時代をみるの執筆一覧

「保育園落ちた日本死ね」怒りのブログに、曾野綾子の「大きなお世話」

著者: 澤藤統一郎

これ以上はない大きな反響を呼んだ話題のブログの冒頭の一節。 保育園落ちた日本死ね!!!  何なんだよ日本。  一億総活躍社会じゃねーのかよ。  昨日見事に保育園落ちたわ。  どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。  子供

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IPPNWアレックス・ローゼン(Alex Rosen) 医師の論評: IPPNWドイツは日本の「乳歯保存ネットワーク」が取り組むスタディーに賛同する

著者: グローガー理恵

原文(ドイツ語)へのリンク:  Suche nach Strontium-90 in Milchzähnen 乳歯中のストロンチウム90を探す 著者:アレックス・ローゼン(Alex Rosen) 医学博士(小児科医/IP

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野党共闘の成立をもって、「厚い土着の人びとの壁」を突き崩さねばならない。

著者: 澤藤統一郎

さて、今日はクイズである。 ある識者が、政治と運動の情勢について、次のとおりの発言をしているという。この発言をお読みになって、発言の主が誰だか当てていただきたい。 この問題の正解者はたいへんな知恵者だ。尊敬に値する。この

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徐京植氏の和田春樹氏に対する全面批判の論稿を読んで(上)~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(9)~

著者: 醍醐聡

2016年3月12日 標題の連載テーマについて1月28日に8回目の記事を書いてから、次は朴裕河『帝国の慰安婦』論やら、上野千鶴子氏の「従軍慰安婦」論について論評したいと思いながら、長らく中断してしまった。 今回、続編を書

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311の五周年、福島県が新聞に出した全面広告を見て―「誇張された福島」は「そこにはありません」なのか!!!On the 5th anniversary of the onset of Fukushima nuclear crisis

著者: ピースフィロソフィー・乗松聡子

今日(3月12日)東京新聞に福島県によるこのような全面広告が出ていた。 これは一言でいえば「福島を原発事故の場所というイメージだけで見ないでください」という広告なのだと思う。 原発の被害を隠したい人たちがよく使う言葉を借

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3月11日津波のあとに漁師になることを決意してくれた息子が継承できる漁業をー「浜の一揆訴訟」法廷で

著者: 澤藤統一郎

3月11日である。この日が、特別の感慨をもって語り合われるようになってから、今日が5回目の「3・11」。この日私は、沿岸の漁民の皆さんと盛岡にいた。午後2時46分、集会を中断して一分間の黙祷を捧げた。今日は、何よりも鎮魂

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高浜3、4号機運転禁止仮処分決定に対する弁護団声明および大津地裁による仮処分決定について関連ニュースまとめ

著者: chiba

本日3月9日、大津地裁が出した「高浜3、4号機運転禁止仮処分」について 福井原発訴訟(滋賀)の会(弁護団長:井戸謙一さん)が 声明を出しています。 ◆福井原発訴訟(滋賀)弁護団による声明(2016/3/9) http:/

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(和訳)エル・ムンド紙記事: フクシマの傷跡、あの災厄から5年

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 311の災害から早くも5年経ちました。遠い祖国で起こった身の毛のよだつ出来事が、まるで昨日のように思い出されます。 この「5周年」を前に、スペインの日刊紙エル・ムンドが福島の放射能障害について

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日本人は、7月の日本の参議院選挙と 11月の米国の大統領選挙のどちらに大なる影響を与えられるだろうか

著者: 岡本磐男

 今日の日本の市民・大衆は今年7月の参議院選挙を前にして、どのような心構えでいるのだろうか。現在は安倍政権が推進してきたアベノミクスの成果が幻想にすぎなかったことが明らかになりつつある。これによれば経済成長を唯一の目標と

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メディアは、スラップ訴訟の害悪を世に広く知らしめる努力を -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第77弾

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月7日)の朝日新聞社会面が、スラップ訴訟関連の記事を取り上げた。 見出しは、「言論封じ『スラップ訴訟』」「批判的な市民に恫喝・嫌がらせ」というもの。デジタル版では、「批判したら訴えられた…言論封じ『スラップ訴訟』

