安倍首相靖国参拝違憲訴訟に、東京地裁の「安倍忖度判決」

著者: 澤藤統一郎

一昨日(4月28日)東京地裁で、「安倍靖国参拝違憲訴訟・東京」での判決言い渡しがあった。すべて、却下と棄却。原告側の全面敗訴である。この判決について、私なりにコメントしておきたい。 安倍晋三は、第2次政権発足1周年に当た

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ほんとに、何から言い出していいのかわからないほど(2)

著者: 内野光子

政治家の「ウソ」は「失言」ではあり得ず、確信犯的な「虚言」といっていい。政策や公約に沿った形での発言が多いので見破りにくい。それだけに、本音の「失言」よりもたちが悪い上、国や国民へ影響大ながら、責任追及が難しい。国民が、

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「北朝鮮の脅威」月間の差引勘定 - 金正恩は高笑い、トランプはまずまず、追い詰められたのは習近平!

著者: 田畑光永

新・管見中国(25)  北朝鮮の脅威!が世界中を駆け巡った4月が終わった。6日、7日はトランプ・習近平の米中首脳会談、15日は太陽節(故金日成の生誕記念日)でピョンヤンでは大規模軍事パレード、16日の北朝鮮によるミサイル

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労働争議と共謀罪 - フランス二月革命(1848年)以後の労働運動を振り返る  共謀罪は労働争議の防止が目的だった -

著者: 村上良太

  今、政府が導入しようとしている「共謀罪」が本当に必要な法律なのか、多くの識者から疑問が投げかけられています。そもそも施行されればテロ対策とは無縁の相当たくさんの犯罪に共謀罪が適用されることになり、これまでの刑法を一夜

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ほんとに、何から言い出していいのかわからないほど(1)政治家の「失言」とメディア 政治家の本音の世界

著者: 内野光子

 政治家の場合、本音かウソのどちらかであって、「失言」ということはあり得ないのではないか。本音かウソを言い放ち、誤解と言いつくろい、それでおさまらなければ、撤回と謝罪を繰り返すという処理が当たり前になってしまった。役職更

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変革のアソシエ講座2016年度開講(2017年5月)

著者: 木畑壽信

変革のアソシエ講座2016年度開講(2017年5月) 【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 5月11日(水)「信用貨幣論――貨幣と市場をめぐる構想」(結城剛志)   12日(金)【特別

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5・13ポスト資本主義研究会:公開シンポジュウム ――青木孝平著『「他者」の倫理学――レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む』をめぐって

著者: 松田健二

日 時 : 2017年5月13日(土) 13時30分~16時30分(開場13時) 会 場 : 専修大学神田校舎7号館7階772教室 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/

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日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと

著者: 矢沢国光

本日(4月29日)早朝の北朝鮮ミサイル実験(失敗)にたいして、日本の安倍政権は、おどろくべきことに、北陸新幹線と首都圏鉄道の一部を「念のため10分間」運行中止させた。安倍政権は、3月以来、小学生も動員した避難訓練を実施し

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青山森人の東チモールだより…大統領選挙から議会選挙へ

著者: 青山森人

青山森人の東チモールだより  第345号(2017年4月28日) 大統領選挙から議会選挙へ 東チモールの政党政治に花が咲くか 3月におこなわれた今回の大統領選挙は大連立政権の勢力を反映するかのように、フレテリン(東チモー

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畑山敏夫著 「現代フランスの新しい右翼 ルペンの見果てぬ夢」(法律文化社)

著者: 村上良太

  フランスの大統領選で決選投票に進んだマリーヌ・ルペン国民戦線党首。2002年に父親のジャン=マリ・ルペン先代党首が決選投票に進んで以来の躍進となった。アンケート調査ではエマニュエル・マクロン候補が優勢と見られているが

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「君が代斉唱時の不起立」は、「わいせつ」「傷害」「公金横領」よりも悪質だというのか-東京高裁永野厚郎判決に怒る

著者: 澤藤統一郎

敗訴判決の味は、この上なく苦い。一昨日(4月26日)の午後1時30分。東京高裁511号法廷で、弁護団の一人として、東京「再雇用拒否」第3次訴訟で敗訴判決の言い渡しを受けた。 事案は、定年後の再雇用申請に対する拒否を違法と

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『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(3)――外国NGOの法的規制――

著者: 岩田昌征

鈴木賢教授(明治大学現代中国研究所所長)は、中国の「党天下体制」、岩田流に言えば、党資本主義中国における各種の否定的法現象を警告的に報告された。説得力のある報告であった。特に、外国NGOに関する法規制強化が中国社会の市民

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今こそ日本国憲法を守り生かそう - 施行70年を記念して統一集会へ -

著者: 岩垂 弘

日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日である。それから70年にあたる5月3日(水=祝日)、東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で、大規模な集会が開かれる。「施行70年 いいね!日本国憲法」「平和といのちと人権を!

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第3回日中雇用・労使関係シンポジウム――非正規時代の労働問題――(第三届劳动关系与劳工问题日中学术研讨会――非正规雇佣时代的课题)

著者: 石井知章

明治大学現代中国研究所主催、明治大学労働教育メディア研究センター後援 会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1012教室(5月20日) 明治大学グローバルフロント・グローバルホール(5月21日) (1日目と2日目の会場が

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】207 西サハラ新国連事務総長個人特使は元ドイツ大統領?

著者: 平田伊都子

ホワイトハウスを私物化するトランプ米大統領は長女イバンカを大統領補佐官にし、4月25日、ドイツの首都ベルリンへ旅行させました。 大統領補佐官就任後の初外遊とかで、女性の起業や経済的地位向上に関する会議に参加しました。 ス

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今村復興大臣辞任をめぐってー「失言・放言・暴言・妄言」再論

著者: 澤藤統一郎

2011年3月。私は、故郷岩手の3・11被害に驚愕し動顚し、うろたえてもいた。その心理状態で、石原慎太郎の「震災・津波は天罰」という発言に接して文字通り激怒した。「石原慎太郎天罰発言」批判のブログ連載はその怒りのほとばし

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安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(6) ―「ハッピーです」と「お前在日か」―

著者: 半澤健市

二世代の発言を紹介する。 一つは、ある学者の若者観察であり、一つはある作家の時代観察である。 《近代史家の若者観察》  2016年12月のあるシンポジウムで、日本近代史家成田龍一(1951~、日本女子大教授)は次のように

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