1945年3月18日に作家堀田善衛(ほった・よしえ、1918~1998)は昭和天皇を見た。天皇は10日の東京大空襲の被害状況の視察にきたのである。堀田が天皇を見たのは、深川の富岡八幡宮の焼け跡でだった。天皇の焦土視察は朝
本文を読む時代をみるの執筆一覧
改憲阻止を目指す野党選挙共闘実現の流れー32の一人区のうち、あますところはあと3区。
著者: 澤藤統一郎参院選の野党統一候補擁立の動きに注目し続けている。その成否が改憲阻止の成否に直結するからだ。アベ壊憲政権の与党勢力に3分の2の議席を与えてはならない。そのためには、明文改憲阻止の一点で野党の選挙共闘が不可欠だ。民進・共産
本文を読む安倍政治を演出する日本版戦争広告代理店?!
著者: 加藤哲郎2016.5.15 気象庁HPの記録を見ると、5月になっても熊本では、ほぼ毎日震度3以上の地震が続いているようです。昨14日にも、震度3以上が2回、いまなお避難生活を送る1万人の人々の不安は、いかばかりでしょう。住宅被害
本文を読む改憲への危機感から毎日書き続けています
著者: 澤藤統一郎竹田君のモノローグ-「前途には、越すに越せない障害物が山積」 私、竹田恒和です。恥ずかしながら、皇族の出です。オリンピックを取り巻いているのは、金持ちだけでなく王族や貴族が織りなす世界。クーベルタン自身が男爵でしたし、歴
本文を読む五輪買収疑惑の震源:シンガポール文書暴露の経緯と、お粗末な竹田恒和JOC会長の国会答弁
著者: 梶村太一郎前回の→報告318回で、わたしは東京五輪の決定に賄賂があったことが証明されれば、当然東京は決選投票で破れたインスタンブールに開催権を譲渡する意思表明をするのが、日本の名誉と信頼を守る途であると主張しました。何もトルコがオ
本文を読む「起訴後勾留中の取調べに録画義務なし」との政府解釈にもかかわらず法案を推進する日弁連に強く抗議する ―「全過程可視化」はどこへ行ったのか?!
著者: 澤藤統一郎以上のタイトルは、昨日(5月16日)日弁連会長に宛てた法律家8団体の抗議書のタイトルそのものである。相当に厳しいトーン。私は、この抗議に全面的賛成の立場だ。 まずはこの抗議の全文をお読みいただき、事態の深刻さをご理解いた
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(下) - 対応を迫られるハンガリー政府 -
著者: 盛田常夫EUの難民対応の変遷 2015年9月、ハンガリーへ大量の難民が流入した時点で、欧州委員会はハンガリーやギリシア、イタリアに滞留している難民のEU加盟国間での引受けクォーターを提案した。9月末に欧州司法・内務理事会では、
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(上) - 難民対応システムの統一を -
著者: 盛田常夫問題の所在 2015年に爆発的に増加した欧州への難民・移民の流入は、EUの自由通行を定めたシェンゲン条約(国境管理)や難民の取り扱いを定めたダブリン協定を骨抜きにしてしまった。大量の難民・移民が流入する当事国はそれぞれ
本文を読む加速する参院選野党統一候補の擁立 - 背景に共闘を求める反安保法の市民運動 -
著者: 岩垂 弘7月に予定されている参院選に向けて、1人区における野党統一候補擁立の動きが加速している。4月24日に行われた北海道5区の衆院補選で自民公認・公明推薦候補が野党統一の無所属候補を破ったことから、参院選1人区での野党統一候
本文を読む「ノーベル平和賞」ってなに?沖縄施政返還の日に~佐藤栄作元首相とオバマ大統領
著者: 内野光子1972年、5月15日、沖縄の施政権が返還された。44年の月日を思う。さらにさかのぼれば、1945年から1972年までの米軍による占領期が長かった。この長い戦後史は、私たち本土の者が活字や映像などをたどっただけではなかな
本文を読む偶像も衆愚も 民主主義の反対概念である
