翁長知事に対する国土交通大臣の「指示」(2016年3月16日「公有水面埋立法に基づく埋立承認の取消処分の取消について」)は、埋立の「公共性の高さ」について知事は(例外的に)「国防・外交上の事由を考慮しうる」とした上で、
本文を読む沖縄の執筆一覧
ニュース寸想
著者: 村瀬克己ニュース寸想 見聞きする報道に私が感じたこと(というか、懸念というか)3件です。すべてが杞憂となって無意味な文となることを願いながら。 Ⅰ 私用のアドレスで公文書を扱った責任を追及されて公開に至ったヒラリー・クリントンの
本文を読む話にならない
著者: 宮里政充分かりやすく構図を描こう。 仲介者に促され、もめ事は話し合いで解決することを目指すと約束してみせる。だが、舌の根も乾かぬうちに相手方に短刀を突き付け、あるいは足を踏みつけながら、こちらに従えと威圧する。それでいて、世間に
本文を読むこれが酷薄アベ流「ダ・マ・シ・ウ・チ」
著者: 澤藤統一郎古来、正義が勝つ…ことは稀である。正邪にかかわらず強い者が勝ち残る。また、狡い者が勝ちをおさめる。これが冷徹な現実だ。 大坂冬の陣では、手痛い反撃を受けた家康は、和睦して休戦中に大阪城の外堀ばかりか、内堀まで埋めてしまう
本文を読むゴリ押しはヤバイ。選挙のあとにしよう。ー「辺野古訴訟」和解受諾
著者: 澤藤統一郎あー、面白くない。どうしてこんなことになっちゃったんだ。総理大臣の私に、できないことが多すぎる。やっぱり、憲法がよくない。憲法を眠り込ませたヒトラーはエライ。ナチス政権が羨ましい。 ホントのことを言うと、国と沖縄県との間
本文を読む3・25 神奈川・沖縄 集会
著者: 深沢一夫昨年10月13日、翁長沖縄県知事は前知事の辺野古埋立て承認を取り消した。しかし日本政府は、法律を恣意的に解釈して翁長知事の取消処分を執行停止させ、米軍基地建設のための作業を再開するとともに、知事権限を剥奪するための代執
本文を読む壁は乗り越えられるだろうか
著者: 宮里政充普天間代替案はある ドイツの全国紙が電子版で、翁長知事の国連人権理事会演説を紹介し、「(普天間移設問題で)妥協案は東京から出さなければならない」と国の責任を論評している。この明確な主張の意義は小さくない。論評は「辺野
本文を読む沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第30号 米軍トリイ基地の強化拡充
著者: 河野道夫2016年1月 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 2016年1月26日、読谷村臨時議会が開催され、米軍基地の再編交付金によって関連特別事業を進めるための基金設置条例案が可決された。反対したのは無所属の1議員だけ。根
本文を読む沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第29号 公権力不自由の原則 市民からみた国の訴状の決定的矛盾(その2)
著者: 河野道夫2015年12月 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 ※これは、国土交通大臣が埋立承認取消処分の取消を求めて翁長知事を訴えた「訴状」の矛盾と深く関連する問題である。 埋立工事がとまらないのはなぜか。それは、防衛省沖縄
本文を読む環境と分権の時代の法の運用 - 市民からみた国の訴状の決定的矛盾(その1) -
著者: 河野道夫沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第28号 2015年11月号 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 土地収用法(国土交通大臣所管)は、米軍用地を収用する場合には駐留軍用地特措法(総理または防衛大臣所管)によること
本文を読む沖縄県民に学び、足元から自己決定権・人権を!
著者: 加藤哲郎2015.10.15 安保法制が公布されて、第3次安倍内閣が発足しました。自衛隊を海外に派遣できる「一億総活躍社会」が売りなそうですが、なにやらきな臭い陣容です。70歳以上の方なら、「一億総動員」「一億一心」「進め一億火
本文を読む天皇の沖縄メッセージの誤った解釈を糺す
著者: 矢吹晋『朝日新聞』特別編集委員山中季広氏が「日曜に想う、本土と沖縄、本当の壁」というエッセイを2面トップの目立つ位置に書いている(2015年10月4日)。これは典型的な一知半解、世論をミスリードするいかがわしい文章だ。 問題の
本文を読む沖縄から見た安倍談話の本質 ―歴史的事実の隠蔽
著者: 河野道夫沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第25号 2015年7・8月合併号改訂版 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 はじめに 戦後七十年を迎えた安倍総理の「談話」は、いったい何のためのメッセージだったのか。歴史的事実を隠
本文を読む辺野古新基地建設が唯一の解決策ではない - 本土移設の可能性は残されている ー
著者: 宮里政充世界は見ている 菅義偉官房長官は8月4日の記者会見で、辺野古新基地建設に伴う海底ボーリング作業を8月10日から9月9日までの1か月間中断し、その期間中に移設問題について沖縄県側と集中協議をおこなう考えを表明した。日本政府
本文を読む「美しく」はなりたくない ―百田尚樹氏らの報道圧力発言について
著者: 宮里政充ことのおこり いま私が腰かけている周りには、沖縄タイムスと琉球新報が積み上げられている。 まず、6月26日(金)付けの両紙に目を通してみる。沖縄タイムスは1面トップに「普天間居住商売目当て」「自民改憲派議員ら会合・百田氏
