2016年1月28日 安倍首相の「おわび」と「反省」はそれでも「成果」? 来日中の韓国の元「従軍慰安婦」が昨日、日本共産党の2人の国会議員と懇談した。その模様が今朝の『しんぶん赤旗』の1面の記事で伝えられている。 笠井・
本文を読む時代をみるの執筆一覧
DHCスラップ訴訟控訴審判決。またもスラップを仕掛けたDHC・吉田の完敗。 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第69弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明が私を被告として提起したDHCスラップ訴訟、本日その控訴審判決が言い渡された。当然のことながら、「控訴棄却」。私の全面勝訴である。 「スラップに成功体験をさせてはならない」。これが何よりの重要事。私にスラ
本文を読む原油と中国より怖いアメリカ経済 - 7年振りに紹介する一つの米国株バブル論 -
著者: 半澤健市世界銀行が2016年の平均原油価格を37ドルと予想した。世界の株価は戻り始めた。市場が嫌うのは悪材料よりその範囲が全く予想できないことである。その意味で今回の発表は一種の安堵感をもたらしたといえる。しかも2017年は上
本文を読む強制否認の持論を政略的に開閉する安倍首相(下)~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(7)~
著者: 醍醐聡2016年1月26日 安倍首相の強制否認論は理性崩壊の証し 安倍首相が強制の広狭論を語ったり、歴史教科書に介入までして「慰安婦」問題を封印しようとする根底には何があるのかを考えていくと、自国の加害の歴史を引きずり、被害国
本文を読む強制否認の持論を政略的に開閉する安倍首相(中)~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(6)~
著者: 醍醐聡2016年1月26日 強制否認論は実証的に破綻している 私から言えば、河野談話は「慰安婦」集めの段階でも一部に強制といえるものがあったと記しているが、実態に照らせば、極めて控えめな認定である。甘言・強圧に加え、安倍首相が
本文を読む強制否認の持論を政略的に開閉する安倍首相(上)~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(5)~
著者: 醍醐聡2016年1月26日 安倍首相の「お詫び」のどこが「前進」? 昨年12月28日の日韓外相会談において示された安倍首相の「従軍慰安婦」問題に関する「お詫び」を日本国内では前進と評価する論調が大勢である。朴槿恵大統領も今月1
本文を読む「政治とカネ」「規制緩和」「消費者」「サプリメント」「言論の自由」最高のタイミングで明日控訴審判決 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第68弾
著者: 澤藤統一郎明日(1月28日)が、私自身が訴えられているDHCスラップ訴訟の控訴審判決。 係属裁判所は、東京高裁第2民事部(柴田寛之裁判長)。 時刻は、午後3時。 法廷は、東京高裁822号法廷(庁舎8階)。 司法記者
本文を読む「イスラム国」(IS)はなぜ若いムスリムを惹きつけるか(下) - フランスで疎外感を募らせる移民2・3世 -
著者: 伊藤力司フランス語の普通名詞banlieu(バンリュー)を仏和辞典で引けば「郊外」と書いてある。何の変哲もない単語だが、現代のフランスでは「貧しいイスラム系移民の住むきたならしい郊外の街」というニュアンスを含む。昨年11月13日
本文を読む「日の丸・君が代」強制の異常 もう見直すべき時期だ
著者: 澤藤統一郎本日の要請行動は、これからの卒業式・入学式のシーズンを前にして、「日の丸・君が代」強制の職務命令を発令しないように要請するものです。具体的な要請内容とその理由については、要請書に記載されたとおりであり、いま「被処分者の会
