昨日(3月2日)の「首相の改憲意欲発言」が各紙に大きく報道されている。参院予算委員会での答弁に際してのもの。安倍が何を口にしたかもさることながら、「安倍首相『改憲、在任中に』」と各紙が揃って報じたことが、実は大きなニュー
本文を読む時代をみるの執筆一覧
『バナナの逆襲』から見えてくるスラップの萎縮効果 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第76弾
著者: 澤藤統一郎一昨日(2月29日)の毎日新聞夕刊。特集ワイドが、「『バナナの逆襲』フレドリック・ゲルテン監督に聞く」を掲載した。全面に近いスペースを割いた、文字どおりの「ワイドな特集」。 http://mainichi.jp/arti
本文を読む3・11から5年、何が変わったのか?
著者: 加藤哲郎2016.3.2 今年も、3月11日がめぐってきました。東日本大震災の傷跡は、私の故郷岩手県の沿岸部には、まだまだ残っています。一時のボランティアによる復興支援もほとんどなくなって、家族だけでなく、家も財産も近隣コミュ
本文を読む逆襲される安倍自民党ー偽りの看板がはげ落ちて
著者: 澤藤統一郎本日の朝日川柳欄に 己こそ党名変えよ自由民主(西崎敦子) なくてもがなの選者のコメントが「看板倒れ」。党名という看板と党の実態との大きなギャップが、川柳子の嘲笑の種になるのだ。 もっとも、「自由民主党」の党名は、「自由党
本文を読む「原発や安倍晋三首相や橋下徹氏……を『悪』と断罪」してはならないか
著者: 澤藤統一郎毎日新聞に、評論家若松栄輔の連続対談企画がある。「理想のかたち」という標題。 その第11回がゲストとして作家吉村萬壱を招いて「先進国でのテロ事件」を論じている。一昨日(2月27日)の朝刊。 リードは、「きれいごとでは済ま
本文を読む子曰く、必らず已むを得えずして、アベ政権を去らん。
著者: 澤藤統一郎私は、「論語」をたいしたものとは思わない。所詮は底の浅い処世術としか理解できないと公言して、顰蹙を買うことがしばしばである。しかし、警句として面白いとは思う。どうにでも自分流に解釈して便利に使えばよいのだ。多分、使い手に
本文を読むニントク君の回想ーボクって何者? ボクってなんの役に立っている?
著者: 澤藤統一郎畏くも、第16代の天皇となられたオホサザキノミコトに「仁徳」の諡が献じられています。「仁」とは為政者としての最高の徳目ですから、この天皇こそが古代日本の帝王の理想像なのであります。 その仁政を象徴するものが、「民の竈は賑
本文を読む(全訳)イズラエル・シャミール: ロシア人は素早く馬に飛び乗る
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。シャミールの新しい記事の和訳(仮訳)をお知らせします。 題名は「?」となるものですが、シリア戦争とそれに参戦するロシアについての、重要で興味深い記事です。私からは、いつも通り「翻訳後記」の形で書
本文を読む2月26日ー「戒厳令」と「緊急事態条項」とを比較すべき日
著者: 澤藤統一郎本日は、2月26日。80年前の今日、雪の降る東京の中枢部で、クーデターが起こった。翌2月27日、「戒厳」が宣せられている。今年の「2・26」は、「戒厳令」とともに話題にしなければならない。アベ政権の改憲構想が、緊急事態条
本文を読む「消費者主権」の視点からスラップ訴訟対策を考える -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第74弾
著者: 澤藤統一郎1月28日、DHCスラップ訴訟控訴審判決言い渡しの日の夕方、「バナナの逆襲」を作製したスウェーデン人の映画監督フレデリック・ゲルテンさんとお話しする機会があった。 その中で印象的だったのは、世界的大企業Dole社から仕掛
本文を読むスラップ逆襲映画『バナナの逆襲』をお薦めする -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第73弾
著者: 澤藤統一郎真正面からスラップ訴訟をテーマにしたドキュメント映画である。是非多くの人にご覧になっていただきたい。吉田嘉明だけでなくDHCの関係者にも広くお薦めしたい。自分のやっていることを見つめ直す機会になるだろうから。 スラップの
本文を読む安倍晋三の反知性。情けないだけではなく、恐ろしいといわねばならない。
著者: 澤藤統一郎2016年2月15日(月)の衆議院予算委員会の議事の記録を掲記する。政権与党の総裁であり、内閣総理大臣となっている安倍晋三という人物の反知性とそれを必死で覆い隠そうという低俗な人間性がよく表れている。これは国民必見の内容
本文を読む「AGAINST WAR LAW」「GO VOTE」
著者: 澤藤統一郎高等学校生徒諸君 プラカードを高く掲げて街頭に躍り出た諸君よ AGAINST WAR LAW GO VOTE 諸君こそは 颯爽たる未来圏から吹いて来る 透明で清潔な風そのものだ 諸君はこの時代に強ひられ率いられて 奴隷の
本文を読むアメリカ人は馬鹿じゃない! - 米大統領予備選からブッシュを追放、次はクリントン? -
著者: 平田伊都子ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、米大統領予備選が行われた南部サウスカロライナ州で支持者に向かって、選挙戦からの撤退を発表しました。 ジェブは、ご存知イラク戦争の戦犯であるジョージ・ブッシュ元大統領の弟
本文を読む学校行事での「日の丸・君が代」に賛成する人々の「理由」
著者: 澤藤統一郎もうすぐ卒業式の季節。そして、入学式の季節が続く。春は、国旗国歌の季節であり、「日の丸・君が代」強制の季節なのだ。 なぜ、公権力はこうまでして全国の学校儀式に国旗国歌を浸透させたいのだろうか。敢えて現場の抵抗を押し切って
