―八ヶ岳山麓から(46)― 日本政府による尖閣諸島国有化は胡錦濤・温家宝政権の対日外交の硬化をもたらし、党内闘争に深刻な影響を与えた。 9月19日、習近平副主席は人民大会堂で米国のパネッタ国防長官と会談した際、日本政府に
本文を読む尖閣諸島の執筆一覧
中国は攻勢に出る
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(44)―― 尖閣問題は日中とも「上陸しない、調査はしない」などの線で妥協できる可能性があった。胡錦濤・温家宝政権は尖閣領有は棚上げしたまま、対日外交・経済関係を維持する意向であり、こととしだいによって
本文を読む尖閣紛争に火を着けた都知事に大きな責任 -日中政府は事態鎮静化と友好関係の深化を-
著者: 早房長治尖閣諸島の領有権を巡る中国国内の反日デモは、小規模のものを含めると、100都市以上にのぼっている。スーパーが破壊、略奪され、工場が放火されるなど、少なくない日系企業が被害を受けている。日中両政府は事態の鎮静化に努めるとと
本文を読む「尖閣」は中国でどう報道されているか -管見中国 (39)-
著者: 田畑光永今年4月、東京都の石原知事が「国が守らないなら、東京都が守る」、「なにもしない国の役人らにほえ面をかかせてやる」と、埼玉県の栗原家所有の尖閣諸島に対する東京都の購入計画を明らかにして以来、起こる必要のない波風が日中間に
本文を読む尖閣を日中対立の火種にする都知事の愚かさ -国有化し、中国を刺激しないよう実効支配を-
著者: 早房長治石原慎太郎・東京都知事が、都が尖閣諸島を民間の地権者から買い取るといい出したことによって、日中対立の新しい火種が生まれようとしている。両国の対立を煽ろうという都知事の愚行を防ぐには、国有化した上で平和的に実効支配を続ける
本文を読む東アジア平和共同体をどのように創るか 尖閣諸島をめぐる紛争の経験から
著者: 伊藤成彦1.尖閣諸島紛争の発端 *「2010年 9月 7日午前10時15分頃 尖閣諸島久場島付近で海上保安庁の巡視船『よなくに』(1349トン) に中国のトロール船 (166トン) が接触、その漁船は40分後に巡視船『みずき
本文を読む陸上の権力が海を「私物化」してよいのか?―「日中共用の水域へ」論が孕む問題
著者: 安東次郎日中の領海は隣り合っている? このサイトに西田勝氏の「尖閣諸島」は、わが国「固有の領土」か 日中共用の水域へ」が掲載されている。https://chikyuza.net/wp-admin/post.php?action=
本文を読む「尖閣諸島」は、わが国「固有の領土」か 日中共用の水域へ
著者: 西田 勝中国の漁船が、わが国の「領海」内に入り、故意に衝突してきたというので、海上保安庁の巡視船が刑事犯として同船を拿捕、乗組員を石垣島に連行してきた。それに対して中国政府が強い抗議の意志を表明しただけでなく、日本の青年たちの招
本文を読む「尖閣諸島」事件への様々な反応へのコメント―「戦略的思考」の重要性
著者: 安東次郎「尖閣諸島」での中国漁船拿捕とこれに引き続く一連の展開については、様々の反応があった。(残念ながらここでは日本国内の反応に議論を限定させていただく。) それは、だいたい次のような傾向に分けることができる。第一に「親(従)
本文を読む尖閣諸島沖事件の顛末について
著者: とら猫イーチ尖閣諸島沖の事件に関わる異常事態に関わって、激変する展開ごとに思いを連ね、原稿を整理する間も無く連続投稿をしてしまい「ちきゅう座」をご覧の方々の御不興を買ってしまったのではないかと反省いたしております。 御詫びいたしま
本文を読む尖閣問題、孫崎氏の総括と私の感想
著者: 安東次郎尖閣諸島での中国漁船の拿捕は、日本政府の腰砕けに終わり、日本国内では怒りの声が上がっています。「国民が怒る」のは当然ですが、こういうときこそ、冷静に状況を分析し、今後の日本の行方を考えるべきではと思います。 そこでまず、
本文を読む尖閣諸島沖の中国船不法事件について(続・続々)
著者: とら猫イーチ尖閣諸島沖の事件処理は、検察庁が政治決着を画策するという想定外の「禁じ手」により中国の無法に屈する結果となった。 橋本大阪府知事は、検事に(政府が為すべきところの)決断を押しつけている、と評したそうであるが、正しく的を
本文を読む反中感情を煽る外務省とメディア -「呼びつけた」「無礼だ」の手口-
著者: 坂井定雄海上保安庁巡視船と中国漁船の接触問題で、菅政権は比較的冷静だが、外務省とメディアの一部が反中感情を煽っている。 この問題で12日午前零時、中国政府は外相より格上の戴国務委員が丹羽大使を呼び「中国側の『重大な関心と厳正な
本文を読む尖閣諸島は日米同盟の関心事と示唆─米国務省報道官が会見で
著者: 鈴木顕介2010年 9月15日 アメリカ国務省報道官のクローリー米国務次官補は、14日の同省定例記者会見で尖閣諸島沖での海上保安庁巡視船に中国漁船が衝突した事件を巡る中国側の強硬な対日姿勢に対し、質問に答えて次のように述べた。
本文を読む“ ネット世論”も意識して異例な対日抗議 ―中国、漁船衝突問題で強い姿勢打ち出す―
著者: 丹藤佳紀中国の漁船が尖閣諸島沖で日本の巡視船に衝突し、船長が逮捕された事件は、日中双方が相手側に抗議する事態になった。そして中国側は11日、この中旬に始まる予定だった日中ガス田条約交渉を延期する“対抗措置”を発表、これには日本側
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