周回遅れの読書報告(その40) 木下順二の『巨匠』を加藤周一はどう理解したのか

著者: 脇野町善造

 加藤周一が『私にとっての20世紀』で木下順二の『巨匠』を紹介している。木下の『巨匠』は、ある俳優が青年時代に第二次世界大戦中に目撃した事件を語るという構成をとっている。その事件とは、ナチス占領下のポーランドのある町で、

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テント日誌12月29日…柏崎刈羽の5・6号機の設置変更の許可でるが

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 柏崎刈羽の5・6号機の設置変更の許可でるが… 12月26日(火) 今日の経産省前抗議には、担当の私もYさんも所用で12時には到着できなくなった。そのため幟旗や椅子のセッティングはAさんと

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真正右翼・村上正邦が教えてくれる「元号存続の意味」。

著者: 澤藤統一郎

昨日(12月29日)の毎日新聞朝刊「オピニオン」面の「論点」欄が、「現代日本と元号」の大型インタビュー記事を掲載している。インタビューに応じているのは、島薗進、鈴木洋仁、そして村上正邦の3名。 企画の趣旨を述べるリードの

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2017年の終わりに-大日本帝国の被害者全てに花を捧げた「白いポピーの催し」の報告 End of 2017: Report of the White Poppies Event in Vancouver

著者: ピースフィロソフィー

日系カナダ人の月刊誌 『月報 Bulletin 』12月号に掲載された記事を転載します(写真は『月報』に掲載されたものと異なり、すべて筆者によるもの)。これが今年最後の投稿となります。下の後記も読んでください。Here

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1・13学習会「「ナチスの手口」を学ぶ 「世界最先端の憲法」が崩壊した歴史を繰り返すのか?」

著者: 宇井宙

第10回平和学習会のご案内 【テーマ】:「ナチスの手口」を学ぶ ~「世界最先端の憲法」が崩壊した歴史を繰り返すのか?~ 【報告者】:王道貫 【報告の主旨】:2013年、副総理が発言した。「憲法は、ある日気づいたら、ワイマ

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トップはトランプ米大統領のアメリカ第一主義 - 2017年自己流世界10大ニュース -

著者: 伊藤力司

世界中でさまざまなニュースが飛び交った2017年も終わりに近づいた。新聞各紙はそれぞれ10大ニュースを発表する時節だが、ここでは自己流の尺度から世界10大ニュースを選定してみた。読者諸賢の尺度と比較して見ていただければ幸

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(178)

著者: 本間宗究(本間裕)

変化を始めた日銀の異次元金融緩和 「11月13日」に「スイスのチューリッヒ大学」で行われた「黒田日銀総裁の演説」では、明らかな変化が見て取れるようだが、実際には、「リバーサル・レート」という言葉を用いて「金融緩和の副作用

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日韓両政府は、「慰安婦」問題について全面解決合意の権限をもたない。

著者: 澤藤統一郎

本日(12月28日)文在寅韓国大統領が、2015年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意に関して、「手続き上も内容上も重大な欠陥があった」として、「この合意では慰安婦問題は解決されない」と表明した。現政権の検証によって、旧政権

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多文化主義国家カナダの教育から学ぶ:原京子 Learning from Canada’s Multiculturalism: Kyoko HARA

著者: ピースフィロソフィー

『月刊 イオ』は、在日コリアンの「1、2世同胞の祖国、民族を想う心を受け継ぐとともに、在日コリアン同胞社会をネットワークしたいという気持ちを込めて1996年に創刊され」た雑誌です。 その『イオ』の10月号に掲載された、バ

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【報告】12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~

著者: kimura-m

本日の原子力規制委員会への抗議行動の報告です。 行動報告「12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~」 暮れも押し詰まった12月27日(水)10時に原子力規制委員会が入っている六本木ファーストビル

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「安倍靖国参拝違憲訴訟・関西」最高裁判決について

著者: 澤藤統一郎

まずは、以下の「抗議声明」をお読みいただきたい。 「2017年12月20日、最高裁判所第二小法廷は安倍首相靖国参拝違憲訴訟において、不当な上告棄却(および上告不受理)決定を下した。  そもそも本件参拝は、憲法第20条に明

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「10・23通達」は、国連自由権規約18条に違反する。

著者: 澤藤統一郎

本日(12月26日)が東京「君が代裁判」第4次訴訟弁護団の今年最後の会議。 12月18日に控訴理由書は提出済みで、控訴審の第1回口頭弁論期日に向けて、都教委側の控訴理由書への反論と、控訴審進行の構成についての意見交換。

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「非核ネットワーク通信」が終刊 - 非核自治体運動の推進役を果たす -

著者: 岩垂 弘

 日本における非核自治体運動の推進役を果たしてきた「非核ネットワーク通信」が、10月末に発行された第200号で終刊となった。同誌の創刊は1988年だから、29年続いてきたことになる。この間、同誌が非核自治体運動で果たして

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