トランプ大統領、郵便投票に反発  大胆な「居座り論」も登場

著者: 隅井孝雄

トランプ米大統領が7月30日、ツイッターで大統領選の延期を発言、数時間後の記者会見で撤回した。同時に書き込んだ郵便投票批判は変えなかった。 ▼トランプ郵便投票に反対、選挙延期は撤回 大統領選延期の理由にトランプが持ちだし

本文を読む

現在の資本主義経済は、収入が減少した人や失業者となったような社会的弱者を救済しうるだろうか

著者: 岡本磐男

 今日の世界では自由と民主主義の国家というのは、政治的な概念であり、経済的には資本主義であるというのが普通である。  日本もそのような国家であるが、当面日本が最も困難な問題に直面しているとメディアでも注目されている事象は

本文を読む

いまなお、ニホン刑事司法の古層に永らえている《思想司法=モラル司法》の系譜

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月5日) 関東学院大学に、宮本弘典さんという刑事法の教授がいる。 この方が、紀要「関東学院法学」(第28巻第2号)に、「ニホン刑事司法の古層・再論 1:思想司法の系譜」という論文を掲載されている。貴重なもの

本文を読む

青山森人の東チモールだより…指導者たちの意思不疎通という難関

著者: 青山森人

20年前の今ごろ…… 20年前の今ごろ、つまり東チモールが国連暫定統治下にあった2000年の今ごろ、侵略軍による暴力から解放された歓びが、国際社会に押し付けられる理不尽さによる苦悩にとってかわられたときでした。そしてわた

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(267)

著者: 本間宗究(本間裕)

京から富岳へ 2011年に「世界一のスパコン」となった「京」に続き、2020年には「富岳」が同様の座を占めることとなったが、この点に関しては、たいへん深い感慨を覚えている。つまり、「京」が世界一となった時には、「約8京円

本文を読む

私が出会った忘れ得ぬ人々(28) 森敦さん――やっこでも往生すれば立派に仏になる

著者: 横田 喬

 お目にかかったのは一度きり。今から三十八年前のことで、森さんが七十歳の時だ。文字通り一期一会のご縁だが、温かみのあるお人柄と味わい深いお話ぶりは忘れられない。生前にお会いできて本当に良かったなあ、と懐かしく思い起こす人

本文を読む

ドイツ通信第158号 新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるのか(6)

著者: T・K生

暑い夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 ドイツは気温が30度以上に跳ね上がっています。今が、夏休みのピークです。そして、コロナ感染数もうなぎ上りに増えてきました。私たちは7月11日から22日までの10日間、ギリシャのコ

本文を読む

週刊ポスト「安倍首相を引きずりおろす」「今こそ落選運動を」特集の意味。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月3日) 本日の各紙朝刊に、週刊ポスト(8月14・21日合併特大号)の大広告。イヤでも目に飛び込んでくる冒頭タイトルが、白抜きの「今こそ落選運動2020を始めよう」である。落選させようという対象に驚く。なん

本文を読む

日本の外国人再入国拒否継続は非人道的 すでに4か月、解除の見通しなし

著者: 坂井定雄

 日本政府は、4月3日以降、4か月以上、日本国の在留資格を持っている日本在住の外国人の、再入国を原則拒否している。政府側の非公式な説明は、再入国の際の新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査態勢が整っていないためだとい

本文を読む

核兵器と戦争の廃絶に向け行動を 平和アピール七人委が被爆75年で訴え

著者: 岩垂 弘

世界平和アピール七人委員会は8月1日、「核兵器と戦争の廃絶に向けて今こそ行動を―広島・長崎被爆75周年―」と題するアピールを発表した。8月6日に広島が、同9日に長崎が被爆75周年を迎えるのにあたり、今こそ核兵器と戦争の廃

本文を読む

海峡両岸論 第117号 2020.08.02発行 - 衰退ニッポンに響いた「戦略的親日」 両岸緊張させた「プリズム政治家」 -

著者: 岡田 充

< 台湾の李登輝元総統(写真「李登輝より日本へ 贈る言葉」表紙)が7月30日、97歳で死去した。国民党の一党支配に幕を引き、民主化を進めた「民主の父」と絶賛の声がメディアでは目立つ。しかし米中、日中対立に乗じ、日米

本文を読む

検査難民を救え! だれでもいつでもどこでも何回でも、国費で無料のPCR検査を!

著者: 加藤哲郎

2020.8.1  梅雨はあけても、新型コロナウィルス感染の「恐怖と不安」は、おさまりません。政府の「GoTo トラベル」キャンペーンによって、むしろ、強まるばかりです。7月は、自宅に蟄居し自粛して、単行本「パンデミック

本文を読む

コロナには「無為・無策・無能・無気力・無責任・無節操」の「六無宰・アベ晋三」

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月1日) 今日から8月。未明に雨がやみ、梅雨空の雲が切れて東京は夏の陽が射しはじめた。しかし、今年の夏はいつもの輝く夏ではない。コロナ禍の夏、コロナに占領された囚われの夏である。感染はしたくないから、そのた

本文を読む

底流する母性神話の盲点 ― またもや、若い母による「子どもの置き去り」

著者: 池田祥子

今は、予期しえなかった「コロナ」の時代である。「新型コロナウイルス」という「DNA内包のタンパク質」?の特質も未だ十分に解明されていない状況下で、私たちは、「何をなすべきか」を手探りしながらウロウロしているのが実態である

本文を読む

福山市が市民に提供する無料風疹抗体検査を受けた福山市民のYさんが担当医師から受けた差別

著者: ピースフィロソフィー

広島県福山市に住むYさんが、医療機関で差別を受けた。福山市は、妊婦が風疹に罹り、胎児が先天性風しん症候群になることを防ぐために、市民に、無料で、妊婦や妊娠を希望する女性やその家族に、風疹抗体検査を行っている。http:/

本文を読む

「総点検・安倍政権のコロナ『対策』」を特集する「法と民主主義」7月号購読のお願い

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月31日) 「法と民主主義」7月号(№550)の特集は「総点検・安倍政権のコロナ『対策』」である。僭越ながら、私が総論に当たる一文を書いている。だからというわけだけでもないが、だからということもあって、ご購

本文を読む

様変わりのヒロシマ・ナガサキ コロナ禍で記念行事・集会が縮小や形態変更へ

著者: 岩垂 弘

 「広島原爆の日」の8月6日と「長崎原爆の日」の8月9日が近づいた。今年は「被爆75年」という節目の年とあって、どちらも例年を上回る大衆的盛り上がりが期待されていたが、新型コロナウイルス感染のパンデミックの影響をもろに受

本文を読む

【要申込ZOOM学習会】8/19(水)諸外国に学ぶコロナ危機対応⑤「デンマークにおける最低所得保障とは何か―ベーシックインカムとの比較において」(公正な税制を求める市民連絡会)

著者: 紅林 進

【要申込】公正な税制を求める市民連絡会『コロナ危機から考える』連続企画第6回【ZOOM学習会】のご案内 「デンマークにおける最低所得保障とは何か―ベーシックインカムとの比較において―」 http://tax-justic

本文を読む