本文を読む「日の丸・君が代」強制の信教の自由侵害
著者: 澤藤統一郎頑迷な都教委との、10・23通達関連訴訟は熾烈に継続している。とうてい先は見えない。国旗・国歌(「日の丸・君が代」)に対する敬意表明の強制は違憲・違法である、との主張をめぐる攻防である。 愚かな都教委が強制をやめるか、最
本文を読むボクたち、アベ政治応援団。がんばれ高市総務相。
著者: 澤藤統一郎ボクたち「放送法順守を求める視聴者の会」。顔ぶれに新味のない、いつもの右翼の常連ですが、アベ政治応援団としてまたやりました。どうです、「放送法4条守れ」のキャンペーン。2月13日付読売新聞への全面広告ですよ。あのぎらぎら
本文を読むカール・クラウスの「炬火」に沈黙を強いた巨大な闇
著者: 澤藤統一郎池内紀著の「カール・クラウス 闇にひとつ炬火あり」(講談社学術文庫2015年11月10日)に目を通した。世の中は広い。歴史は深い。このような驚嘆に値する人物もいるのだ。 カール・クラウス(1874~1936年)は、ウィー
本文を読む改憲への危機感から毎日書き続けています これは、大きな問題だ。ぜひあなたも、高市早苗と安倍政権に抗議の声を。
著者: 澤藤統一郎2月8日と9日の衆議院予算委員会における総務相高市早苗発言。放送メディアを威嚇し恫喝して、アベ路線批判の放送内容を牽制しようという思惑の広言。あらためて、これは憲法上の大問題だと言わざるを得ない。政治とカネの汚い癒着を露
本文を読む年金資産毀損の責任を追及せよ
著者: 盛田常夫株式市場の低迷が年金資産を大きく毀損している。安倍政権は2014年10月末、国民資産である年金積立金を株式投資に向ける割合を大幅に引き上げ、日本株25%、外国株25%へと株式投資の割合を倍増することを決定した。株式を買
本文を読むプーチンの汚職疑惑を訴えるブロガーの覚悟
著者: 澤藤統一郎2月12日の各紙に小さく載った時事通信の配信記事。ロシアのブロガーが、プーチンを訴えたのだという。ほかならぬ「あのプーチン」を、である。短い記事なので全文を引用しよう。タイトルは、「ロシア大統領を提訴=政敵ブロガー、汚職
本文を読む構造的腐蝕・犯罪は、歴史により裁かれる!
著者: 加藤哲郎2016.2.15 甘利経済再生大臣辞任のニュースに合わせたような、アベノミクスのバズーカ砲、黒田日銀総裁のマイナス金利導入は、裏目に出ました。株価はあっという間に1万5000円割れ、円は一時110円まで上がりました。
本文を読む自治会・町内会ーこの身近にして問題多き難しきもの
著者: 澤藤統一郎朝日が、2月8日から12日まで5回のシリーズで「自治会は今 フォーラム面の現場から」という特集を連載した。各回のタイトルは以下のとおり。 1 断れない「寄付」って変 2月8日 2 神社維持、全員で負担? 2月9日 3 選
本文を読むメディアの監視対象である政権がメディアを監視しようとする愚かで危険な野望
著者: 醍醐聡2016年2月15日 2月8日、9日の衆議院予算員会で、高市総務相は放送法第4条に違反する、政治的に不公平な放送などを繰り返した放送事業者に対しては電波法第76条第1項を適用して電波停止の処置を取ることもあり得ると発言し
本文を読む高市早苗発言のホンネ
著者: 澤藤統一郎私、高市早苗です。総務大臣のポストにあって、微力ながらもけなげにアベ政権を支えています。甘利さん、島尻さん、丸川さん、岩城さんなど、アベ政権を支える閣僚の不祥事や問題発言、そして無能ぶりが話題になっています。しかし、私に
本文を読む和訳:「目から鱗」イズラエル・シャミール シリアに開く突破口
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 ユダヤ系ロシア人ジャーナリスト、シャミールの最新作を和訳(仮訳)しました。 シャミールはロシア、イスラエル、スウェーデンなどいくつもの国に住んできたのですが、今は生まれ育ったロシアを起点に世界
本文を読む原油安と中東の覇権争い-イランとサウジの暗闘 - サウジアラビア王室内に対米自立の兆しも -
著者: 伊藤力司昨年から続く原油安-世界の石油価格の指標となるニューヨーク・マーカンタイル市場のWTI(ウェスト・テキサス・インターミーディエット)原油の先物価格は、1バレル30ドルを割っている。2014年1月には1バレル95ドル、20
本文を読む安倍政権NO!☆ 0214大行進 in 渋谷
著者: 安倍政権NO! ☆ 実行委員会Just another 安倍政権NO! ☆ 実行委員会 site ☆原発:NO NUKES OR DIE! 脱原発か内閣総辞職か ☆集団的自衛権:戦場に行きたくないすべての人、そして大切な家族や友人を戦場に行かせたく
本文を読む「緊急事態条項は、かくも危険だ」
著者: 澤藤統一郎共産党地区委員会主催の学習会ですから、地域の最前線で活動していらっしゃる皆さまに、実践的なレポートを心掛けたいと思います。 レジメの標題は「緊急事態条項は、かくも危険だ」としましたが、この標題はややおとなしい。「緊急事態
本文を読むDHC・吉田、成算なき上告受理申立 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第72弾
著者: 澤藤統一郎本日、DHCと吉田嘉明は、1月28日のDHCスラップ訴訟控訴審判決を不服として、最高裁に上告受理申立をした。上告の提起はなく、上告受理の申立のみ。事件番号は平成28年(ネ受)第115号。 これで私は、もうしばらくのあいだ
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