「世界のリーダーたちは、トランプ米新大統領誕生にガタついている」と、オバマ米大統領はG7サミットの記者会見で国際政治に疎いトランプを非難しました。 そういうオバマだって、7年前、新米大統領になった時には、外交政治ド素人
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
食い足りぬオバマ広島スピーチ - プラハ演説から7年後「核なき世界」は進んでいない -
著者: 伊藤力司伊勢志摩サミットに出席したオバマ米大統領が5月27日夕、短時間広島を訪問し原爆死没者慰霊碑に献花し「私たちは恐怖の論理から逃れ、核兵器のない世界を追求する勇気をもたなければならない」と演説した。大統領はこの後高齢の被爆者
本文を読む「CIAの秘密戦争」マーク・マゼッティー著
著者: 伊藤力司小谷賢監訳・池田美紀訳 早川書房 2200円+税 CIA(アメリカ中央情報局)と言えば、世界で最も予算の多い諜報機関であることは誰でも知っている。そのCIAが1991年のソ連邦解体で冷戦が終結した結果、予算はぶった切られ
本文を読む河野多麻―わたしの気になる人⑫
著者: 阿部浪子クチナシの花の香りがただよう季節になると、河野多麻のすがたが胸に浮かんでくる。背がすらりと高かった。ほの白い顔にうっすらピンク色がさしていた。〈勉強しても、しすぎることはありませんねぇ〉このことばも忘れがたい。学問の研
本文を読む私もひとこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(183)―― このたび米オバマ大統領がサミットに参加するついでに広島を訪問するという。日本政府は日米関係強化の機会として大歓迎である。私はオバマが広島を訪問するなら、原爆投下について直接言及し謝罪する
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】162 あなた好みのサミットは?
著者: 平田伊都子2016年5月23日、24日と、トルコのイスタンブールで「世界人権サミット」が開催されます。 5月26日、27日と、日本の伊勢志摩で「G7サミット首脳会議」があります。 9月4日、5日には中国の杭州で「G20サミット首
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(122)
著者: 本間宗究(本間裕)政策リスクの非対称性 先日の「クルーグマン教授のオフレコ発言」では、「政策リスクの非対称性」がコメントされていたが、このことは、「景気の好転と悪化の時に、リスクが違う」という考え方のことである。具体的には、「景気が好転し
本文を読むこの人を見よ 『行雲流水(こううんりゅうすい)』
著者: 小原 紘韓国通信NO488号 石山照明が父親喜八郎の生涯をまとめた評伝である。 明治44年(1911)生まれ、大本教信者だった喜八郎は本書では「奇人」と紹介されているが、私はそれに「怪人」ということばをつけたしたい。大本(教
本文を読む青山森人の東チモールだより 第325号(2016年5月22日)
著者: 青山森人祝! 東チモール民主共和国、独立14周年 軍司令官の任命問題、現状維持でとりあえず沈静化 5月17日、防衛と治安にかんして国家が話し合いをする最高機関である「防衛治安最高評議会」が開かれ、大統領と政府のあいだで論争を生ん
本文を読むバラク・オバマは広島へ何しに来るのか(2) ― 堀田善衛が焦土東京で考えたこと ―
著者: 半澤健市1945年3月18日に作家堀田善衛(ほった・よしえ、1918~1998)は昭和天皇を見た。天皇は10日の東京大空襲の被害状況の視察にきたのである。堀田が天皇を見たのは、深川の富岡八幡宮の焼け跡でだった。天皇の焦土視察は朝
本文を読む安倍政治を演出する日本版戦争広告代理店?!
著者: 加藤哲郎2016.5.15 気象庁HPの記録を見ると、5月になっても熊本では、ほぼ毎日震度3以上の地震が続いているようです。昨14日にも、震度3以上が2回、いまなお避難生活を送る1万人の人々の不安は、いかばかりでしょう。住宅被害
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(下) - 対応を迫られるハンガリー政府 -
著者: 盛田常夫EUの難民対応の変遷 2015年9月、ハンガリーへ大量の難民が流入した時点で、欧州委員会はハンガリーやギリシア、イタリアに滞留している難民のEU加盟国間での引受けクォーターを提案した。9月末に欧州司法・内務理事会では、
本文を読むSJJA&ASJPOの【西サハラ最新情報】No161 モロッコ国王陛下、今度は中国行幸
著者: 平田伊都子モロッコ国王陛下は、このたび、中国に行幸されました。パナマ文書にお名前を連ねられる大金持ちでおわすのだから、どこに<大名旅行>をされようと都知事の政治資金規正法違反事件と違って、日本の庶民に関わり合いのない事かも知れま
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(上) - 難民対応システムの統一を -
著者: 盛田常夫問題の所在 2015年に爆発的に増加した欧州への難民・移民の流入は、EUの自由通行を定めたシェンゲン条約(国境管理)や難民の取り扱いを定めたダブリン協定を骨抜きにしてしまった。大量の難民・移民が流入する当事国はそれぞれ
本文を読む海峡両岸論 第66号 2016.05.12発行 - 南沙紛争と連動させ反論展開へ 沖ノ鳥島、台湾主張の背景 -
著者: 岡田 充「島」をめぐる東アジアの紛争が拡大している。今度は西太平洋の沖ノ鳥島をめぐる争いである。海上保安庁が4月末、沖ノ鳥島南東の日本の排他的経済水域(EEZ)で台湾漁船を拿捕した事件を機に、台湾の馬英九政権が「同島は岩であ
本文を読む白井聡さん講演会 「戦後政治を終わらせることができるのか 参院選前に考えておくべきこと」