本文を読む「安倍晋三とは一緒に飯を喰う仲だ。甘利を評する筆が甘くなるのはやむを得ないさ」
著者: 澤藤統一郎「労働運動は場末のパブから始まった」とは社会史が語るところ。「労働組合は、安酒の麗しき結晶である」とは、私ひとりの語るところ。資本主義の勃興期に、法の保護なく過酷な搾取に喘いだ工場労働者たちがパブで不満を語り合う。これが
本文を読む北朝鮮への制裁強化だけで済むのか - 核軍縮論議で抜け落ちた観点 -
著者: 岩垂 弘北朝鮮が1月6日に「水爆実験」を行なったことを受け、国連安全保障理事会で制裁決議の協議が続いている。安保理は、すでに北朝鮮がこれまで行った核実験に対して科してきた制裁をさらに強化する構えだが、核兵器廃絶を願う者からする
本文を読むオリンピック「政府は支援するが、干渉してはならない」
著者: 澤藤統一郎今年(2016年)は4年に一度の閏年で、オリンピックイヤーにあたる。8月5日がリオデジャネイロ五輪の開会式。このところ、問題ばかり多くて盛り上がらないオリンピックだが、ビッグイベントであることに疑いはない。巨額のカネが動
本文を読む口利き依頼者「覚悟の甘利告発」の意義
著者: 澤藤統一郎「週刊新潮」2014年4月3日号が、「8億円裏金疑惑」を暴露するDHC吉田嘉明の手記を載せた。そして今回「週刊文春」16年1月28日号が、「甘利大臣1200万円賄賂疑惑」の記事である。 私は、「8億円裏金疑惑」事件の、吉
本文を読む「その結論出すなら要らぬ有識者(荒川淳)」(「仲畑流万能川柳」毎日新聞2016年1月19日)~研究者は、今
著者: 内野光子以下のエッセイは、昨年10月、日本科学者会議の知人に勧められて寄稿したものである。私は研究職に就いたことはないので、会員ではない。すでに旧聞に属する内容を含むものの、研究者や専門職の人たちが、改憲や戦争法整備に向かう安倍
本文を読むアベ晋三ホンネの施政方針演説
著者: 澤藤統一郎アベ晋三です。衆参両院本会議で、両院の議員の皆さまに、ややホンネの施政方針を申しあげたいと存じます。 (軍事大国へ挑戦する国会) 改憲か、護憲か。 戦後70年間、日本は、その基本方針すら決められませんでした。終わらない議
本文を読む甘利明の「失意・茫然」
著者: 澤藤統一郎普段は絶対に読まない「週刊文春」を今日だけは買って読んだ。 もちろん、このタイトルに惹かれてのことだ。「甘利明大臣(事務所)に賄賂1200万円を渡した(実名告発)」「口利きの見返りに大臣室で現金授受。現場写真・音声 公開
本文を読む欧州難民問題の現在(1月19日)
著者: 盛田常夫冬期を迎えても、ギリシア-マケドニア-セルビア-スロベニア-オーストリア-ドイツを経由する難民の流入は衰えを知らない。毎日、1000名をはるかに超える「移民」・「難民」が、欧州へ向かっている。 大晦日の暴力事件 欧州
本文を読む事業者が主務官庁の規制を「煩わしい」と言ってのける傲慢さ -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第67弾
著者: 澤藤統一郎私が当ブログでDHCの吉田嘉明を批判したポイントは、次の4点にある。なお、この4点は、当ブログの記載が吉田とDHCの名誉を毀損したという表現のポイントでもある。 (1)「政治とカネの問題」ー吉田が資金規正法を僣脱する巨額
本文を読む誰がシリアの平和と再建を阻んでいるのか? 援助物資を掠め取り飢える住民を人質にする「反政府勢力」
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 前回に続きシリアの話ですが、何よりも、人の心を通して世界を動かす虚構とその実態にご注目ください。欧州でも日本でも、虚構によって現実が作られ続けています。嘘を嘘として見つめる眼が、いま最も求めら
本文を読む1月28日・控訴審判決日のスケジュール-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第66弾
