長崎市がイスラエルを招待しなかったため、G7(先進国首脳会議)6ヵ国が平和祈念式典参加を見送った。原爆犠牲者を慰霊し、世界に反核、平和を訴える式典が彼らにはこれほど軽いものだったのか。核兵器禁止条約へ後ろ向なG7の正体を
本文を読むていこう原理32 自由・自治を脅かす管理=統治の強化
著者: 長谷川孝◆ほぼ全議員提案の条例案、審議は? 横浜市会(市議会です)は6月に「こども・子育て基本条例」を圧倒的な多数の賛成で可決しました。この条例案を見て〈ゾッとする〉ような違和感を覚えました。何しろ条例の文案の前にズラリと79人
本文を読む『トビウオのぼうやはびょうきです』を読んでいた頃 ~被曝と核戦争の恐怖は今も続く~
著者: 内野光子この猛暑で、物置の片付けや書棚の整理も中断しているが、探し物をしていたら、娘の保育園時代の絵本が少しまとまって出てきた。あった!『トビウオのぼうやはびょうきです』(いぬいとみこ作 津田櫓冬絵 金の星社 1982年7月)
本文を読む平和を祈念する「8月15日式典」にヒロヒトの孫の出席は、どうしても違和感を否めない。ドイツの「5月8日記念式典」にヒトラーの孫が招かれているようなものではないだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月15日) 本日「敗戦の日」。非戦を誓うべき日である。また、忘れてならないことは、旧国家体制が瓦解して新生日本が誕生した記念の日でもある。「戦前」が終わって「戦後」が始まった、その節目の日。天皇の時代から国
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(474)
著者: 本間宗究(本間裕)科学と宗教の現状 今から100年ほど前の「19世紀から20世紀への転換期」に起こったことは、「科学と宗教との闘争」であり、結果としては、「神は死んだ」というニーチェの言葉のとおりに、「科学の全面的な勝利」に終わったことも
本文を読む‶万策尽きた〟党勢拡大運動、自民党総裁選、立憲民主党代表選挙の前にかすむ国政政党としての存在意義、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その32)
著者: 広原盛明7月の党勢拡大が思わしくなかった所為か、「党の命運がかかった8・9月、〝目標水準〟へ活動飛躍を」と題する全国都道府県委員長会議(オンライン)が8月3日開催され、翌日には小池書記局長による幹部会報告(全文)が赤旗に掲載さ
本文を読む8・30アジア平和共同声明発表記者会見&講演会&リレートーク(要申し込み)
著者: 杉浦陽子日本消費者連盟は「すこやかないのちを未来につなぐ」をモットーに、食の安全を脅かし環境を破壊する企業や政府と闘ってきました。主婦連合会は「消費者の権利を確立し、いのちとくらしを守る」ことを目的に、消費者の声を政策に反映させ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1048号/長谷川和夫、猪熊律子「ボクはやっと認知症のことがわかった」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https
本文を読む水俣病が映す近現代史(12)新天地朝鮮へ
著者: 葛西伸夫日窒延岡工場のアンモニア合成装置が完成し、発明者カザレーの手によって試運転が始まったのは1923年9月のことだった。日本初のアンモニア合成であり、日本の化学工業界全体においても慶事であった。 ところが日本はその月、たいへ
本文を読む■短信■ あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか? 東京都多摩市が第33回平和展
著者: 「リベラル21」東京都多摩市が、以下の趣旨で第33回平和展を開きます。 「あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか?」 これは、多摩市子ども被爆地派遣事業歴代派遣員である高校生が考えた、今回の平和展のキャッチフレーズです。皆さんは、
本文を読む『戦争ではなく平和の準備を』(地平社)刊行と出版記念シンポのご案内
著者: 杉原浩司9月下旬の自民党総裁選、立憲民主党代表選を前にして、加速する戦争準備に 抗い、市民の側から平和に向けた対抗構想を提示するタイムリーな出版です。 私も「”死の商人国家”への堕落をどう食い止めるか」を
本文を読む本郷湯島の皆さま。戦争の惨禍と平和の尊さを考えるべき8月です。とてつもない暑さの盛りですが、地元「9条の会」からの訴えに、しばらく耳をお貸しください。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月13日) 89年前。1945年の8月まで、軍国日本は戦争に継ぐ戦争を続けてきました。そして、45年8月の敗戦を機に、平和国家に生まれ変わった日本は、今日まで戦争をすることなく、長い平和を謳歌してきました。
本文を読む中国の中央アジア進出とそれがもたらす課題について —―八ヶ岳山麓から(479)—―
著者: 阿部治平はじめに 中国の習近平国家主席は、昨年の「中国・中央アジア会議」に引き続いて、この7月2日、カザフスタンでの「上海協力機構」の首脳会議に出席した。岸田文雄首相は、中国と張り合って中央アジア訪問を計画したのに、8日の日向
本文を読むゾルゲ事件と漢学者の決断――熊谷直実、松王丸、政岡の伝統美学を拒否――
著者: 岩田昌征『山崎洋仕事集』(西田書店、2023年)を再読した。603ページの大著である。山崎洋の主要業績、すなわちセルビア諸古典の邦訳と日本諸古典のセルビア語訳以外の諸主要文章を収録した書物である。 本書は、 第一部 自主管
本文を読む訊けるのは学歴と職務経験まで
