未完成の美 江戸時代の日本では、「未完成の美学」というものが存在したそうだ。具体的には、「日光東照宮」に「逆柱」が存在するが、このことは、わざと柱の位置を逆にしたものである。そして、この理由としては、「完成と同時に崩壊が
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
3・16公開研究会・シンポジウム 『21世紀の資本』(トマ・ピケティ著)と現代資本主義 ― 格差拡大社会の分析と克服の道をさぐる ―
著者: 伊藤 誠3.11大震災を契機に様々な格差問題がクローズアップされている。世界的ベストセラーとなった『21世紀の資本』は、格差再拡大の現実を長期歴史統計の分析によって克明に描き出した。グローバル経済化が進展するなかで、富の偏在や
本文を読む地下大学番外篇【路地裏夜話】 田原牧×平井玄 「アラブ中東の民を新宿2丁目でしゃべり倒す」
著者: L7.1田原さんの『ジャスミンの残り香』には開高健の名を冠した賞がふさわしい。 サイゴンの裏街を這いずり回った開高の小説のように、中東の人間たちが口ごもるその「苦み」がある。 いま私たちは2011年の「残り香」から何を嗅ぎとるの
本文を読むレバノンから届いた「アラー」と「アベ・マリア」 ― 「イスラム国」との戦いは国連中心で⑬
著者: 坂井定雄レバノンの首都ベイルートで生まれ、住み続けている親しい友人から、Facebookでタニア・カッシスの公開DVD「ISLAMO-CRISTIAN AVE」を送ってきた。感動した。「イスラム国」や「シャルリー・エブド」での陰
本文を読む「TPP交渉止めよう!~TPPの真実と交渉を止めるには~」
著者: ママデモ2015年2月28日 13:30 – 17:00 (16:30終了) 連雀コミュニティセンター大会議室(JR三鷹駅南口徒歩12分) 参加費・予約500円 当日800円 講師 山田正彦氏 元農林水産大臣・
本文を読む安倍政府は日本を反イスラムに仕立てた
著者: 大野 和美ISによって、日本人二人が無惨に殺されてから3週間以上が経った。その間、阿部首相とその内閣はなんらなすすべもなく漫然と過ごし、ゴルフで遊んだり、会食を楽しんだりした。批判に対しては健康の維持が首相には不可欠といった意味
本文を読む東京ステーションホテル
著者: 鎌倉矩子―平成おうなつれづれ草(8)― 昨年の12月20日。その日は東京駅開業100周年に当たるのだそうで、記念に売り出されたSUICAを求めて人々が殺到し、さばき切れなくなったJR当局が発売を中止するという騒動があった。なるほ
本文を読む外国人記者の見た日本メディアの現実
著者: 半澤健市本稿は在日外国人記者による「朝日誤報報道」に関する一見解の紹介である。 記者はDavid McNeillとJustin McCurryl。McNeill氏は『インディペンデント』、『アイリッシュタイムズ』、『エコノミス
本文を読む書名『死に支度』
著者: 雨宮由希夫著者 瀬戸内寂聴 発売 講談社 発行年月日 2014年10月30日 定価 ¥1400 この私小説的長編小説の主人公は91歳の誕生日を目前にして、夜も眠らず年がら年中仕事に追いまくられている女性
本文を読むあんまりじゃありませんか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(136)―― 2月5日衆議院は本会議で、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、「非道、卑劣極まりないテロ行為を強く非難する」などとした決議を全会一致で採択した。 決議は、「非道
本文を読むいま、沖縄では、川内では?
著者: 加藤哲郎◆2015.2.15 フランスで、デンマークで、風刺画がテロのきっかけになり、憎悪と対立を増幅しています。米国のNEW YORK TIMES 2月8日 に、一つの風刺画が掲載されました。イスラム教徒が敬愛するムハンマド
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (8) -理事会(後ろに管理会社)の情報操作の卑劣さ
著者: 羽田真一1. 異常が正常を名乗って異常に戻った? エセ自主管理体制を使って管理人王国を築き、抗う素人理事長を封じ込め「決別宣言」させたが、管理不正・会計不正疑惑を追及され、口封じに「辞任」を強要し活動停止させた。その後の理事会
本文を読む2/28~3/15 江古田映画祭 ─3.11 福島を忘れない─
著者: 江古田映画祭実行委員会「第4回江古田映画祭─3.11 福島を忘れない─」のご案内です。 詳細は下記をご覧ください。 ◎江古田映画祭facebookホームページ : https://ja-jp.facebook.com/ekodaeigasai
本文を読む2・26学術シンポジウム「マルクス研究の最前線」 -ミヒャエル・ハインリッヒとケヴィン・アンダーソンを迎えて-
著者: 松田健二ケヴィン・アンダーソンの著書Marx at the Margins On Nationalism,Ethnicity,and Non-Western Societiesの邦訳『周縁のマルクス――ナショナリズム、エスニシテ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(78)
著者: 本間宗究:本間裕スイスの金融混乱 1月15日に、スイス中央銀行が「為替のペグ外し」を実施した。具体的には、今まで、「1ユーロ=1.2スイスフラン」という上限を設定していたものの、上昇圧力に耐え切れず、突如として、その上限を撤廃したのであ
本文を読む「世界記憶遺産」申請は峠三吉ら3人に -広島の市民団体が17年登録を目指す-
