なぜセルビア大統領は中国のコロナワクチンを打ったのか――新黄禍論に無縁なヨーロッパ人――

著者: 岩田昌征

 我国でもコロナワクチンの大規模接種は、自衛隊を動員するほどの重大問題である。とは言っても、人々の接種に対する歓迎と拒絶が政権党支持と反対党支持に連動する傾向をくっきりと示すような質の政治問題ではない。  米国では、民主

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#ミャンマー国軍の資金源を断て 「日本政府は Act Now!」6.1官邸前アピールへ

著者: 杉原浩司

国連総会に提案されたミャンマーに対する武器禁輸決議案は、ASEAN9カ国 などの反対により、投票が見送りになったと報じられています。ミャンマ ーには、ロシア、中国をはじめイスラエル、ウクライナ、トルコ、セルビ アが武器を

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《札幌からデモの報告とアピール》 ナクバを生き続けるパレスチナ人―イスラエル抗議とメディアへの訴え

著者: 松元保昭

今回の発端は、東エルサレムのシェイク・ジャッラーフ48家族立ち退き命令、イスラエル右翼のヘイトスピーチ、抗議に連帯したダマスカス・ゲート数百人を襲ったイスラエル治安部隊の暴力、ハラム・アッシャリーフのアルアクサ・モスク内

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世界の名作に触れる(4)『静かなドン』の作家ショーロホフ――革命戦を辺境からの視点で描く 

著者: 横田 喬

 ショーロホフはこの大河小説を仕上げるのに、なんと十五年の歳月を費やしている。弱冠二十歳の折の1925年から書き始め、三年後に第一巻(全四巻仕立て)を発表し、たちまち大反響を巻き起こす。作品の完成度から若い青年の作品とは

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二十世紀文学の名作に触れる(5) スタインベックの『怒りの葡萄』――離農を迫られた小作農民たちの憤り

著者: 横田 喬

 この作品をちゃんと理解するには、予備知識が要る。1930年代にアメリカ中西部を断続的に襲った大規模な砂嵐(ダストボウル:「黒い大吹雪」)の発生だ。かつては大草原だった一帯は、白人の入植によって百年ほどで大きく変貌する。

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【6月22日(火)】オンライン被ばく学習会(第67回)/「怖い地層処分 揺れる寿都町」講演:野村保子さん

著者: 温品惇一

  原発では、ウラン核燃料に中性子を当てて核分裂させ、放射能を1億倍に増やすことによって大量の熱と電気を生み出しています。 1億倍に増やした放射能が発電前のレベルに戻るには、数百万年かかります。 一体どうやって処分するの

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いまからでも遅くはない、札幌も五輪マラソン・競歩開催返上を

著者: 札幌の一市民より、

大通公園の景色が一変しました、そんな話は聞いてません。多額の税金を使うのは反対です。札幌市と道の負担費用を明らかにしてほしい。道新はなぜ反対を表明できないの? 東京オリンピック開催問題に、なぜ日本メディアは沈黙を続けるの

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「日本は後進国になった」論を吟味する ― ポスト・コロナの日本社会をめぐって

著者: 白川真澄

《ワクチン接種は、なぜ、これほど遅れているのか》  ワクチン接種が、なぜ、日本ではこれほどひどく遅れているのか。コロナの感染拡大が続くなかで、誰もが訝しく感じることである。人口100人あたりのワクチン接種完了人数は、米国

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維新が危険な存在になりつつある。維新への厳しい批判が必要だ。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年5月28日) 維新とは、特定の主義主張や体系的な理念に基づいて結成された政党ではない。ひとえに世の風向きを見てこれに乗ろうという本性だから、右にも左にも大きくブレる。ブレないところは、反共の素性と権力への摺り

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(309)

著者: 本間宗究(本間裕)

中央銀行のテーパリング 現在、世界各国における「中央銀行のテーパリング」が話題になっているが、この点については、全くの「的外れの議論」のようにも感じている。つまり、「中央銀行のテーパリング」というのは、最初に、「中央銀行

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萩生田文科大臣が、国会で「最高裁判決で『軍隊慰安婦』という用語が使われている」と指摘され、面目まるつぶれ!

著者: 高嶋伸欣

 藤岡「つくる会」の仕掛けに乗った「日本維新の会」議員が閣議決定を経て得た『答弁書』が「政府は『従軍慰安婦』等の用語ではなく、単に『慰安婦』との語を用いている」旨の回答であったことに勢いづき、同党議員が萩生田文科大臣に歴

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入管行政に色濃く残されていた戦前的なるものの残滓「特高の組織体質」

著者: 澤藤藤一郎 

(2021年5月27日) 今通常国会は6月16日(水)に閉会となる。残された日程は、20日にも足りない。ここまでの審議を振り返って特筆すべきは、入管法改正法案の撤回であったろう。間もなくの解散、総選挙という日程を考えれば

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「維新」という病理現象 先進国の貧困問題という政治課題

著者: 小川 洋

  車を運転しながら、一瞬、耳を疑った。「日本学術会議は研究者の軍事研究を禁じていた。ワクチンの開発研究は軍事技術とも深く関わる分野であり、日本学術会議の方針が日本のワクチン開発を遅らせた」という話が、橋下徹氏のコメント

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ヘイト企業DHCは追い詰められつつある ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第189弾

著者: 澤藤藤一郎

(2021年5月26日) Change.orgの「DHC商品のコンビニからの撤去、および同社との取引中止を求めます」というネット署名キャンペーン。6月3日を一応の締め切りにするという。下記のURLでアクセスして、署名にご

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旧陸軍被服支廠を耐震化して保存へ 市民らの要望で広島県が方針転換

著者: 岩垂 弘

 「解体」か「保存」かで問題になっていた広島市の被爆建物「旧陸軍被服支廠」が、持ち主の広島県が、これまでの方針を転換し、同被服支廠を耐震化して保存を図ることになった。同県が5月19日に正式に表明したもので、これまで被服支

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】425 モロッコが不法移民をスペイン領に送った理由

著者: 平田伊都子

 世界中がイスラエルのガザ市民に対する猛空爆を止めようと必死になっていた5月17日、イスラエルの友好国モロッコはスペイン領セウタに、8,000人以上の不法移民を送り込みました。 この数字は、スペインを始めとしBBC英国T

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(至急拡散希望)よくわかる「重要土地等調査規制法案 & 立憲民主党修正案」(海渡雄一 弁護士著)+ 市民団体から: 「これでは総選挙を共にたたかえない」戸惑いの声をFAXしました

著者: 太田光征/田中一郎

現時点でのまとまった情報をお送りします。 【第一次締め切り2021年5月24日(月)23時59分→紙提出がまだのためネット署名は継続中】 重要土地規制法案の廃案を求める署名活動 https://docs.google.c

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千葉6区:重要土地規制法案の廃案を求める署名活動の第一次分計384筆を提出/5.25緊急院内集会の動画紹介

著者: 太田光征

皆さん 第一次分は全国から計384筆(会場47筆、ネット337筆)が集まり、提出をしました。ありがとうございました。仕事中のため本日の審議は聞いていませんが、その状況などを踏まえて今後のアクションを検討していきます。 重

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