【ビッグ・ニュース!】ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』続編の新資料発見!!!

著者: 川端秀夫

    『カラマーゾフの兄弟』続編への序曲              1 ネチャーエフはロシアの革命の歴史に出現した確信犯的革命派の始祖であろう。確信犯的革命派のどこがダメかと言えば、それはロシアに現れたヒューマニストの

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海峡両岸論 第154号 2023.9.16発行 - アイデンティティ危機進むニッポン アジア鏡の「大国」自画像が崩壊 -

著者: 岡田 充

「失われた30年」に歯止めがかからない日本で政治、経済、社会のあらゆる領域で「大国」の指標が下落している。明治維新から155年、日本は中国、朝鮮半島など近隣諸国(人)を「写し鏡」に「脱亜入欧」と富国強兵による近代化建設を

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青山森人の東チモールだより…カイ=ララ=シャナナ=グズマン首相による「ASEANビジネス投資会議」における演説

著者: 青山 森人

資料編12 2023年9月15日  東チモールのシャナナ=グズマン首相が9月4日、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議が開催されたジャカルタで関連会議「ASEANビジネス投資会議」で演説(英語)した。『チモールポスト

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世界のノンフィクション秀作を読む(26) J・ブノアメシャンの『エジプト革命』(筑摩書房刊、牟田口義郎:訳『オリエントの嵐』第五章)――エジプト史上不滅の光を放つ闘い(下)

著者: 横田 喬

 ⑤カイロ暴動  パレスチナ戦争の翌日から、エジプトは徐々に革命前夜の状態に入る。時のノクラン首相は執務室で警官に偽装したテロリストによって斃された。1950年1月の総選挙では、議席の三分の二が英国からの独立を求めるワフ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(427)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利とドルと金価格 海外では、いまだに、「金利と金価格の関係性」における誤解が存在し、「今後も、金利が上昇するために、これから金価格は下がるのではないか?」と考える人が多い状況とも言えるようである。別の言葉では、私自身が

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世界のノンフィクション秀作を読む(25) J・ブノアメシャンの『エジプト革命』(筑摩書房刊・牟田口喜郎:訳『オリエントの嵐』第五章)――エジプト史上不滅の光を放つ闘い

著者: 横田 喬

 著者(1901~1983)は特異な経歴を持つフランスの著名なノンフィクション作家。第二次大戦中、枢軸国側に身を寄せたヴィシー政権の閣僚として外交工作に従事~戦後、戦犯として投獄(十年)中に書き上げた中東ものの一作である

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「マイナンバーカード」のついてミニコミ誌に書きました

著者: 内野光子

 地域のミニコミ誌「さくら・志津憲法9条をまもりたい会」ニュース47号にマイナンバーカードについて書きました。マイナンバー制度については導入当初から、当ブログにも反対の記事を幾度も書いていますので、重なる部分もあるかもし

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日本の就学前教育=保育制度は、なぜややこしいのか?  ― 「幼保一元化」って何?・・・(1)

著者: 池田祥子

 前回、私は〝「子育て」支援ではなく「子育ち」支援を”という観点を提示した。文字にすればたった一文字の違いでしかないが、しかし、日本の子ども達の「育ち」の困難さと、親、とりわけ母親達の「育児」の負担と悩みの根源に、この一

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図書館を支える人々~非正規と障がい害者の方々の待遇の実態(2)

著者: 内野光子

2)障がい者の報酬はこんなことでよいのか  国立国会図書館の資料のデジタル化は急速に進み、「図書館送信」と「個人送信」の範囲も拡大され、「個人送信」の場合は、自宅で、閲覧できるし、必要個所を印刷もできるようになった。その

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滅びゆく内モンゴルの民族産業 ―牧畜 自給から商品生産へ

著者: テスクバヤル

 中国内モンゴル自治区のフフホト市に住むわたしは今年7月、8年ぶりに故郷、内モンゴル東部の半農半牧地帯のアル・ホルチンに帰った。故郷は大興安嶺南部の広大な凹地にある。我々の祖先は、もともと北部のフルン・ブイルで遊牧してい

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こいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信) 2023年8月

著者: 星野弥生

 言いたくないけど「暑い!」ですね。一週間前に、スイス、フランス、スペインの旅から戻りました。向こうでもみんな「暑い!」と騒いでいますが、日本の暑さに慣れている身にはなんてことはない。朝晩は涼しいくらいですから。旅先で受

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図書館を支える人々~非正規と障がい者の方々の待遇の実態(1)

著者: 内野光子

図書館を支える人々~非正規と障がい者の方々の待遇の実態(1)  図書館勤めが長かったため、さらに、いま、日常的に図書館を利用していることから、図書館関連のニュースが目に留まる。昨年8月、今年の3月に、末尾にあるような記事

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世界のノンフィクション秀作を読む(24) マリ・エレーヌ・カミユの『革命下のハバナ』(筑摩書房刊、真木嘉徳:訳)――キューバ革命大詰めの迫力ある目撃記(下)

著者: 横田 喬

 ◇カーキ色の救世主(続) 通過する村という村は煌々と明かりを灯し、夜更けにもかかわらず歩道の上に沢山の人だかりがしています。彼らは「解放者」(フィデル)の通過を見逃さぬよう、四十八時間前から同じ場所で待っている様子でし

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汚染水を海に流すな:キャラバン 第1日目の簡単な報告(第一弾)

著者: 黒田節子/三上治

いくら叫んでも、汚染水はついに「放出」されました。何かせずにはいられなくて、友人と共に行く『キャラバン』を思い立ちました。新しい風景と人との出会いを期待し、元気をいただいて帰りたい。あきらめずに、フクシマを闘うために!

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