海峡両岸論 第95号 2018.10.12発行 - 対アフリカで日中協調は可能か 関係改善背景に微笑のサイン -

著者: 岡田 充

 12億人を超える人口と豊富な天然資源に恵まれ、この5年間で5%を超える経済成長を続けるアフリカ政策をめぐり、日中間に微妙な変化が起きている。両国はアジア、中東、欧州で、高速鉄道や原発などインフラ建設の受注で激しい争奪戦

本文を読む

書評 日山紀彦『価値と生産価格』(2018年 御茶の水書房)

著者: 中野@貴州

冒頭の部分を一読してやや驚きを感じた。極めて戦闘的な文章なのである。 「今日、マルクス価値論は、マルクス批判者はおろかマルクス擁護者にとっても正面から論じられることは少ない・・・われわれは、こうした現状を視野に収めつつ、

本文を読む

安倍晋三から自衛隊員諸君に朗報をお伝えする。自衛隊は「災害救助隊」に、防衛省は「災害救助省」に衣替えします。

著者: 澤藤統一郎

観閲式に臨み、自衛隊最高指揮官内閣総理大臣安倍晋三から敬愛する自衛隊員諸君に対する訓示の機会を借りて、重大かつ慶賀な発表を申しあげる。 冒頭、この夏に相次いだ自然災害によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとと

本文を読む

12754] 【案内】東海第二原発の運転延長・再稼働審査を止める行動(10/20大集会、10/25院内ヒアリング集会、10/26原電本店抗議)

著者: kimura-m

東海第二の適合性審査と運転延長審査が進められている中で、 急遽10月25日(木)午後に院内ヒアリング集会を開催することになりました。 (原子力規制庁の対応については依頼・調整中) 以下には、とめよう!東海第二原発首都圏連

本文を読む

基礎研究を押しのけた「Society 5.0」や「第4次産業革命」が、大学・科学技術軍事化への回路にならないように!

著者: 加藤哲郎

2018.10.15  14日昼のNHKニュースには、びっくりしました。すでに日本政府の造語であることがはっきりした「日米物品貿易協定(TAG)」が、トップニュースの見出しに出てきたのです。 9月26日の日米共同声明の正

本文を読む

40周年を迎えた読書サークル -哲学者・古在由重の理念を実践し続けて -

著者: 岩垂 弘

 一般市民を会員とする読書サークルが、スタートから40周年を迎えた。どんな活動であっても、中断することことなく、ずっと40年も継続してきたというケースはまれ、と言っていいだろう。こうした長期にわたる活動を可能にした理由に

本文を読む

イエス・ワコール、ノー・DHC

著者: 澤藤統一郎

「『実習生の人権侵害ないか』ワコール、委託先に異例調査」「人権軽視は経営リスク…実習生制度に批判、企業も危機感」という本日(10月15日)の朝日デジタル記事。これは立派なものだ。まずは、ワコールに敬意と賞讃の意を示したい

本文を読む

みんなの力で老朽・被災原発を止めよう! 東海第二原発運転延長STOP!首都圏大集会

著者: リベラル21

 人口過密な首都圏にある唯一の原子力発電所である日本原子力発電の東海第二原子力発電所(茨城県東海村、110万キロワット)を再稼働させるかどうかが決まる時期(今年11月) を前にして、再稼働に反対する脱原発団体による集会が

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】285 地球に未だある植民地

著者: 平田伊都子

 「地球にはまだ植民地があります」と言うと、「そんなもん、過去の話でしょ?」と、返しがきます。 日本では植民地問題など、歴史の教科書に納められているようです。 が、みんなが忘れている植民地問題を追及し続けているのが国連で

本文を読む

国策に加担する司法を問うーー第49回司法制度研究集会へのお誘い

著者: 澤藤統一郎

日本民主法律家協会は、自らを以下のとおり紹介している。  1961年10月の結成以来、一貫して憲法を擁護し、平和と民主主義と人権、そして司法の民主化を追求する運動の先頭に立ってまいりました。 協会がメインの守備範囲と定め

本文を読む

ドイツ通信第132号 ブラジルの選挙と極右ファシスト――スポーツの祭典の後に

著者: T・K生

トルコからは、インフレの情報が絶えません。9月の段階でインフレ率は約25%に上昇し、15年以来の水準だといわれます。しかも対ドルのリラ貨幣価値は今年に入って40%も減少し、インフレの勢いは止まりません。1990年代には8

本文を読む

「とんでもない誤訳」──周回遅れの読書報告(その77)

著者: 脇野町善造

 ネットル『ローザ・ルクセンブルク』を知人から借りた。それを読んでいたら、上巻142頁~143頁にローザ・ルクセンブルクの(ベルリンに移住した直後の)日常が彼女の手紙からの引用という形で記されていた。この原文は少し前に読

本文を読む

《藤田嗣治像のコペルニクス的旋回》-富田芳和著『なぜ日本はフジタを捨てたのか』の衝撃-

著者: 内田 弘

[不可解なスキャンダル] 藤田嗣治(フジタ・ツグハル:1886-1968)の回顧展が最近終わった。  不可解なことに、回顧展のたびに、藤田嗣治(以下、フジタを記す)はつぎのようなスキャンダルがつきまとう。 《なるほど、フ

本文を読む