著者: 澤藤統一郎36年ぶりに行われた北朝鮮の朝鮮労働党第7回党大会。 5月6日から始まって、最終日の9日に「決定書」が採択され、10日が祝賀行事であったとのこと。金正恩の事業総括報告に対して支持賛同が表明され、これが「偉大な綱領」とされ
本文を読む安心して叩ける「水に落ちた舛添」をどこまで打つべきか
著者: 澤藤統一郎政治資金収支報告書虚偽記載問題についての舛添要一都知事による釈明記者会見は、火に油を注ぐ結果となった。まずは、世論の反応の健全さを肯定評価したい。 都庁ホームページの「知事の部屋」で、動画として繰りかえし見ることができる
本文を読む限りなくクロに近い濃いグレイ-舛添知事の政治資金規正法違反の疑惑
著者: 澤藤統一郎2年前(2014年)の2月、舛添都知事誕生の際には、ひそかに期待するところがあった。あの石原暗黒都政から脱却の展望が開けるだろうという思いである。石原は、2012年都知事選では舛添を支援することなく、こともあろうに田母神
本文を読むむち打たれた良心に重ねてむち打つ行為をやめよ-再発防止研修は舛添知事にこそ
著者: 澤藤統一郎本日(5月11日)午前8時35分、雨上がりの水道橋・東京都教職員研修センターの門前。本日の服務事故再発防止研修を命じられている受講者と並んだ私がマイクを握る。センターの総務課長に正対して語りかける。 本日、卒業式での国歌
本文を読むアベ政権が牙をむいてきた-「教特法に刑罰導入の改正法案」報道
著者: 澤藤統一郎私は、2003年10月23日、石原教育行政の「10・23通達」発出を当日の産経(朝刊)報道で知った。つまり、産経はこの種情報のリーク先として使われ、政権や右翼筋の広報担当となっているのだ。その産経が、本日とんでもない記事
本文を読む韓国における社会的企業と社会的経済の動向
著者: 堀 利和1 1997年の通貨危機・IMF体制を契機に 1997年に韓国を襲った通貨危機、その後のIMF体制下で大量の失業者が生み出された。いみじくもこの時期、98年にキム・デジュン政権が誕生した。キム・デジュン政権の初期は国の
本文を読む9条改定反対派が多数派に - 新聞・テレビの世論調査で -
著者: 岩垂 弘今や憲法に関する民意の大勢は明白である。一言でいえば、改憲については「反対」「賛成」が拮抗しているものの、日本国憲法の眼目である第9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認)については、改定反対派が多数を占めるということだ
本文を読むスラップ訴訟をどう定義し、どう対応すべきか -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第78弾
著者: 澤藤統一郎私自身が突然に提訴されて被告となったDHCスラップ訴訟。一審勝訴したが控訴されて被控訴人となり、さらに控訴審でも勝訴したが上告受理申立をされて、いまは「相手方」となっている。その上告受理申立事件は最高裁第三小法廷に係属し
本文を読むパナマ文書の実名公表で脱税者天国が地獄になる本震の始まり。これはすべての庶民の生活にかかわる問題です
著者: 梶村太一郎『南ドイツ新聞』が国際調査報道ジャーナリスト連合/ICIJと共同でパナマ文書の内容の暴露を始めてから、かれこれひと月になります。 以来、世界中に激震が走りましたが、それは余震でしかなく、明日9日(日本時間10日未明)に、
本文を読む「オリンピック惨歌」ーまたは「五輪怨み節」
著者: 澤藤統一郎オリンピックはヤなもんだ コントロールとブロックの ダマシがケチのつきはじめ オリンピックはヤなもんだ 所詮は奴らのメシのタネ 踊らされるはマッピラだ オリンピックはヤなもんだ ローマの時代のサーカスが 政権支えによみが
本文を読む田母神起訴から教訓を学べー「選挙運動は飽くまで無償」「運動員にカネを配った選対事務局長は買収で起訴」
