inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

テクリート奪還は突破口に、大きな危険もはらむ(下) ―「イスラム国(IS)」との戦いは国連中心で⑭

著者: 坂井定雄

(3)強力なシーア派民兵軍団への不安  テクリート奪回作戦で、出動した大規模なシーア派民兵の「人民動員軍団」(PMU)に強い期待と不安が高まっている。PMUは昨年6月、「イスラム国(IS)」が中、北部で大攻勢を開始、各地

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テクリート奪還は突破口に、大きな危険もはらむ(上) ―「イスラム国(IS)」との戦いは国連中心で⑭

著者: 坂井定雄

イラク政府軍とシーア派民兵軍団が3月1日に開始した、「イスラム国(IS)」に占領されていたイラク中部の小都市テクリートの奪還作戦が、ようやく終わろうとしている。政府軍側は作戦開始数日後には、市街地を取り巻く町や村落を支配

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(82)

著者: 本間宗究:本間裕

秒読みを始めた金融時限爆弾 最近、海外では、きわめて衝撃的な言葉が使われ始めたが、具体的には、「2015年が審判の年になる」、あるいは、「西洋諸国の壮大な茶番劇が終焉の時を迎えている」というものである。つまり、異常なまで

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君は「八紘隊」を知っているか ―三原じゅん子議員の「八紘一宇」発言に―

著者: 半澤健市

 2015年3月16日の参議院予算委員会で、三原じゅん子議員(自民党)が、多国籍企業への課税に関する質問中、「八紘一宇」(はっこういちう)を、世界に通ずる助け合いの理念だと述べ、弱肉強食のグローバル経済への対抗理念として

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日本は有志連合に組さず武力対決を断ち切る外交を -平和アピール七人委がイスラム国問題で訴え-

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は3月21日、「『イスラム国』と有志連合の武力対決の中で日本が目指すべき道」と題するアピールを発表した。  アピールによると、世界平和アピール七人委は、「イスラム国」が国際的に問題になり始めた

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デジタル社会の魔術 ―「情報主権」への尽きぬ野望 第三の道で世界制覇目指す(下)

著者: 中田 協

シュピーゲル誌(2014年11月14日号)は、その巻頭論文で、インターネットと人間の関係についてユニークな論旨を展開している。 人はインターネットの出現で大きく変わった。人はインターネットの最も好ましい顧客となったが,そ

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デジタル社会の“申し子” 諜報国家アメリカの出現  ―「情報主権」への尽きぬ野望 第三の道で世界制覇目指す(上)

著者: 中田 協

 米国の諜報機関、全米安全保障局(NSA)の元職員エドガー・スノーデンによる極秘情報の暴露、そして同機関による同盟国ドイツ首相の携帯電話盗聴という衝撃的事件から1年余り、このちょっとの時間の中でアメリカが金城鉄壁の諜報国

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4・25 『4.28』シンポジウム―敗戦70年の日本と沖縄/アジア

著者: 深沢一夫

 敗戦70年。安倍政権は、憲法9条の制約を踏み越えて、日米ガイドラインの見直し―― 集団的自衛権の法制化から「戦争する国家」への道を突き進んでいます。そしてそ の戦争国家化の最前線に立たされているのが、沖縄です。その沖縄

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ネイキッド・タンゴ -アルゼンチン現職女大統領はテロリスト?-

著者: 平田伊都子

 アルゼンチン・タンゴを踊るのは、そんなに難しくありません。 が、あの隠微な艶めかしい踊りはできません。 ところが、「男同士が酒場で荒々しく踊ったのが、タンゴの始まり」と、アルゼンチンタンゴ・ダンス協会のタンゴ史がタンゴ

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目立った「安倍政権は退陣せよ  -原発事故4周年で脱原発団体が統一行動-

著者: 岩垂 弘

「日比谷野外音楽堂を埋めた集会参加者」 「脱原発」を目指す3団体が3月8日、東京都心で、原発の再稼働に反対する統一行動を繰り広げた。東京電力福島第1原子力発電所の事故から3月11日で4年という時期をとらえて、改めて安倍政