本文を読むわれわれの魂を揺り動かす沖縄県民大会決議文
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第42号 去る五月十七日、那覇市で辺野古新基地反対の県民大会が開かれ、35000人の大集会になったとのことである。もともと自民党系だった翁長知事が先頭にたっての新基地反対運動なので、今や沖縄
本文を読む辺野古へ行って座り込みに参加したいなツアーのお知らせ
著者: 田中美津お忙しいでしょうが、すぐにこれを見ていただけませんか。 http://blog.livedoor.jp/k_okinawa/B5_okinawa.pdf 辺野古の座り込みに私も参加したい・・・・と願う者たちの2泊3日の旅
本文を読む屈しない――5・17県民大会に参加して
著者: 市来哲雄沖縄小景5 沖縄に暮らすようになって20年が過ぎた。この間、大規模な「県民大会」のほとんどに個人として参加してきたが、今回の大会には感慨深いものをいくつか感じた。「大阪都構想」の住民投票などの影響で、さほど詳しく報道さ
本文を読む5.17沖縄県民集会 -本土はどう呼応するか-
著者: 宮里政充5月17(日)午後1時から「沖縄セルラースタジアム那覇」で、「戦後70年止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会」が開かれた。主宰者側発表で3万5000人が参加した。17日の地元新聞は社説のほか、総合面、地域面、社会面で
本文を読む後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会 -セルラー・スタジアムに3万5千人~現場からの速報-
著者: 河野道夫同じ場所で開かれた知事選のときの翁長集会でのサプライズは、菅原文太氏の名演説だった。今回のそれは、司会者がなんと普天間高校一年の女子高生だったことに、冒頭からド肝を抜かれたこと。また、最後の翁長知事の挨拶で「沖縄の独立
本文を読む沖縄はしたたかに、粘り強く抵抗を続ける ―辺野古新基地建設問題
著者: 宮里政充米議会における安倍首相の演説――あまりに自虐的な 安倍首相は4月30日未明、アメリカ議会の上下両院合同会議で演説を行った。スピーチライターとの綿密な打ち合わせの末の原稿であろうが、その内容はアメリカに媚びた、歯の浮くよ
本文を読む戦後70年、君に日本の恥部が見えるか - 自立自尊の精神を失った日本
著者: 盛田常夫1966年に大学へ入学するまで、アメリカの占領下にある沖縄では誰もが英語を話すものだと思っていた。クラスに沖縄から「留学」してきた同級生がいて、自分の無知を恥じたことを良く覚えている。沖縄は日本本土から切り離されて、アメ
本文を読む辺野古移設が唯一の道ではない -もう一度抑止力神話を問い直す-
著者: 宮里政充辺野古新基地建設問題について「この期に及んで何を文句言うか」、「建設工事は粛々と進めるんだ」など高圧的で問答無用の対応を続けてきた安倍政権は、ようやく翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事と菅義偉(すがよしひで)官房長官(
本文を読む沖縄からみた東アジア -問われる日本の「決意と誠意」-
著者: 河野道夫2015年度の編集方針 翁長知事誕生の運動に参加した人々が、候補者のメイン・スローガン「誇りある豊かさ」に応えようと様々な活動を始めています。国際法市民研究会は2014年8月8日号から、週刊「沖縄の誇りと自立を愛する
本文を読む山本英夫の沖縄からの報告(スライド&トーク)
著者: 山本英夫①5月8日(金) 19時~21時 会場:世田谷市民運動いち事務所(小田急線豪徳寺駅下車徒歩5分 世田谷線山下駅下車徒歩5分) 集会タイトル:「-辺野古・大浦湾の現場から-今、沖縄から問いかけたいこと/東京で考え、動
本文を読む辺野古問題で沖縄県民への連帯を強めよう -世界平和アピール七人委員会が訴え-
著者: 伊藤力司世界平和アピール七人委員会は4月22日、「辺野古問題を直視し、沖縄の人たちとの連帯を強めよう」と題するアピールを発表した。 アピールは、昨年沖縄で行われた名護市長選、沖縄県知事選、衆議院選挙の3選挙で示された民意に沿
本文を読む今こそ思い起こしたい「大田電報」 -米軍基地移設に反対する沖縄県民の運動に思う-
著者: 岩垂 弘沖縄で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する運動が勢いを増している。それは、翁長雄志知事を先頭する島ぐるみの様相を呈してきた。が、本土では今のところ、これに呼応する大衆的な運動は見られず、全般的に見てこの問
本文を読む問答無用で沖縄を切り捨てる独裁国家の姿があらわになってきた -辺野古新基地建設問題-
著者: 宮里政充今年2月26日、沖縄県は防衛局が辺野古移設に伴う海底ボーリング調査に際して投下したコンクリート製ブロックが、県が許可した区域外で珊瑚礁を損傷していることを現地調査で確認した。そこで翁長雄志(おなが・たけし)知事は知事の
本文を読む沖縄問題 どう解決するか (中)
著者: 宮里政玄安全保障環境が変化-アメリカのパワーの低下と日米関係 現在、国際的なパワーが大きく変動している。それは中国が急速に台頭し、単独覇権を誇っていたアメリカのパワーとそれを使用する意思が相対的に弱まっていることに示されている
本文を読む沖縄問題 どう解決するか (上)
著者: 宮里政玄ここに紹介する『「沖縄問題 どう解決するか』は1月29日から31日まで、琉球新報に連載されたものです。ここには、沖縄の人たちの本土へのメッセージが込められていると思われますので、筆者と琉球新報社の了解を得て転載させてい
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