――八ヶ岳山麓から(409)―― 岸田首相は12月23日、政府与党政策懇談会で「歴史的な難局を乗り越え、未来を切り開くための予算だ」と訴えた。 これに対して時事通信は「物価の高騰や安全保障環境の変化に対する国民の危機
本文を読む安保の執筆一覧
「安保3文書」の閣議決定への抗議声明相次ぐ 市民団体、平和団体、労働団体などから
著者: 岩垂 弘岸田政権は12月16日、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したが、これに対する抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が16日以降、相次いでいる。共通しているのは、3文書に明
本文を読むファシズムは死語になったのか(2) ― 半世紀を挟んだ二つの安保闘争 ―
著者: 半澤健市《6年前の映画『ANPO』紹介で》 60年安保闘争の本質と性格は何だったのか。 私自身は、2010年12月に、本ブログで米女性監督の『ANPO』評を書いたときに、次のように表現した。 ■安保闘争は20年に亘る不況と閉塞
本文を読む「衆院選で野党共闘を」「南スーダン派兵許さず」の声高く - 安保関連法成立1周年で国会前に人の波 -
著者: 岩垂 弘「戦争する国絶対反対」。豪雨の中に立ち尽くす人たちのコールが、雨雲に煙る国会議事堂の周辺にこだました。9月19日は、安倍政権が野党の反対を押し切って、自衛隊の集団的自衛権行使を認める安全保障関連法を成立させてから1年。
本文を読む■短信■ 声なき声の会の案内 6・15集会
著者: リベラル2156年前の日米安保条約改定阻止運動(安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、今年も東京・池袋で開かれる。 この集会は、安保闘争中の1960年6月15日に国会構内で起きた全
本文を読む安保法廃止と安倍内閣打倒を叫ぶ――国会周辺に抗議の人波
著者: 岩垂 弘集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が施行された3月29日、これに抗議する集会が全国各地で行われた。国会正門前では午後6時30分から「戦争法発動反対!戦争する国許さない 3・29閣議決定抗議!国会正門前大集会」
本文を読む安保法制の発効の日
著者: 阿部治平かつて自民党独裁のマイナスが声高く叫ばれ、政権は野党に移った。だが民主党の政治はまるでしろうとで、政策を実現する強い信念もなく、官僚を動かす術策も持ち合わせず漂流し、国民の期待を徹底的に裏切った。 それかあらぬか、いま自
本文を読む安保法制を無力化するために抵抗の輪を広げよう
著者: 伊藤力司2012年12月に発足した第2次安倍内閣は「積極的平和主義」という美名のもとで、日本を再び戦争のできる国にするための策動を着々と進めてきた。13年12月には国家安全保障会議(日本版NSC)を設立するとともに特定秘密保護法
本文を読む日本を戦争国家にはさせない
著者: 坂井定雄安倍政権は昨29日、国民多数が反対したまま、安全保障関連法を施行した。大多数の憲法学者が憲法に違反するとした集団的自衛権を容認し、日本が自民党政権を含め戦後70年以上堅持してきた専守防衛政策を放棄し、海外での自衛隊の武力
本文を読む今こそ思い起こそう「声なき声」の小林トミさんを - 注目したいその運動の持続性 -
著者: 岩垂 弘「やっと、一部のメディアが彼女を思い出してくれたか」。このところ、私は、そんな感慨に浸っている。「彼女」とは、今から55年前にごく普通の市民の1人として反戦平和のために立ち上がり、病没するまで43年間にわたって運動を続
本文を読む新たなる戦前、歴史認識の深化を!
著者: 加藤哲郎2015.10.1 国会前から夜遅く帰宅した9月19日、「安倍晋三のクーデターに抗議し糾弾する! 本日未明、参議院本会議は自衛隊が海外で米国と共に 活動できる戦争法を可決し、成立させました。これは、戦後
本文を読む一体化した「脱原発」と「反安保法」 - 一体化した「脱原発」と「反安保法」 -
著者: 岩垂 弘9月23日午後、東京・代々木公園で、市民団体による「さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれた。安倍政権が国民多数の反対を押し切って川内原発(鹿児島薩摩川内市)を再稼働させたうえ、安保法を国会で成立させた直後とあ
本文を読む一歩後退・二歩前進へ - 安保法成立、持続したい安倍政権・自公への怒り -
著者: 岩垂 弘「平和国家」から「戦争ができる国」へ。9月19日、日本は戦後70年にして歴史的な大転換点を越えた。安倍政権と自民・公明両党が、国民多数の声を無視して安保関連法案を17日の参院特別特別委で強行可決、続いて強行開会した参院
本文を読む9月18日は、15年戦争開戦記念日!