著者: 岩垂 弘今年は「被爆70年」。それを機に広島で被爆した作家の文学資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」 に登録するための活動をしている広島市の市民団体は、このほど、遺産への登録を申請するのは峠三吉ら3人の作品
本文を読む青山森人の東チモールだより 第293号(2015年2月11日)
著者: 青山森人第六次立憲政府は新首相のもとで シャナナ首相の辞表をタウル大統領が受理 前号の「東チモールだより」でお伝えしたとおり、2月に入ってから内閣改造と首相の辞任にかんして、政府・大統領府・政党各党のあいだで慌ただしい動きがあ
本文を読む過去に目を閉ざす者は現在にも目を閉ざすことになる
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第32号 ヴァイツゼッカー元ドイツ大統領は、戦後四十年の節目に当たる一九八五年五月八日、当時の西ドイツ連邦議会で演説しました。その時、ぼくは大変感銘を受けて読んだ思い出があるのですが、「東京
本文を読む米・キューバ国交正常化交渉開始の背景 -後藤政子・教授の講演から-
著者: 岩垂 弘米国とキューバによる初の国交正常化交渉が1月21、22の両日、キューバの首都ハバナで行われた。報道によれば、双方が関係改善の障害となっている問題を指摘し合う論点整理のみで閉幕し、次回協議は2、3週間以内に米国の首都ワシ
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (7) ―公的機関は誰のためにあるか
著者: 羽田真一当方が現在当面している在住マンションの管理組合理事会との対立長期化の背景に公的機関の不作為の存在がある。当方はその一組合員であるとともに、基本は一市民でもある。個人として自由人であると同時に、組合員としてそこに決められ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第292号(2015年2月6日)
著者: 青山森人シャナナ首相、辞表を提出か 予定通りか足踏み状態か 2月2日午前中、シャナナ=グズマン首相は与党三党(CNRT=東チモール再建国民会議、民主党、改革戦線)と会談したあと、午後3時ごろから約1時間、タウル=マタン=ルアク
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 9
著者: 大野 和美では、最近までのIT技術の発展はどう評価すべきか。正直に言えば私にそれを明言しうる資格はない。しかし、あえて公言すれば既存産業・企業の顕著な生産性の向上に貢献したのではないか…。生産・販売・流通・情報処理での合理化が進
本文を読む中国は日本人人質虐殺事件をどう見るか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(135)―― 中国のメディアは、日本人人質虐殺事件に強い関心を持って連日報道した。 2月1日、後藤健二氏のネット上の映像が「イスラム国」のAl Furqanによるものであること、「ジハード・ジョン(聖
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 8
著者: 大野 和美先進工業諸国の経済成長の著しい鈍化とそれら諸国の自動車産業の顕著な停滞とは軌を一にしている。アメリカの自動車産業は日本の自動車産業のアメリカ国内での生産とその漸増傾向の中でまたヨーロッパからの自動車輸入増もあって緩慢な
本文を読む2・11第49回「建国記念日」のつどい
著者: 川田正美2月11日は単なる“祝日”ではありません。制定の経過を学びこの日の意味を糾しましょう。 第49回「建国記念の日」を考えるつどい 安倍第3次政権のねらう改憲企図 ―その戦略とわれわれの課題― 丸山 重威 氏(ジャーナリス
本文を読む日本を「イスラム国」に敵として差し出した安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第31号 湯川遥菜さんと後藤健二さんが「イスラム国」によって殺害されました。 ぼくはこの「昔あったづもな通信」の第30号でも、小澤昔ばなし研究所発行の季刊誌「子どもと昔話」62号でも、集団
本文を読む道徳的指導国家の没落 拷問の返り血浴びる米国 2.
著者: 中田 協恐るべき状況の連続性 挫折した世界制覇の野望 昨年末、米上院委員会の拷問報告書が勇気ある女性議員の決断で公表されて以来、米国はあの同時多発テロ(2001年9月11日)以後、維持してきた「道徳的指導国家」としての地位を失っ
本文を読む奥平康弘さん(憲法研究者)を追悼します
著者: 大橋圭一郎「10・8山﨑博昭プロジェクト」の賛同人になっていただいた憲法研究者の奥平康弘さん(東大名誉教授)が2015年1月26日に急性心筋梗塞のため85歳で逝去されました。とても残念です。心からお悔やみ申し上げます。 「10
本文を読む私たちはいま、戦前なのか、戦中なのか?
著者: 加藤哲郎2015.2.1 数日前に、ドイツ人の友人から、メールでアメリカの新聞記事が送られてきました。ニューヨーク・タイムズ1月29日の記事で、「U.S. Textbook Skews History, Prime Min
本文を読む青山森人の東チモールだより 第291号(2015年2月1日)
著者: 青山森人内閣改造の宴 投降はしない 1月15日、警官2名を一時拘束し、警察車両を燃やしたとして指名手配されているマウク=モルク氏の騒動に続き、1月18日、アメリカ大使館職員宅への手投げ弾事件が発生し、さまざまな噂が流布するなか
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