二十世紀文学の名作に触れる(16) 『車輪の下』のヘルマン・ヘッセ――詩人肌の真摯な求道者

著者: 横田 喬

<ちきゅう座からのお知らせ:昨日掲載の「二十世紀文学の名作に触れる(15)」の内容が本稿と入れ替わっておりました。 読者の皆さまには、ここで謹んでお詫び申し上げるとともに、昨日掲載の「二十世紀文学の名作に触れる(15)」

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■第二江戸思想史講義 鬼神論  国民的救済信仰の語り出し ―柳田国男と『先祖の話』

著者: 子安宣邦

「人を甘んじて邦家の為に死なしめる道徳は、信仰の基底が無かったといふことは考へられない。さうして以前にはそれが有つたといふことが、我々にはほぼ確かめ得られるのである。現在とても崩れ尽くした筈は無いのだが、不幸にしてそれを

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【要申込】11/10(水)「変えよう選挙制度の会」11月例会「衆院選挙は終 わった。さあ、みんなで結果を分析しよう!」(会場&オンライン)

著者: 紅林 進

【要申込】11/10(水)「変えよう選挙制度の会」11月例会「衆院選挙は終わった。 さあ、みんなで結果を分析しよう!」(会場&オンライン) 日時:11月10日(水)18:30~20:30 テーマ:「衆院選挙は終わった。さ

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ミャンマー軍事政権ー縮まる国内外の包囲網(2)

著者: 野上俊明

<アセアン会議をめぐって>  10月26,7日にアセアンASEANの首脳会議が開かれた。アセアンは経済的には比較的順調に成長を続ける新興の地域共同体であり、かつ近年は中国の覇権拡大と米中対立による地政学的緊張がたかまるな

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原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会:公正な判決を求める大阪高裁あて要請署名

著者: 太田光征

選挙結果に悔しい思いをしている皆さん 署名運動を提起した方の気持ちに寄り添いたい。選挙の1票みたいなもの。1人ひとりの力がまだまだ眠っている。発揮させよう。 太田光征 重複ご容赦下さい。 「原発賠償訴訟・京都原告団を支援

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】449 もう1年、PKO西サハラMINURSO

著者: 平田伊都子

 MINURSOミヌルソ(国連西サハラ人民投票監視団)任期切れ前の10月27日に、国連安保理で討議が予定されていました。 が、国連安保理は10月27日に起きたスーダン・クーデターなどに振り回され、西サハラ討議を止めたそう

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二十世紀世界文学の名作に触れる(15) ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』――思春期特有の孤独と破滅を描く名作

著者: 横田 喬

 ドイツ語のRat(車輪)は有為転変をも意味し、「車輪の下」は「落ちぶれる」意を含む。1946年にノーベル文学賞を受けたドイツの作家ヘッセ(1877~1962)の自伝的小説『車輪の下』は、私には思い出深い。十代の終わり頃

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青山森人の東チモールだより…マックス=スタールを追悼する

著者: 青山森人

「サンタクルスの虐殺」の撮影者が永眠 今年の11月12日は「サンタクルスの虐殺」から30年周年を迎える日になります。コロナ禍による非常事態宣言下にあるとはいえ、30年周年という節目のなかで、何かしら特別な企画が考えられて

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タリバン政権下の現状報道を回復 アフガニスタンのパジュワク通信社

著者: 坂井定雄

 アフガニスタンで、タリバン暫定政権が発足してから2か月。人々の困難な生活が続いている。国連世界食糧計画(WFP)は10月25日、「WFPは、アフガニスタンで11月以降、人口の半分以上の2、280万人が飢餓状態になる」と

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【本日】官邸前アクション「ミャンマー情勢を見続けて9か月 新政権は今度こそ経済支援の方針転

著者: 杉原浩司

日本ミャンマー協会理事の一人で、ミャンマー国軍を擁護してきた甘利明自 民党幹事長が小選挙区で見事に敗北しました。極めて喜ばしいことです。彼 は、日本学術会議を攻撃し、日本版「軍産学複合体」づくりも狙っていました。 前夜の

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総選挙あす投票 あなたの1票で政権は代わる ー 「比例は共産党」に

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月30日)  いよいよ明日(1月31日)が、総選挙の投票日。主権者国民が自ら政権を選択する機会。投票箱の閉まるまでが、国民が主権者なのかも知れない。  下記のスローガンをご紹介したい。すべて、赤旗に掲載さ

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【連続オンラインセミナー】『責任は誰がとるのか ~東電刑事裁判 控訴審始まる~』のお知らせ

著者: 木村雅英

*第6回 10月31日(日) <14:00~15:30> 『東電株主代表訴訟・福島第一原発現地進行協議の報告』 *東電株主代表訴訟との共催 河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士、甫守一樹弁護士 @ご注意:10月31日(日)のみ

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あまりに無内容、しかも厚顔 ー自民党の政策パンフレットを読んでみた

著者: 田畑光永

 明日は衆院選の投票日となったので、自民党の「令和3年 政策パンフレット」という小冊子を読んでみた。縦横ともに21センチの正方形、42頁。表紙は岸田総裁の上半身写真に「新しい時代を皆さんとともに」という文字が配されている

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(331)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国の恒大集団は第二のリーマンとなるのか? 現在、「中国の恒大集団が、第二のリーマンとなるのか?」という疑問が高まっているが、この点については、「金融システムの正確な分析で、理解や予測が可能ではないか?」と考えている。つ

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自民党の選挙公約は、安倍菅政権への反省にもとづくものになっていない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月29日)  第49回総選挙の投票日が明後日に迫っている。今回の選挙は、何よりも7年8か月に及んだ安倍・菅政権への審判である。これからも漫然とその腐敗と失政の継続を容認するのか、それとも転換するのか。その

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Let’s Join Hands  10月29 日 添付1点 投票日を前に 最高裁国民審査も

著者: 江口 千春

◎「同性婚」願いかなわず男性が逝く 「18年連れ添ったパートナーが法廷で解決訴え」 ◎「選択的夫婦別姓、性的少数者の差別解消 政党で違い鮮明に」 ◎「最高裁の国民審査 司法への評価示す機会だ」 ◎「司法チェック、投じる一

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大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 95号   学長 倉光 弘己

著者: 池田 知隆

●新・大阪学事始 ●「落語の楽しみ方 ―なぜ落語には女のアホがいないのか―」 講師は木津川 計さん(元雑誌「上方芸能」発行人) 1935年生まれ。1968年に自ら創刊し、200号を機に終刊した雑誌『上方 芸能』の発行人。

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最高裁裁判官の国民審査、投票棄権の権利について。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月28日) 本日、総選挙の期日前投票を済ませた。小選挙区選挙では普段は支持しない政党の候補者に投票し、比例代表選挙では支持する政党の名を明記して投票した。 さて、最高裁裁判官の国民審査をどうするか。審査対

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