著者: 加藤哲郎2015.9.15 9月18日は、日中15年戦争の始まりとなった「満州事変」が、1931年に起こった日です。関東軍が南満州鉄道を爆破して柳条湖事件をおこし、中国東北部全域への戦争・占領へと拡大、「満州国」建国から国際的
本文を読む「内閣打倒」が全面に - 安保法案反対の国会包囲行動 -
著者: 岩垂 弘「安倍内閣は直ちに退陣」「安倍内閣の暴走止めよ」……轟音のようなシュプレヒコールが国会議事堂を包んだ。9月14日夜に行われた安保関連法案の廃案を求める国会包囲行動。包囲行動は「戦争法案廃案」と「安倍政権退陣」という二つ
本文を読む安保法案を阻むため今こそ国会へ - 何としても護りたい日本国憲法 -
著者: 岩垂 弘第2次大戦後の日本を支えてきた日本国憲法が崩壊するという事態が目前に迫った。戦後民主主義の終息とも言える決定的な危機と言える。参院で審議中の安保関連法案が、自民、公明両党によって9月17日にも参院本会議で可決、成立する
本文を読む戦後70年、日本に民主主義革命成る - 老若男女は安保法案が戦争法案であることを見抜いた -
著者: 伊藤力司雨模様の8月30日国会議事堂を包囲した12万の人々に世界的音楽家の坂本龍一さんは、ラウドスピーカーを通じて語った。「僕たちにとって、イギリス人にとってのマグナカルタ、フランス人にとってのフランス革命に近いことが、ここで起
本文を読む「戦争反対、憲法守れ! 民主主義ってこれだ!」
著者: 加藤哲郎2015.8.31 昨30日の夕方、ドイツの友人から、メールが送られてきました。ドイツ最大の週刊誌『Der Spiegel』誌オンライン版が、日本の8月30日の安保法制反対デモを、写真7枚入りで大きく速報しているという
本文を読む「安保法案反対」は国民各層に深く浸透 -8月30日の国会包囲行動を見る-
著者: 岩垂 弘8月30日、おびただしい人々が国会議事堂周辺につめかけた。国会で審議中の安全保障関連法案の廃案と安倍政権退陣を求めてだ。労組などの組織に属す人々もみられたが、自分の意思でやってきた人々が目立ち、「安保法案反対」は今や国
本文を読む共産党にどこまで何を期待できるか
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(156)― 私は、安保法制をめぐる国会審議の中で、比較的鋭く政府を追及しているのは日本共産党だと感じている――ケンカ腰が過ぎるところはあるが。 このほど、共産党委員長の志位和夫氏に、ジャーナリストの神保
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(96)
著者: 本間宗究(本間裕)安保法案の強行採決 7月15日に、「安保法案」が強行採決されたが、この事実は、今後の日本に、大きな影響を与えるものと考えている。具体的には、「日本人の覚醒」に関して、大きなキッカケとなる可能性であり、この点については、今
本文を読む“最後の決戦”に勝てるか -戦後70年、敗れ続けた日本の平和運動-
著者: 岩垂 弘参院で審議中の安保法案を「違憲」として、その廃案を求める運動が高まりをみせている。いまのところ、安保法案の行方は定かでないが、もし、成立するようなことがあれは、戦後、一貫して日本国憲法(平和憲法)をとりでとして闘ってき
本文を読む「15年安保」の暑い夏、平和と民主主義を守れ!
著者: 加藤哲郎2015.8.1 前回更新では、北陸金沢から「2015年安保闘争が始まる、民主主義を守れ!」と訴え、いくつかのサイトで転載されました。「15年安保」の暑い夏は、全国で始まったようです。昨晩の7.31「安全保障関連法案に
本文を読む参議院で廃案に追い込もう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第50号 安倍首相は、議席数だけを頼りに強行採決をした。彼は、国会での審議が進むごとに支持が落ちてきていることに不安を感じたのであろう。新国立競技場の建設計画を修正することを、採決当日に間に
本文を読む最大最高の後方支援は在日米軍基地 ―参院は戦後民主主義の真の検証を―
著者: 半澤健市《援蒋ルートは後方支援だった》 衆議院で強行採決された「軍事法案」の審議は7月27日から参議院に移った。 突然ながら、読者は「援蒋ルート」をご記憶であろうか。「大東亜戦争」はABCD包囲陣が原因だとよくいわれる。それは
本文を読む若い女性が頑張り始めた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第49号 去る7月15日の夜、大阪の梅田で行われた緊急街宣アピールでの、寺田ともかさん(21)のスピーチです。友人が送ってくれました。素晴らしいので、通信第49号として皆さんに送ります。納得で
本文を読む今こそ総選挙を! ―慎重審議と対案要求を排す―
著者: 半澤健市国民は直ちに総選挙を要求すべきである。 山崎拓氏は「総選挙を」と言い出した。賛成である。 《「戦争法案」是非を唯一争点として》 自民党長老の発言を、意外とか新鮮と感ずるのは、感受性がマヒしている人間である。 民主・共
本文を読む書評 1960年とくらべて
著者: 宮内広利3.11東日本大震災によって麻痺し壊されたもの、そしてその後の状況をとおしてはっきりわかったことは、現在のすべての言語思想(行為)は、「肉体」をとおしてしか表現できないことである。この場合、「肉体」というのは孤独な「私」
本文を読む安保法案の強行採決許さずと2万人が国会デモ -久しぶりに聞いた「ウイ・シャル・オーバーカム」-
著者: 岩垂 弘自民・公明両党が7月15日、安保法案を衆院特別委で強行採決したが、前日の14日夜、国会周辺に 「戦争法案絶対反対」「安倍内閣を打倒するぞ」のシュプレヒコールがこだました。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員
本文を読む米軍はサプリメントである ―日米ガイドラインを読んでわかること―
著者: 半澤健市尖閣諸島へ、もしも中国軍が上陸してきたら、最初から米軍が尖閣を守ってくれるか。 守ってくれない。2015年4月27日に合意された「日米防衛協力のためのガイドライン」には「日本に対する武力攻撃が発生した場合」に関して次の
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