著者: リベラル21白井聡さん講演会 「戦後政治を終わらせることができるのか 参院選前に考えておくべきこと」 ■日時:2016年5月27日(金)18時45分~20時45分 ■受付時間:18時15分~ ■会場:明治大学リバティタワー7階10
本文を読む加速する参院選野党統一候補の擁立 - 背景に共闘を求める反安保法の市民運動 -
著者: 岩垂 弘7月に予定されている参院選に向けて、1人区における野党統一候補擁立の動きが加速している。4月24日に行われた北海道5区の衆院補選で自民公認・公明推薦候補が野党統一の無所属候補を破ったことから、参院選1人区での野党統一候
本文を読む「駄文」から見る舞台裏
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(182)―― 中国習近平国家主席は、去年中国共産党県クラスの幹部を集めた中央党学校第1回県委書記研修班受講生座談会で、「共産主義の理想実現は長い道のりである。だが、これを天空に浮かぶ蜃気楼のように考え
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(121)
著者: 本間宗究(本間裕)北朝鮮と国際金融情勢 現在の「北朝鮮」は、まさに、「窮鼠、猫を噛む状態」とも言えるようであり、すでに、海外との対話を諦め、ミサイルの発射などを繰り返すことにより、破滅を待っている状況とも考えられるようである。しかも、この
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】160 パナマ文書にモロッコ国王陛下秘書
著者: 平田伊都子2016年5月10日、パナマ文書に記載されていた法人や個人の名前を、ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)がホームページで公表しました。 タックスヘイブン(租税回避地)と呼ばれる21か国と、税金逃れをした214,00
本文を読む芥川賞作家・目取真俊氏、埼玉で辺野古新基地建設反対を訴える
著者: 宮里政充1997年『水滴』で第117回芥川賞を受賞した目取真俊(めどるましゅん)氏が、米軍キャンプ・シュワブ沿岸海域の制限区域に入ったとして在日アメリカ軍の警備員によって身柄を拘束されたのは、今年4月1日のことである。氏は8時
本文を読む韓国における社会的企業と社会的経済の動向
著者: 堀 利和1 1997年の通貨危機・IMF体制を契機に 1997年に韓国を襲った通貨危機、その後のIMF体制下で大量の失業者が生み出された。いみじくもこの時期、98年にキム・デジュン政権が誕生した。キム・デジュン政権の初期は国の
本文を読む9条改定反対派が多数派に - 新聞・テレビの世論調査で -
著者: 岩垂 弘今や憲法に関する民意の大勢は明白である。一言でいえば、改憲については「反対」「賛成」が拮抗しているものの、日本国憲法の眼目である第9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認)については、改定反対派が多数を占めるということだ
本文を読む憲法集会ハンギョレが伝えたこと
著者: 小原 紘韓国通信NO487号 [ルポ]安倍政権のごり押し改憲に「平和憲法死守」5万人の叫び 5月3日、東京有明で開かれた憲法集会の模様を韓国の『ハンギョレ新聞』が写真入りで大きく伝えた。 見出しの日本語訳を付けたが、大集会は
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】159 他人地は自分地?西サハラ開発を目論むモロッコ
著者: 平田伊都子2016年5月4日と5日に、モロッコのカサブランカで<日本アラブ経済フォーラム>が開かれました。 NHKなどの<ぶら下がり取材>に応じた、ベンキラン・モロッコ首相は、「パリやブリュッセルでのテロでモロッコ系移民のグループ
本文を読む壊れつつあるアメリカを象徴するトランプ候補(共和党) - 正統派のヒラリー候補(民主党)は超大国の屋台を担えるか -
著者: 伊藤力司今年11月8日に行われるアメリカ大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン氏(68)の間で闘われることになった。今年2月から全米各州で行われた両党の予備選挙と党員集会から5月3日のイ
本文を読む文革思い出の断片
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(181)―― いままで何回か文化大革命について書いてきたが、なお言い残したことをいくらか語りたい。 私は1981年初めて中国へ行った。文革中も行きたかったが、日中友好協会だかに「文革支持」を誓わないと
本文を読む青山森人の東チモールだより 第324号(2016年5月5日)
著者: 青山森人ますます騒がしくなってきた政治情勢 不可思議なレレ少将の抗議行動 4月14日にタウル=マタン=ルアク大統領とルイ=マリア=デ=アラウジョ首相は会談し、国防軍司令官の任命にかんして首相は二つの提案を大統領に提出、大統領はそ
本文を読む王毅外相の「四点の希望と要求」は中国外交の苦衷の表れ
著者: 田畑光永新・管見中国12 先月30日、北京での日中外相会談の際、中国の王毅外相は岸田外相に「中日関係改善についての四点の希望と要求」なるものをぶつけてきた。これには正直びっくりした。別に何か難しいことを決めようという会談でもな
本文を読む戦争につながる改憲を絶対許さない ー 東京で安倍政権糾弾の憲法集会 -
著者: 岩垂 弘「平和といのちと人権を! 明日を決めるのは私たち 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、東京・江東区の有明防災公園で開かれた。参加者は、昨年横浜市で開かれた「5・3憲法集会」の参加者3万人を上回る、こ
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