沖縄の執筆一覧

沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第34号(2016年6月) 新基地建設は国際社会の信頼を低下させる 政府の主張する「公益」批判

著者: 河野道夫

 翁長知事に対する国土交通大臣の「指示」(2016年3月16日「公有水面埋立法に基づく埋立承認の取消処分の取消について」)は、埋立の「公共性の高さ」について知事は(例外的に)「国防・外交上の事由を考慮しうる」とした上で、

本文を読む

ゴリ押しはヤバイ。選挙のあとにしよう。ー「辺野古訴訟」和解受諾

著者: 澤藤統一郎

あー、面白くない。どうしてこんなことになっちゃったんだ。総理大臣の私に、できないことが多すぎる。やっぱり、憲法がよくない。憲法を眠り込ませたヒトラーはエライ。ナチス政権が羨ましい。 ホントのことを言うと、国と沖縄県との間

本文を読む

沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第29号 公権力不自由の原則 市民からみた国の訴状の決定的矛盾(その2)

著者: 河野道夫

2015年12月 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 ※これは、国土交通大臣が埋立承認取消処分の取消を求めて翁長知事を訴えた「訴状」の矛盾と深く関連する問題である。  埋立工事がとまらないのはなぜか。それは、防衛省沖縄

本文を読む

環境と分権の時代の法の運用 - 市民からみた国の訴状の決定的矛盾(その1) -

著者: 河野道夫

沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第28号 2015年11月号 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会    土地収用法(国土交通大臣所管)は、米軍用地を収用する場合には駐留軍用地特措法(総理または防衛大臣所管)によること

本文を読む

辺野古新基地建設が唯一の解決策ではない - 本土移設の可能性は残されている ー

著者: 宮里政充

世界は見ている 菅義偉官房長官は8月4日の記者会見で、辺野古新基地建設に伴う海底ボーリング作業を8月10日から9月9日までの1か月間中断し、その期間中に移設問題について沖縄県側と集中協議をおこなう考えを表明した。日本政府

本文を読む

「美しく」はなりたくない ―百田尚樹氏らの報道圧力発言について

著者: 宮里政充

ことのおこり いま私が腰かけている周りには、沖縄タイムスと琉球新報が積み上げられている。 まず、6月26日(金)付けの両紙に目を通してみる。沖縄タイムスは1面トップに「普天間居住商売目当て」「自民改憲派議員ら会合・百田氏

本文を読む

後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会  -セルラー・スタジアムに3万5千人~現場からの速報-

著者: 河野道夫

 同じ場所で開かれた知事選のときの翁長集会でのサプライズは、菅原文太氏の名演説だった。今回のそれは、司会者がなんと普天間高校一年の女子高生だったことに、冒頭からド肝を抜かれたこと。また、最後の翁長知事の挨拶で「沖縄の独立

本文を読む

沖縄はしたたかに、粘り強く抵抗を続ける ―辺野古新基地建設問題

著者: 宮里政充

米議会における安倍首相の演説――あまりに自虐的な  安倍首相は4月30日未明、アメリカ議会の上下両院合同会議で演説を行った。スピーチライターとの綿密な打ち合わせの末の原稿であろうが、その内容はアメリカに媚びた、歯の浮くよ

本文を読む

戦後70年、君に日本の恥部が見えるか - 自立自尊の精神を失った日本

著者: 盛田常夫

1966年に大学へ入学するまで、アメリカの占領下にある沖縄では誰もが英語を話すものだと思っていた。クラスに沖縄から「留学」してきた同級生がいて、自分の無知を恥じたことを良く覚えている。沖縄は日本本土から切り離されて、アメ

本文を読む

辺野古移設が唯一の道ではない -もう一度抑止力神話を問い直す-

著者: 宮里政充

 辺野古新基地建設問題について「この期に及んで何を文句言うか」、「建設工事は粛々と進めるんだ」など高圧的で問答無用の対応を続けてきた安倍政権は、ようやく翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事と菅義偉(すがよしひで)官房長官(

本文を読む

辺野古問題で沖縄県民への連帯を強めよう -世界平和アピール七人委員会が訴え-

著者: 伊藤力司

 世界平和アピール七人委員会は4月22日、「辺野古問題を直視し、沖縄の人たちとの連帯を強めよう」と題するアピールを発表した。  アピールは、昨年沖縄で行われた名護市長選、沖縄県知事選、衆議院選挙の3選挙で示された民意に沿

本文を読む

今こそ思い起こしたい「大田電報」 -米軍基地移設に反対する沖縄県民の運動に思う-

著者: 岩垂 弘

 沖縄で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する運動が勢いを増している。それは、翁長雄志知事を先頭する島ぐるみの様相を呈してきた。が、本土では今のところ、これに呼応する大衆的な運動は見られず、全般的に見てこの問

本文を読む

問答無用で沖縄を切り捨てる独裁国家の姿があらわになってきた -辺野古新基地建設問題-

著者: 宮里政充

 今年2月26日、沖縄県は防衛局が辺野古移設に伴う海底ボーリング調査に際して投下したコンクリート製ブロックが、県が許可した区域外で珊瑚礁を損傷していることを現地調査で確認した。そこで翁長雄志(おなが・たけし)知事は知事の

本文を読む