著者: 藤澤豊採用担当や人事担当でもなければ、ふつう面接するより面接されることのほうが多いだろうが、あちこち渡り歩いていたからふつうじゃなかったのかもしれない。ヘッドハンターから話を受けた時、興味がなくても断らなかった。外からでは見え
本文を読む矢沢国光さんの訃報に接して
著者: 成島道官7月中旬、研究会の友人から「矢沢さんが緊急入院したらしい」との連絡があり、驚いた。というのは、その1週間ほど前に、当の矢沢さんが電話で「いま、これまで自分が書いてきた論文を整理して一冊にまとめたいと思っている。それに6
本文を読むハンガリーの五輪メダル賞金と年金事情 日本もアマ選手には年金を
著者: 盛田常夫ハンガリーのパリ五輪報奨金は前回の東京五輪の時の10%増しと決められました。今次のメダル獲得者と入賞者(8位まで)の報奨金は以下の通りです。 金メダル 5500万Ft(フォリント・1人当たり)
本文を読む経産省前脱原発テント座り込み日誌8月8日版
著者: 木村 雅英経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2024年8月08日は、座り込み4,716日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実
本文を読む8/15 〈大討論〉民主主義の再起動 基地と原発のない国にするために
著者: 村尾知恵子市民文化フォーラム 第57回 8・15集会 第二次安倍政権以降の自公政治は、民主主義の制度を利用して民主主義の根幹を破壊し、機能停止に追い込むという倒錯した政治でした。そうした政治の結果、東アジアの軍事的緊張は高まり、
本文を読む原発週報 2024.7.31~8.6 編集:漆原牧久
著者: 漆原牧久関電社長、核燃サイクルは「弊社だけの問題でない」 大阪市長と会談 2024年7月31日 21時30分 朝日新聞デジタル 大阪市の横山英幸市長と関西電力の森望社長が31日、同市役所で面会し、同社の企業統治や原発事業のあり方
本文を読む8月15、16日集会・デモ情報
著者: 「原発通信」●集会・デモ/8・15慰霊平和行脚 時間: 10時 00分 ~ 12時 30分 場所:千鳥ケ淵戦没者墓苑 8・15慰霊平和行脚 すべての戦争犠牲者追悼・憲法第9条を守ろう! 千鳥ケ淵戦没者墓苑(10:00)~四ツ谷駅
本文を読む8月8日は何の日だったか、2016年のこと、忘れはしません。
著者: 内野光子8月6日と8月9日、広島と長崎に原爆が落とされた日の間の8月8日しか選択肢がなかったという。明仁天皇が生前退位を表明するビデオメッセージが放映された日である。 明仁天皇にも忘れてはならない日が四つあるとか。私にも忘れ
本文を読むささや句会 第106回 2024年 7月20日 土曜日
著者: 公子兼題【向日葵】 向日葵畑無言の怒気を放ちけり 新海あぐり ルピナスや工事現場の外国語 中代曜子 豊島園ほどに自由な金魚鉢
本文を読む8/24 第12回首都防災ウイーク:超巨大台風と荒川波堤~どれだけ事前避難ができるか~
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https
本文を読む人権ネットワーク八幡 NEWS 7月27日
著者: 高坂徹※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読むGlobal Headlines:拡大する、東南アジアにおける中国のヘゲモニー
著者: 野上俊明<はじめに> アセアン諸国のうちでもラオス、カンボジア、ミャンマーはとくに中国の影響が強い国とみられている。これらの国々の大規模なインフラ整備(道路、鉄道、橋梁、港湾、工業団地など)は中国の「一帯一路」に組み込まれ、自
本文を読むSJJA& WPO【西サハラ最新情報】593 広島長崎被爆記念式典に不参加の国連事務総長
著者: 平田伊都子やっぱり、今年も国連事務総長は、広島長崎被爆記念式典に来ませんでした。 パリ・オリンピックに参加した後は<夏休み>と、国連事務総長報道官が発表しました。 「現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みに
本文を読む「核なき世界」へつづく苦闘 「8.6」79周年のヒロシマ
著者: 小田川 興8月6日午前8時前。広島平和記念公園での原爆被爆79周年を迎えた平和記念式典の受付では手荷物検査が行われ、筆者もリュックの中身を開けるように指示され、水を入れたペットボトルも「一口飲んでください」。「合格」で幅2センチ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(473)
著者: 本間宗究(本間裕)グローバル共同体とデリバティブ 6月21日に発表された「米国銀行の生前遺言」により気付かされた事実は、「グローバル共同体とデリバティブとの関係性」であり、実際には、「グローバル共同体の分裂が始まっていながらも、いまだに、
本文を読む石田隆至:日中友好に後ろ向きの社会で、平和の片鱗を見いだすー秋田県大館市の「中国人殉難者慰霊式」参加レポート(月刊『日本の進路』より転載)Remembering the Chinese victims of forced labour by Japan: Visiting Hanaoka, Akita
著者: ピースフィロソフィー6月末、日本の侵略戦争下で強制動員された中国人の蜂起をきっかけに起こった大虐殺事件「花岡事件」(中国語では「花岡惨案」と言われる)の記憶行事に出席するため秋田の大館を訪問しました。案内してくれたのはこの歴史に詳しく、『新
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