志位議長が〝自由な時間〟と共産主義の未来社会の魅力を縦横に語る一方、「4月こそ」「5月こそ」「6月こそ」と毎月繰り返す党勢拡大運動の悲哀、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その28)

著者: 広原盛明

 第29回党大会で決定した党勢拡大方針はいまや「風前の灯火」となり、事態を打開する方向も見つからないまま、百年一日の如く「党勢拡大=強い党づくり」が呼びかけられている。この方針は(1)第30回党大会(2年後)までに、第2

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川崎重工:イスラエル製ドローン輸入反対!7.8抗議署名提出アクションへ

著者: 杉原浩司

川崎重工の橋本康彦社長は、6月26日の同社株主総会で、株主からの質問に 「イスラエルの無人機(の輸入)は南海トラフ巨大地震が発生した場合の仕 組みに生かすためで、戦争に使用する目的ではない」との信じ難い言い訳を 述べまし

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世界のノンフィクション秀作を読む(77) 北条常久(文筆家)の『評伝むのたけじ』(無明舎出版刊)――反戦平和を求め続けた在野のジャーナリストの一〇一年の生涯(下)

著者: 横田 喬

 1947(昭和22)年の大晦日、むのたけじの一家は大宮駅を発ち、元旦の朝に雪の横手駅に着く。48年2月2日、『週刊たいまつ』が創刊された。地元の青年を記者に二人、広告担当に一人、採用し、発行責任者は武野武治。粗悪な紙の

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Let’s Join Hands 7月 4日 コモンの「自治」論 「東京都は土地を 」 沖縄  北星余市

著者: 江口千秋

◎<本の紹介> コモンの「自治」論 斎藤幸平氏がつっこんで語っている 興味深い松村圭一郎氏の隙間論 岸本聡子氏の語る世界・杉並の動き かみ合っている! ◎「東京都は土地をすごい勢いで三井不動産に差し出している」 小池都政

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世界のノンフィクション秀作を読む(77) 北条常久(文筆家)の『評伝むのたけじ』(無明舎出版刊)――反戦平和を求め続けた在野のジャーナリストの一〇一年の生涯(上)

著者: 横田 喬 

 むのたけじ(1915~2016)は戦前、朝日新聞記者として中国~東南アジア特派員を経験。1945年8月15日の日本の敗戦当日、自身の戦争報道の責任を感じて退社する。郷里の秋田県横手市で週刊新聞『たいまつ』を創刊、主筆と

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「大空を行く四輪馬車」―― 究極の詩人アルチュール・ランボー

著者: 川端秀夫

アンリ・ファンタン=ラトゥール画=左から二人目がアルチュール・ランボー。 「大空を行く四輪馬車」という表題は、アルチュール・ランボーの次の詩句を踏まえて作った。 「おれは単純な幻覚には馴れた。おれは全く思いのままに、工場

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5/26 現代史研究会討論集会の動画について

著者: ちきゅう座運営委員会

 5月26日のちきゅう座総会後に開催しました現代史研究会の討論集会(日本の軍事化と沖縄−「基地引き取り論」に立って−)の模様は、動画撮影されていますが、会員に限定して公開することになりました。ちきゅう座の会員の方で視聴を

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江東屋上菜園瓦版209号/キ ャ ベ ツ の 高 値 が 続 い て い ま し た !

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

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若者たちの力で、マイナ保健証や大阪万博を政権交代選挙の争点に!

著者: 加藤哲郎

2024年7月1日 ●6月はじめは、私にとってはドイツに次いで海外で身近な国、メキシコ大統領選挙とインドの総選挙がありました。メキシコでは初の女性大統領が誕生し、インドでは事前の予想に反してモディ首相の与党が大幅に議席を

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★ル・モンド・ディプロマティーク日本語版・講演会 「戦争と極右に直面する欧州――ディプロで読み解く世界」

著者: 土田修

 米国とNATOの介入で欧州戦争に発展しそうなウクライナ戦争、パレスチナ人を地図から抹消しようとしているイスラエル政府、極右の躍進で「自国ファースト」と排外主義が強まる欧州――第二次世界大戦後、世界はいまだかつてないほど

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Global Headlines:現下のヨーロッパ危機について語る代表的ドイツ人

著者: 野上俊明

<はじめに>  EUヨーロッパは、近年の気候変動危機をベースに、ウクライナ戦争やガザ紛争、そしてドイツのAfDをはじめとする極右勢力の抬頭に苦しめられて、危機意識を募らせている。そういうなか、EUの盟主ドイツにおいて、か

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