inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

IS支配下モスルの住民たち(2) ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑲

著者: 坂井定雄

BBC中東版2015.06.09 モスルの実状:「イスラム国(IS)」の下で、どんな生活が(1)の続き (2)少数派への迫害 これらの映像は、モスルの民族的少数派、宗教的少数派の家々がどのように「イスラム国」に接収された

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(90)

著者: 本間宗究(本間裕)

現代人の価値観 歴史を研究すると、時代によって、人々の「価値観」が、大きく変化していることが理解できる。そして、この変化にも、一定の法則が存在しているものと考えているが、基本的には、「心の座標軸」と「文明法則史学」を合わ

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IS支配下モスルの住民たち(1) ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑱

著者: 坂井定雄

イスラム過激派「イスラム国(IS)」が、イラク第2の都市モスルを急襲、支配下に置いて世界に衝撃を与えてから1年。150万人の市民たちのほぼ半分がその直後に脱出したが、残った人々はどのような生活を強いられているのだろうか。

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世界記憶遺産登録で広島市が共同申請へ -峠三吉ら3人の原爆文学資料-

著者: 岩垂 弘

 今年は「被爆70年」。それを機に、広島市の市民団体「広島文学資料保全の会」(代表、土屋時子さん)は広島で被爆した作家の文学資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」 に登録するための活動をしているが、同会

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■短信■ 声なき声の会 6・15集会

著者: リベラル21・声なき声の会

 「声なき声の会」は1960年の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ。運動が終息した後も「日米安保条約反対」と、60年安保闘争の中で死亡した東大生・樺美智子さんへの追悼を掲げて毎年6月

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ナショナルトレセン(トレーニングセンター)での喫煙に見るスポーツ界の意識の低さ

著者: 盛田常夫

 ハンドボール日本男子代表選手が宿泊室で喫煙し、トレセン使用禁止処分が下された。トレセンには喫煙所が設置されており、指定場所ではなく、部屋で喫煙したことが問題視されたようだ。ハンドボールのように激しいスポーツの代表選手が

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青山森人の東チモールだより 第303号(2015年6月5日)

著者: 青山森人

「さらば、ラサマ」、あまりにも早すぎる死 突然の訃報  早いもので今年も6月になりました。1日は雨でしたので2日はカラリといきたいところですが、明け方の室温は28℃と低いのですがさほど冷えはなく、期待に反してジメジメとい

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巨きな足跡を遺した「生涯平和運動家」 -吉川勇一さんを悼む-

著者: 岩垂 弘

吉川勇一さんが慢性心不全で5月28日に亡くなった。84歳だった。戦後平和運動における傑出したリーダーの1人で、まさに「巨星墜つ」の感を禁じ得ない。  根っからの大衆運動家だった。  満州事変が勃発した1931年に東京で生

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(89)

著者: 本間宗究(本間裕)

史上最大の金融バブル 「バブル発生」の歴史は、「マネー大膨張」と、ほぼ同じ軌跡をたどっていたようだ。つまり、西暦1600年頃に、「時は金なり」という思想が誕生し、その後、さまざまなバブルが発生したが、この原因としては、過

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青山森人の東チモールだより 第302号(2015年5月31日)

著者: 青山森人

変化を求めない保守的な現政権 珍しくなくなった曇りときどき雨  5月26日、朝は快晴でしたが、気がつくといつの間にか空は雲におおわれていました。山岳部ではさぞかし雨が降っていることだろう、こちらもすぐに雨だなと思わせる首

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かんたんには折れない気概 ―片桐幸雄『左遷を楽しむ』(社会評論社刊)を読んで

著者: 塩沢由典

『スラッファの謎を楽しむ』の片桐幸雄がもう一冊の「楽しむ」本を出した。『左遷を楽しむ』というのだから、多くの人にとって穏やかならざる主題であるが、著者は、1年と半月におよぶ高松での「左遷」生活と、左遷前と左遷後(の形式的

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安倍首相のエ・イ両国訪問そのものが要因 ―目をつぶったIS人質事件検証委報告

著者: 坂井定雄

 「イスラム国(IS)」が日本人二人を人質にし、虐殺した事件への政府の対応を検証した委員会が21日に公表した報告書。「政府の判断や措置に人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と結論した。初めから、政府支

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天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(4) ―明仁天皇が国防軍を観兵する日―

著者: 半澤健市

 天皇のペリリュー訪問に関して私はこれまで3本書いた。回り道ではあったが、私としては「最終回(4)」を含めてどうしても全部を書きたかったのである。是非、全4編をまとめて読んで頂きたい。 《天皇夫妻のペリリュー島慰霊訪問》

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青山森人の東チモールだより 第301号(2015年5月24日)

著者: 青山森人

大統領の演説におもう 素手とビーチサンダルでは良い工事は望めない  5月18日から立ち込めてきた雲が19日にはベコラ地区に蒸し暑さを呼び込み、山岳地方で雨が降ったとききます。「独立回復」記念日の5月20日、首都は日中は晴

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天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(3) ―中野重治・安藤鶴夫・臼井吉見―

著者: 半澤健市

《おい皆んなパラオ島帰りの兵隊をよく見ろ》 作家中野重治(なかの・しげはる,1902~79)のエッセイ「冬に入る」にパラオの帰還兵が出てくる(月刊誌『展望』、1946年1月号)。正確にいうとパラオ帰還兵は、中野が引用した

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