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「国旗国歌に敬意を表することだけが正しい」と教えることの異様さー東京君が代裁判・代理人陳述

著者: 澤藤統一郎

東京君が代裁判4次訴訟のこれまでの法廷では、毎回原告一人と代理人弁護士一人が各意見陳述をしてきた。単に書面を提出して各裁判官に目で読んでもらうだけでなく、真摯さに溢れた生身の声や息遣いを裁判官の胸に響かせたいという思いか

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「逝いて還らぬ教え兒」を再び作ってはならないー「君が代裁判」原告教師の意見陳述

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月4日)、「東京君が代裁判」第4次訴訟法廷での原告陳述を紹介したい。 毎回の法廷での原告陳述が、例外なく感動的なものである。それぞれが、個性溢れる語り口で教師としての使命感を述べ、その使命感に照らして、国旗国歌(

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ゴリ押しはヤバイ。選挙のあとにしよう。ー「辺野古訴訟」和解受諾

著者: 澤藤統一郎

あー、面白くない。どうしてこんなことになっちゃったんだ。総理大臣の私に、できないことが多すぎる。やっぱり、憲法がよくない。憲法を眠り込ませたヒトラーはエライ。ナチス政権が羨ましい。 ホントのことを言うと、国と沖縄県との間

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「バーニー・サンダースの善戦健闘」(2) - 「トランプ大統領」で大恐慌の再現か -

著者: 半澤健市

《善戦健闘と予備選見通しの混沌》  米大統領予備選で民主党バーニー・サンダースは善戦健闘している。 スーパーチューズデー(3月1日)に、マサチューセッツ州を落としたのは残念だが、出身地バーモントの圧勝は当然として、コロラ

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『バナナの逆襲』から見えてくるスラップの萎縮効果 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第76弾

著者: 澤藤統一郎

一昨日(2月29日)の毎日新聞夕刊。特集ワイドが、「『バナナの逆襲』フレドリック・ゲルテン監督に聞く」を掲載した。全面に近いスペースを割いた、文字どおりの「ワイドな特集」。 http://mainichi.jp/arti

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逆襲される安倍自民党ー偽りの看板がはげ落ちて

著者: 澤藤統一郎

本日の朝日川柳欄に 己こそ党名変えよ自由民主(西崎敦子) なくてもがなの選者のコメントが「看板倒れ」。党名という看板と党の実態との大きなギャップが、川柳子の嘲笑の種になるのだ。 もっとも、「自由民主党」の党名は、「自由党

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「原発や安倍晋三首相や橋下徹氏……を『悪』と断罪」してはならないか

著者: 澤藤統一郎

毎日新聞に、評論家若松栄輔の連続対談企画がある。「理想のかたち」という標題。 その第11回がゲストとして作家吉村萬壱を招いて「先進国でのテロ事件」を論じている。一昨日(2月27日)の朝刊。 リードは、「きれいごとでは済ま

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ニントク君の回想ーボクって何者? ボクってなんの役に立っている?

著者: 澤藤統一郎

畏くも、第16代の天皇となられたオホサザキノミコトに「仁徳」の諡が献じられています。「仁」とは為政者としての最高の徳目ですから、この天皇こそが古代日本の帝王の理想像なのであります。 その仁政を象徴するものが、「民の竈は賑

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(全訳)イズラエル・シャミール: ロシア人は素早く馬に飛び乗る

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。シャミールの新しい記事の和訳(仮訳)をお知らせします。 題名は「?」となるものですが、シリア戦争とそれに参戦するロシアについての、重要で興味深い記事です。私からは、いつも通り「翻訳後記」の形で書

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2月26日ー「戒厳令」と「緊急事態条項」とを比較すべき日

著者: 澤藤統一郎

本日は、2月26日。80年前の今日、雪の降る東京の中枢部で、クーデターが起こった。翌2月27日、「戒厳」が宣せられている。今年の「2・26」は、「戒厳令」とともに話題にしなければならない。アベ政権の改憲構想が、緊急事態条

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