著者: 澤藤統一郎1月28日の「DHCスラップ訴訟」控訴審判決が近づきました。私自身が被告とされ、いまは被控訴人となっている名誉毀損損害賠償請求訴訟の判決です。 この日、東京高裁第2民事部(柴田寛之裁判長)が、判決を言い渡します。 時刻
本文を読む目立った安倍政権への怒りや憤り - 2016年の年賀状にみる国民意識 -
著者: 岩垂 弘こんなことは、私の経験では、希有なことである。この正月に私が友人・知人らからもらった年賀状(寒中見舞いも含む)に時の政権に対する批判が溢れていたことだ。中には、怒りや憤りをぶちまけたような激しい調子のものもあった。時の
本文を読む宜野湾市・現職市長と保育園児の教育勅語ー「こんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われる」
著者: 澤藤統一郎宜野湾市長選が昨日(1月17日)告示。2016年の政治の帰趨を占う政治戦が始まった。選挙期間は僅かに一週間の短期決戦。「官邸勢力」と「オール沖縄」との対決。オール沖縄側に勢いがあるものの、決して楽な闘いではない。 いうま
本文を読むギリシャ危機・EU危機・日本危機
著者: 岡本磐男1.はじめに はじめに古典的経済学説の一端に触れておきたいと思うのは、今日の世界的な危機の現象との関連をみたいためである。 経済学の巨匠マルクスが大著『資本論』において、恐慌現象の論理的解明を果たしえていたかについては議
本文を読む「釧路議会広報問題」と「岸井成格誹謗問題」ー ひとつひとつに批判の発言を重ねよう
著者: 澤藤統一郎本日の赤旗・社会面の以下の記事に目が留まった。 「共産党2氏質問 一転掲載」「特別委の委員長謝罪」「『政権批判』と拒否 市民が批判 北海道 釧路議会広報」の見出し。 記事の内容は以下のとおり。 「北海道釧路市議会は15日
本文を読む全敗した日経安値予想 ― 相場は誰にも分からないのである ―
著者: 半澤健市日経新聞新年恒例の企業経営者20名による株価予想は、年初早々に全員が誤ったことを証明した。「誤った」のは安値の予想に関してである。20名の日経平均の高値予想の平均は23000円、安値予想の平均は18000円であった(『日
本文を読むなぜマイナンバー制度から離脱できないのか~内閣府担当室に質問書を提出~
著者: 醍醐聡2016年1月14日 このブログにも書いたが、私は昨年10月29日、地元市長宛にマイナンバー法に基づく個人情報の相互利用等の事務の停止を求める申し立て書を提出した。 個人番号の利用事務等の停止を求める申し立て書を提出 h
本文を読む改憲阻止の闘志を燃やそう アベ政権の改憲策動に負けることなく
著者: 澤藤統一郎新聞投書欄は百花繚乱の趣き。多種多様で玉石混淆なところが面白い。時に、短い文章で深く共感する投書に出会うことがある。例えば、1月14日毎日新聞投書欄の「首相発言に闘志が湧いてくる」(会社員岡島芳彦)。「闘志が湧いてくる」
本文を読む戦争犯罪と従軍慰安婦 -ニック・タース『動くものはすべて殺せ』発刊に寄せて
著者: 盛田常夫戦争と慰安婦 昨年末の日韓外相会談で、日本政府が軍の関与を認め、従軍慰安婦問題の決着を図った。韓国側の合意受入れにまだ一悶着ありそうだが、とりあえず決着したことを歓迎したい。 従軍慰安婦問題はたんに日本帝国軍隊だけに
本文を読むテロと核で明けた新年、恒久平和の夢に向かって!
著者: 加藤哲郎2016.1.15 新年にあたって、本「ネチズンカレッジ」のトップページを新サイトに移転しましたが、内部のリンクなどで、つながらない場合もありえます。しばらくご不便をおかけします。その新年は、パリ、イスタンブールからア
本文を読む高札「領内沿岸の漁民においてサケを漁することまかりならぬ」「密漁は厳しく詮議し、禁を犯したる者には入牢6月を申しつくるものなり」
著者: 澤藤統一郎昨日(1月14日)の「浜の一揆訴訟」の第1回口頭弁論には、三陸沿岸に散らばっている原告100人のうち約40人が参加した。法廷の前と後に集会が行われたが、その要求の切実さ、真剣さにはたじろがざるを得ない。岩手県の水産行政は
本文を読む