「日本の有権者の選択はかなり愚か」ではあったろう。さはさりながら…。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月4日)  前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)の、今回総選挙結果の評価に関する2本のツィートが話題を呼んでいる。とは言え、予想される人々からの予想される反応以上のものではない。もう少し、賛否両論がヒー

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小説『つみびと』(山田詠美、中公文庫、2021.9)を読む  ―「大阪2児置き去り死事件」をモデルに

著者: 池田祥子

 コロナの第5波が終息か?・・・と多くの人にとりあえずの安堵をもたらしていた9月末、大阪府摂津市で新村桜利斗(おりと)ちゃん(3歳男児)が全身やけどを負って死亡したというニュースが飛び込んで来た。母親の交際相手の男性が、

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Let’s Join Hands 添付2点 11月2日   選挙  教員のやる気 ヨタヘロ期 ★再添付1点

著者: 江口千春

Cop26始まる 立ち上がる日本の若者 フライデイズ フォー フーチャア 選挙を振り返る① ★野党共闘 失敗論は思うつぼ ★常に8割超す投票率 政治と向き合う北欧の小国 (澤渡夏代さんに紹介いただきました)  

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憲法公布記念の日に、あらためての憲法擁護の決意を。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月3日)  秋日和の「文化の日」である。いうまでもなく憲法公布記念の日。この憲法、総選挙における改憲派の大勝をさぞかし嘆いていることだろう。  祝日法(国民の祝日に関する法律)では、「自由と平和を愛し、文

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【要申込】11/10(水)ラミレス駐日キューバ大使オンライン講演会 『キューバ、11月15日:平和的デモか、体制転覆の挑発か』

著者: 紅林 進

【要申込】11/10(水)ラミレス駐日キューバ大使オンライン講演会『キューバ、11月15日:平和的デモか、体制転覆の挑発か』 【キューバ大使館より】 11月10日(水) ラミレス大使オンライン講演会のご案内 『キューバ、

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二十世紀文学の名作に触れる(16) 『車輪の下』のヘルマン・ヘッセ――詩人肌の真摯な求道者

著者: 横田 喬

<ちきゅう座からのお知らせ:昨日掲載の「二十世紀文学の名作に触れる(15)」の内容が本稿と入れ替わっておりました。 読者の皆さまには、ここで謹んでお詫び申し上げるとともに、昨日掲載の「二十世紀文学の名作に触れる(15)」

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■第二江戸思想史講義 鬼神論  国民的救済信仰の語り出し ―柳田国男と『先祖の話』

著者: 子安宣邦

「人を甘んじて邦家の為に死なしめる道徳は、信仰の基底が無かったといふことは考へられない。さうして以前にはそれが有つたといふことが、我々にはほぼ確かめ得られるのである。現在とても崩れ尽くした筈は無いのだが、不幸にしてそれを

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【要申込】11/10(水)「変えよう選挙制度の会」11月例会「衆院選挙は終 わった。さあ、みんなで結果を分析しよう!」(会場&オンライン)

著者: 紅林 進

【要申込】11/10(水)「変えよう選挙制度の会」11月例会「衆院選挙は終わった。 さあ、みんなで結果を分析しよう!」(会場&オンライン) 日時:11月10日(水)18:30~20:30 テーマ:「衆院選挙は終わった。さ

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ミャンマー軍事政権ー縮まる国内外の包囲網(2)

著者: 野上俊明

<アセアン会議をめぐって>  10月26,7日にアセアンASEANの首脳会議が開かれた。アセアンは経済的には比較的順調に成長を続ける新興の地域共同体であり、かつ近年は中国の覇権拡大と米中対立による地政学的緊張がたかまるな

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原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会:公正な判決を求める大阪高裁あて要請署名

著者: 太田光征

選挙結果に悔しい思いをしている皆さん 署名運動を提起した方の気持ちに寄り添いたい。選挙の1票みたいなもの。1人ひとりの力がまだまだ眠っている。発揮させよう。 太田光征 重複ご容赦下さい。 「原発賠償訴訟・京都原告団を支援

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】449 もう1年、PKO西サハラMINURSO

著者: 平田伊都子

 MINURSOミヌルソ(国連西サハラ人民投票監視団)任期切れ前の10月27日に、国連安保理で討議が予定されていました。 が、国連安保理は10月27日に起きたスーダン・クーデターなどに振り回され、西サハラ討議を止めたそう

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二十世紀世界文学の名作に触れる(15) ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』――思春期特有の孤独と破滅を描く名作

著者: 横田 喬

 ドイツ語のRat(車輪)は有為転変をも意味し、「車輪の下」は「落ちぶれる」意を含む。1946年にノーベル文学賞を受けたドイツの作家ヘッセ(1877~1962)の自伝的小説『車輪の下』は、私には思い出深い。十代の終わり頃

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青山森人の東チモールだより…マックス=スタールを追悼する

著者: 青山森人

「サンタクルスの虐殺」の撮影者が永眠 今年の11月12日は「サンタクルスの虐殺」から30年周年を迎える日になります。コロナ禍による非常事態宣言下にあるとはいえ、30年周年という節目のなかで、何かしら特別な企画が考えられて

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タリバン政権下の現状報道を回復 アフガニスタンのパジュワク通信社

著者: 坂井定雄

 アフガニスタンで、タリバン暫定政権が発足してから2か月。人々の困難な生活が続いている。国連世界食糧計画(WFP)は10月25日、「WFPは、アフガニスタンで11月以降、人口の半分以上の2、280万人が飢餓状態になる」と

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【本日】官邸前アクション「ミャンマー情勢を見続けて9か月 新政権は今度こそ経済支援の方針転

著者: 杉原浩司

日本ミャンマー協会理事の一人で、ミャンマー国軍を擁護してきた甘利明自 民党幹事長が小選挙区で見事に敗北しました。極めて喜ばしいことです。彼 は、日本学術会議を攻撃し、日本版「軍産学複合体」づくりも狙っていました。 前夜の

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