近代ドイツが生んだ大作家トーマス・マンは、戦後の日本の作家たちに少なからぬ影響を及ぼした。私は新聞記者当時にそれを北杜夫さんや辻邦生さんらから直接耳にしているが、それ以外にも愛好者は多かったようだ。マンの文学作品の主人
本文を読む【報告】オリパラの終わりの始まり~パラリンピック閉会式への抗議アクション
著者: 杉原浩司やや遅れましたが、5日のパラリンピック閉会式抗議アクションの報告をまと めました。ブログに掲載した多数の写真も含めて、ぜひご覧ください。 ——————
本文を読む客製談合からみえたもの
著者: 藤澤豊「踏んだり蹴ったり」の続きです。 https://chikyuza.net/archives/113406 石けん屋が買収されたから、ちょっと行って話をつけてこいというのにもまいったが、ゼロ円でもいいから注文書をもらうま
本文を読む鯰絵と民衆の意識
著者: 髭郁彦8月の中頃、白山にある大学の図書館で金石範に関する本を数冊借りた時、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で、7月13日から9月5日まで行われていた鯰絵の展覧会に関するフライヤーが棚に置かれているのが目に入った。着物を着
本文を読む森友文書改ざん再調査 ー 前言撤回の岸田もおかしいが、再調査に怒った安倍はもっとおかしい。
著者: 澤藤統一郎(2021年9月8日) 私、岸田文雄です。自民党総裁選に立候補いたします。よろしくお願いしま~す。 安倍晋三さんの政権が7年8か月、そして後継の菅義偉さんがほぼ1年。右寄り政権には国民が飽き飽きしている頃ではありませ
本文を読む【NAJAT声明】武力で「テロ」はなくせない~アフガニスタン20年戦争の教訓
著者: 杉原浩司まもなく、9.11米同時多発「テロ」から20年。この20年間にアメリカが世界 各地で行った「対テロ戦争」の影響で命を奪われた人は、推計で最大約92万 9000人に上ります。アメリカの戦費は、今後の帰還兵対策を含めると、約
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(11) トーマス・マンの『魔の山』――ドイツが世界に贈った人生の指南書
著者: 横田 喬今回取り上げる小説『魔の山』は岩波文庫版(訳:関泰裕・望月市恵)で(上)(下)二巻、計千百余頁にも及ぶ大冊だ。おどろおどろしい表題が祟ってか、長い間、私の家の書架で積ん読状態のままだった。1929年にノーベル文学賞を受
本文を読む■■9月25日河村哲二オンライン・フォーラムのご案内■■
著者: 矢沢国光主催 世界資本主義フォーラム 日時 2021年9月25日(土) 午後1時30分~4時30分 *午後1時からZOOM・ミーティングに入室できるようにします。 講師 河村哲二氏 法政大学経済学部教授。専攻:理論経済学、アメリ
本文を読む秋元司有罪は、アベ・スガ政権への断罪でもある。
著者: 澤藤統一郎(2021年9月7日) ことあるごとに思い起こそう。忘れぬように繰り返そう。 モリ・カケ・桜・クロカワイ・アベノマスクにIR ウソとゴマカシをもっぱらとし、政治を私物化した安倍晋三という人物と、その政権を忘れてはな
本文を読むモティヴェーションを失った大坂なおみ、全米の敗戦
著者: 盛田常夫テニス全米オープン3回戦の大阪なおみ(女子)とツィツィパス(男子)は、勝ち試合をみすみす逃し敗退した。ともに、新鋭の勢いのある選手が相手だったが、一瞬の気の緩みが敗戦をもたらした。 大坂なおみの戦い 大坂は連勝が止ま
本文を読む浦島悦子作・なかちしずか絵『ジュゴンの帰る海』Picture Book “Dugongs Return to the Sea” by Urashima Etsuko (text) and Nakachi Shizuka (picture)
著者:沖縄・名護市の作家、浦島悦子さん作、同じく名護市の画家、なかちしずかさん絵による絵本『ジュゴンの帰る海 ヤンバルの海から命のメッセージ』(ハモニカブックス)を紹介したい。辺野古の海を壊し、地域を分断し、県民のマジョリティ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】440 モロッコはサヘルのテロ共謀者(オマル大使)
著者: 平田伊都子モロッコ国王の御趣味は、民主主義やワクチン接種やサッカーや音楽祭などなどの真似事をして、世界に<モロッコ国王>をアピールすることのようです。 しかし、モロッコの名を世界に轟かせたのは、モロッコ産の残酷なテロリストたちや
本文を読むお江戸舟遊び瓦版855号/平田直 『首都直下型地震』
著者: 中瀬勝義平田直『首都直下型地震』 岩波新書 2016.2.19 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/09/80334dfb847a337e7fd6b95fa8
本文を読む西暦表記を求める企業の合理性 ー 「西暦表記を求める会」にて
著者: 澤藤統一郎(2021年9月6日) 本日、衆議院議員会館の一室を借りての「西暦表記を求める会」世話人会。私も、この会の世話人の一人として、リアルに出席。肩の凝る会議ではない。半分は雑談が楽しい。 「西暦表記を求める会」は小さな市
本文を読む丸10年「脱原発テントひろば」大集会 ~フクシマは終わっていない、今の福島を伝える~
著者: リベラル212011年3月11日に発生した東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所が爆発事故を起こしてから今年で10年になります。この事故の半年後の2011年9月11日から、原発に反対する人たちが東京・霞が関の経済産業省の敷地内