著者: 澤藤統一郎連休さなかの5月2日、東京地検は元航空幕僚長・田母神俊雄を公選法違反(運動員買収)で起訴した。2014年2月東京都知事選における選対ぐるみの選挙違反摘発である。選挙後に運動員にカネをばらまいたことが「運動員買収」とされ、
本文を読むおいしい生ゆばパンを食べて石巻のパン工房の復興を応援しよう
著者: 醍醐聡2016年5月7日 日和山から見渡した石巻の今 4月26日、盛岡市内でTPPに関する講演を終えたあと、27日には同行した連れ合いのたっての希望もあり、北上市にある「現代詩歌文学館」に立ち寄った。その後、石巻市に向かい、
本文を読む壊れつつあるアメリカを象徴するトランプ候補(共和党) - 正統派のヒラリー候補(民主党)は超大国の屋台を担えるか -
著者: 伊藤力司今年11月8日に行われるアメリカ大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン氏(68)の間で闘われることになった。今年2月から全米各州で行われた両党の予備選挙と党員集会から5月3日のイ
本文を読む君が代裁判原告陳述「悩んだ末に生徒に恥じない着席」
著者: 澤藤統一郎本日は東京「君が代」裁判・4次訴訟の第10回口頭弁論。原告は、第8準備書面(個別事情)、第9準備書面(裁量権濫用の具体論)、第10準備書面(国家賠償における損害論)を提出して、争点となっている主張を一応終えた。 法廷では
本文を読む橋下徹対野田正彰訴訟判決再論ー「専門家に表現の自由などない」という投稿に接して
著者: 澤藤統一郎「ちきゅう座」という規模の大きな「ブログ集積サイト」がある。11年前に開設されたものだそうたが、編集委員会が運営している。編集委員会の眼鏡にかなった投稿を掲載し、またブログを転載している。 https://chikyuz
本文を読むZeit Online 記事:メルケルのトルコ訪問 – きちんと整頓されたショーケースのような難民キャンプを視察
著者: グローガー理恵3月18日、欧州理事会とトルコは、トルコからギリシアへの難民流入を食い止めることを目的とした難民対策法に正式合意した。しかし、この対策法については、「国連やアムネスティ・インターナショナルなどの人権団体から、目前の利だけ
本文を読む神様から改憲署名をお願いされたら、そりゃ断りづらかろう。
著者: 澤藤統一郎本日(5月4日)の毎日新聞社会面に、憲法記念日関連報道の一つとして「改憲署名 賛成派700万筆集める 氏子を動員」という記事。 「憲法記念日の3日、…憲法改正を目指す団体『美しい日本の憲法をつくる国民の会』は東京都内でイ
本文を読む戦争につながる改憲を絶対許さない ー 東京で安倍政権糾弾の憲法集会 -
著者: 岩垂 弘「平和といのちと人権を! 明日を決めるのは私たち 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、東京・江東区の有明防災公園で開かれた。参加者は、昨年横浜市で開かれた「5・3憲法集会」の参加者3万人を上回る、こ
本文を読む「文明社会とは価値観を共有し得ない」櫻井よしこの改憲論
著者: 澤藤統一郎日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、翌47年5月3日に施行となった。本日は69回目の日本国憲法施行の記念日である。 かつては、政府が憲法記念の祝賀行事を主催した。いま政府の祝賀行事は皆無である。昨今はそれどころ
本文を読む「野党は共闘」という市民の声による、アベ政治を許さない選挙共闘
著者: 澤藤統一郎この夏の参院選は、日本国憲法の命運を大きく左右する。アベ政権の改憲策動実現への第一歩となるか、それとも改憲を阻止することによってさらに国民に定着したものとするのか。 その参院選の日程が、いよいよ「6月22日公示、7月10
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