時代をみるの執筆一覧

平均値で隠された賃上げ格差の実態~安倍首相の自画自賛を検証する (その4)~

著者: 醍醐聰

  2015年1月13日  1つ前の記事では安倍首相が使う「過去15年間で最高の賃上げ率2.07%」という数字は全雇用者の5%程度をカバーするに過ぎない連合傘下の大企業の賃上げ率を指すことを指摘した。この記事では平均値で

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「イスラム・テロ」:警察国家化への一里塚  - 和訳:アジア・タイムズ「シャーリー殺しで誰が得をするのか?」

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸です。 新しい和訳文を作ってみました。先日来フランスで大騒動になっている事件についてです。 今回はそれほど長くないものですが、お時間の取れるときにお読みください。またご拡散いただければ幸いです。 &nb

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シリーズ スペイン:崩壊する主権国家/第5部 浮き彫りにされる近代国家の虚構

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸です。 「シリーズ スペイン:崩壊する主権国家」の第5部をお送りします。 このシリーズはこれで終了です。ありがとうございました。 私の愛するスペインのこんな醜い姿を書くのはつらいことですが、しかし事実を

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戦後70年の新春に思う―不戦こそ憎しみの連鎖を断つ道

著者: 鈴木顕介

今年は焦土の街々に立って8年に及ぶアジア太平洋戦争の敗戦を知った日から70年になる。戦争の記憶は70年の時の流れで忘却の彼方に去ってしまったのか。平和と民主主義を根幹とする戦後体制の規範、現憲法改正への動きが明確になって

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9条は「風前の灯」、今こそ護憲の大運動を ――読者の皆さんに新年のごあいさつ

著者: 岩垂 弘

明けましておめでとうございます。 当ブログ「リベラル21」がジャーナリスト仲間らを同人としてスタートしたのは、2007年3月でした。ですから、当ブログはきょうで8回目の正月を迎えました。 当ブログは、記事を毎日更新してお

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(ちきゅう座運営委員長のご挨拶)2015年新春を迎えて

著者: 岡本磐男

ちきゅう座の読者、関係者の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 先ず、この機会に感謝申し上げたく思いますのは、ウエブサイトちきゅう座の各領域にわたって文章をご投稿いただいている

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シリーズ スペイン:崩壊する主権国家/第4部 終焉を迎えるか?「78年体制」

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸です。 「スペイン:崩壊する主権国家」シリーズの第4部をお送りします。 ここには、いま世界的にも注目されているスペインの新政党ポデモス(Podemos)についての詳しい情報なども書かれています。 今回は

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シリーズ スペイン:崩壊する主権国家/第3部 崩れ落ちる腐肉:(B)国の隅々にまで広がる腐敗構造

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸です。 しばらく忙しい日が続きなかなかシリーズを続けられなかったのですが、クリスマスの休日を利用して一気に作り上げました。 日本からではなかなか見えてこないスペインの素顔です。いつもながらの長文ですが、

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賃金統計をつまみ食いした「賃上げ成果」論のまやかし ~安倍首相の自画自賛を検証する (その3)~

著者: 醍醐聰

2014年12月26日 「賃上げ率2.07%」の出所は?  安倍首相は先の衆院選のさなか、特に後半、アベノミクスの成果のひとつとして、「賃上げ率は、過去15年間で最高(2.07%)」という数字を何度も挙げた。多くのマスコ

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 ウクライナ問題と原油価格―新冷戦が始まったのか

著者: 山田宏明

旧ソ連時代も含めて、ロシアでは初の冬季五輪「ソチ・オリンピック」の開催最中に起きたウクライナの政変は、クリミア半島のロシアの再領土化、これに強く反発する米国とEU諸国のロシアへの経済制裁、ウクライナ国内での新政権派と親露

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就業者数が100万人増えたというけれど ~安倍首相の自画自賛を検証する (その2)~

著者: 醍醐聰

2014年12月22日  この記事では、安倍首相がアベノミクスの成果として挙げる就業者数の増加が安倍政権の経済政策の成果というに値するのかどうかを検証したい。  自民党が12月の衆院総選挙にあたって発表した「重点政策集2

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有効求人倍率は雇用の実態を反映していない ~安倍首相の自画自賛を検証する (その1)~

著者: 醍醐聰

2014年12月21日 有権者はアベノミクスを信任したのか?  衆議院総選挙の投開票日の直後、安倍首相は「アベノミクスをさらに前進させよ、という国民の声をいただいた」(12月15日、NHKニュース)と胸を張った。そうなの

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キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北 ー両国が国交正常化交渉開始に合意ー

著者: 岩垂 弘

 「キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北」。外交関係断行中の米国とキューバが国交正常化交渉開始で合意したとのニュースに接した私の脳裏にとっさに浮かんできた文言は、そういうものだった。私にとっても衝撃的な大ニュースだった

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今回総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選挙で16・99%、 小選挙区で24・49%に過ぎない!

著者: 紅林 進

今回の総選挙で、自民党が圧勝したように言われていますが、棄権者をも含む全有権者の中での得票割合を示す絶対得票率でみれば、自民は比例代表選挙で16・99%、 小選挙区で24・49%に過ぎません。 自民党は、今回の総選挙で、

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総選挙の低投票率の背後にあるもの -絶望感か、無力感か、政治意識の欠如か-

著者: 岩垂 弘 

 「自公圧勝 320超」「自公大勝 3分の2維持」……12月15日朝の新聞の見出しである。公示直後から、各紙が「自民圧勝か」「自民、300議席超す勢い」などと報じていたから、こうした総選挙結果にさして驚かなかった。それよ

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