本文を読む【要申込】9/8(水)変えよう選挙制度の会・9月例会「横浜市長選挙を振り返って~市民運動から見て~」(会場&オンライン)
著者: 紅林 進【要申込】9/8(水)変えよう選挙制度の会・9月例会「横浜市長選挙を振り返って~ 市民運動から見て~」(会場&オンライン) 今回は先月行われた横浜市長選挙を取り上げます。 内容は、この選挙に関わった横浜在住
本文を読む『ねむらない樹』(侃侃房)?!に「阿部静枝」について書きました。
著者: 内野光子8月31日は、阿部静枝の命日であった。葬儀は、1974年9月10日、地元の池袋の祥雲寺で執り行われた。歌人、阿部静枝について知る人は、歌人でも少ないかもしれない。よく間違われた歌手「あべしずえ」すら知る人も少なくなった
本文を読むたった一人の反対票を投じ、「凛として筋を通した」バーバラ・リー。
著者: 澤藤統一郎(2021年9月5日) 市民団体「日本平和委員会」の機関紙が、旬刊の「平和新聞」。その「9月5日」号が、間近に迫った20年目の「9・11」に関連して、アフガン問題の特集で充実している。 が、敢えて「ジャーナリスト・伊
本文を読むお江戸舟遊び瓦版856号/小林弘幸・末武信宏 『最高の体調を引き出す超肺活』
著者: 中瀬勝義小林弘幸・末武信宏 『最高の体調を引き出す超肺活』 アスコム 2021.3.29 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/09/baa1d3b361df
本文を読むデマとヘイトのDHC商品を買ってはいけません ー 韓国のDHC商品不買運動の成果に学ぼう
著者: 澤藤統一郎(2021年9月4日) 9月1日、DHCが韓国撤退を公表した。各メディアが、以下のように報道している。これは、民主主義にとっての朗報である。 「DHC韓国法人が撤退表明 会長のコリアン差別発言で不買運動」(毎日新聞)
本文を読むLet’s Join Hands 9月4日 添付1点 菅退陣と野党 おたより 注目記事
著者: 江口千春◎菅総理の退陣について、いろんな思いが語られています。 大変な状況に日々悩み苦しんでいる人、医療、看護、救急ほか最前線で踏ん張っておられる方の「苦闘中の国民のことより、自分の延命をはかり、放り投げたんだ!」との怒り、嘆き
本文を読む「思想史講座」9月のご案内
著者: 子安宣邦*コロナをめぐる難しい事態はなお続いておりますが、会場が閉鎖されないかぎり十分に注意しながら講座を継続したいと思っております。 *昨年来「第二江戸思想史講義」として『中庸』首章の「天命之謂性、率性之謂道」というテーゼをめ
本文を読む【本日】パラリンピック閉会式への抗議アクション@千駄ヶ谷駅前
著者: 杉原浩司オリパラを強行し、感染爆発を引き起こした菅首相は退陣に追い込まれました。 今度は「自民党総裁選」がメディアをジャックし、自宅放置が13万人を超えて いる惨状への対策はさらに先送りされようとしています。 こうした中、オリパ
本文を読む福島甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める申し入れ書にご賛同ください
著者: 温品惇一福島甲状腺検査により甲状腺がんが早期発見され、甲状腺の半分を残せる場合が大部分で、甲状腺ホルモン剤を毎日飲み続けないで済むことが分かっています。 ところが県民健康調査検討委員会は、甲状腺がんの多発を認めながら、何のエビデ
本文を読む宮城秋乃さんの威力業務妨害での家宅捜査
著者: 太田光征署名をご紹介しますので、よろしくお願いします。 那覇地方検察庁宛て 宮城秋乃さんの威力業務妨害での家宅捜査は不当なものであり、起訴の無いように求めます。 https://chng.it/bQx7ycSP 沖縄県警察本部宛
本文を読むまた、目先を変えて、国民を目眩ましさせようというのか。
著者: 澤藤統一郎(2021年9月3日) 当ブログは「日記」だから、菅義偉の突然の政権投げ出しを記録しておこう。ここ数日、「菅では戦えない」「党内の菅下ろし」「菅離れ」という見出しの報道が目立っていた。当人は、悪評芬々の幹事長交代や、先
本文を読む菅首相、辞任へ 民衆に嫌われた権力政治
著者: 岩垂 弘「民信なくば立たず」。そのニュースを聴いた時、言い古されたフレーズだが、私の脳裏をよぎったのは、この語句だった。そのニュースとは、9月3日正午直前に流れた、菅義偉首相(自民党総裁)が自民党総裁選に出馬しないと言明したと
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(323)
著者: 本間宗究(本間裕)日銀離れを始めた日本の金融市場 8月3日付けの日経新聞によると、「日本株の日銀離れ」が始まったとのことだが、具体的には、「日銀による日本株の購入」に関して「買い付け金額」が激減している状況のことである。そして、このことは
本文を読む賛同署名の呼びかけ:声明「アメリカの対キューバ経済封鎖解除を求め、 キューバの主権を擁護します 」(アメリカの対キューバ経済封鎖と キューバの主権 を考える有志の会)
著者: 紅林 進米国によるキューバに対する経済封鎖・経済制裁の強化と介入の危機が迫っています。 私も呼びかけ人の一人となっています、「アメリカの対キューバ経済封鎖と キューバの主権を考える有志の会」の 声明「アメリカの対キューバ経済封鎖
本文を読むDHCテレビのデマとヘイトを断罪 ー 辛淑玉さんおめでとう
著者: 澤藤統一郎(2021年9月2日) DHCは、デマとヘイトとスラップとステマで名高い悪質な企業である。そのデマとヘイトを象徴する事件が、「DHCテレビジョン」制作の「ニュース女子」沖縄基地問題放映。高江の米軍ヘリパッド反対運動を取
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