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清沢洌の「わが児に与う」  ― 1933年の一文章を読む―

著者: 半澤健市

次に掲げるのは、1933(昭和8)年に一人の言論人が書いた「わが児に与う」という文章の抜粋である。 《お前はお父さんが理想主義だと笑うかも知れない》 ◆お前はまだ何もわからない。が、お前の今朝の質問がお父さんを驚かした。

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米国との交渉は順調だが、関係正常化には時間がかかる -来日のキューバ副首相が語る-

著者: 岩垂 弘

日本政府の招きで来日中のリカルド・カブリサス・ルイス・キューバ閣僚評議会副議長(副首相)は3月10日夜、駐日キューバ大使館が東京のホテル・ニューオータニで開いた来日記念レセプションに出席し、日本の政治、経済、文化、友好団

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ユネスコさん、メソポタミヤ世界遺産を守って -ニネベ、ニムルド、ハトラ、コルサバ―ドの次はどこ?-

著者: 平田伊都子

 「おいおい、まだやるのかよ!!」 まさかと思っていたのに、過激派組織ISはニネベ遺跡破壊に続いて3月5日はニムルド遺跡を、3月7日にはハトラ遺跡を、3月9日にはコルサバ―ド遺跡を破壊しました。 この解体屋たちは何を壊し

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(81)

著者: 本間宗究:本間裕

歴史的な大天井 1月20日の「日本10年国債の0.195%」という金利は、人類史上における「最も低い記録」だった可能性が高まっている。そして、このことは、「国債バブルの大天井」を意味しており、現在では、すでに、バブルの崩

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マンション生活で知り得た社会問題を考える (9) ―[終章] 社会問題のまとめと将来への対策

著者: 羽田真一

 我が人生70年は第2次世界大戦の日本の敗戦から始まり、高度成長経済の中で技術屋として一生懸命働き、終わりごろにバブル崩壊で経済低迷の余波を受けながら余生を過ごしていると位置づけできそうだ。働いた割に生活の豊かさ、特に基

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青山森人の東チモールだより 第295号(2015年3月5日)

著者: 青山森人

新政府は汚職問題とどう向き合うかに注目 新首相、前首相の影響力を否定  シャナナ=グズマン前首相がお盆に盛って差しだした権力をルイ=マリア=デ=アラウジョ新首相はうけとり、2月16日、第六次立憲政府が誕生しました。したが

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原発再稼働推進派は福島に足を運び惨状を見よ -事故から4年の被災地を見る-

著者: 岩垂 弘

 「原発再稼働を唱える人は一度、ここを訪れてこの惨状を見るべきだ」――東京電力福島第1原子力発電所が東日本大震災で事故を起こしてから、3月11日で4年を迎える。それに先立つ2月9日から10日にかけ、同発電所周辺の被災地を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(80)

著者: 本間宗究:本間裕

21世紀の資本美 最近、「ピケティ氏」による「21世紀の資本」という本が話題になっている。そして、「格差の拡大は、資本主義の宿命である」というような意見が信じられ、「格差の縮小が、現在の課題である」と考える人も増えている

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安倍政権を拒否する沖縄は――時間をかけて独自の道を

著者: 宮里政充

私はふと、こんな情景を想像してみる。ウクライナ危機回避のために集まったあの4首脳会談の席にわが日本国の安倍晋三総理大臣が加わり、日本国憲法第9条を厳かに読みあげたあと、戦争がいかに愚かで悲惨で罪深いものであるかを静かに語

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リベラリズムとエジプト児童文学の世界 -第四回(最終回)『お母さんは…なんでわたしのお母さんなの?』-

著者: 富澤規子

第四回(最終回)『お母さんは…なんでわたしのお母さんなの?』 著者:アブドルラフマン・エルアブヌディ とりまく文化や自然環境がまったく違う言語間での翻訳が難しいケースは多々あります。アラビア語の「サムラァ」もその一つです

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