オヤ!どうした風の吹きまわし? ― 中国が「干天の慈雨」と喜んだのは・・・

著者: 田畑光永

 西にウクライナあれば、東に台湾海峡で・・・などとなっては大変、というのは、国籍を問わず年頭にあたっての多くの人の思いであったろう。ところが、新年早々の日米首脳会談で「台湾有事」がまるで既定の事実であるかのように、防衛費

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(394)

著者: 本間宗究(本間裕)

2023年度予算案の落とし穴 12月23日に発表された「日本の2023年度予算案」については、明らかな「落とし穴」が待ち構えているものと思われるが、具体的には、「金利の上昇」が、ほとんど考慮されていない状況のことである。

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『週刊朝日』が5月に終刊、なんとこのタイミングで!

著者: 内野光子

 きのう、『週刊朝日』の最新号が編集部から送られてきた。久しぶりに目にする『週刊朝日』、そう、12月の初めに、A記者から、近く図書館についての特集をするので、取材させてほしいとのファクスをいただき、電話取材を受けた。私の

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忘れてはいけない、覚えているうちに(10)1950年代の映画記録が~1957年から60年代へ①

著者: 内野光子

 1957年からの私の映画記録は、簡略化?されていた。日付と題名と監督名だけで、その監督の名前も書かれてない場合もあるが、今、わかる範囲で補った。字数の関係で、和洋に分けた。ここでは日付を省くが、ほぼ日付順に記した。洋画

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【緊急案内】「原発やめろ!原発政策の大転換を許すな!」国会開会日行動(1月23日(月)13時半~14時半、衆議院議員第二議員会館前)

著者: 木村雅英

再稼働阻止全国ネットワークからの緊急案内です。 通常国会が開会される1月23日(月)に、多くの反原発を訴える団体・個人とともに、 岸田政権のグリーントランスフォーメーションを口実とする原発政策の大転換に反対の声を上げたい

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連合新年会の与野党幹部の揃い踏みは〝大政翼賛会〟への第一歩 ―「岸田降ろし」の起こらない理由

著者: 広原盛明

 1月5日に開かれた「連合」の新年会には、岸田首相(自民党総裁)と松野官房長官が2年連続で出席し、山口公明党代表、泉立憲民主党代表、玉木国民民主党代表も顔をそろえた。連合の「天敵」である共産党と「身を切る改革」で自治労の

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書評「フランス革命前夜のパリ-辛辣なドキュメンタリー」

著者: 合澤 清

『18世紀パリ生活誌―タブロー・ド・パリ―』上・下 メルシエ著 原 宏編訳(岩波文庫1989) パリは何度かにわたって改造されてきている。もちろんそれは、パリの都市としての拡張に合わせての理由が大部分であったろうと思う。

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「侵略者」と「被侵略者」、「加害行為」と「防御行為」との区別を曖昧にしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月17日)  鈴木宗男という政治家がいる。中川一郎の秘書から自民党の議員となり、今は、維新に所属している。親露派として知られる人だが、むしろ、親プーチン派というべきだろう。彼の1月6日ブログが、その親露・親

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CIAの宿敵シャルル・ド・ゴールの孫が、欧米のウクライナ政策を非難する:ジェレミー・クズマロフ(日本語訳)Grandson of Charles de Gaulle, an Old CIA Nemesis, Condemns West’s Policy in Ukraine: Jeremy Kuzmarov (Japanese Translation)

著者: ピースフィロソフィー

レイチェル・クラークさんの訳による記事を紹介します。クラークさんのフェースブックに掲載された記事を、彼女と、著者のクズマロフさんに許可をもらって転載します。(注:訳はアップ後微修正することがあります) 著者:ジェレミー・

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数字で見る「軍拡路線」国際比較と日本の選択

著者: ブルマン!だよね

ロシアのウクライナ侵攻、中国の東アジア地域での軍事プレゼンス増大、北朝鮮の核兵器開発などなど世界情勢は確かにキューバ危機以来の緊張の度を深め、岸田内閣もそれを受けて、戦後安全保障の枠組みを決定的に変更する敵基地反撃能力な

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異論なマルクス ハロッド中立的技術進歩?

著者: ブルマン!だよね

過日とある研究会で参加者のかたから、おおむね以下のような提起がされた。 相対的剰余価値の生産は、生産力=技術進歩によるのだが、マクロ経済学では、技術進歩に資本財と労働双方に進歩を見るヒックス中立的、資本財のミニ進歩を見る

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次の大戦の最初の戦い――中国による台湾侵攻を想定したウォーゲーム(戦略国際問題研究所(CSIS)

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」実行委事務局・小西 誠です。 昨年年末から、政府・自衛隊による、凄まじい、常軌を逸した軍拡――琉球列島の軍事化の波が押し寄せており、メディアもこれに乗じて、軍拡を煽るとともに「台湾有事」キャンペーンを

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新年になっても「安保3文書」への抗議声明続く 学界、宗教界で

著者: 岩垂 弘

 岸田政権が12月16日に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したことに対し、直後から平和団体、労働団体、消費者団体、法曹界、学会などから、抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声

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