継やニュースのテロップでは「平成最後の」を冠するものがほとんど
本文を読む日本にとっての8.15、中国・朝鮮半島にとっての8.15
著者: 加藤哲郎2018.8.15 猛暑の敗戦記念日です。涼しくなったと思えば台風と雷雨、この時期のオリンピックは残酷です。2年前までは、この時期は大体アメリカ滞在で、NARA(米国国立公文書館)の史資料と格闘していたのですが、大学
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